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雄山神社中宮 芦峅寺 

称名滝の帰り道はここ。

剱岳点の記のロケ現場、雄山神社の中宮。
ここ芦峅寺です。
ちなみに、立山3015mの頂上も芦峅寺です。

参道


ご神木

左手に行くと立山大宮

道標

静寂な

大宮


先の参道から右手は若宮

荘厳な


木漏れ日に

境内の杉林は富山県の天然記念物にして200本ほどとのこと
樹齢500位の木々が神々しい。

清涼さに、心洗われます。


おまけ
長次郎(香川照之)も歩いた道
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称名滝 見に行くなら今が旬

常願寺川の支流、称名川に滝があります。今年の1月3日に「ラムサール条約登録」で
1度ふれましたけど。その時、画像がなかったので再度、紹介します。
この時期、雪解け水で水量がすごい。

河口より約40kmにこの落差350mの滝があります。
標高1400mから流れ出ます。





滝つぼは直径60m、水深6m。



称名川の源流はもちろん立山、しかも地獄谷標高2300m、硫黄の噴出塔もありますが、硫化水素濃度高くて
今、遊歩道の散策は禁止されてます。
したがって流れる水には、硫酸イオンの濃度も高いです。
そして弥陀ヶ原高原を下り称名滝です。

下流の落石も高さは2m位か

また、滝の左岸には落差500mのハンノキ滝もみえてますが、今日は合わせて3条も滝が見えます。

しかも滝右岸には2条も滝が見えます。私も初めて見ました。




今日現在、左岸の八郎坂登山道は通行止めです。上り詰めると美女平、立山杉の巨木です。


滝に行く手前には大日岳の登山道
大日平まで登ること
約3時間。

そしてラムサール条約の湿地

今年は登りますよ。

帰り道
悪城の壁
滝らしき筋が何本か見えます。
弥陀ヶ原は溶岩台地であるからして溶結凝灰岩の高さ500mの断崖です。




帰途、車で走りだし、約5分ほど、
「かもしか」と遭遇


蛇足1
小見の本宮砂防堰堤
立山カルデラの白岩砂防堰堤は歴史遺産として注目ですが
ここ、小見の砂防堰堤も昭和12年竣工、堆積量500万立方の雄大さです。
高さ22m幅107m



蛇足2
富山地方鉄道のダブルデッカーエクスプレス
偶然、遭遇しました。
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光・空・水・土

コウ・クウ・スイ・ドって私の好きな字句です。

日光・空気・水・土壌

植物にとってはなんといっても、光合成のためには絶対的に必要なんです。

地球38億年の営みで、地上生命の誕生と進化の源ですから。
でも、地球の生命誕生には諸説いろいろあって、真実はまだ闇の中ですね。

光合成、昔は、
光エネルギーによる炭素固定と酸素供給の炭酸同化作用とかと学校で習っていました。


ここで紹介です。岡山大学の沈建仁教授です。
光合成は
酸素発生の明反応と炭素固定(糖の生成)の暗反応の2つの化学反応から成り立ちます。
沈教授の注目は
光合成での酸素発生(明反応)の触媒となるタンパク質の解明なんです。
この成果、放射光施設のスプリング8からの研究で、海外では多数の論文引用されてるようです。

私が驚いたのは、この地球の酸素の量です。1200兆トンあるそうです。
光合成、年間2600億トンの酸素生成であるからして、4600年で更新されるそうです。

無限と言えるのか、有限と言えるのか、わかりませんけど、人の営みが、この循環を
破壊してる危惧を感じます。

この循環が切れるのではと感じます。
あまりに急激な二酸化炭素の排出でないですかね。
日本は世界第二位の排出国。
ここ100年での膨大な排出量。
すでに地球は病んできてる、そう感じる一人です。

今、あるものを大切にと思っています。

蛇足 
富山県環境保全課平成24年水質調査データ

常願寺川 立山橋
1.Ph 7.3
2.DO 11mg/L
3.BOD 0.5mg/L以下
4.ss 4mg/L
5.大腸菌群 390 MPN/100mL

常願寺川は上記値からAA類型です。富山県内38河川のうち10河川がAA類型です。
他には片貝川、早月川、黒部川などで、いずれも北アルプスが水源です。

立山町横江付近より常願寺川


富山市大山上野付近より立山弥陀ヶ原
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富山の円筒分水 おまけ

マイナーな話にお付き合いありがとうございます。
富山県内の円筒分水は残り1か所です。

ならば紹介しなくては。
小矢部川水系赤祖父川
これです。


赤祖父円筒分水 (内円筒直径3m)

昭和24年に完成
3つの用水に分水されてます。

3つめの分水口


次の写真、左が円筒分水の用水。(画面下に流れます)
右の用水は画面上に流れます。流れが対面して逆流です。
なーーんでだ。

円筒分水の流れはさらに2つに分水されます。
画面、下側2本の用水です。
画面右から左に流れる用水は先の逆流の用水


複雑な流れですね。
過去水争いの結末かな。
実は、
この円筒分水の上流は「赤祖父ため池」です。
用水も新旧の立体交差です。



全国のため池100選の1つです。

この赤祖父川は右岸14箇所左岸20箇所の水取り入れ口があって、取水にはなみなみならぬ
苦労が戦前にあったようです。
ため池は苦心讃嘆、昭和7年9月着工し昭和20年6月に完成し、その後に円筒分水を作り上げた歴史です。

蛇足
南砺用水は庄川の小牧ダム(標高200m)から取水して、南砺山麓標高150mラインに
周回(パイプライン、隧道)して井波、井口を越えて西進して
城端へと給水しています。円筒分水の流れと交差していた
先の逆流用水です。

もう1つ蛇足
この南砺市に国会議員松村健三が生まれています。
昭和20年に戦後の農地改革を行った時の農林大臣です。
自身の農地も没収されています。
昭和37年には日中LT貿易の締結に中国と交渉した日中友好の立役者です。
もう知っている人は少ないかもしれないですね。
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富山の円筒分水 その2

今回は上市川、釈泉寺の円筒分水です。

とっても芸術的と思いませんか。
昭和34年完成。標高110m。右岸:左岸分水比は49:51。


上市川右岸へは逆サイフォンで河床を100m横断しています。


近くには上市川第一発電所です。

ここからも導水


上市川上流の支流、千石川には三枚滝があり、山歩き川歩きのメッカのようです。
ここから結論へ
千石川源流部は早乙女岳2000m付近標高1300mです。
また、立山町大辻山1361mから早乙女岳、大日岳に向かう尾根筋には冬山登山研修所前進基地1400mもあります。
この付近も千石川の源流部です。
つまり、源流から、海まで直線20km、勾配6.5の急流であるが故、洪水で用水の取水口が破壊され続けた
結果、この円筒分水にたどりついたのです。
そして、水量の増減にかかわらず均等に用水されるのです。大河でない事の証でもあります。
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