三丁目の夕日の乗車記

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相鉄バスの新型ブルハイ

2019-11-25 23:15:24 | バス
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今回は相鉄バスに導入された新型ブルハイを撮影してきましたので紹介します。こちらが
ブルーリボンハイブリット
の【4923号車】です。2019年春頃に横浜営業所に投入された車両で、当日は横浜駅西口〜西原住宅を結ぶ浜16系統の運用に入っていました。
また、横浜駅西口〜西菅田団地方面を結ぶ浜1系統や浜7系統、浜11系統など狭隘区間を走行するため中型車が使用されている浜4系統や浜5系統などを除いた横浜営業所が管轄する各路線でも運用されているようです。新型エルガミオ導入時から継続して採用されている白色LED表示機搭載車で、2018年頃からMP38ノンステや新型エルガと並行して相鉄バスの各営業所に投入されています。
続いて、こちらが【4929号車】です。
2019年11月に導入されたばかりの新車で、旭営業所に投入されました。ちなみに旭営業所には2018年に【4822号車】が投入されていますが、こちらは相鉄バスと群馬大学が共同研究している日本初の大型バス車両を使用した自動運転実証実験実施に伴い車内や車外が大幅に改造されたという特徴的な車両となっています。
また、今回撮影する事は出来ませんでしたが海老名市・綾瀬市内を走る路線を管轄している綾瀬営業所にも新型ブルハイが数台投入されているようです。以上、相鉄バスの新型ブルハイでした!!

品川駅線路切替工事による運行変更の様子

2019-11-24 21:40:12 | JR
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は品川駅線路切替工事に伴い山手線や京浜東北線の一部区間に運休が発生した際の様子を撮影してきましたのでレポします。

↓工事実施前の様子はこちらからご覧下さい…
品川駅使用番線変更前の様子

2019年11月16日(土)に品川〜田町駅間で品川駅改良及び高輪ゲートウェイ駅開業に向けた線路切替工事が実施されました。この線路切替工事に伴い山手線大崎〜品川〜東京〜上野駅間の上下線が16日始発から夕方16時頃まで運休となりました。また、京浜東北線は品川〜田町駅間で16日は終日運休となりました。
各線運休による救済措置として山手線・京浜東北線と並走して走る上野東京ラインや埼京線、東京臨海高速鉄道りんかい線では臨時増発が実施され迂回客向けの輸送力強化が行われていました。ちなみに山手線運休を伴う線路切替工事の実施はJR東日本発足後初めてで、今回の工事の大規模さが伺えます。そんな歴史的な日の様子を軽く撮影してきましたので紹介します。
まず紹介するのは
山手線上野行です。当日の山手線は初電〜16時頃まで全ての外回り電車が上野止まりとして運行されていました。
定期列車として山手線上野行きは設定されていないので、ネット上などでは上野行きのLED表示などが期待されていましたがE235系のROMが非対応のため画像のような「山手線」単体表示での運行となりました。車内に設置されているLCDに関しても上野止まりのデータが入っていないためか無表示もしくは通常通りの表示のまま走行していたほか、車内放送に関しても自動放送ではなく車掌による手動放送のみとなっていました。また、各列車に付与される列車番号は8000番台や9000番台の臨時列車用の物が使用されていました。続いては
京浜東北線田町行です。当日の京浜東北線は品川〜田町駅間で終日運休となっており、北側の運行区間である田町〜大宮駅間を走る南行列車に関しては田町行きとして運行されていました。前記の山手線上野行と同様に京浜東北線田町行も定期列車として設定されていませんが、E233系は田町行に対応しているようで行先表示・LCDともに「田町」行きとして表示され運行されていました。

普段は中々見ることが出来ないレアな表示なので、ホームで列車を待つ一般人の方もスマホなどで撮影されている方がいました。


ここは西日暮里駅です。
ここからは駅に設置されているLED式発車標の表示を記録していきます。まずは山手線上野行きです。
車両側の行先表示・LCDは非対応でしたが、駅側の発車標は対応していて画像のように表示されていたほか、駅の自動放送に関してもしっかりと上野行きとして放送されていました。










