三丁目の夕日の乗車記

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羽田空港〜相模大野線乗車記

2020-03-05 21:45:00 | 神奈川中央交通
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は神奈川中央交通東と京浜急行バスが共同運航する形で相模大野・町田エリアと羽田空港の間を運行している「羽田空港リムジンバス」に乗車してきましたのでレポします。

乗車便データ
神奈川中央交通東(京急との共同運行)
相模大野立体駐車場5時15分発
羽田空港国際線ターミナル7時5分着

ここは
相模大野立体駐車場
です。
今回、乗車するリムジンバスは相模大野駅では駅前にある北口バスターミナルと駅から少し離れた所にある立体駐車場の2カ所で発着しています。
バスは立体駐車場を発車してから駅前を通り羽田空港方面に向かって走行していくので、駅前のバス停からではなく始発バス停でもある立体駐車場までやって来て乗車する事にしました。

ここ、相模大野立体駐車場は小田急線相模大野駅から徒歩約5分の位置にある相模原市営の立体駐車場です。
駅前ではないものの、相模女子大学グリーンホールや相模大野中央公園などが隣接している立地となっています。
また、大型商業施設である伊勢丹相模原店が隣接している場所で営業していましたが、こちらは2019年9月に惜しまれつつ閉店してしまっています。
地図にも伊勢丹があった場所にはテープが貼られていますね…


この相模大野立体駐車場は屋上階である6階から地下1階までの7階建ての建物です。
そのうち1階部分にはバスやタクシーの乗り場である「交通施設広場」が配置されていて、それ以外の階は四輪車や二輪車用の駐車場となっています。
1階の「交通施設広場」にはバス乗り場やタクシー乗り場、タクシーの待機場やお手洗など高速バスやリムジンバスなどが発着するバスターミナルとしての設備が用意されています。
特にバス乗降場に関しては全部で7バース分用意されていますが、実際に乗り場として使用しているのは4バースのみで他のバースは待機場などとして使用されています。


また、「交通施設広場」の入口付近にはリムジンバスのバス待合所が設置されています。
待合所の利用可能時間は朝4時20分〜夜21時30分で、羽田空港リムジンバスの発車時刻に合わせた時間となっています。
また、「神奈中 羽田・成田空港行バス待合所」という名前が付いていますが路線バスの利用者も待合所を利用する事が出来ます。

待合所の中には椅子や時計などが設置されています。
寒さが厳しい冬の時期の早朝・深夜便を利用する時には有難い冷暖房完備となっているので、バスの発車時間まで快適に過ごすことが出来ます。発車時間まで少し時間があるので待合所の中に掲示されている時刻表を見ておきましょう…
相模大野立体駐車場には羽田空港、成田空港行きのリムジンバス2路線と千葉県木更津市にある三井アウトレットパーク木更津・木更津駅行きのアクアラインバスの計3路線が発着しています。(路線バスを除く)
その3路線の中でも羽田空港行きは運行本数が最も多く1日26便(羽田空港発は34便)運行されています。
そのうち半分以上の便が東急田園都市線の駅である南町田グランベリーパーク駅を経由するルートで運行されています。
また、深夜時間帯に羽田空港を発車する3本に関しては相模大野立体駐車場を経由しないルートで運行されています。
そして、今回乗車する便は相模大野立体駐車場5時15分発の羽田空港国際線ターミナル行きです。
立体駐車場を発車すると相模大野駅、町田バスセンター、南町田グランベリーパーク駅の3か所で乗車扱いを行い、羽田空港内では第1ターミナル、第2ターミナル、国際線ターミナルの順で降車扱いを行います。
リムジンバスは航空機の発着時刻などに合わせて基本的に毎時1〜2本運行されていますが、5時台に相模大野立体駐車場を発車する便は15分間隔で4便運行されています。
これは1時間辺りの本数としては最多で、羽田空港リムジンバスの「ラッシュ時間帯」と言えると思います。
そんな早朝のラッシュ時間帯に運行される便に乗車して利用率を調査するため、夜も更けていない時間の立体駐車場にやってきた訳です。
発車時刻が近づいてきたので待合所を出て乗り場に向かいます。
相模大野立体駐車場でのリムジンバスの乗り場は待合所に近い1番のりばとなっています。
ちなみに羽田空港行きのリムジンバスは予約制となっているので、乗車する際は前日の19時までに予約を済ませる必要があります。
(空席がある場合は予約無しでも乗車可)そして、発車時刻の10分前である5時5分乗車する便に充当されるバスがやって来ました。
こちらは相模原営業所所属の「さ855号車」です。
2017年式のエアロエースで、車庫から回送されてきました。
 東京オリンピック・パラリンピック開催に合わせた五輪ナンバーを装着してます。
ちなみに「羽田空港線」は先述の通り神奈川中央交通東と京浜急行バスが共同運行する形で運行されていますが、京急バス運行便に関しては新子安営業所所属の車両が使用されています。
そんな感じで色々撮影していると発車時刻の5分前である5時10分になり、ドアが開いた後に乗車が始まりました。
私は予約をしていたので乗車する際に乗り場にいる係員の方に名前を告げてから車内に入ります。
運賃前払い制となっているので、乗車する際に運賃を支払います。
ちなみに運賃は1470円で、交通系ICカードのSF残額を使用して支払いをする事も出来ます。
車内は一般的な4列シートで補助席付きとなっています。
また、フリーWiFiが搭載されています。
同じ神奈中リムジンバスの中でも成田空港線で運用される車両には化粧室が設置されていますが、羽田空港線などで運用される車両には設置されていません。

