石木ダムの強制収用に反対する電子署名が始まった。
県と佐世保市が収用採決申請を提出したら、すぐさま始められるように「石木川まもり隊」の仲間で話し合って原稿も準備していたのだけれど、何せ60歳を遥かに超えた私と60歳を少しだけ過ぎた2人と…、なかなかすぐにはスタートとできず…。
しかし、一番若いほーちゃんから「はじまりました。よろしくおねがいします。」とメールが来て、さすがだな~。
あっという間の出来事だった。
というわけで今日から電子署名が開始された。
目標は1万人。
皆さん方のご協力をぜひお願いしたいと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/22/c2c56d7b7e14c82862f70b5606e628ff.jpg)
http://www.change.org/p/%E9%95%B7%E5%B4%8E%E7%9C%8C%E7%9F%A5%E4%BA%8B-%E4%B8%AD%E6%9D%91%E6%B3%95%E9%81%93-%E6%A7%98-%E4%BD%90%E4%B8%96%E4%BF%9D%E5%B8%82%E9%95%B7-%E6%9C%9D%E9%95%B7%E5%89%87%E7%94%B7-%E6%A7%98-%E7%9F%B3%E6%9C%A8%E3%83%80%E3%83%A0%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB-13%E4%B8%96%E5%B8%AF60%E4%BA%BA%E3%81%8C%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%9C%9F%E5%9C%B0%E3%82%92%E5%BC%B7%E5%88%B6%E5%8F%8E%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84
宛先:長崎県知事 中村法道 様 佐世保市長 朝長則男 様
石木ダム建設のために 13世帯60人が暮らしている土地を強制収用しないでください!
【 石木ダム建設のための強制収用に反対してください!】
長崎県東彼杵郡川棚町川原(こうばる)。
この地区を流れる二級河川川棚川の支流・石木川にダム建設の話が持ち上がってから半世紀が過ぎました。
当初、このダムは佐世保市針尾町に造成された針尾工業団地の「水がめ」として計画され運用される予定でした。この工業団地への企業誘致は進まず、十数年を経たのち広大な造成地はテーマパーク「ハウステンボス」となって現在に至っています。
しかし、何としてもダムを作りたい長崎県と佐世保市は、「慢性的な佐世保市の水不足解消」と「川棚川の洪水調整のため」にと用途を変え、多目的ダムとして建設を進めようとしているのです。
2014年5月8日、学識者や産業界の有志で立ち上げられた「日本創成会議」は、2040年までに日本全国896の市区町村が消滅するとの衝撃的な試算を発表しました。
また、国の「社会保障・人口問題研究所」によると、佐世保市の2035年人口予測は約20万1千人、現在の人口より4万3千人減少するとされています。
佐世保市水道局が発表している佐世保市民の水使用量は70,000トン前後、本年7月の水使用量は一日平均で71,173トン、凌ぎやすかったとはいえ夏の盛りに70,000トン台の前半の使用量でしかありません。
佐世保市には安定的に取水できる水源が77,000トンあり、他に川や湧水から取水できる水利権が28,500トン、合計105,500トンの「水がめ」があるのです。
人口は減少の一途をたどる、取水できる水源はある、それなのに巨額の税金をつぎ込んでまで、あと4万トンものダムが必要なのでしょうか?
2014年7月11日、長崎県知事・佐世保市長・川棚町長と石木ダムに関係する首長が初めて3者そろって「こうばる公民館」を訪れ、地権者への説明会が開かれました。
そこで明らかになったのは、現在一部の改修を残すのみとなった「川棚川の河川改修工事」が終了すると、これまで川棚町で起こった洪水すべてに対応でき、洪水は防げるという事実でした。治水においても、石木ダム建設の必要性はまったくないのです。
長崎県は、4年前に中断したダム本体工事に繋がる付け替え道路工事を再開しました。
7月30日から始まった工事を地権者、支援者で止め、工事場所に入るためのメインゲート前で座り込みを続けていましたが、県は通行妨害だとして参加者23人について、長崎地裁・佐世保支部に「仮処分申請」を行いました。これは強い者が弱い者を恫喝する「スラップ訴訟」に他なりません。事業者である県と佐世保市はどのような手段を使ってでもダムを建設をするつもりなのです。
現在、ダム建設予定地の川棚町川原(こうばる)には、「自然を守り古里に住み続けたい」と13世帯60人の人たちが、生活しています。
昨年9月6日、国土交通省九州地方整備局は石木ダムの事業認定の告示を行いました。
そして、長崎県知事は今年9月5日、ダム建設用地を強制的に取り上げることの出来る「収用裁決申請」を行ったのです。
このままでいくと、13世帯60人が生活している美しい里川原(こうばる)は強制的に収容されることになるでしょう。これまでのダム建設事業において、建設用地が「強制収用」された事例は1件もないのです。
そのような非人道的な行政の暴挙は、絶対に認めるわけにはいきません。
必要のないダム建設を撤回させ、強制収用をさせないために署名にご協力ください。