続いては京浜東北線田町行きです。
前述の山手線上野行き表示の違和感も凄かったですが、こちらも見慣れない表示なだけに何とも言えない違和感が凄いです…






山手線上野行きと京浜東北線田町行きが並んで表示されている発車標の姿を撮影する事はもう当分出来ないと思います…
そして西日暮里から山手線に乗車して、折返し運転の実施駅である上野駅にやってきました。
上下線ホームともに回送列車で埋まっているという珍しい光景が繰り広げられています。ここで上野駅での折返し方法について画像で追いながら紹介していきます。
まず、前駅である鶯谷駅から既に回送表示となった上野止まりの外回り電車が3番線に到着します。到着後、降車扱いを行うと同時に進行方向を反転させます。そして走ってきた線路を逆走するように上野駅の鶯谷駅方にある留置線に入ります。留置線到着後、時間調整をしながら再度進行方向を反転させます。4番線に停車中の先行電の発車を待ってから、留置線を発車し内回り用ホームである2番線に逆進入して所定停車位置に停車します。停車すると、乗車扱いを行いながら3回目となる進行方向を反転させ暫くすると内回り電車として池袋方面に向かって走っていきます。
このように3回も方向転換を行う必要があり、乗車扱い・降車扱いにも時間がかかるため外回り電車に関しては上野駅を先頭に鶯谷駅や日暮里駅付近まで列車の詰まりが発生していました。
こればかりは致し方ないですね…続いてこちらは東海道線品川行きです。
前記のとおり、山手線・京浜東北線の区間運休に伴い並行して走る上野東京ラインでは多客対応に伴う増発が実施されていて、上野〜品川駅間で臨時列車が1時間に1〜5本ほど運行されました。使用車両は松戸車両センター所属のE231系0番台で基本編成10両と付属編成5両を繋げた15両での運行となっていました。LED表示については、行先である「品川」と普段はマト車では見ることが出来ない「東海道線」が交互に表示されていました。ちなみに車内に設置されているLED表示板は無表示でした。発車標の表示類も記録していきます…この臨時列車運行に伴い他の一般列車に関しても数分の時間変更や発着番線の変更が実施されました。発着番線の変更などは小ネタすぎるので流石に触れませんが…汗ちなみに上野始発の品川行きや品川始発の上野行きは定期列車として設定されていませんが、上野東京ラインとしてはどちらも見慣れた行先なのでレア感はあまり有りませんね…発車標や駅名標と絡めて記録していきます。この「東海道線」表示は本当に思わぬ収穫でした。気になる乗車率ですが、臨時列車運転の旨の周知があまりなされていないことや定期列車の続行として運行していた便があったことなどから、車内はガラガラで臨時列車運行の必要性を感じてしまう程でした。
乗車した時間帯や方向が悪かったのかもしれませんが…また、前記の多客対応に伴う臨時列車に使用されたE231系の所属先である松戸車両センターへの入庫便として品川始発の快速松戸行きが臨時列車として運行されました。快速松戸行き自体は何本か定期設定が有るのでそこまで珍しく無いんですが、実は快速松戸行きの全列車が上野始発なので上野東京ラインを通る品川始発の快速松戸行きは普段は見ることが出来ないレアな列車となっています。路線名が表示されていないのは臨時列車がゆえでしょうか…フルカラーLED発車標の表示も記録しておきますこちらも路線名が表示されていませんでした。新橋駅で快速松戸行きが入線してくる所を撮影しようと思っていたのですが、失敗してしまったので側面幕だけ記録…
こちらが品川駅線路切替工事に伴い運行された
試運転列車です。
線路切替工事の終了に伴い品川〜田町駅間の新ルートの線路を確認するために山手線E235系トウ30編成を使用して池袋駅〜大崎駅間の外回り経路で運行されました。
山手線が上野駅をフルに活用して折返し運転を実施している時間帯に運行されたためか、途中の田端〜田町駅間は京浜東北線南行の線路を使用して運行されていました。今回、紹介したほかにも山手線大崎行きや京浜東北線品川行きなどが運行されていましたが、時間の都合上撮影する事は叶いませんでした…
まぁ、どちらも山手線上野行きや京浜東北線田町行きに比べれば撮影難易度は低いのでまだ良かったかなと思います。以上、品川駅線路切替工事による運行変更の様子でした!!

