西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

10.21国際反戦デー

2013-10-21 22:51:37 | 反戦・平和
今日は「国際反戦デー」。

47年前の1966年10月21日、当時の総評がベトナム戦争に反対してストライキを行ない、全世界の労働者たちにベトナム反戦を呼びかけたことが起源となっている。

私たちの世代では、10.21といえば「ベトナム戦争反対」であり、思い出すのは新宿駅構内の占拠だろうか。





1967年に新宿駅でアメリカ軍のジェット燃料が爆発する事故が起こったが、当時、アメリカ軍はベトナム戦争に使用する武器弾薬を日本にある米軍基地からベトナムへと輸送していた。
北九州の山田弾薬庫や広島の川上弾薬庫からも、ベトナムへ大量の弾薬が運ばれた。

そして、1968年の10月21日に米軍のジェット燃料輸送・弾薬輸送に反対して、学生たちが駅構内を占拠したのだ。

若い私たちの正義感はどうしてもベトナム戦争を許すことが出来なかった。

岡村昭彦の「南ベトナム戦争従軍記」を読み、沢田教一の写真を見て、アジアを虫けらのように見下す大国に怒りが湧き上がっていた。そして、その戦争を支持し、支援する自民党・佐藤内閣にも怒っていた。

当時の若者たちは声をあげ行動していたし、それは何も特別のことではなく、ごく普通の一般のサラリーマンだったり、事務員だったり、店員だったりという若者たちが行動していたのだ。

今日は、元若者だった年配者が多く、落ち着いた集会となった。



集会決議は「国家安全保障会議設置法案」「特定秘密保護法」に反対し、「脱原発」「オスプレイ」配備撤回を訴えたものだった。



集会後のデモ行進にも、かなりの人が参加していた。

元若者にも、まだまだ熱い気持ちがあるのだ。

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