西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

付替え道路工事再開245日目

2017-08-25 23:11:34 | 石木ダム
川棚町に入った辺りから地面が濡れていて、雨が降った形跡があった。



こうばるの上空にも雲がかかっていて、このまま曇りであってほしいと願った。

このところ連日、工事が進展しないように現場内の重機のそばに座り込んでいるが、だだっ広い現場は日陰になるようなものがなくただただ暑いのだ。



しかし、そんなことを言ってはいられない。

現場に大型重機を入れられてしまったために、山肌は簡単に削られ盛土の距離も長なりつつある。

とにかく重機を動かさないようにしなければならない。


午前9時5分、河川敷にいる支援者から業者と県職員が現場に入ったと連絡がきた。

今日も本庁からの応援者がきていて、総勢20名ほどがぞろぞろと現場に入場してきた。



建設課長を先頭に県職員・業者が重機が止まっている山際の現場へとやって来る。

さあ、急いで重機の周りに座り込まなければならない。

「場内から出て下さい」と建設課長が言うけれど、でるわけにはいかないのだ。









そうして膠着状態が1時間余り続いたが、午前10時9分、もう川棚警察署からいつもの警察官7人がやって来た。

これまで午後から警察に通報することが多かったのに、朝から呼ぶなんて県も相当焦っているのだろうか?



しかし、川棚署の対応はこれまでと同じで「あくまでも中立」を崩していない。

ダム事務所、地権者、双方から1時間半ほど事情を聴いて帰って行った。


午後からも膠着状態は続いていたが、1時20分1台の大型ユンボが動き始め削り取った土を移動し始めた。

1時間ほど動いた後、重機は止まった。

地権者のみなさんの必死の気持ちが通じたのか、今日はここまでで工事終了となった。

大した進展がなくほっとしたが、まだまだこれからだ。頑張らなくてはならない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。