品川駅使用番線変更前の様子

2019-11-15 22:00:40 | JR
毎度ご覧頂きありがとうございます。
今回は品川駅改良工事による使用番線変更前の様子を撮影してきましたので紹介します。来たる2019年11月16日に品川駅の駅改良工事・高輪ゲートウェイ駅開業に向けた品川駅線路切替工事が実施されます。この線路切替工事によって品川〜田町間の山手線内・外回りと京浜東北線北行の線路が高輪ゲートウェイ駅を通るルートに移設されるほか、京浜東北線北行の品川駅の使用番線が従来の3番線から4番線に変更されます。気になる当日の列車の運行計画ですが、11月16日の初電〜夕方16時頃まで山手線は大崎〜東京〜上野駅間で運休、京浜東北線は品川〜田町駅間で運休となります。
※15時頃〜15時20分頃までは作業のため京浜東北線田町〜東十条駅間も一時的に運転を見合わせます。
運転区間である山手線上野〜新宿〜大崎駅間は日中約5分間隔、京浜東北線蒲田方面〜品川駅間は日中約6分間隔、田町〜赤羽方面は通常通りの本数で運行されます。
(京浜東北線の快速運転は終日中止となります)
また、山手線・京浜東北線の区間運休に伴い上野東京ライン品川〜上野駅間、埼京線・りんかい線新木場〜(大崎)〜赤羽駅間で増発されるほか、東京メトロ全線・都営地下鉄全線・東京臨海高速鉄道(りんかい線)全線・東急電鉄全線・京急電鉄全線を対象とした振替輸送が実施されます。
山手線は16時頃から通常の7割程度の本数で大崎〜東京〜上野駅間の運転が再開され18時以降は通常通りの運行となります。
京浜東北線は16時頃から蒲田〜品川駅間で約6〜10分間隔、田町〜東十条駅間は約10分間隔で運行されます。
※同時間帯の京浜東北線では東十条駅で大宮方面に折り返し運転を行う列車が運転され東十条〜南浦和駅間は約5分間隔での運行となります。
JR東日本発足後初となる山手線の運転見合わせを伴う大規模な工事のため、品川駅を含め都内各駅では工事の実施を知らせる掲示で溢れていました。そんな線路切替工事に伴い、前記の通りに品川駅の使用番線が変更される京浜東北線ホームを撮影してきましたので紹介します。ここは品川駅です。今回、品川駅の京浜東北線北行(東京・大宮方面)の使用番線が従来の3番線から4番線に変更されます。これに伴い3番線を発着する京浜東北線が見納めとなるほか、使用が停止されている4番線の姿を見ることも見納めとなります。まずはコンコース上の案内サインなどを記録していきます。品川駅の案内サインに関してはほぼ全ての更新が既に終了していて、4番線部分に貼られている隠しシールを16日の終電後に剥がすとそのまま17日の初電から使用出来るようになっています。ちなみに、今回移る先の4番線は2018年6月16日まで京浜東北線南行が使用していました。どういう事かと言うと、いま品川駅では京浜東北線の発着番線を1つずつ変更する工事が行われています。まず、2018年6月に京浜東北線南行の使用番線を4番線から5番線に移動させました。
そして今回、2019年11月に京浜東北線北行の使用番線を3番線から空いた4番線に移動させます。
これで、空いた3番線の線路が撤去されその部分を使用して3.4番線のホームが拡幅されたうえで山手線外回りが使用している2番線を3番線に改番します。これにより2022年頃から新4番線(京浜東北線(北行))と新3番線(山手線(外回り))が同一ホームで乗り換えることが可能になるだけでなく、現1.2番線ホームが山手線(内回り)の専用ホームとなり混雑緩和が図られます。
※品川駅2番線は欠番となります。