羽田空港行きに関しては予約制となっていますが、座席は指定されていないので空いている座席に着席します。

そして5時15分に定刻通り
相模大野立体駐車場
を発車しました。
乗車扱い開始からポツポツと乗客がやって来て、最終的には5名が相模大野立体駐車場から乗車しました。

バスは相模大野立体駐車場を発車すると駅前へと続くパークサイド通りを走行し、立体駐車場発車から約2分後の5時17分
相模大野駅北口
に到着しました。
相模大野駅北口では7名が乗車しました。

乗車扱いに時間が掛かったため、1分延の5時21分に相模大野駅北口を発車しました。

相模大野駅北口を発車すると駅前のメインストリートでもあるキャンパス通りを走行し、ロビーシティ前交差点を右折して行幸通りに入りました。

乗車した場所である相模大野立体駐車場の横を通過しながらバスは道なりに進んでいきます。

谷口交差点の先の谷口跨線橋で小田急線を越えた直後に、町田バスセンターを5時20分に発車して羽田空港へ向かって走る先行便とすれ違いました。

境川を渡り東京都に入った直後にある原町田橋交差点を左折し、原町田橋で横浜線を越えました。
そして、市立中央図書館前交差点を再び左折し町田駅前のメインストリートである町田駅前通りに入りました。

町田ターミナルの横を通り、5時30分
町田バスセンター
に到着しました。
町田バスセンターでは10名の乗車があり、ここまでの乗客数は合計22名となりました。

そして、5時35分に定刻通り町田バスセンターを発車しました。

町田バスセンターからは先ほど相模大野から町田へと走ってきた道を逆戻りする形で相模大野方面へと進んでいきます。

バスはバスセンター内のアイランド部分を周回する形で転回し、町田駅前通りに復帰しました。

町田ターミナルの横を再び通った先にある市立中央図書館前交差点を右折…

横浜線と小田急線を陸橋で越し、行幸通りと国道16号が交差している谷口陸橋下交差点を左折し国道16号に入りました。

渋滞が多発することで知られている国道16号ですが、早朝時間帯で交通量が少ないこともあって順調に進んでいきます。

南町田北交差点の先の立体交差では側道を通過し、駅前の交差点を右折してバスターミナルに入りました。

そして5時49分
南町田グランベリーパーク駅
に到着しました。
南町田グランベリーパーク駅は2017年7月1日から空港リムジンバス等の乗り入れが開始された比較的新しい停留所で、乗り入れ開始から約3年が経ったいま利用率が気になる所でしたが期待に反して乗車は1名のみでした。

また、これで当便の乗客数が23名で確定しました。
車内を見てみると半分くらいの座席が埋まっている状態になっていました。

最後の乗車扱い停留所である南町田グランベリーパーク駅を5時55分に定刻通り発車し、先程まで走っていた国道16号に復帰しました。

バスは東名高速道路(E1)の横浜町田ICの横を通過し、上川井ICからそのまま保土ヶ谷バイパスに流入しました。

早朝時間帯の交通量が少ない保土ヶ谷バイパスを快走していきます。

また、途中でアットライナーの横浜・新宿行きや相鉄バスの路線車回送などを追い越しました。

その後、狩場本線料金所を通り6時6分狩場ICから首都高狩場線(K3)に入り湾岸線方面へと進んでいきます。

横羽線(K1)とのJCTである石川町ジャンクションを過ぎ、横浜港のシンボルともなっている横浜マリンタワーの横を通過すると狩場線の終点でもある本牧JCTが見えてきました。

そして6時14分本牧JCTから湾岸線(B)に入り、直後にある横浜ベイブリッジを渡りました。

夜明けの横浜の街並みを横目に見ながら、順調に走っていき、6時16分に首都高大黒線(K5)とのJCTである大黒ジャンクションを通過しました。

あまりにも順調に走っているので改めて確認してみると、南町田グランベリーパーク駅を発車したのが5時55分なので約20分で大黒JCTまで辿り着いているという事になります。
ちなみに終点の羽田空港第1ターミナルの乗車便到着予定時刻は6時50分なので、渋滞などにハマらない限り早着しそうですね…

バスは鶴見つばさ橋を渡り、東扇島エリアの工業地帯群の中を進んでいきます。

そして6時24分に首都高川崎線(K6)と東京湾アクアライン(CA)とのJCTである川崎浮島ジャンクションを通過し、多摩川トンネルに入りました。

トンネル内で東京都に入り、6時27分にトンネルを出た直後にある湾岸環八ICで首都高湾岸線から流出しました。

料金所を通過し道なりに進む形でターミナル間を結ぶ循環車線に入り、6時29分に定刻より約21分早く
羽田空港第1ターミナルに到着しました。
第1ターミナルでは10名の乗客が降車し、車内には13名の乗客が残りました。

到着から1分後の6時30分に第1ターミナルを発車し、循環車線を通った後に第3駐車場(P3)の周りをグルっと回るルートで走り6時36分に定刻より約19分早く
羽田空港第2ターミナルに到着しました。
第2ターミナルでは6名の乗客が降車し、車内には7名の乗客が残りました。

6時37分に第2ターミナルを発車し第4駐車場(P4)の周りを再びグルっと回り、第1ターミナルの目の前を通過した後に国内線ターミナルと国際線ターミナルを結ぶ空港アクセス道路に入りました。

