★ BIO-GARDEN ★

山の中に移り住んだbioが 
大好きな植物や手仕事のこと 思いつくまま綴ります。

染め2回目。。。インド茜で染める。

2011-08-27 06:16:38 | 手仕事、布、糸
前回インド藍で染めたのと同じ布(綿麻のダブルガーゼ)を
今日は茜で染めてみました。

といっても日本茜を探して根を掘って染液を作るなんて
とうてい無理なので(日本茜ってどんな植物
あちらさんのインド茜の粉末があるので~す。

まずは精錬といって布の汚れやのりを完全に落とす作業だけど
これはミヨシの粉せっけんで出来るので家でやってきました。

次の作業は濃染。
綿や麻等植物性の材料は色素が定着しにくいので、染まりやすくするためにタンパク質を付着させます。
液が入った鍋に布を入れ満遍なくいきわたるようにかき混ぜながら沸騰させます。
沸騰したら火を止めしばらく置いておきます。


隣のコンロでは先生が茜を煮出して染液を作ってくれてます。
私は工程を覚えるためにメモメモメモ
濃染が終わっても染液に入れるのは まだーーーーー

茜の場合は先媒染といって染液に入れる前に媒染液につけます。
(確か染まりにくいから、、、だったような、、、、、)
アルミ液につけること15分。
実際はその間にランチしていたのでもっと長い時間漬けていた。
あまり細かいことは気にしなくていいそうです(きゃっ!ワタシ向き

さてさて、、、、いよいよセンショクーーーー
よくすすいでギュッと絞った布を広げて液の中に入れていきます。



入れた瞬間劇的な変化ーーではないけど、少しづつジワジワと色が入っていきます。
湯気があるので色がわかりにくいですね。
ステンレスの棒でかき混ぜながら、染まれぇ~と念じつつしばらくグツグツ
いい色になってきたので引き上げて(あっちちなので注意)
よくすすぎもう一度アルミ液につけます。



おー!いい色
濡れているから実際よりは濃い色だけど
赤というよりはオレンジがかった柿色に近い(素材のせいだろうな)
この後媒染ソーピングで洗いよくすすいで乾かして完成。



やったーーー
初めてのあかね色。
絹だったらもっときれいな色がでたのでしょうね。
でも麻好きな私はちょっとかすれたようなこんな色、大好きだよ。



仙台四郎くんと集まりの報告

2011-08-25 11:32:03 | 仙台四朗くんプロジェクト
24日の中日新聞「中日春秋」に仙台四郎君のことが書かれていました。
↓ちょっと抜粋

江戸から明治にかけて仙台に「仙台四郎」という名の人物がいた。
いつもにこにこ笑っていて、立ち寄る店は必ず繁盛するといわれていた。
・・・・・・・・・略
商売繁盛の「福の神」として、仙台では今も、四郎さんの写真や人形を神棚やレジの横に置く商店や飲食店が多い。
・・・・・・・・・略
鉄骨だけが残る宮城県南三陸町の防災対策庁舎に近い「千葉のり店」は今月上旬にプレハブ小屋で営業を再開した。ほとんどの家屋が流失した町の中心街で、他に営業しているのはガソリンスタンドしかない。
店も家も工場も流されてしまった。
・・・・・・・・略
机の上に、四郎さんの小さな人形がちょこんと座っている。友人が届けてくれたという。
店の再開は、何もかも失った町に灯った希望だ。試練は続くだろう。でも大丈夫。福の神も見守ってくれる。



↑これは天野さんが描いた四郎くん。

とっても可愛いいイラストで、またその由来を聞いて(実際仙台の商売屋さんにはよく飾ってあるそうです)
ピッタリと思い、この活動を仙台四郎くんプロジェクトと名付けました。

