西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

付替え道路工事再開278日目

2017-10-13 21:29:04 | 石木ダム
体がとろけるかと思うほど暑かった夏も終わり、付替え道路工事の現場にも秋風が吹き抜ける季節になった。



工事が再開して今日で実数278日目。1年4か月が経過しようとしている。

この間、県は今年1月29日早朝に付替え道路工事の現場にプレハブの詰所を建てユンボやクレーン車トラックなどを入れ込んだ。
また、6月20日早朝4時には拡幅された県道横の空き地に新たなプレハブの詰所を建て、周りには銀色のフェンスを張り巡らせた。
さらに、7月28日深夜0時20分、河川敷から大型ユンボ2台と小型ユンボ1台を入れ込んだ。

大型重機が動きだし、現場では徐々にではあるが目に見える形で変化が現れている。






今朝は9時4分にダム事務所職員と応援の県職員21人、業者10人が現場にやって来た。



そして、4か所に分かれて重機のそばに座り込む私たちを重機の傍から引き離すことを始めた。



多勢に無勢、小さなユンボのそばに座り込んでいたS子さんとK子さんは抱えられて移動させられた。



急いで応援に駆け付けた私たちは職員に阻まれ、ユンボのそばに近づけもしない。

その後、小さなユンボの上段にある大型ユンボに向かったが、応援の県職員がいつも私たちが座り込むようにユンボの中に入り込んで私たちの行く手を阻んでいる。

重機が動かないように近づいて止めたい私たちと県職員の攻防は1時間ほど続いたが、結局、私たちは現場から追い出され重機は動いてしまった。




正面ゲートから向かって左手にある大型重機2台は、地権者のみなさんと支援者とで止めていたが午後になって燃料を補給した。

1.8リットル入りのポリ容器で15缶を県職員が重機の傍まで運び入れたのだ。



15缶もとびっくりしたが、前は20缶入れたのだそうだ。

この大型重機を動かせば、燃料代だけでも大変な額だろう。


午後からは左側の重機も動いてしまい、少しづつ地形が変わりつつある。





しかし、ダム本体工事までには至っていないのだ。まだまだ私たちの闘いはこれからだ。

気を引き締めて頑張って行かなくては…。


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