そしてA滑走路の下を通る東京国際空港アクセストンネルの中を通過していき、トンネル出口直後にある交差点を左折すると国際線ターミナルの建物が見えてきました。

当ブログをご覧頂いている方の殆どは知っておられると思いますが、羽田空港国際線ターミナルは2020年3月29日の第2ターミナル国際線施設併用開始に合わせて名称が国際線ターミナルから第3ターミナルに変更されます。

その為、京急電鉄空港線と東京モノレール羽田空港線の羽田空港内にある各駅の駅名も変更されるほか、いま乗車しているリムジンバスの停留所名も「羽田空港国際線ターミナル」から「羽田空港第3ターミナル」に変更されます。

そんな、あと少しで名称が変更される
羽田空港国際線ターミナルに定刻より約20分早い6時45分に到着しました。
終点の羽田空港国際線ターミナルでは車内に残っていた7名の乗客が降車しました。
国内線第2ターミナルより国際線ターミナルでの降車の方が多かったのが意外でした。
もうすぐ見納めとなる「羽田空港国際線ターミナル」の表記が書かれたバス停も合わせて記録しておきます…


トランクルームの中に乗客が預けていた荷物を降ろし、車内の点検を終えると直ぐに待機場へ回送されていきました。


無事に全区間完乗する事が出来ましたし、この後に搭乗する予定の航空便の出発時刻の関係もあるので、バスを見送ってから私も他の乗客たちと同じようにバス乗降場からターミナル施設内へと入っていきました。
以上、リムジンバス「羽田空港線」乗車記でした!!


【期間限定】町14系統運行開始

2019-04-28 10:00:28 | 神奈川中央交通
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2019年4月16日から期間限定で運行が開始された神奈川中央交通町14系統に乗車してきましたのでレポします。ここは町田駅です。この度、町田市中央部に広がる「町田薬師池公園四季彩の杜」の町田ぼたん園で有料開園(ぼたん・しゃくやくまつり)が実施される事から、町田市の玄関口でもある町田駅近くの町田バスセンターから町田ぼたん園最寄りバス停である薬師が丘を結ぶ新路線町14系統が催事期間中限定で運行されることになりました。この、町14系統は既存の町13系統(町田バスセンター〜山崎団地センター)の一部便を開催期間中に限り延長運転する形で運行されています。停車バス停ですが、町田バスセンター〜山崎団地センター間は元々の町13系統と同じ主要バス停のみの急行運転となっていて、延長運転区間である山崎団地センター〜薬師が丘間はノンストップとなっています。運行本数は平日4便、土休日は2便です。
なお、全便が連節バスでの運行となっています。そんな町14系統のバス乗り場である町田バスセンター4番乗り場にやって来ました。最近の町田営業所管内の再編に伴い系統一覧が物凄いことになっていますね…一番下に表記されていますが、野津田公園内にある町田市陸上競技場で大型催事が実施される時に運行される臨時系統も同じ4番乗り場から発車します。さすがに町14系統の表記がバス停に追加される事は無く、運行案内の貼り紙が掲示されるのみに留まりました。また、町田バスセンター付近に2台設置されているバス運行情報案内表示機も町14系統にしっかり対応していました。【町14系統 薬師が丘 急行・ツインライナー】と表示されていました。
「薬師が丘」の行き先表示が新鮮ですね…なお、英語表示には対応していないようで、時刻と系統番号のみの表示となっていました。バス運行情報案内表示機の下部にある系統一覧に関しては変更されていません。
かなり前に廃止された路線の表記がこんな感じで残っている以上、期間限定の路線を追加する事は無いとは分かっていましたが…汗他の町田バスセンター内にあるバス乗り場案内図に関しても変更無しとなっていました。と、言うよりこちらは既に廃止された路線の箇所にテープすら貼られていません…
貼っていたテープが剥がれてしまっていたのかもしれませんが、、、さて、そんな町14系統の土休日便1本目となる11時46分発の便を乗り場で待っていると発車時刻4分前の11時42分頃に長い車体を大きくカーブさせて乗り場にツインライナーが入ってきました。こちらが、今回乗車する町14系統の全便に充当される連節バス「ツインライナー」です。神奈中町田営業所には、この連節バス「ツインライナー」が4台導入されています。この日は「ま204」が充当されていました。車両側のLED表示は「臨時」かな…なんて思っていましたが、ちゃんと専用表示が用意されていました。側面表示の経由地表示に関しては町13系統のLED表示から木曽入口が削除されて薬師が丘が追加された物になっていました。後面のLED表示も撮影場所の関係から一部が切れてしまっていますが、薬師が丘までの延長運転に対応していました。それでは、早速乗車していきます…車内に設置されている液晶画面も、車外のLED表示同様に延長運転に対応していました。終点が薬師が丘という見慣れない表示です…なお、車内前後の2ヶ所にはバスの運行状況や町田駅で接続する小田急線の運行状況を表示するディスプレイが設置されていますが、こちらは専用表示が用意される事はなく平成24年の連節バス導入時の表示固定となっていました。そんな感じで撮影しているとあっという間に発車時刻になり、11時46分に町田バスセンターを発車しました。町田バスセンターを発車すると途中の山崎団地センターまでは通常時の町13系統と同じように走行していきます。気になる乗車率ですが、全座席の半分が埋まる程となっていました。バスは町田駅前通り・団地いちょう通りを走行しながら境川団地や木曽入口などの大型集合住宅群に停車していきます…
町田市内に点在した団地間輸送としても活用されているので、高齢者の方を中心に日常的に利用しているであろう乗客の方の乗降が途中の各停留所で続きます。そして町田バスセンター発車から約15分で町13系統の終点である山崎団地センターに到着しました。ここ、山崎団地センターから先が今回の延長運転区間です。前記の日常的に利用しているであろう乗客達の多くが当停留所で下車していったので、車内には同業者の方とみられる方々などが主に残りました。
肝心の祭り目当ての利用客は見た感じ少なかったですね…そして山崎団地センターを発車しました。
この先、バスは団地いちょう通りを直進し今井谷戸交差点を左折して鎌倉街道に入り薬師池公園の横を通り終点の薬師が丘まで運行していきます。薬師が丘止まりの液晶画面表示も記録しておきます。



