西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

付替え道路工事再開281日目

2017-10-18 20:07:08 | 石木ダム
今週に入ってずっと雨の日が続いている。



月曜も火曜もかなり激しい雨が降り、本庁や県北振興局からの職員の応援はなかった。

月曜日は業者も1社のみが収用した土地の草刈り作業を行い、火曜日は測量業者が付替え道路内の測量をしただけだった。


今日はどうなのだろう? 職員の応援はあるのだろうか?

気にかかっていたが、ダム事務所を監視している支援者から「今日は河川課から4人の応援が来ている」との連絡があった。
いつもは10人を越す応援がやって来るのだが、随分少ない人数だ。

午前8時40分、業者がやって来たが人数はいつもより少ない。

9時15分、ダム事務所職員と応援者の14人が現場にやってきた。



正面ゲートから向かって左手に大型重機2台が並んで止めてあり、地権者も支援者も多くがそこに座り込んでいたが、県の職員は反対側の重機に向かって行く。



そこには数人の地権者が座り込んでいるだけで、慌てて応援に駆け付けた。



いつものように建設課長が「危険ですから重機の傍から離れて下さい。」と繰り返している。

「今日は工事はやりません。鉄板を敷くだけです。」とも言っている。

しばらく頑張って座り込んでいたが、県職員に抱えられたり重機の取っ手を握りしめていた手を外されたり、とうとう重機は動いてしまった。



雨脚がひどくなり、重機は止まり職員も業者も現場から引き揚げ詰所に戻って行った。


今日はここまででこれ以上の工事はないようだとの情報が入り、現場を離れゲートの外に出た。


午前11時45分、詰所から県の職員がぞろぞろと出て帰りだした。



「今日はもうお帰りですか? この後の工事はどうなっていると?」と次長に聞くと、「今日は重機のオペレーターも来ていないし、業者も仕事はしないと思いますよ。」と言う。

所長も建設課長もそのあとに続いて帰って行った。



どうやら本当に今日の工事はこれで終了らしいが、盛土はどんどん高くなりゲート前からは重機のそばに座り込む人の姿は見えなくなってしまった。



明日以降の工事がどうなるのか気がかりだが、台風もやって来ている。

いつもなら進路が外れればと思う台風だけど、今回はこの工事現場を通過して工事が中断されればいいのにと思っている。




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