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毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は山手線の全29駅の中で駒込駅に初めて導入された新型LCD式発車標を早速撮影してきましたので紹介します。
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ここは
山手線駒込駅です。
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JR東日本各線の多くの駅のホームには列車の時刻や行先などを知らせる為の「発車標」が設置されていますが、2019年8月7日から山手線の駒込駅において新しいタイプの発車標の使用が開始されました。
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それが、こちらのLCD式発車標です。
番線表記と路線名、行先(方面)が外枠の部分に描かれている従来型のLED式発車標とは異なり、LCD式発車標は横に描かれている番線表記以外の全ての情報を大きな画面で表示してしまうという優れ物となっています。
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日本語以外にも英語による表示に対応していて、2020年東京五輪開催を見据え増加する訪日外国人旅行客への案内手段としても導入された「駅ナンバリング」にも対応しています。
駅名標などは日英中韓の4ヶ国語に対応している中、この発車標は日英の2ヶ国語のみに対応していて中国語や韓国語に対応していないのが、何というか意外な気もしますが表示スペースの関係なども有るんでしょうか…
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あと、現時点では3段のうち下1段を使用せず上2段のみを使用した表示となっていますが、先に導入された京浜東北線蒲田駅なども稼働開始直後は上2段のみの使用で後の更新で3段使用に変更された過去などが有るので恐らく同じようになるのだと思います。
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列車が接近している時はこの様に黄色文字で「電車がまいります」と表示されます。
文字の両脇では電車の形のピクトサインが配置されているのもポイントです。
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また、列車が駅に停車している時は駅ナンバリング付きの次駅案内がスクロール表示されるようになっています。
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と、言っても山手線は優等列車の運転が無く各駅停車のみの運転なので、停車駅の確認というより誤乗防止に効果が有りそうな機能ですね…
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また、上記の表示の他にLCD式の特徴を生かした様々な表示が用意されています。
まずは列車走行位置の案内表示です。
2駅手前までの区間を走行している列車の位置が表示されています。
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山手線という事で本来の11両編成から先頭車と後尾車のみの2両編成に短編成化された新型車両E235系が描かれています。
なんか小さくて可愛らしいですね…笑
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上下線とも同じ表示スタイルです。
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もし、このLCD式発車標が数年前に導入されていたらE231系500番台が2両編成になって表示されていたかもしれませんね…
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続いては輸送障害発生時の運行情報表示です。
取材日当日は総武本線が八日市場駅付近で踏切内安全確認によって一部列車に遅れが発生していましたが、その内容が黄色文字でスクロール表示されていました。
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最後は駅や車内の警戒体制強化の案内表示です
運行情報表示と同様にスクロール表示されています。
しかし、こちらの表示は運行情報表示よりも流れる事が少なく、列車接近時以外の次列車案内や列車位置表示の合間に稀に流れる程度の表示となっています。
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駒込駅には発車標がホーム前方と後方の2ヶ所に上下線分の2台がそれぞれ設置されていますが、今回の更新では2ヶ所計4台が一斉に旧型のLEDタイプの物から今回紹介した新型のLCDタイプの物に交換されました。
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それも、既存のLEDタイプの発車標の近くに並ぶように新型のLCDタイプの発車標が設置されたので、稼働開始ホヤホヤの新型発車標と長い活躍を終えて稼働が停止され調整中の紙が貼られた旧型発車標の言わば「発車標の新旧並び」を見ることが出来ました。
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ただ、近いうちに旧型発車標は撤去されるはずなので、過渡期ならではのこの光景も見納めとなります。
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この視認性が高く優れ物な新型LCD式発車標が、他の駅にもどのくらい導入されていくのか楽しみな所です。
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以上、駒込駅に導入された新型LCD式発車標でした!!
東京メトログループの中期経営計画である「東京メトロプラン2021」には自動旅客案内装置(要するに新型LCD式発車標)のリニューアルを2019年度に完了させる予定との記述があります。
また、2016年8月3日に公表された「東京メトロ全路線に新型行先案内表示器を導入!
」というリリースにも2019年度までに全線に導入する予定という記述があります。
この事から、恐らく2020年3月までに全線の全駅で導入するのだと推測出来ます。
なので、今後副都心線や東西線の各駅でも導入がハイペースで進んでいくと予想されます。
2020年3月25日に公表された「2020年度(第17期)事業計画」によると自動旅客案内装置のリニューアルを2020年度に完了させる予定との記述があります。
この事から新型コロナウイルスが流行している影響かは分かりませんが、何らかの事情により工期が延期されている様です。
なので、2021年3月末までには未導入駅においても新型LCD式発車票の導入が進んでいくものとみられます。