ちなみに山崎団地センター〜薬師が丘間のルートは他の町37や町55系統などが走行している為、当系統のみの単独区間は存在しません。なお、延長運転区間のルートは全区間が催事開催時に運行される臨時系統町田バスセンター〜野津田公園線と被っていますが、期間限定路線ながら一般系統の路線として乗客を乗せて連節バスが今回の延長運転区間を走行するのは初めての事ですそんな延長運転区間を楽しんでいるとあっという間に終点の薬師が丘に到着しました。町田バスセンターからの所要時間は約25分でした
ここまで乗車してきたツインライナーは薬師が丘に到着後は乗客を降ろし表示を変えて少し先にある野津田車庫にすぐ回送されていきました…バスも居なくなってしまったのでバス停の様子を見ていきたいと思います。
ここ、薬師が丘バス停には全長が18mある連節バスの臨時便発着開始に伴い連節バス対応のバスペイが整備されました。ちなみに、薬師が丘発町田バスセンター行きの連節バスは運行されていないので、反対側のバスペイに関しては未改良のままとなっています。 バス停付近には祭り開催を知らせる旗が至る所に立っていました。ちなみに町田ぼたん園ですが、薬師が丘のバス停から徒歩7分ほどの場所にあります。祭り開催中のぼたん園の開園時間は午前8時30分〜午後16時となっています。よって、町田バスセンター15時46分発の平日便と16時46分発の土休日便に乗車してぼたん園に向かっても開園時間内に到着する事は出来ません。薬師が丘まで延長運転を行う土休日便は2本のみしか設定されていないので、祭り会場への有効本数としては私が乗車してきた11時46分発の1本のみとなっています。さて、こちらは薬師池公園です。薬師が丘のバス停から歩いてすぐの薬師池公園は町田市を代表する公園です。そんな薬師池公園ですが、既存の公園部分を南側に拡張する形で西園エリアの整備が現在進められています。その西園エリアに隣接される形で「町田薬師池公園四季彩の杜 ウェルカムゲート」という大型観光施設が2020年4月のオープンを目指し建設が進められています。この、ウェルカムゲートの開業に併せてウェルカムゲート前の鎌倉街道沿いに薬師が丘バス停のような連節バス対応バスペイが整備される予定ですまだ、ウェルカムゲート部分も工事中の為、完成形をイメージする事は難しいですが園内では来年春の開業に向けて工事が進められていました。気になる連節バス対応のバスペイ新設に関してはまだ準備工事も行われていません。今後はバスペイ新設工事も進められていくものとみられます。ちなみに新設される予定のバスペイは完成予定図にもしっかり描かれています。こちらのバスペイが新設される2020年度以降は薬師が丘の連節バス対応バスペイと併せて更なる臨時便が運行される予定です。今後の動きに期待しましょう…そして、バスに乗り山崎団地センターに戻ってきました。ここ、山崎団地センターは先程も紹介したように町13系統の終点で町14系統の延長運転区間が始まる場所でもあります。余談ですが、今回山崎団地センターから薬師が丘まで延長運転を行う便に使用されている系統番号「町14」は、2016年5月30日に実施されたダイヤ改正まで運行されていた町田ターミナル〜急行〜山崎団地線で使用されていました。区間こそ一部違いますが、これで町田駅方面と山崎団地エリアを結ぶ急行路線として期間限定ながら「町14系統」が復活した形になりました。山崎団地センターには小規模のバスターミナルのような降車場が設置されています。降車場と言っても使用用途は限定的で山崎団地センター止まりの便のみが使用する形となっています。かつ、現在は山崎団地センター止まりの便が町13系統しか存在しない上に町13系統は全便が連節バスでの運行となっているので、この降車場は連節バス専用の降車スペースとなっています。ちなみに、山崎団地センターを越えて各方面に走行していく他の路線に関しては路上のバス停を使用して発着しています。 なお、この無駄に広い降車場スペースを使用して野津田公園輸送の臨時バスに運用されている車などが時間調整の為に留置されている事もあります

そして、今回山崎団地センターから薬師が丘まで延長運転を行う連節バス新路線が運行を開始したことに伴い降車場のバースに新たに町14系統用のバス停が設置されました。視力検査並の小さなサイズの字で…
「山崎団地センター
次は薬師が丘
町14 急行 薬師が丘」と表記されています。町14系統単独の時刻表も貼られています。他にもバス停には町14系統の運行内容などを知らせる多数の掲示が有りました。

町14系統だけが路上のバス停ではなく降車場のスペースから発車するので乗車場所の地図も添付されていました。山崎団地センターから町14系統に乗車している方を見かけることはありませんでしたが…今後も2020年春の薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲート前の連節バス対応バスペイ整備完了などで動きが見られると思われる町田市内を走る連節バス「ツインライナー」の様子を見守っていきたいと思います。以上、町14系統期間限定運行開始でした!!

