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西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

歳のせいなのか…、

2014-03-06 21:20:58 | その他
年を取ったからなのか、このところ琴線を掠めただけで涙が出てくる。
テレビを見ていても、本を読んでも、新聞を読んでも…。

3月3日の朝日新聞4面の「報われぬ国」の記事を読んでいたときもそうだった。

そこには、払いたくても収入が少なくて保険料が払えない国民が増えていることが書かれていた。日本は「国民皆保険」を唱えてきた国である。しかし、いまや国民健康保険はおよそ2割が滞納所帯なのだという。



若者たちの低賃金、非正規雇用が増え、保険料の負担が重くなっていることも一因となっている。

国民年金の滞納の方がもっと酷く4割以上の世帯が保険料を納めていない。

貧しさの中、病院にもかかれない人が増えているのだ。

読み進むうちに猛烈に腹が立ち、情けなくなり、涙が出てきたのだ。

戦争をやりたがっているとしか思えないこの国のトップは、今の国の様子をどう思っているのだろう。

戦地に赴くこともなく、放射能に汚染された地に住み続けることもない、年収200万以下で必死に生活する必要もない、そんな人たちに生活の何が分かるのだろうか?

多様な働き方が出来ると言って、非正規雇用を推奨した竹中平蔵特命大臣(経済財政政策担当)を思い出しただけで頭に血が上ってしまう。

若者たちが生き生きと働き、生活できる国にするために、老い先短い私たちがもう一踏ん張りすべき時だ。




「NHK受信料拒否の論理」

2014-02-22 20:15:42 | その他
「NHK受信料拒否の論理」は、1973年に、当時、朝日新聞の記者だった本多勝一さんが書かれた本である。未来社から出版されていて定価は480円。
 
このところNHKが何かと騒がしい。新会長に就任した籾井勝人氏は『(従軍慰安婦問題は)戦争地域にはどこの国にもあった。国際放送で政府が右と言うものを左というわけにはいかない』とのたまい、経営委員に就任した作家の百田尚樹氏は『蒋介石は日本が南京大虐殺をしたと宣伝したが、世界の国は無視した。そんなことはなかったからだ』と発言した。同じく経営委員の長谷川三千子氏は朝日新聞社で自殺した元「風の会」代表の野村秋介を賛美し『神にその死をささげた』とする追悼文を発表している。

さすが安倍ちゃんのお友達というべきだが、これらのことを受けてネット上では「もう受信料をはらいたくない」という声が行き交っている。

これらの声が意外に多く「受信料を払っている人って多いんだな~」と、私としてはちょっとびっくりしているところだ。

我家では、テレビ購入以来、まだ一度も受信料を払ったことはない。





結婚してからしばらくの間テレビは持っていなかったが、子どもたちが大きくなり「見たい」と言い出して幼稚園の頃に購入した。

購入したらすぐさまNHKの契約係(?)の人が来て、受信料を払ってくれと言われる。
考えてみても子どもは民放のマンガしか見ていないし、大人は子育てや仕事に忙しくテレビを見るより寝たほうがいい状況だった。

それで、誰もが言うであろう「NHKは見ていません。」を私も言った。
しかし、見ても見なくても受信料は払わなければならないのだという。???何だか変ではないか?

とにかく納得できないことを話し帰ってもらったが、それから幾度となく集金の方がみえるようになった。

それで、私はNHKを見たいとはおもっていないこと、NHKは勝手に電波を送らないで欲しいこと、受信契約はしないこと、などをそのつど話して帰ってもらっていたが、「こんなにいろいろ言う家はめずらしい。ご主人はどこにお勤めですか?このあたりで払っていないのはお宅だけですよ!」と捨て台詞を吐かれたこともあった。

そうしているうちに、当時、東京・小金井市の市議会議員でNHK視聴者会議代表の佐野浩さんが書かれた「NHK・受信料を払えぬ理由」(晩聲社・1988年刊)が出た。
こちらは、集金員への対応のノウハウも書かれてあって、それ以来、私は佐野さんの指南に従って対応するようにしている。

曰く「NHKを視聴した分だけを払うので、メーター制にして欲しい」

これは理にかなっている。

水道・ガス・電気だって、使用した分だけを払うのだ。

見ても見なくても同じ金額を払うのではなく、見た分だけを払う。
そうすれば払う人も増えるのではないだろうか、、、、ひょっとして、払う人は増えても金額は減る?

渡辺美樹・ワタミ前会長の公選法違反証拠ビデオ公開 【週刊文春】

2013-07-04 21:42:31 | その他
週刊文春のWEBに、『渡辺美樹・ワタミ前会長「公選法違反」証拠ビデオ公開』との記事が載っている。

この動画は、6月10日前後にワタミの各事務所に届けられたものだとのこと。

参院選公示前に「ぜひ応援して欲しい」と訴えているが、これって選挙違反だ!

しかし、このワタミ前会長、当選するに違いない。

当選しても「公職選挙法違反」で、事務所関係者の誰かが逮捕されるだろう。(本人はあり?)


渡辺美樹・ワタミ前会長の公選法違反証拠ビデオ公開 【週刊文春】


事務所関係者の有罪が確定すれば、連座制で渡辺美樹氏は失職となる。


従業員を過労死させるような会社の前会長に、政府機関の審議委員などして欲しくないし、国会議員には、まかり間違っても成って欲しくない。

そう思う。

増税内閣…

2012-01-14 19:44:30 | その他
昨日、内閣が改造された。
…と言っても、5人が入れ替わっただけで12人は留任である。

この内閣は、消費税増税のための布陣なのだと新聞が書き立てている。
3%だった消費税は5%になり、これからさらに10%まで上がるのだという。

しかし、この国の財政赤字を解消していくためには、ゆくゆく30%まで上げなければならないのだとか、、、。そうしなければ、この国は破綻するのだと書かれてもいる。

私は失業中の息子のことを思う。
契約社員として契約の更新をしながら働いて、なかなか正規雇用にはならなかった。

「最初は契約でも正社員への道がある」と言うことらしかったが、何年たっても契約のままだった。

仕事が見つからず、たとえ見つかったとしても、また契約や派遣社員ということになれば雇用主の都合でいつでも首にされる。

どうやって生活していくのだろうか?