お盆休みを利用して仙台に里帰りした(やっと、という思いだったそうです)天野さんを囲んで、18日に集まりをしました。
彼女が撮ってきた写真を見ながら、
いつも満席だった仙台行きの飛行機がガラガラだったこと。
空港に降り立ったとき、人の少なさと周りのガランとした様子に途方にくれたこと。
ジャスコやドラッグストアなどが立ち並び学生の頃よく歩いた町が何もなくなっていたこと。
かろうじて建っている家は一階が抜けてしまっていること。
福島の町が見渡せる小高い山に登って感じたこと。
ほんとうに人が少なく、このまま忘れ去られてしまうのではないかという不安。
、、、などなど

テレビで商品がいっぱい並び賑わっている仙台の商店街の様子などが映し出されると、
ずいぶん普通の暮らしが戻ってきているんだな。よかったなぁ、、、と
現地を見たことのない私はそんな感想をもってしまうのだけど
戻ってきている部分と全然そうでない部分が隣りあわせで存在していて
その間を行ったり来たりしながら皆生活しているんだなぁ。

4日の「秋の森ま、受付」の集まりでは少し時間をいただいて
そんな天野さんの気持ちを聞いていただけたら、と思っています。

仙台四郎くんプロジェクト2

2011-08-16 17:19:04 | 仙台四朗くんプロジェクト
昨日の続き。。。。。

フライヤーが出来ています。↓クリックしてね



大きなことはできなくても
一人の人が喜んでくれるだけでも
それでも いいから 息長く
私たちは忘れてないから、他人事と思ってないから
そんな想いを伝えていけたら、と思っています。

連絡先⇒天野 mogic@pdx.ne.jp
横井 bio-garden@hotmail.co.jp
村上 f.color-smail.ymy@docomo.ne.jp

※題に「仙台四郎くんプロジェクト」と明記して下さいm(__)m

仙台四郎くんプロジェクト

2011-08-15 17:39:47 | 仙台四朗くんプロジェクト
今朝ツクツクボーシが鳴いていました。
暑くてふぅふぅですが季節は確実に秋に向かっている、、、
自然災害人為災害 いろいろあると
あたりまえに訪れる季節の営みに心から感謝したくなります。

春の森までは「被災地に貴重品袋を送ろう」に
たくさんの方の協力 本当にありがとうございました。
秋の森までも私たちに出来ることはないか、考えてみました。
いろんな支援の方法があるけど
作ること大好き人間の集まりの森まですのでやはり手作りで、、、
「東北へあったかグッズを届けよう!」(まだちょっとピンときませんが

これからも継続していくために宮城出身の天野さんを中心に
「仙台四郎くんプロジェクト」と名付けました。
仙台四郎は明治時代に実在した人物で 仙台では「福の神」と言われ親しまれているそうです。

詳細は近日中にUPします。
また今月18日には我が家で天野さんの話を聞きながら
どんなものを作ったらいいか、集まりを予定してます←集まるの好き
ワイワイ言いながら何ができるか考えようと思います。
こちらも近日中にUPしますが(もうすぐやん!)
一刻も早く知りたーーーーいと思う方は
連絡してくださいbio-garden@hotmail.co.jp

伝えることいっぱいあるけど
お盆やら何やらでバタバタしていました。
気を引き締めなおして いろいろ作らねばーーーーーー

染める。

2011-08-05 17:50:04 | 手仕事、布、糸


晴れた日は 柿渋で染めた布を陽にあてる。
太陽の力で 布はどんどんたくましくなる。
優しい陽射しが過ごしやすい山暮らしだけど
こんなときだけは 街中の強烈な太陽光が欲しくなる。

今日から藍染めの布も仲間入り。
実はとうとう草木染を始めちゃった
以前からやりたいなぁって思ってたけど
年会費さえ払えば(2000円!)
実費だけでいつでも行ける工房を見つけたので通い始めました
年配の方が多くって のんびり、とてもいい雰囲気なんです。

今日は綿麻混紡のダブルガーゼを藍染めで染めてきた。
裂き織りでバッグにって思ってたけど
な~んか切るのが惜しくなってきた。

またまた在庫の布が増えていく、、、

‘2009’森のまーけっとin秋

http://blog.goo.ne.jp/bio-g/e/9f45744b803967de3bf4dea9913b7d64