美しい夕焼け

美しい晩年を目指して

旅 帝釈峡

2024-06-14 16:08:26 | 

54才の時、乳がんが見つかり、抗がん剤、手術、放射線などの治療を受けました。家族に心配かけて、友人にも心配かけて、自分も死を身近に感じて、苦しんだときでした。

妹が、なんとか普通に暮らせるようになった秋に (手術は8月の初めでした)、私たち家族と自分の家族で、広島県の北部にある帝釈峡へ行こうと言ってくれました。

私の全快祝いをみんなで1泊してしようということでした。帝釈峡は、秋のモミジが美しいところです。休暇村があり、コテージに泊まることができるのでした。 

私たち家族と妹夫婦と姪、それからローリーとピーターで一緒にコテージの中で、雑魚寝しました。それはなんだかほのぼのとして、暖かい心遣いに満ちていました。

こんなに温かい旅はあまりありません。気を使うこともなく、ああ生きていてよかったなあとしみじみ感じた旅でした。

絵は、本館のホールで買い物をした時の写真を見て描きました。私の髪はまだ3ミリくらいしか生えていなかったので、かつらをつけて、帽子をかぶっています。髪が無くなった間は、いつもロングヘアーのかつらをかぶり、帽子をかぶっていました。

コメント (2)
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