座間市ひまわり祭り臨時直行バス

2018-09-12 07:50:32 | 神奈川中央交通
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は座間市の2つの会場で時期を分けて実施された「座間市55万本のひまわりまつり」の座間会場までのアクセス手段として相武台前駅〜ひまわりまつり会場間で運行された臨時直行バスを撮影してきましたので紹介します。ここは相武台前駅です。
この度、座間市内の2会場を舞台に「座間市55万本のひまわりまつり」が開催されました。
このひまわり祭りは7月に開催される栗原会場と8月に開催される座間会場の2ヶ所で構成されていて今回は後記の座間会場へのアクセス手段として期間中に相武台前駅から運行されている臨時直行バスを撮影してきましたので紹介します。まずは専用LED表示から…
担当が大和営業所なので全車白色LED車で運行されました。
ちなみに大和営業所の白色LED化が始まったのが去年の10月頃なので白色後初のひまわり祭り臨でもあります。
〈相武台前駅→ひまわり祭り会場〉

〈ひまわり祭り会場→相武台前駅〉

運行本数ですが、開催期間中の平日は1時間に3本の20分間隔、土休日は1時間に4本の15分間隔で平日の場合は4台運用で回していました。そんな4台を全車相武台前駅で撮影してもいいのですがせっかくならと大混雑の臨時直行バスに乗り込みひまわり祭り会場付近で撮影する事に…そしてひまわりまつり会場にやって来ました。臨時直行バスの乗り場はひまわりが咲く会場から少し離れたJA水稲育苗施設内を臨時のバス停兼折返場として使用していました。JA農協の施設内に神奈中バスが発着する…
なかなか面白い光景です。また、敷地内には臨時のバス停が立てられていました。他の祭りとは異なり5日間も開催するという事で専用の割としっかりとした仮設バス停が用意されているのでしょうか…時刻表や運賃(大人200円、子供100円)、停車停留所、ワンマンバス利用上の注意がしっかり載っています。一日乗車券やちびっこ50円が使えれば利用客が増えそうですけどね…また、普段はJAの施設なのでロータリーやバスが転回出来る広さは無く、折返しは特殊な取り扱いを行って転回していました。まず相武台前からやって来たバスは施設内に入ると転回せずにその場で降車扱いを行い乗客を降ろしました。そして相武台前からの乗客を降ろし終わると右に舵を切り90度車体を移動した状態に…そこからバックして臨時バス停横の停車場に停め折返し便として相武台前への乗客を乗せて発車していきました。この流れを土休日は15分毎に繰り返していて中々見応えのある転回を観察する事が出来ました。最後に当日運用されていた車達を紹介して終わりたいと思います。

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大和営業所の車が田んぼの沿道を走るという中々お目にかかる事の無い風景の中撮影する事が出来ました。
太陽の日差しが強く中々大変な撮影でしたが、機会があれば来年度も撮影しに行きたい…
そんな座間市ひまわり祭りの臨時直行バスでした

連節バス辻23.35系統運行開始 後編

2018-07-30 14:00:25 | 神奈川中央交通
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は5月28日から辻堂駅〜湘南ライフタウン〜慶応大学間で運行を開始した連節バス「ツインライナー」を撮影してきましたので紹介します。

