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ゴマダラカミキリムシの巣穴 2022秋

フェイスブックに先日、載せたものですが、こちらのみお越しになる方にアップします。


もう、よろしいかと思われそうですが、引き続き毎年食指されています。
以下、FBの再掲です。

 昨年の秋、枯れたブルーベリーの木、切断していた。
 そう、5~6年は経過した木、
 先日、ゴマダラカミキリの巣喰った穴を
 調べようと・・・

 出てきました。
 切断したのに、中にまだ、いました。
 そうだよね。どこへもいけないから・・・

 かれこれ通算150本以上、これで逝かれました。
 もう、数えることもやめた。
 最初は衝撃でした。無農薬なんて、粋がっても採算とれない。
 ここで、苦悶・・・

 でも、18年前、10本の試験栽培からスタートして
 馬鹿にも程があるけど継続・・・

 今日まで、17都府県の栽培圃場を見て、しかも
 日本ブルーベリー協会、岩手ブルーベリーの会、農工大の
 ブルーベリー研究会と顔を出している。
 もうお亡くなりとなった岩手大学名誉教授、横田先生
 にはものすごくお世話になりました。

 めげることありませんよ初志貫徹です。

以下、コメントへの返信です。
・果樹すべてにおいて、カミキリムシは大敵ですね。
 全世界では2万種もあるようですが、最大最強の虫でしょうね。

・圃場に来園する、お子達はブルーベリーに目もくれず、カミキリムシ採取に夢中です。
 地元の保育所は廃所に至りましたが、
 ある所長さん要望で、カミキリムシとか、カブトムシの幼虫を届けました。
 どうして子供はゴマダラカミキリムシが好きなのだろか。

・廃園はあり得ません。逐次、挿し木したものを補充してはいるのですが、
 成長に3年はかかるので、時間との闘いです。
 現在、800本植えて、歯抜けは100本ほどあるかと思います。私はあわてないのです。

・挿し木3年して圃場へ移して、実まで3年、カミキリが巣くうまで3年、
 これから収穫。かれこれ9年。
 ここでやめてしまう人が大半ですよ。時間は戻りません。

・以前、岩手県にて、「祖父がりんごを植えて、
 父がりんごを育てて、孫の自分が収穫している」と聞きました。
 この言葉は忘れられません。さらに、明治政府が苗木を入手して、
 栽培農家を育てて150年以上たちますよね。
 明治4年、黒田清隆が日本に苗木輸入してから、病害虫漬けとなる。
 これを感じるに、スーパーにある一個のりんごを見て、いつも感動の思いがあります。

・カミキリ虫の多種多様性から熱心な収集家が多くて、人気のある昆虫のようです。
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