先日、町内のとあるところで、何気なく目に止まった古ぼけた看板。
錆びてきて、年代を感じさせます。
「姫路バンブー植物園」と書かれています。
バンブー ⇒ 竹の植物園?
そこで、ありゃ? と大いに気になったのが、右上の文字。
昭和六十五年四月オープン!!!
ハテ?
確か昭和は64年の一月で終わったのではないか・・・。
幻の年号?
気になったので調べてみました。
以下の文章は、私と同じようにこの看板に魅せられ、気になった方が調べられていたものをお借りしました。
・この植物園は、姫路学院女子短期大学のキャンパス内にあった。
・姫路学院女子短期大学はバブル期に経営者が変わり、大学のレジャーランド化という迷走を始めた。
姫路バンブー植物園はそのレジャー事業の一つで、他には自動車教習所、ゴルフ練習場、会員制スポーツクラブ、温水プール、エアロビクス・スタジオ、一戸建学生寮、80匹の犬を擁した「ワンワンカレッジ」、子馬10頭を擁した「ポニー牧場」、高級イタリアンレストラン、ショッピングセンターなどが学内に創設されていた。総じて「ひめがくキャンパスランド」と言ったらしい。
・姫路学院女子短期大学には竹博士と異名を持つ教授がいたらしい。
・姫路学院女子短期大学ならびにひめがくキャンパスランドは無理な経営拡張のため、1999年に廃校となり、現在は近畿福祉大学となっている。
「今もバンブー植物園はキャンパスに残されている」そうです。
しかし、閉校跡に作られた大学であるからか、大学には多くの怪談などが残されており、バンブー植物園は特に学生に恐れられているスポットであるそうで、かなり廃れている様子。
怪談はともかくとして、普通とは違う竹やぶと、なにやら展示しているらしい建物が一つあるとしか説明できず、形容しにくい場所とのことで、結局謎は謎のまま・・・。
と言うようなところでした。
また、今後もこの看板に気づかれ、気になる方が出現されのであろうか?
数十年経っても、関心の目を向けされる不思議な看板でした。
安曇川大橋近くのこれまた壁が剥がれおちたバス停です。(今は使われていない様子)