↓前編はこちら↓
連節バス辻23.35系統運行開始 前編前回は辻堂駅にて慶応大学行きの辻35系統を撮影しましたが、今回は連節バス新路線運行開始とほぼ同時期に開業した湘南ライフタウンバスターミナルと夕方便の中で1本だけ運行される湘南ライフタウン止まりの辻23系統を撮影して来たので紹介します。と、言うことで辻堂駅からバスで移動し
湘南ライフタウンBTにやって来ましたここ、湘南ライフタウンバスターミナルは湘南ライフタウン各エリアから各方面に向かうバス路線の集約箇所になっていて、主要路線の辻堂駅、湘南台駅、慶応大学を始め藤沢駅や茅ヶ崎駅、善行駅、綾瀬車庫など多くの路線が発着しています。バスターミナルとしてのバースは5つあり、3つの乗り場として使用し残りの2つを降車場として使用されています。
(慶応大学行のみ路上の乗場を使用しています)また、バスターミナル内には辻堂駅でも見た電光掲示板が設置されています。この電光掲示板は導入が始まった頃は一部の所で見るだけでしたが、中々のペースで各地で導入されているので見かける機会も多くなりました。にしてもやはり辻堂駅行きばかりですね…
これは連節バスが必要なだけの需要がある事が分かります。そんな電光掲示板の両隣には降車場が二つ並んでいます。そんな降車場×2の隣にあるのが3番乗り場です。3番乗り場からは藤沢駅北口行きが経由別に3系統と善行駅・茅ヶ崎駅行きの計5系統が発着しています。ただ、どの系統も運行本数は少なめです。茅ヶ崎駅行きに関しては平日の夕方には1本も運行されていません。そして3番乗り場の横には遠藤矢向交差点に繋がるスロープがあり…そこを曲がると2番乗り場があります。2番乗り場からは主要路線でもある湘南台駅行きと入出庫路線感が強い綾瀬車庫行きの2系統が発着しています。湘南台駅行きに関しては辻26系統と湘16系統の計2系統合わせてですが、データイム時間帯でも15分に1本の高頻度で運行されています。そんな湘南台駅行きに対し、綾瀬車庫行きの辻33系統は1〜3時間に1本とパターンダイヤ化もされておらず入出庫路線感が強い系統となっています。ざっと紹介してきましたが、ここまでの2.3番乗り場と降車場が湘南ライフタウンバスターミナルでいう左部分です。と、言うのも湘南ライフタウンバスターミナルは冒頭の案内板でもご覧頂きましたが、縦に長く中央の出入口を中心に左側と右側に大きく分けて2つのエリアで構成されています。で中心部にある入口からバスが入ると柵がある関係で強制的に左側のエリアへと向かう事になります。そして2番乗り場付近は大きな転回場になっているのでそこで回転し右側エリアに進んでいきます撮影していると慶応大学からの連節バスがやって来たので実際にその様子を紹介します。まず交差点を左折しバスターミナル内に進入…乗り場は右側エリアですがポールがある関係で強制的に左側エリアへ…そして転回場で大きく転回します。連節バスならではの中々豪快な転回を拝めることが出来ます。で、乗り場のある右側エリアに進んでいきます。まぁ、これ入口からそのまま右折して1番乗り場に入れる様にすればいいだろうと思いますが、そうすると2〜3番乗り場から発車する便と1番乗り場に到着する便で交差支障が発生してしまうのでこのような運用方法になっているのだと思いますで、転回場の周りには曲線を生かした斜面に草が沢山生えていました。ちなみにこの斜面の上の部分はスロープとなっていて上の道路と行き来ができるようになっています。また、この転回場の円の内部のデッドスペースは待機場となっていて湘南ライフタウンバスターミナルが始終点のバスが折り返しまでの時間調整などで使用していました。なお、この待機場には2台分のスペースが用意されています。左側エリアの紹介はこんな所でしょうか…中心部エリアは先程も触れた出入口と仮設トイレが設置されています。ちなみにこの仮設トイレですが、右側エリアでは未だに工事が続いていてそちらに常設のトイレが改めて設置される予定です。また、トイレの他にも側道に接続されるスロープも新たに設置される予定です。そんなトイレの前にあるのが湘南ライフタウンバスターミナルの1番のメイン乗り場でもある辻堂駅行きが発着する1番乗り場です。その1番乗り場は一般の普通便と急行便でポールが分かれています。まずは普通便から見ていきます…辻堂駅へは急行便を合わせて経路こそ違ったりしますが全部で8系統が運行されています。カントリー・羽鳥山経由を合わせると平日7時台には30本も運行されています…平均で2分に1分で30本のうち4本は連節バスで運行される訳ですから輸送量としては凄い物ですよね…こんな本数の多さなので撮影していた平日の夕方の時間でも続行運転をしてたりしてたので、朝ラッシュ時間帯なんかはさらにカオスなことになっているのだと思います…汗そしてこちらがツインライナー用のポールです。ツインライナーは運賃前払いで普通便とは違う運賃支払い方法を採用しているのでこの様に乗車口が分かれているのでしょうか…平日のみの運行の為、見た目スカッスカになってしまっています。バス停には運行開始を知らせるチラシも掲示されていました。
1番乗り場の隣には6台分が止められる待機場があります。が、左側エリアにある待機場と違ってこちらは使う機会が少ないのか、撮影中は1度しか使用している時を見る事は出来ませんでした。ラッシュ時間帯などを中心に使用するんですかね
気になる所です。
これで湘南ライフタウンバスターミナル内の紹介は終了です。
後は最後に慶応大学行きが発着する4番乗り場を紹介します。この4番乗り場はバスターミナルから「湘南ライフタウンバス発着場前」交差点を渡り左手にあります。バスターミナル内に集約してしまえば良かったのではと個人的には思いますが、出来ない事情があるのでしょう…4番乗り場には桐ヶ谷を通り慶応大学へ向かう2系統が発着します。と、言っても2系統の差は一般車両で運行される各停便か連節バスで運行される急行便かの違いですから実質1路線です。また、休日は慶応大学が休校日のためデータイム含め全時間帯で運行本数が激減するのも特徴です。バス停には慶応大学行きのみ停車と書かれた掲示もありました。
これで湘南ライフタウンバスターミナルの撮影は終了し辻堂駅に向かいます。
辻堂駅行きが発着する1番乗り場に戻るとちょうど綾瀬営に少ししか在籍していないエルハイがやって来たので乗車…これで辻堂駅まで一気に戻ってもいいのですがまだ少し時間が有るので途中下車します。ライフタウン中央で降りてみました。こちらは先程の湘南ライフタウンバス停に対し文字通り湘南ライフタウンの中央に位置するバス停です。辻堂駅行きの時刻表が羽鳥山経由を除き休日まで書ききれないので休日だけ別紙に他系統と合わせて書かれています。そして湘南ライフタウンバス停と同じ様にこちらもツインライナー用のポールが別に用意されています。時刻表も当然急行便のみの表記です。で、ここで1番紹介したいのはこの案内板…主要駅やバスターミナルなどの交通拠点に設置される事が多い電光掲示板ですが、連節バス運行開始に伴い湘南ライフタウン〜辻堂駅間の途中停留所にも電光掲示板が設置されました。このような小規模なバス停に電光掲示板が設置されているのは中々違和感あります。液晶画面の下には「ライフタウン中央 運行系統図」と書かれた辻堂駅までの途中停車停留所案内と乗車方法が書かれていました。ちなみにライフタウン中央バス停には藤沢駅行きの系統も発着しますがそちらに関しては完全無視の辻堂駅至上主義となっています()乗車口案内や運賃支払い方法を案内してくれるのも中々ありがたいですよね。中々リアルなイラストで描かれているので分かりやすいですし…ただ、なんで一般車両の方は神奈中が導入を進めているノンステではなくMP38顔ワンステなんだろう…とは思いましたが気にしたら負けです。
さて、こんな所で撮影を終えて辻堂駅へ戻ります前編で散々お世話になった辻堂駅に戻ってきました。バス停に向かうと湘南ライフタウン行きの1本前を走る19時33分発の慶応大学行きが停車していました。この33分発が出て38分発の湘南台駅行き各停便の次に43分発の湘南ライフタウン行きが到着するダイヤとなっています。すると19時32分頃に「せ205」号車が慶応大学からやって来ました。この車が折り返し湘南ライフタウン行きの運用に充当されます。そして先発の各停便が発車しすぐに乗り場にやって来ました。こちらが平日夕方便で1本のみ運行されている辻23系統湘南ライフタウン行きです。