撮影している時は京浜東北線の方に気が取られていたので気付きませんでしたが、3年後には2番線が欠番となっている予定なので2つの意味で貴重な画像になりますね…









他にも色々記録していきます…








そして、3.4番線ホームにやって来ました。
画像右側が現在使用されていて11月16日で役目を終える3番線で、左側が11月17日初電から使用される4番線です。コンコース上と同様にこちらも殆どの案内サインが切替に対応した形となっていました。

そんな今しか見ることが出来ない案内サインなどを記録していきます。
まずは現在使用中の3番線です。









そして11月17日初電から使用が開始される4番線です。実際には2018年6月まで京浜東北線南行が使用していたので「開始」ではなく「再開」と言った方が適切なのかもしれませんね…4番線には2018年10月から京浜東北線蒲田駅で使用が開始され各駅で導入が進んでいる最新タイプのLCD式発車標が設置されました。これにより、あと少しで使用が停止される予定のLED式発車標と使用が開始される予定のLCD式発車標が同一ホーム上で並ぶという過渡期ならではの光景を見ることが出来ました。品川駅3番線を京浜東北線E233系が発着する姿も見納めとなります。








4番線ホーム上の様子を紹介していきます。
ホーム上には既に点字ブロックや整列乗車位置案内などが設置されています。また、各ドア部分にはホームドアの準備工事が実施されており2020年度第1四半期までに整備される予定です。ITVモニタや関連装置なども新設されています。
また、取材日時点ではホーム上の一部に仮囲いが設置されていました。




東海道線上りと京浜東北線南行が発着する5.6番線から4番線を見てみます…ホームや線路が綺麗なのでさながら新駅のように見えますね。最後に山手線が発着する1.2番線から3番線を見てみます…実は品川駅で山手線と京浜東北線の車両が並んで停車する姿は今回の切替工事で見れなくなる光景なんですが、品川〜田端間の並走区間で両路線の車両が並んで走っている姿は幾らでも見れますし品川〜田町駅間に新駅として開業する予定の高輪ゲートウェイ駅でも見ることが出来る予定の光景なので珍しさなどは皆無ですね…以上、品川駅切替工事前の様子でした!!

こどもの国線を走る7000系

2019-11-13 22:10:00 | 私鉄
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は「2019 東急電車まつりin長津田」の開催に伴い多客対応として初めてこどもの国線で営業運転が行われた池多摩線向け車両である7000系を撮影してきましたので紹介します。ここは長津田駅です。
この度、こどもの国線恩田駅の近くにある東急電鉄長津田車両工場で「2019 東急電車まつりin長津田」が開催されました。この「東急電車まつり」は募集人数4000人の事前応募制のイベントで、唯一の鉄道アクセス手段であるこどもの国線の混雑を分散する目的で入場時間が分けられているという特徴的なイベントとなっています。
それもそのはず、こどもの国線は東急電鉄唯一の全線が単線の路線で普段は2両編成の列車が20分おきに走るローカル線です。
そのため、「東急電車まつり」開催日は普段とは異なる臨時ダイヤが多客対応の為に用意され、大幅な増発や増結などの実施により輸送力が増強されます。
そんな「こどもの国線」が1年で1番忙しくなる日の様子を見ていきます…長津田駅のホーム上はこどもの国に向かう家族連れなどと「東急電車まつり」に向かう乗客で朝から大変な混雑となっています。(※普段比)暫くすると「こどもの国線」向け車両である横浜高速鉄道Y000系がやって来ました。実はよく見ると2両編成を2本繋いだ4両編成となっています。
このようにY000系同士が連結している姿はなかなか見ることが出来るものでは無いので貴重なものとなっています。
上記のY000系が発車してから数分…
お目当ての7000系がやって来ました。にしても、長津田駅で見る7000系の違和感たるや相当なモノでした。
(大井町線の車両を長津田駅で見るだけで珍しく感じてしまうような人間なので…)反対側からも撮影しておきます。ちなみに行先表示は往路復路関係なく全て「臨時」で日本語と英語が交互に表示されていました。
これで、「こどもの国」とか表示していたら最高なんですけどね

