西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

朗報

2016-01-22 19:28:43 | 石木ダム
東彼杵郡川棚町石木郷にある長崎県石木ダム建設事務所。



県道をはさんで、その向い側にダム事務所の動きを監視するためにテントを張り、支援者が座り込みを始めて100日を越えた。

そのダム事務所前の支援者から「朗報!」がもたらされたのは昨日の午後のことだった。

5月中旬から始まった付け替え道路工事は、私たちの激しい抗議と阻止行動で、現場への重機搬入に失敗し、草木の伐採をしただけで昨年10月以降そのままの状態が続いている。
佐世保市のT建設とS建設が請け負っていたのだが、8ヶ月の工期の終了が今月末に迫り、撤退することになったと所長がテントに来て話したのだという。

本当なのか? 信用して大丈夫なのか? そんなことも頭をよぎったけれど、それよりも何よりも長期にわたって緊張した状態で阻止行動をやって来て、疲れ果てたと言うのが偽らざるところだったので、「ああ~~、しばらく休める」という嬉しさの方が先にたった。

そして今日、所長と職員2名がゲート前へやって来た。

2016.1.22ゲート前で説明をする所長


現場には、5月に入れた小型のユンボや軽トラック、テントなど多数の道具がまだそのままになっている。

だからそれらの道具を26日に搬出させて欲しいということと、プレハブで出来た業者の現場事務所も撤去して持って帰るとのこと。

やっぱり本当なんだ。

この8ヶ月の阻止行動は無駄ではなかった。 地権者側の勝ちだ。



これでしばらく工事は進まない。

所長は仕切り直しで、また2月に入札をやると言ったが、入札に参加する業者がいるのだろうか?

どんな業者が来ても、私たちはダム建設が中止になるまで阻止行動を続けて行くのだから。


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