ちなみに辻堂駅発湘南ライフタウン行きの辻23系統は朝方も平日8時台に2本が走るだけなので撮影難易度は中々高い路線でもあります。そんな感じで撮影していると仕事帰りや学校帰りの帰宅客を沢山乗せて発車していきました…最後におまけではありませんが、連節バスツインライナーの車内の様子を紹介して記事を締めようと思います。車内は様々な向きを向いた座席が乱雑に並んでいて床はフローリング調で連接部分にドアが無く奥まで見通せるため広く感じます。連接部分ですが、走行中は横に凄く「振れる」ので立ち止まる事は禁止されています。後部車両部分は一段高い位置に座席が設けられている他、一部が向かいあわせの座席配置となっています。
初期型ノンステの後部座席配置を思い出します。また、後部右側は機械が置かれているのか座席が有りません。
エルハイみたいですね。座席も中々凝ったデザインとなっていて一般車両とは違ったモケットが採用されています。また前方車両は一般車両と変わらない通常のつり革が採用されていますが、後部車両のみ写真のような特殊なものが採用されています。また、非常時に窓ガラスを割って脱出する用のハンマーが設置されていたり緊急用のインターホンが設置されていたりと連節バスならではの車内設備となっています。こんな所でしょうか…
慶応大学を起点に新バスターミナルが開業し寒川町方面への新路線も計画されている湘南ライフタウンと大型ショッピングモールが誕生し今後も更なる発展が予想される東海道線辻堂駅を結ぶこの魅力溢れる連節バス新路線を今後も見守っていきたいと思います。以上、連節バス辻23.35系統運行開始 後編でした

連節バス辻23.35系統運行開始 前編

2018-07-22 18:55:44 | 神奈川中央交通
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は5月28日から辻堂駅〜湘南ライフタウン〜慶応大学間で運行を開始した連節バス「ツインライナー」を撮影してきましたので紹介します。ここはJR東海道線が発着する辻堂駅です。この度、5月28日(月)から辻堂駅から湘南ライフタウンを経由し慶応大学への連節バス「ツインライナー」の新路線が開業しました。
この新路線は藤沢市交通マスタープランで辻堂駅北口〜湘南ライフタウン間が幹線として位置付ける計画が策定された事による大量輸送機関導入として連節バスが導入された物です。
その為、連節バスの運行時間は平日の朝夕のみで通勤・通学需要の高い時間帯に絞られており撮影難易度が中々高い新路線でもあります。
そんな連節バス新路線の夕方便を撮影する為に辻堂駅にやってきた訳です。と、言っても少し早く来てしまったので夕方便1本目をバス案内板で確認しておきましょう。小さく【急行】と書かれているのがツインライナーで運行される便で、1本目は16時33分発となっています。なお、英語表示に切り替わると【駒寄】の表記が消えて【Twin Liner】と表示される様になります。ちなみにこの慶応大学中高降車場行きは慶応大学からの折返し便なので正確に言うと辻堂駅発夕方便1本目という扱いになります。そんな連節バスは他の湘南ライフタウン方面行き路線バスと同じ北口の交通広場に発着します。この連節バス新路線は大まかに分けて2つの系統になっていて、1つが辻堂駅〜湘南ライフタウン間を走る辻23系統、そしてもう1つが辻堂駅〜慶応大学間を走る辻35系統です。
まぁ、簡単に言えば辻35系統が本系統で辻23系統が区間便のような感じです。
もっとも辻堂駅〜湘南ライフタウン間では同一経路を走る為、辻堂駅での発着場所は同じ2番乗り場となっています。まだ少し時間が有るので乗り場も確認しておきましょう。こちらが連節バスの発着する2番乗り場です。
2番乗り場からは湘南ライフタウン方面へのメイン系統でもある辻堂〜湘南ライフタウン〜湘南台間を走る辻26系統。その区間便扱いの辻堂〜湘南ライフタウン間を走る辻24系統。湘南ライフタウンを超えて辻堂〜慶応大学間を結ぶ辻34系統の3つの一般路線バス系統と先程の辻堂〜湘南ライフタウン間を急行運転する辻23系統とその先の慶応大学まで行く辻35系統の5つの系統が発着しますこの中で最も運行本数が多いのが湘南台まで運行する辻26系統です。
朝夕の本数が凄い事になっていますが、データイムも1時間に4本と高頻度で運行されています。そして次に本数が多いのが慶応大学系統です。
なお、朝のラッシュ時間帯は一般路線バス便と連節バス便を併せて高頻度運行していますが、夕方便は連節バス便が殆どになるのが特徴です。ちなみにツインライナーですが、殆どが慶応大学まで運行しますが朝の2本と夕方の1本のみ湘南ライフタウン止まりとなっています。なお、辻堂駅から湘南ライフタウン方面へはもう1つ別のルートを走る系統があり、そちらは隣の3番乗り場を発着します。3番乗り場からは湘南ライフタウンまで湘南カントリークラブを経由する辻29系統。大六天、湘南カントリークラブを経由する辻28系統。羽鳥山、大六天、湘南ライフタウンを経由し綾瀬車庫まで運行する辻33系統の3つの系統が発着します。この中で最も本数が多いのが湘南カントリークラブ経由の辻29系統です。
そして、その辻29系統に混じって大六天経由の辻28系統が朝夕は1時間に2本、データイムは1時間に1本運行されています。
また、羽鳥山経由で綾瀬車庫まで運行する辻33系統は入出庫路線のような間隔で1〜3時間に1本という不規則なダイヤで運行されています。そんな感じで撮影していると慶応大学からの夕方1本目の便が到着しました。こちらが辻23系統、辻35系統の運行開始に伴い綾瀬営業所に新たに4台が導入された
メルセデス・ベンツ・シターロ
の【せ206号車】です。シターロは町田、厚木営業所にも投入されていますが、今回綾瀬営業所に導入されたシターロは神奈中初となる最新の新型モデルで投入されています。また、綾瀬営業所初の白色LED車で東京オリンピック・パラリンピックナンバー車という点もポイントと言えるでしょう。そして何より目立つこの中央に配置されたメルセデス・ベンツ社製ということが一目でわかるエンブレムの存在ですよね…横からも見てみましょう…にしても相変わらずの長さですよね…汗
ドア配置としては前の車両に2ドア後ろの車両に1つドアが設置されています。
ここに関しては既存車両との変更はありません。また、一般の路線バスと乗り方に違いはなく中乗り前降りとなっています。待機場に止まっている間は辻堂駅到着時点でのLED表示だったので、それも記録しておきます。



