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常願寺川の木

常願寺川の巨石を話題にしましたので第二弾です。
このタイトルの木と言えば「グミ」です。
常願寺川の河原に育つ「グミ」は
野生の群生地とすれば国内でも有名です。
そして、赤い実はトマトと同じくリコピン豊富です。


今から50年ほど前、せいぜい木の高さは2メートルでした。
今では4メートル超えています。
これです。杭は2メートルです。


昭和の時代は低木のグミの林しかなかったのですが、今はニセアカシアに駆逐される
様相です。


ニセアカシアは繁殖力が強く荒地でもよく育つので
海岸の防風林、砂防林とするために、1873年に輸入されたようです。
これが全国に広まり歌にもなり有名です。

でも、外来種で繁殖力が強く、日本固有の柳をも駆逐するため日本生態学会は侵略的外来種に
指定しています。

常願寺川にも樹高20メートル超える木が多くなりました。



巨石を探査した時もこのニセオカシアのとげは脅威でした。


しかし。花はかわいいです。


如何せん繁殖しすぎます。

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常願寺川の大転石

巨石好きな方にとっては魅力いっぱいの常願寺川です。
4メートル以上の石は合計で41石あるそうです。
下図、国交省北陸地方整備局の資料から転用しました。


昨年の豪雨にて洗われた3石を紹介します。
河口よりおおよそ17キロ地点です。標高は130メートルほどです。

私が幼少のころ砂鉄取に来た場所です。
当時は高さ50センチほど顔を出していました。
まず北側から、杭は2メートルを参考に立てました。


つぎに南側です。


次は下流に約200メートルです。
この白い石、横幅は5メートルはあります。


その西方向に球型の石です。
同じく径5メートルくらいです。


この2石は並んでいます。


撮影場所は川筋右岸、水面より1メートルの高さからです。


この白い石は次にはまた土石で埋まるかもしれません。
4メートル超の石はおよそ70トンから100トンありますけど、それが
水流に流されて転がり出たのです。
まるで嘘でないかと思えます。
それほどこの川の水は恐ろしい流れです。
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