今日は、大津へ出張でした。
来週開催される大きな会議の主催者側としての打ち合わせです。
立派なホテルであれこれと打ち合わせと現地確認。真剣です。
そんな中、同僚の通称Nちんの話です。
このNちん、実は昨日岩手県の山田町から帰ってきたところです。
そうです、東日本大震災で大きな被害が出た、あの山田町です。
そこへNちんは、災害ボランティアに行っていました。
わたしの勤務する職場では、3月末ころから交替で数名ずつが、東北へボランティアとして派遣されていました。
もちろん希望した者ですが、Nちんもその一人でした。
Nちんの話では、やはり言葉ではうまく表現できないほどの惨状であり、衝撃的であったようです。
現地の人のたくましさ、哀しさ、辛さ、不安など、肌身で感じれば感じるほど、何とかしたいと思ってしまうのですが、
すぐに個人の力の限界を痛感し、もっと長く滞在して力になりたいという心境になってしまうとのこと。
できることを無理せず続けていく、そしてまた再度の機会に訪れようと昨日引き揚げてきたNちん。
出会った数々の人々たちから、Nちんは様々なことを吸収できたようです。
良い体験、良い出会いが、いい加減な面もあったNちんの幅を広げてくれたように感じました。
こんな経験は一生の中で早々できることでも無く、心の成長につながったようです。
実は、私も手を挙げている一人ですが、まだ出動指示は出ていません。
その時が来れば、私は私のキャラクターで励んでこようと思っています。
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