車内に設置されているLCDに関しては無表示となっていました。
なお、LCDが設置されている車両がこどもの国線で営業運転をするのは今回が初めてなんだそうです。ちなみに今回こどもの国線で多客対応として使用された7114Fは2018年に総合車両製作所で製造された車両で、2007年に1本目が登場した7000系の中では比較的新車と言える車です。
長津田駅での撮影が終了し次の撮影場所を考えていたのですが、せっかく普段は都心部しか走らない7000系が横浜市の郊外に位置するこどもの国線を走るのだから、それが分かるような写真を撮りたいという考えから恩田駅近くの田園風景が広がる沿線撮影地にやってきました。まずは練習電がてら4両に増結されたY000系を撮影していきます。先ほどは見えなかったので詳しく紹介していませんでしたが、連結されていたのは通常色のY002編成とラッピング電車「うしでんしゃ」として運行されているY003編成でした。









こういう多客時の連結している時しか見ることが出来ない光景などを記録しておきます。
そしてお目当ての7000系です。
田園風景の中を走る姿は長津田駅で見かけた時以上に違和感があるものでした…











7000系の緑のカラーが上手い具合に田園風景とマッチしていますね…
終点のこどもの国駅にやってきました。先ほどと同じように「こどもの国線」らしい光景を記録していきます。
普段は短い2両編成で運行されているためホーム前寄りの使用しない部分は柵が設置されて入れないようになっていますが、ホームいっぱいに止まる3.4両編成が運行されているため柵が取り外されホーム先端部まで行けるようになっていました

ホーム長津田寄りからも7000系×こどもの国駅の風景を撮影していきます…



にしても山の風景と7000系のコラボは非日常感が凄かったです…
久しぶりに撮影していて楽しかったですね。ちなみに輸送力が増強された目的である「東急電車まつり」にもご縁があり参加してきましたが、車両・部品の展示やグッズ販売などが充実しており満喫することが出来ました。以上、こどもの国線を走る7000系でした!!

横浜市営バス「ピアライン」運行開始

2019-11-11 22:30:42 | バス
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2019年10月31日から運行が開始された横浜市臨海部を走る新たな路線「ピアライン」を早速撮影してきましたので紹介します。ここは桜木町駅です。この度、横浜市のみなとみらいエリアにて「ヨコハマ ハンマーヘッド プロジェクト」として整備が進められていた「横浜ハンマーヘッド」が2019年10月31日に開業しました。
この「横浜ハンマーヘッド」は新港地区に新設される新客船ターミナル「新港ふ頭客船ターミナル」を中核とした複合施設で、客船ターミナルのほかに食がテーマの商業施設「ハンマーヘッド SHOP&RESTAURANT」や滞在型リゾートホテル「インターコンチネンタル横浜Pier 8」などが入居しています。この「横浜ハンマーヘッド」の開業に合わせ同施設や大さん橋客船ターミナルと桜木町駅を結ぶバス路線「ピアライン」が運行される事になりました。そんな「ピアライン」は観光スポット周遊バス「あかいくつ」やパシフィコ横浜行きのバスが利用している4番乗り場から発車します。こちらが桜木町駅4番乗り場のバス停です。
駅の改札口から一番近く利便性が高い乗り場となっています。バス停の表記類も「ピアライン」のロゴなどが入った特注仕様となっていました。また、当乗り場は前記の通り「ピアライン」の他に「あかいくつ」なども使用している為、系統毎に乗車待ち列を分ける整列乗車が実施されていますがそれを知らせる看板についてもロゴ入りの新しい物に変わっていました。
乗り場には「ピアライン」運行開始を知らせる専用の看板が設置されていました。ここで、「ピアライン」の概要を軽く紹介していきたいと思います。「ピアライン」は桜木町駅からワールドポーターズや国際橋・カップヌードルミュージアムなどを通ってハンマーヘッドに向かう路線です。
なお、日中時間帯は運行経路が異なり大さん橋客船ターミナルや日本大通り駅県庁前などを経由する循環便となります。時刻表も見ておきましょう…
時間帯によって2〜3分程度の差はありますが、基本的には平日と土休日で大きくダイヤが変わる事はなく本数も同一となっています。





