西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

全国集会

2011-09-29 22:47:50 | 石木ダム
この秋、私たちは「本当に必要?石木ダムはいらない!全国集会」を予定している。

今日はその6回目の実行委員会。



10月23日の日曜日、水源連に加盟している全国のダム建設に反対している皆さん方と一緒に、「石木ダム」反対の声を上げるのだ。



佐世保市はずっと「水が足りない」と言い続けてきた。

石木ダムが計画されてから、もう50年も経とうとしている。
最初の目的は、「針尾工業団地」への水供給のためにという理由だったが、工業団地はできず、その地にはテーマパーク「ハウステンボス」が出来ている。

そうしたら、いつの間にか「佐世保の水不足のため」にと目的はすり代わり、計画は続行されてきた。

「水不足」と言いながら、佐世保市の水は今現在、十分に足りている。

佐世保市が安定水源とよぶ、6つのダムと3本の川からの水利権量が77,000トン、不安定水源とよぶ3本の川と湧水からの水利権量が28,500トン、この水量だと渇水の時など心配だし、将来的にも人口が増加するととても足りないので、川棚町・川原(こうばる)に4万トンのダムを造るというのが、「石木ダム」の計画だ。

いかし、今現在の佐世保市民の使う平均配水量は、75,000トンにも満たない。
今年6月までの平均配水量は70,452トン。

これから先、少子化で日本の人口はどんどん減っていく。
国の推計人口でも、佐世保市の人口は2030年には20万人を割り込むと予想されている。

そんなところに多額の税金を投入してまで、4万トンものダムが必要なのだろうか?
素人の考えでは、まったく納得できないダム建設だ。

それに、この集会のポスターを市営駐車場のフェンスに貼らせてもらおうと申請したら
「イベントに関する掲示物であり市の後援を受けていない」として不許可になったのだ。



へ~~え。あそこはイベントの立看しか立っていないんですけど…。
高校の同窓会の看板なんて、市の後援なんて貰っていませんけど…。

こちらも市交通局と争わねばならない!!

全国集会まであと25日。
成功するように頑張りたい。

「本当に必要?石木ダムはいらない!全国集会」

 日時 10月23日(日)13:00開場 13:30開会
 場所 コミュニティセンター5F大ホール

    ※入場無料(資料代500円)


みなさん、どうぞお出かけください。

市民団体交流集会

2011-09-25 21:51:54 | 反戦・平和
連休を利用して、22日から帰省していた息子がやっと帰った。

パソコン前は息子に占領され、ブログ更新も出来なかったし、メールのチェックも息子が居ないときに手早く済ませていた。やれやれ、帰ってくれてホッと一息。


さて、今日は「核実験に抗議する長崎県内市民団体交流会」が諌早市で開かれ夫と一緒に参加した。

県内には13の自治体で反核の座り込みが行われているが、その内、長崎市から2団体、西彼・長与町、諌早市、大村市、そして私たち佐世保市の6団体と高校生1万人署名のメンバー5人も参加した。

秋晴れの強い日差しの中、長崎の原爆投下時刻11時2分に黙祷を捧げたあと、諌早公園の一角、眼鏡橋の向かい側に30人ほどが座り込んだ。







長崎からはいつも多くの参加があるのだが、会員の高齢化と後継者不足で、今日は2人だけの参加だった。どこの団体も同じような悩みを抱えている。佐世保だって、いつどうなるかはわからない。

そんな中、元気な高校生たちが活動報告をしてくれた。
若者が、反核運動を活発にやっていることに感動する。この子達を応援したい。
できる限りサポートしたい。…というのが今日参加していた大人たちの思いだ。



午後からは場所を移して意見交換が行われたが、福島原発事故を受けて、いつもの年よりも活発な論議となった。

「核兵器の廃絶とすみやかな脱原発」をめざす声明を採択し、来年の開催地を決定して、交流集会は閉会した。



来年の開催地は大村市。

明日からの1年間、世界中の核実験は止まるだろうか?
フクシマ原発事故は収束しているだろうか?
日本の原発は何基止まるだろうか?


