美しい夕焼け

美しい晩年を目指して

夢のような薔薇の庭

2020-04-13 12:41:00 | 薔薇と庭


元気なころ、薔薇の庭を持っていました。

一番多いころは、60本くらいの薔薇が、庭に咲き乱れて、それは美しかったです。

5月の盛りのころは、お友達や知人が薔薇を観に来て、わが家のまさしく花の季節でした。

そのために、私は1年中薔薇の世話をしていました。夫や母も手伝ってくれて、みんなが薔薇を慈しみ、薔薇から幸せを受け取っていたと思います。


ただ、薔薇を美しく咲かせるためには、それはもう大変な労力と知識が必要でした。

54才の時、乳がんにかかってからは、体力もなくなり、年を取るにしたがって、薔薇が幸せよりも、苦痛をくれるようになりました。

だんだん、薔薇の数を減らしていったのですが、65才のとき、夫が倒れてからは、もう薔薇のことはすっかり忘れてしまったのでした。

そのころから、気候の変動や災害なども起こり、たくさんの薔薇が枯れました。



わが家の庭に、今ある薔薇は、20本、それも枯れかけたもの、衰弱したもの、なども含めてです。つる薔薇は、脚立に上がれないため、私の頭のあたりで切ったり、誘引したりしています。

病気で、体力もなく、気力もなくしてしまい、昔の夢のように綺麗で、豊かな香りの庭は、もう手に入れることはできなくなりました。

今ある弱った薔薇たちを、少しでも長く生かしてあげたいと、弱った私ができる限りの世話をしているこの頃です。

上の3枚の写真は、今のわが家の薔薇たちです。下の写真は、2015年4月に撮った写真です。薔薇が咲いたらまた、以前のきれいだったころの写真とともに載せていこうとおもいます。

  

  



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