桜木町駅前の始発は7時00分で終発は22時42分です。
基本的には20分間隔での運行となっていますが、朝や夕方のラッシュ時には15分や12分間隔になります。
そのうち、10時10分発から16時42分発までの21便は大さん橋客船ターミナルに立ち寄る循環便となっています。また、運行開始日である10月31日から新港ふ頭客船ターミナル第1船入港日である11月4日までの5日間は「開通記念」として運賃が無料になっていました。なお、運賃無料期間中に運行する日中の循環便に関しては警察本部前、横浜税関前、日本大通り駅県庁前、本町1丁目、本町4丁目のバス停には停車しないという特殊な運行形態がとられていました。そんな「ピアライン」に乗車してハンマーヘッドに移動します。「ピアライン」という名前は愛称などではなくれっきとした路線名称なので、車内に設置されているLCDで通常は「7系統」などと数字が入る系統名部分も「ピアライン系統」という風な表示となっています。
この辺は「ぶらり観光SAN路線」などと同じですね…

(正式には281系統という系統番号が割り振られているみたいですが、旅客案内などでは使用されていません。)

ちなみに「ピアライン」の路線名称の由来は「ふ頭」の英語表記なんだそうです。

バスは桜木町駅を出ると道なりに進み桜木町駅入口交差点を左折し馬車道駅前を通過します。
その先、右左折を繰り返し本町四丁目交差点から万国橋通りに入ります。
そして横浜第二合同庁舎を横目に運河を越える万国橋を通ります。

万国橋の先にある万国橋交差点からは往路と復路で運行経路が分かれていて、復路の横浜ハンマーヘッド発の便は万国橋通りをひたすら走る経路となっていますが、往路の桜木町駅発の便は横浜ワールドポーターズの周りをぐるっと囲むように走っていきます。

と、言うことで万国橋交差点を左折し一旦万国橋通りに別れを告げワールドポーターズを周りを走っていきます。
その先のカップヌードルパーク入口交差点で右折した後にサークルウォーク交差点を左折し万国橋通りに復帰しました。

そして万国橋通りを少し走ると終点はすぐそこ…桜木町駅を発車して約15分で目的地の
ハンマーヘッドに到着しました。開業して間もない商業施設ということで、私も館内に入り色々と物色してみましたが従来の典型的な商業施設にはないような個性的な店舗が集まっていて中々に面白い施設となっていました。また、施設入口に設置されている看板には交通アクセスとして「ピアライン」のことがイラストやQRコード入りで書かれていました。
こちらがハンマーヘッドのバス停です。
横浜ハンマーヘッドの施設に隣接して新たに建設されたバス乗り場で、乗り場と降車場が対面になるように分かれている構造となっています。まずは乗り場から紹介します。
全部で5バース分用意されていて各バースにはそれぞれ数字が振られていますが、現時点でバス停として使用されているのは「ピアライン」が使用している1番乗り場のみとなっています。そして、こちらが洒落たデザインの乗り場です横浜ハンマーヘッドの施設外観にも使用されている鉄骨を利用したガラス張りのバス停となっています。バス停上部には「桜木町駅行き」と書かれた英字付き看板が設置されています。客船ターミナルの最寄りバス停ということで、クルーズ船で横浜に訪れた外国人旅行客向けなどでしょうか…ガラス部分には時刻表や「ピアライン」の運行経路図、運賃などの案内が掲示されていました。