さようなら原発

2011-09-19 20:58:31 | 反戦・平和
今日は、「19日佐世保市民の会」の524回目のデモ。



全国的には大江健三郎や落合恵子ら文化人が呼びかけた「さようなら原発 1000万人アクション」の催しがあちこちで行われている。

ネットのニュースでは、東京で6万人が集まったと報じられている。
長崎でも、長崎市の松ヶ枝埠頭で集会が行われ600人の参加者があったとのこと。

マスコミが意図的に報道自粛をしても、地方に住む我々だって、今の時代インターネットでリアルに知ることができるのだ。

私たちの今日のデモは、「19日」の定例デモであるとともに「1000万人アクション」に連帯する意味合いのデモでもあった。



「脱原発」のプラカードや「さようなら原発」のプラカードも作って持っていった。

すると、途中から高校生の男の子が4人、デモの中に入ってきた。

こんなことは初めてだ。その中の1人はのぼりを、1人はプラカードを持ってくれた。

そしてデモの最終地点まで、一緒に歩いてくれ、最後のちょっとした解散集会まで残ってくれた。



何か今の社会に対しての思いがあったのか、単なる興味本位だったのかは分らないが、これをきっかけにして、自分たちなりに考えて欲しいと思う。

この会は、デモに参加するときだけが会員であり、お互い住所も名前も知らない。
…とは言っても、43年も続けていれば、自然と顔なじみになり、ほとんどの人の名前も知ってはいる。しかし、住まいがどこなのかは、ほとんど知らない。

不思議と言えば不思議な会だが、こうやって、まだまだ続いていく。

時期はずれのニガウリ

2011-09-18 22:53:33 | 日記
修理に出していたPCが、結局メーカーに出さなければならなくなり、当分はこの古く動きの悪いPCを使わなければならなくなった。

それで、少しでも動きをよくするために使わないソフトを外すことにして片っ端から削除することにした。

少しは軽くなった感じだけど、まだまだ削除したほうがいい、、、。
しかし、素人の悲しさ、どのソフトが本当に必要なのか??わからない。

まあ、いいか。

こうしてブログの更新も出来るし、メールもできるのだから。


ところで、この夏は節電効果を上げるため「緑のカーテン」が大はやりで、ニガウリやきゅうりを植えた家庭も多かったようだ。

私も友人からニガウリを沢山もらった。
私は夏野菜が大好きだ。ししとうや冬瓜、トマト、ピーマン生で食べられるものは生で食べる。
ニガウリも薄く切って水にさらし、鰹節をかけて醤油で食べる。

そして、食べたあとの野菜くずは、庭に埋める。
もう、ここ何年もそうやってきた。

そうして、その野菜くずから芽が出て実を付けることも多い。
これまでに、ごぼう、じゃがいも、里芋、などの根菜類が採れた。



今回はニガウリである。



残暑が厳しく、梅雨時期かと思うほどベタベタした季候だったのが良かったのか、芽が
出て、弦が伸び、黄色の花が咲き、とうとう実も付けてしまった。



もっと弦が伸びるように、手を添えてやらなければならないが、これって食べられるように大きく育つものなのか?

里芋の葉の横で、澄み切ったグリーンの葉と小さな黄色の花を見るのは気持ちいい。

まだまだ育つものなのか?心配だけど楽しみでもある。


脱原発デモで逮捕者が…

2011-09-14 22:57:30 | 原発事故
Wam・女たちの戦争と平和資料館のメーリングリストに、次のような動画が送られてきた。

マイクでがなり立てている声のぬしは、在特会とのことだ。

在特会(在日の特権を許さない会)というこの会は、在日韓国人・朝鮮人問題に関わって…というか、嫌がらせを続けている団体という認識だった。

朝鮮高校の授業料無償化に反対して、学校の門の前で大声で抗議をやったり、従軍慰安婦のパネル展の会場に押しかけて展示会を開けなくしたりと韓国人・朝鮮人のことに関してのみなのかと思っていたら、原発問題にまで首を突っ込み出したらしい。

在特会の言葉に抗議したデモ参加者(フランス人夫婦だそうです)に対して、「犯罪者を叩き切れ!」「うじ虫を日本からたたき出せ!」「犯罪者を生きたまま原子炉に叩き込め!」と叫んでいる。何ということを言うのか!怒りが湧いてくる。

そして、回りにいる警察官には「君たちは、何のために警察官をやっているんだ!」「逮捕しろ!」と煽っている。

すると、その挑発にのった警察官が、無抵抗の彼らに飛びかかって押さえつけ逮捕するではないか!
本来、警察は、道路使用許可にそってデモをしているデモ参加者ではなく、マイクで挑発を続ける在特会を注意すべき立場ではないか!

これは、公安と在特会が一体化した弾圧といえるのではないか。
これは、脱原発のデモの広がりを押さえたい野田政権の姿勢と繋がるのではないか。


2011.9.11在特会に抗議しようとした脱原発デモ参加者逮捕の瞬間