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立山杉 その2

数あるウォーキングコースの1つに吉峰コースがあります。
そして、高度生息のスギが気になるので森林研究所を通過するとき注視して歩いてみました。
これです。
2999m剱岳の登山ルートの1つ、小窓尾根コース1880m地点のスギです。
このルートは数々遭難者をもつ危険ルートにして一般者には登山不可能ルートです。

そして
高位高度生息のスギです。
剱岳北方の2378m猫又山に連なる東芦見尾根2010mのスギ。
スギにとって過酷な生息場所です。

近くに目を転じると
屋久杉も1700m地点の木が育てられています。

単に森林限界と思うのですが、限界値のもつ意味合いが重く感じられます。

ブルーベリーも同じですよね。
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立山杉

なんで立山杉かと、問わないでください。
たまたまなんですけど、富山県森林研究所、もとは富山県林業試験場であって、その造林課長
であられた、平英彰さんの著作を目にしたのです。
「スギ巨木物語 天然林の奇跡」です。

この方、新潟大学大学院の教授もされたのですね、あの無花粉スギを探し出した張本人。
雄性不稔スギの第一人者です。

で、ぱらりと立ち読みしました。(ページ数すくないので)

気を引いたのは、「天然林」とあったためです。そう、繁殖の軌跡としてその環境に
興味がわくものですから。

ざっと、驚きの要約は
驚きの一 立山美女平に乱立する「立山杉」に2000年前から育ち樹齢700年で1300年前の奈良
     時代に伐採されたスギが存在する。(過去にNHKで放映されたようだ)
驚きの二 最高位生息、標高2050m、毛勝山西方の大明神山の尾根筋に生育している。
驚きの三 日本海側と太平洋側で葉の開き角が違う。
驚きの四 秋田県が日本最古の生育地で500万年前に生育してる。
驚きの五 屋久杉は繁殖適地でなく、人跡未踏であったため。
驚きの六 幕藩時代に木の表面だけ剥ぎ取り、建材にした。(加賀藩伐採禁止令にて)

スギは大半人工林として繁殖されてるが、天然林としても生き残っている立山杉。
最高度生息の毛勝北西尾根の大明神山2082mのふもとには片貝川洞杉群が存在します。
雨量が生息適地を形成したのでは。そして
樹齢1000年はまだ未発見かも。

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東京農工大学ブルーベリー研究会 第4回 おまけ

研究会開催までの時間構内散策です。

夏に来たときは鬱蒼とした森と思ったのですが、本館より正面です。
冬空見えます。


本館の裏庭にこれです。
近くの学生さんに聞きましたけど、品種わからないとの事でした。


池の横にこれです。
耐久試験ですね。 

大学構内は自然のフィールドですもんね。いろんな試験展示可能ですね。

そういえば、前回中国語しゃべる一団が構内の樹木を熱心に写真撮影していましたね。
現地に存在しない木々があったんですね。


蛇足

岐路は京王バスで国分寺駅へ
40年前はよく歩いた場所なんだが、面影は何もないような。
しかも、JR特別快速の停車駅になっている。過去を知る人間には不思議な気分です。
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東京農工大学ブルーベリー研究会 第4回 その2

その2です。

先進植物工場の新技術からの紹介は帖佐先生が担当です。
今植物工場はここ農工大ばかりでなく、農学部があるいくつかの大学で研究されて
います。
やはり、工場と呼ばれるだけにその管理システムが研究対象になりますね。
今、オランダに負けないように必死に研究されてます。

現実に、団塊の世代の方、退職後に、農園経営されてる方、多いですよね。

かって制御機器の開発に携わった方で過去の「杵柄」から自前で管理システム化
農園を経営されてる方、実際におられます。私が懇意にしてますブルーベリー農園主
も自ら構築されてます。講義を聞きながらそのお顔が浮かびました。

もう、生態記録の採取とかデータ管理とかは個人レベルで実現されてますよ。
ある程度。

でも、帖佐先生は糖度計なんか、手袋の先につけて触れて即データ管理できる
機器を新規に開発中なんですよ。
温度、湿度、水量、CO2、日照、CEC、肥料、農薬・・・・・全てデータ管理された
農園も遠くないですね。

現実、理工系の仕事された方、センサー開発されてきた方で退職後、農園自営の方
は現在の入手可能機器にてデータ管理されてる農園は結構多いと思います。


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東京農工大学ブルーベリー研究会 第4回

第4回に参加してきました。
冬景色の本館前

第1講義棟25番教室入口


やっぱり来ました第4回です。
今回テーマは
1. 普及に向けた農作業用ロボツトスーツの開発
2. 先進植物工場の新技術 (5)環境モニタリングと生態計測
3. 東北地方のブルーベリー栽培の現状と研究課題
4. ブルーベリー -- 園成果樹創出の努力 -

やっぱり大学ですよね。
最初の遠山先生のロボツトスーツ


みなさん、空想の世界でなくなりましたよ。
実現に向けて、実際にブトウ農家さんで実証研究されてます。
今65歳人口が一番多いのはすべてご存じですよね。それはあと10年後に75歳人口が
一番多いということで、しかも現役農業者の平均年齢をみるとしかりですよね。
すなわち、気力あっても、足腰が伴わないので農園を廃業するという個人農園が増大します。

やはり、農学部視点のロボツトスーツに注目です。
10年後に75歳の鉄腕アトムが農園経営してる。そんな現実が目に見えます。
みなさん、信じませんか。

私は思うのですが、今食料自給率とか、TPPとか国の農政が揺れてますけど、現実の農業
施策とか補助にたいして、このロボツトスーツ開発なんか最重要施策だと思うのですよ。

いま、土地の流動化促進、大規模経営にてとか農水省は言ってますけど、個人農家が現実
の食料生産を支えているは事実。しかも高齢者です。
現実直視しなくて農政なんてないと思います。お金は遠山先生に注ぐべきです。
もっと言えば、食料自給率の低い国は国力も低いのですよ。海外からの輸入ルート確保の
施策では日本は日本でなくなります。

ああ、話、それてますよね。
今回も引っ張りますかね。
またあした。



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