また、後ほど紹介しますが車両のデザインとなっている水玉模様の絵が掲示されています。
先ほど、「バス停として」は1番乗り場のみが使用されているという風に紹介しましたが、この様に紹介したのには理由があります。実は4番乗り場がタクシー乗り場として使用されているのですが、こちらは通常のタクシー乗り場ではなく次世代タクシー配車アプリMOV(モブ)を利用した際にタクシーに乗車するためのMOV(モブ)専用のタクシー乗り場なんです。愛称は「MOV STATION」で乗り場にもその旨の表記があります。また、5番乗り場は「ピアライン」の待機場に使用されていることが殆どなので実質的に使用されていないのは2.3番乗り場の2ヶ所となります。そして、こちらが乗り場の向かい側にひっそり設けられている降車場です。
バス停らしい看板などは一切なく路面部分に「バス降車場」と描かれているだけという乗り場との圧倒的な設備の差を感じる降車場となっています
降車場の先は行き止まりになっているので、「ハンマーヘッド」の隣にある転回場で転回して乗り場に向かう形で運行されています。ここからは「ピアライン」で使用されている車両を紹介します。こちらが「ピアライン」の運行開始に伴いラッピング化された浅間町営業所所属の【6-3468号車】です。2016年に導入されて以来、浅間町営業所管内の各路線で一般車両として運用されていましたが2019年10月頃にラッピング化され「ピアライン」で運用されるようになりました。車体には「横浜ベイシティ交通マップ」などの制作元である「NDC グラフィックス」の中川氏による青色を基調としたラッピングが施されています。また、上手い具合にラッピングに溶け込むように車両の側面と背面には制作者名が表記されています。非公式側からも撮影しておきます。横浜の海と空をイメージしたブルーのデザインが非常に目立ちますね…ちなみに「水玉模様」とよく称されますが、実のところは水玉ではなく大きさの異なるドットの連なりらしく横浜の街と人とを繋ぎながら横浜の魅力を縫うように走る「ピアライン」をイメージしたデザインなんだそうです。
また、後部座席部分の窓ガラスにもラッピングが施されていますが、当該部分には特殊な加工が施された穴の開いた素材が使用されているので車内から横浜の景色を見る事が出来るようになっています。察しの良い方は既にお気付きかもしれませんが、同じく中川氏がデザインした2018年11月から桜木町駅と大さん橋や大黒ふ頭などの港を結ぶ客船クルーズ送迎シャトルバスとして運行されている黄色ラッピングの専用車とシリーズ化されています。運が良ければ大さん橋などでイエロードットの客船クルーズ送迎シャトルバスとブルードットの「ピアライン」の兄弟車並びを見る事が出来るかもしれませんね…そして、こちらが滝頭営業所所属の【6-3454号車】です。「ピアライン」は浅間町営業所と滝頭営業所の共管で両営業所には「ピアライン」専用車が数台ずつ配属されています。そのほかにも、「ピアライン」では専用車のほかに2019年10月から神奈川県初の燃料電池バスとして運行されている滝頭営業所所属の【9-6301号車】が運用されているほか、多客時やダイヤ乱れ時などには一般車両が運用される事があります。
降車場の先にある転回場で転回している姿や…





100年以上前に建立された歴史的な建造物であり2018年には土木遺産に認定された大型港湾荷役機械「ハンマーヘッドクレーン」、客船ターミナルなどと専用車を絡めて記録しておきます。






ついでに撮影出来たので紹介しますが、実は2019年11月1日から京浜急行バスが運行するリムジンバス「羽田空港⇔山下公園・みなとみらい地区・赤レンガ倉庫線」も横浜ハンマーヘッドに乗り入れるようになりました。
バス停名は「インターコンチネンタル横浜 Pier8」で、ホテルの玄関前が乗降場所となっています。なお、ドア横に掲示されているサボは未更新のようで同日に新設された「国際橋・カップヌードルミュージアム前」バス停と合わせて未表記となっていました。
乗り入れが終了となった「桜木町駅」表記はシールで消されていましたが…汗以上、「ピアライン」運行開始でした!!