年金で生活している私たちには、とても援助してやる余裕はない。
私たちにできることは、せいぜい子供に迷惑を掛けないように生活し人生を終えるということだけだ。

いったい日本はどうしてこうなってしまったのだろう?

グローバル化だの多様な働き方が出来るだの、いいこと尽くめのように言っていた“竹中平蔵”を張り倒してやりたくなる。


私の友人に、「厚労省」の外郭団体に天下りして働いている友人がいる。
60も半ばを過ぎたけれど「定年ってないのよ。」ということでずっと働くのだとか…。

年に数回、海外旅行に出掛けている。

子供たちは大学院まで出たけれど、就職せずに趣味三昧。これって何かおかしくないか?


元外務官僚の天木直人さんが次のように書いていた。
 
一般会計予算ではどの財源が何に使われるかはわからない。
重要なものから予算を使って行って、それがなくなれば国債(借金)に頼ることになる。これが子どもでもわかる順序だ。

欠陥戦闘機F35を借金で買う事を正当化できるか。
借金をしてまで海外援助をする馬鹿がいるか。
まともな仕事をしていない政治家や官僚の給与を、借金してまで払い続ける必要性があるのか。
国民生活の命である年金や社会保障よりもそれらの支出が優先されるとでも言うのか。


税金で集めた予算をまず防衛費や海外援助や政治家・官僚の給与支払い、足らなくなったから国債(借金)で社会保障費をまかなうそれはおかしいだろう。消費税増税の前にやることがあるだろう。

防衛予算やODAや政治家、公務員給与などを全面的凍結してみて、それでも足りなくて年金や、社会保障が払えなければ増税を誰も反対しない。
国民生活から見れば二の次の予算を優先して、足りないから借金か増税かの選択を国民に迫るからおかしいというのだ。

議論をすりかえてはいけない。


まったくその通りだと思う。






クラス会

2011-07-24 23:26:59 | その他
高校3年生のときのクラスメートは、とても仲がいい。

大学進学や就職で一旦は都会に出たものの、また佐世保に戻って生活している者が多いせいかもしれないが、クラスの仲間が帰郷するとなるとすぐに集まって歓迎会が行われる。

今月の5日には、東京でルポライターをやっているA君が取材をかねて佐世保にやってきたのですぐに歓迎会があった。

そして今日は、東京で建築デザイナーとして成功しているY君の歓迎会。

夫は「またか!」という顔をするけれど、ここ数年なんだかんだと忙しく、日程が合わずに参加してこなかったのだから、行ける時はとにかく参加すると決めた。

集まるのは、「料亭N」とみんなが呼んでいる、一人暮らしの同級生の家だ。



気兼ねすることもなく、時間を気にすることもなく、身分や肩書きなどにとらわれない高校時代の友人関係の復活は、楽しいひと時だ。

「ああ~この人とは反目しあっていたな~。」ということすら懐かしさに変わると言う何とも不思議な時間。

大いに飲み、食べ、しゃべったクラス会だった。




ほろ酔いかげんで帰宅したら、新座市の井上澄夫さんからメールが届いていた。

「広めてください。」との添え書きが。
みなさん、よろしくお願いします。


【全国のみなさんへの緊急アピール・第2次】

転載・転送大歓迎 2011・7・23

防衛省・自衛隊は鹿児島県の馬毛島(まげしま)に自衛隊の施設を建設して滑
走路を整備し、それを米海軍空母艦載機のFCLP(離発着訓練)のために提供
しようとしています。
 馬毛島に近い周辺1市3町(西之表市、中種子町、南種子町、屋久町)と同地
域の住民の大多数が強く反対し、また鹿児島県内の他の地域でも反対運動がどん
どん広がっているにもかかわらず、北沢防衛相はこの計画をしゃにむに強行しよ
うとしています。 
 そこで「馬毛島の自然を守る会・屋久島」が馬毛島の自然破壊と軍事基地化を
阻止するため、「馬毛島の違法工事差止め訴訟」を起こすことになりました。
同会の原告募集要項を全国に発信します。要綱にあるように、同会は賛助会員
やカンパも募集しています。同訴訟への支援を心から訴えます。
  南西諸島派兵阻止ニュース編集部(井上澄夫)

●馬毛島の違法工事差止め訴訟原告緊急募集
 http://yakushima.org/magekai/m-suit11.htm

自衛隊は現在、種子島〔たねがしま〕の西之表市〔にしのおもてし〕で少人数
の住民説明会をひそかに開くなど、馬毛島の軍事基地化・米軍訓練移転に反対す
る世論を切り崩し、基地受け入れに住民を誘導する工作を進めています。事態は
非常に切迫しているので、提訴を急がねばなりません。緊急募集要項にあるよう
に、原告への参加申し込み期限は【本年8月5日午後5時】です。全国からの至
急のご協力・ご支援を切に訴えます。

 ◆連絡先 
 〒891-4311 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2627-133
 馬毛島の自然を守る会・屋久島
 TEL0997-46-3714/FAX0997-46-3738
 E-mail = waken@bronze.ocn.ne.jp