昨日、県は午後から業者を現場に入れ大型のユンボを動かしたが、地権者のみなさんが重機のそばに座り込み工事は中断した。
午前8時20分、ダム事務所前のテントにいる支援者から「いま本庁から6人の応援がきた。今日はどんなことをしても現場に入るつもりだよ。」と連絡がきた。
正面ゲート、河川敷、第二現場詰所と支援者が数人づつに分かれて県職員・業者を阻止する体制を取り、あとは現場に入ってとにかく重機を止めることになった。
9時15分、所長を先頭にした職員15人ほどが河川敷から、業者7人は正面ゲートからそれぞれ現場にやって来た。
地権者のみなさんは第一現場詰所と現場の間にあるネットを境にして、ずらりと座り込んでいる。
そのネットを越えてやって来た所長が「現場から出て下さい。」と繰り返すが誰も動かない。
所長は、大型ユンボが止まっている山ぎわまでやって来て、大型重機の前に座り込んでいる地権者のみなさんに向かって、「出て下さい。ここは県の土地です。」と言い、建設課長は「危険ですよ。」と繰り返している。
しかし、誰も動こうとしない。
午前10時20分、県職員は一旦第一詰所の中に入った。
中は冷房が効いているらしい。
涼しくなってきたとはいっても、外はまだまだ炎天下だ。そんな中で地権者のみなさんは、夕方まで現場での座り込みを続けられたのだ。
午後からは県がとうとう川棚警察署を呼んだ。
この石木ダム建設の現場では15回目の出動となる。
警察が来ても誰も動かず座り込みは続けられた。
膠着状態は午後4時半まで続き、その後、県と業者と警察は帰って行った。
現場から見る虚空蔵山は、美しい秋空の中そびえている。
地権者のみなさんの頑張りを見守り応援してくれている気がした。
午前8時20分、ダム事務所前のテントにいる支援者から「いま本庁から6人の応援がきた。今日はどんなことをしても現場に入るつもりだよ。」と連絡がきた。
正面ゲート、河川敷、第二現場詰所と支援者が数人づつに分かれて県職員・業者を阻止する体制を取り、あとは現場に入ってとにかく重機を止めることになった。
9時15分、所長を先頭にした職員15人ほどが河川敷から、業者7人は正面ゲートからそれぞれ現場にやって来た。
地権者のみなさんは第一現場詰所と現場の間にあるネットを境にして、ずらりと座り込んでいる。
そのネットを越えてやって来た所長が「現場から出て下さい。」と繰り返すが誰も動かない。
所長は、大型ユンボが止まっている山ぎわまでやって来て、大型重機の前に座り込んでいる地権者のみなさんに向かって、「出て下さい。ここは県の土地です。」と言い、建設課長は「危険ですよ。」と繰り返している。
しかし、誰も動こうとしない。
午前10時20分、県職員は一旦第一詰所の中に入った。
中は冷房が効いているらしい。
涼しくなってきたとはいっても、外はまだまだ炎天下だ。そんな中で地権者のみなさんは、夕方まで現場での座り込みを続けられたのだ。
午後からは県がとうとう川棚警察署を呼んだ。
この石木ダム建設の現場では15回目の出動となる。
警察が来ても誰も動かず座り込みは続けられた。
膠着状態は午後4時半まで続き、その後、県と業者と警察は帰って行った。
現場から見る虚空蔵山は、美しい秋空の中そびえている。
地権者のみなさんの頑張りを見守り応援してくれている気がした。
手作りの想いが溢れたダム建設反対の看板があちこちに立てられていた。理不尽に住み慣れた土地を奪われ、故郷の破壊に抗して戦い続けた地元の皆さんことを思うと胸が熱くなり、また当局への怒りが込み上げて来た。
今更なぜダム建設か、都市は地方を踏みつけにして黙って見過ごすのか。私たちこそが問われている。