7年ほど前から「子供たちの声を聞き、子供たちの心に寄り添って行く」というボランティアに参加している。
日本中に衝撃を走らせた同級生殺害事件「大久保小学校事件」から、今年はちょうど10年になる。
小学校6年の女子児童が、同級生の女の子を学校の中で殺害したこの事件は、世の大人たちを震撼させたが、私たち佐世保市に住む大人たちも同様だった。
どうしてこのような事件が起きたのか、大人たちは防ぐことが出来なかったのか、みな一様にオロオロとし、何か糸口になるものがないかと考え込んだ。
講演会やシンポジウムも数多く開かれ、名高い教育評論家の先生方も佐世保へ来て話をされた。
しかし、2年もすると潮が引くように講演会も開かれなくなった。
佐世保の誰もが忘れたいと思っているかのようだった。
そんな中、元小学校の教師で市議会議員だったWさんが、「あのような事件が起こらないために、子供たちの声を聞き子供たちの心に寄り添うような活動をしたい」とチャイルドラインの立ち上げを検討されたのだった。
どういうわけか私にも声がかかり、東京のチャイルドライン本部からみえたSさんのお話を聞いたのだが、最初に思ったのは「これは大変なことになった」ということだった。軽い気持ちではできない、覚悟を決めよう…。
いろいろな研修を受け、1年後「チャイルドラインさせぼ」が動き出した。
有償ボランティアが主流になりつつある現在、無償というより自分たちで手出しして活動をするボランティアは敬遠されがちであり、なかなかスタッフが集まらない。
でも、「子供たちが生きやすい社会を作るために、子供たちからの電話を聞くことによって、心の居場所つくりをしよう」というミッションはすばらしいことだと思う。
7月から、スタッフの養成講座が始まる。
ぜひ、多くの方に参加していただきたいと思っている。
日本中に衝撃を走らせた同級生殺害事件「大久保小学校事件」から、今年はちょうど10年になる。
小学校6年の女子児童が、同級生の女の子を学校の中で殺害したこの事件は、世の大人たちを震撼させたが、私たち佐世保市に住む大人たちも同様だった。
どうしてこのような事件が起きたのか、大人たちは防ぐことが出来なかったのか、みな一様にオロオロとし、何か糸口になるものがないかと考え込んだ。
講演会やシンポジウムも数多く開かれ、名高い教育評論家の先生方も佐世保へ来て話をされた。
しかし、2年もすると潮が引くように講演会も開かれなくなった。
佐世保の誰もが忘れたいと思っているかのようだった。
そんな中、元小学校の教師で市議会議員だったWさんが、「あのような事件が起こらないために、子供たちの声を聞き子供たちの心に寄り添うような活動をしたい」とチャイルドラインの立ち上げを検討されたのだった。
どういうわけか私にも声がかかり、東京のチャイルドライン本部からみえたSさんのお話を聞いたのだが、最初に思ったのは「これは大変なことになった」ということだった。軽い気持ちではできない、覚悟を決めよう…。
いろいろな研修を受け、1年後「チャイルドラインさせぼ」が動き出した。
有償ボランティアが主流になりつつある現在、無償というより自分たちで手出しして活動をするボランティアは敬遠されがちであり、なかなかスタッフが集まらない。
でも、「子供たちが生きやすい社会を作るために、子供たちからの電話を聞くことによって、心の居場所つくりをしよう」というミッションはすばらしいことだと思う。
7月から、スタッフの養成講座が始まる。
ぜひ、多くの方に参加していただきたいと思っている。