県と佐世保市が収用採決申請を提出したら、すぐさま始められるように「石木川まもり隊」の仲間で話し合って原稿も準備していたのだけれど、何せ60歳を遥かに超えた私と60歳を少しだけ過ぎた2人と…、なかなかすぐにはスタートとできず…。
しかし、一番若いほーちゃんから「はじまりました。よろしくおねがいします。」とメールが来て、さすがだな~。
あっという間の出来事だった。
というわけで今日から電子署名が開始された。
目標は1万人。
皆さん方のご協力をぜひお願いしたいと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/22/c2c56d7b7e14c82862f70b5606e628ff.jpg)
http://www.change.org/p/%E9%95%B7%E5%B4%8E%E7%9C%8C%E7%9F%A5%E4%BA%8B-%E4%B8%AD%E6%9D%91%E6%B3%95%E9%81%93-%E6%A7%98-%E4%BD%90%E4%B8%96%E4%BF%9D%E5%B8%82%E9%95%B7-%E6%9C%9D%E9%95%B7%E5%89%87%E7%94%B7-%E6%A7%98-%E7%9F%B3%E6%9C%A8%E3%83%80%E3%83%A0%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB-13%E4%B8%96%E5%B8%AF60%E4%BA%BA%E3%81%8C%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%9C%9F%E5%9C%B0%E3%82%92%E5%BC%B7%E5%88%B6%E5%8F%8E%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84
宛先:長崎県知事 中村法道 様 佐世保市長 朝長則男 様
石木ダム建設のために 13世帯60人が暮らしている土地を強制収用しないでください!
【 石木ダム建設のための強制収用に反対してください!】
長崎県東彼杵郡川棚町川原(こうばる)。
この地区を流れる二級河川川棚川の支流・石木川にダム建設の話が持ち上がってから半世紀が過ぎました。
当初、このダムは佐世保市針尾町に造成された針尾工業団地の「水がめ」として計画され運用される予定でした。この工業団地への企業誘致は進まず、十数年を経たのち広大な造成地はテーマパーク「ハウステンボス」となって現在に至っています。
しかし、何としてもダムを作りたい長崎県と佐世保市は、「慢性的な佐世保市の水不足解消」と「川棚川の洪水調整のため」にと用途を変え、多目的ダムとして建設を進めようとしているのです。
2014年5月8日、学識者や産業界の有志で立ち上げられた「日本創成会議」は、2040年までに日本全国896の市区町村が消滅するとの衝撃的な試算を発表しました。
また、国の「社会保障・人口問題研究所」によると、佐世保市の2035年人口予測は約20万1千人、現在の人口より4万3千人減少するとされています。
佐世保市水道局が発表している佐世保市民の水使用量は70,000トン前後、本年7月の水使用量は一日平均で71,173トン、凌ぎやすかったとはいえ夏の盛りに70,000トン台の前半の使用量でしかありません。
佐世保市には安定的に取水できる水源が77,000トンあり、他に川や湧水から取水できる水利権が28,500トン、合計105,500トンの「水がめ」があるのです。
人口は減少の一途をたどる、取水できる水源はある、それなのに巨額の税金をつぎ込んでまで、あと4万トンものダムが必要なのでしょうか?
2014年7月11日、長崎県知事・佐世保市長・川棚町長と石木ダムに関係する首長が初めて3者そろって「こうばる公民館」を訪れ、地権者への説明会が開かれました。
そこで明らかになったのは、現在一部の改修を残すのみとなった「川棚川の河川改修工事」が終了すると、これまで川棚町で起こった洪水すべてに対応でき、洪水は防げるという事実でした。治水においても、石木ダム建設の必要性はまったくないのです。
長崎県は、4年前に中断したダム本体工事に繋がる付け替え道路工事を再開しました。
7月30日から始まった工事を地権者、支援者で止め、工事場所に入るためのメインゲート前で座り込みを続けていましたが、県は通行妨害だとして参加者23人について、長崎地裁・佐世保支部に「仮処分申請」を行いました。これは強い者が弱い者を恫喝する「スラップ訴訟」に他なりません。事業者である県と佐世保市はどのような手段を使ってでもダムを建設をするつもりなのです。
現在、ダム建設予定地の川棚町川原(こうばる)には、「自然を守り古里に住み続けたい」と13世帯60人の人たちが、生活しています。
昨年9月6日、国土交通省九州地方整備局は石木ダムの事業認定の告示を行いました。
そして、長崎県知事は今年9月5日、ダム建設用地を強制的に取り上げることの出来る「収用裁決申請」を行ったのです。
このままでいくと、13世帯60人が生活している美しい里川原(こうばる)は強制的に収容されることになるでしょう。これまでのダム建設事業において、建設用地が「強制収用」された事例は1件もないのです。
そのような非人道的な行政の暴挙は、絶対に認めるわけにはいきません。
必要のないダム建設を撤回させ、強制収用をさせないために署名にご協力ください。