西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

署名とチラシと団扇を配布

2014-09-06 19:51:34 | 石木ダム
昨日、県と佐世保市は長崎県収用委員会に、石木ダム建設用地の一部を強制的に収用出来る「収用裁決申請」を行った。この申請が受理され審理が行われて、半年後には裁決が出される見込みになった。

これまで、県内のダム工事で裁決申請を委員会が却下したした例はないとのことだ。

このままでいくと、土地の所有権は国と佐世保市に移り、明け渡し期限が決まる。明け渡し期限が過ぎると、土地は強制的に取り上げられるのだ。



こんな理不尽なことがあるだろうか?

「石木ダム」は県や市にどれほど好意的に考えても、必要性のない無駄なダムであり無駄な公共事業なのである。

そんな事業のために住んでいる土地や建物を奪うことは許されない。
そこには60人の人たちが住んで生活しているのだ。その人たちの生存権を奪うことになるのだ。生存権を奪うということは、死ねというのと同じである。

長崎県や佐世保市は、どれほどの覚悟を持って「収用採決申請」を行ったのだろうか?

「石木ダム建設促進特別委員会」の議員たちは、60人の住民に死んでくれと言えるのか?



怒りでいっぱいの今日、「石木川まもり隊」と「水問題を考える会」、こうばるの地権者7名の皆さんと一緒に、強制収用反対の署名とチラシ、団扇、配りを行った。



午後1時から3時までの2時間で、400筆近くの署名が集まり、カンパを下さる方もいた。





署名をして下さった方の中には、「水が足りなくて困っていると感じたことはないですよ。いつも気にして、貯水率を見ているけれどほとんど95%を超えていますよ。少なくなっても87%ほど。水が足りないという根拠を市に示してもらいたいですね。」と言われた方もいた。



そうなのだ。もう市民たちがおかしいと感じている。

何としても石木ダム建設を中止に追い込みたい。



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