オカリナと水泳日記、あ、うつ病と拡張型心筋症なども

病気は「ついで」かい!というようなタイトルですが(苦笑)。
古い記事はうつ病との闘いの記録?や花作りがメインです。

月曜日の考察。

2006年12月20日 | 徒然雑草(うつ病・拡張型心筋症のこと)
今週月曜日の出勤日、憂鬱さを感じつつ結構仕事できました、ということは記事にしました。

それ、もうちょい考察?してみたいと思います。

事実関係だけ言うと(サツの取調べか?)、とにかく寝起きからしてダラダラ。
恥ずかしながら遅刻で出勤でありました。

会社に着いても、例の(ってもわからんな)憂鬱感と疲労感、それに妙に顔がほてっているような感じ。
頭もポーとしている感じです。

でも、やろうと思っていた仕事はキチンとできだんですよね。

で、考察です。
これまでは(特に病気になる前の元気な頃は)、少々憂鬱だったり疲れ気味だったりしても、”気合(まあ精神力ですな)”で乗り越えてきてたんです。
言い方を変えれば、「甘えるな、頑張れ!」というように、疲れたよという心の叫びを押し殺してきたわけですね。

でも病気になって、”気合”などどこかへ消えて行ってしまった状態が長く続いていたわけです。
それが月曜日、(俺にとっては)劇的な”思考の変革”が起こったわけです。

すげ~憂鬱、妙な疲労感。まさしく”うつ”の症状です。
それに対して、これまでは「甘えるな、気合で乗り越えろ」とイケイケドンドンで突っ走って来たんです。

それが月曜日は、「俺は憂鬱なんだね~。」と「自分の気持ちを素直に認める」ことが出来たんです。
いや、意識してそうしたのではなくて、自然にそう思えたんです。

そして、「憂鬱なら、無理せず憂鬱なりに仕事すりゃいいや。」って思えたんです。

おそらく、以前の営業の頃は自分が憂鬱だろうが疲れていようが、得意先の要望応えるることが必要だったし、そのことに充実感を感じていたんだと思う。
で、差し引きゼロ(?)と。

でも今の管理部門での仕事は、喜んでくれるお客さんがいない(まあ厳密に言えば社内の現業部隊がお客さんなわけだけど…)。

そんなわけで、”憂鬱”ならそれなりに仕事すりゃいいんだ、ってことに気づいたんです。もちろん、仕事の納期は守った上でですけどね。

この「自分の気持ちを押し殺さない」「自分の気持ちを認めてあげる」ってことが、本当に大切だと思ったんです。

それだけ言うと何か自己主義的に聞こえるかもしれないけど、そうではなくて、あくまで同僚・上司に迷惑を掛けない・自分に与えられた責任を果たせば、とりあえず、それでいい、と。

自分に無理な負荷を掛けてまで”頑張る”必要は無い、と。

ただ、誤解されては困るのは、「言われたことだけやってればいい。」と思ったわけじゃない、ってこと。

いままで(元気な頃)が、「言われた以上のことをやりすぎていた」ってことに気づいたんです。

だから、O医師に何度も「マイペースで…」って言われていても、意味が分からなかったしね。。。

最近、私の頭を占領?している、中村天風さんの「あるがままに生きる」という言葉。
その言葉の本当の意味はまだ分からないけれど、その言葉の実践の一形態として”マイペースで仕事をする”ということが、あるんだろうな、と思う。

本当に、月曜日は不思議な一日でした。
でも、その”不思議さ”は、俺のこれまでの生き方がちょいと間違っていた(否定はしないけど)から感じた”不思議さ”なんだろうね。

フツーの人には、あたりまえのことなんだろうな。。。
って、自分が”特別”だと言いたいんじゃないよ。ちょっと仕事中毒気味だったってこと。

今度の出勤は金曜日、病院での診察の後だけど、先生やカウンセラーに報告することがたくさんできたように思います。

ホントにようやく”回復の最後の壁”を乗り越えつつある、と感じます。
とにかく、生きていることに感謝して毎日を送ろうと思います。

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