ポイントとしては系統番号表示が側面のみだったり「急行」や「ノンストップ」、「辻堂駅」の表記が大きく目立つ様に配置されている点でしょうか…
前面に関しては中乗り表記も無いのも特徴ですねそんな感じで撮影していると急行便の一本前を走る16時25分発が客扱いを行っていました。この25分発が発車してから33分発であるツインライナーが乗り場に到着する流れです。そして25分発の湘南台行きが定時で発車…
すると方向幕が慶応大学行きに切り替わり…大きな車体を曲げながら待機場から出てきて乗客の待つ2番乗り場に到着です。到着後はすぐに客扱いを開始しました。
まだ夕方ラッシュ時間帯も始まった直後で待っていた乗客はまばらでしたが発車時刻までにパラパラと吸い込まれていき初便は席が少し余るくらいの乗車率で発車していきました。乗り場に着いてから発車時刻まで余裕があるのでLED表示を回収してしまいます。




LEDを回収しあとは発車を見送るのみですが、折角なので駅前から離れて少し歩き沿線で狙ってみる事にしました。隣のバス停である神台公園の近くの交差点に移動するとちょうど発車時刻の16時33分に…
発車時刻から約1分後に通過していきました。うーん…汗
後部が自家用車に被ってしまいました。

でも次の便の時間もあるので悔やまず辻堂駅に戻ります…すると既に待機場に【せ205号車】が停車していました。
次の便(夕方2便)は33分発の初便の15分後の48分発ですが、その間に40分発の湘南台行きが先程同様入ります。そして40分発の各停便が発車後に先程と同じように大きく車体を曲げながら乗り場に進入…初便よりも多くの乗客が待つ2番乗り場に到着し客扱いが始まりました。17時前になり夕方の「早ラッシュ」の時間帯ですが連節バスの特徴である収容力が遺憾無く発揮されていて中々の列の長さでしたが車内は余裕のある空間になっていました。改めて連節バスの凄さを目の当たりにしました。
そんな感じで考えていると発車時刻前に…
先程の撮影スポットに移動し待ち構えます。うーん…
ブレてしまった挙句、再び後部に自家用車が被ってしまいました。
交差点では自家用車被りは起こりうる事なのである程度は許容範囲内ですが、流石に1枚も綺麗な写真が撮影出来ないのはアレなので次は場所を変えて撮影してみます。

その15分後…
17時03分発の本日の夕方第3便がやって来ました教訓を活かし交差点の先で撮影してみると被りもなく上手に撮影する事が出来ました。
第3便は【せ207号車】が運用され、17時代の便ではありますが車内はある程度の余裕が見受けられました。
運良く先の交差点で信号待ちしたので後ろからも撮影…この「全長18.775m」や「追い越し注意!」などの表記も連節バスらしさですよね

そして再び15分後…
17時18分発の本日の夕方第4便がやって来ました第4便は【せ208号車】が運用されていました。
余談になりますが綾瀬営業所に今回の新路線用として新規導入された連節バスは4台…
そして第1便から第4便まででその4台が揃った…
おわかりの方はもう既にお気づきかもしれませんが、普段から予備0の状態で平日は毎日フル稼働で4台全てが運用されています。
点検などは運休となる土休日を中心に行われているようですが、それで足りる訳でもないようで日々一般車両などでの代走が行われています。
なので、この様に連節バス4台全てがフル稼働している姿を見るにはある意味運が必要とも言えそうです…汗

今回は記事が長くなってしまったのでここまで。

この先は本格的なラッシュ時間帯に入っていきますが、一度湘南ライフタウンに移動し新設されたバスターミナルを見学&撮影し再び辻堂駅に戻り夕方・夜便で1本のみの19時43分発の辻23系統の湘南ライフタウン行きを撮影してきましたのでその様子を後編として紹介します。
ぜひお楽しみに〜以上、連節バス新路線辻23.35系統運行開始前編でした!!