三丁目の夕日の乗車記

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「ゆりかもめ」駅名改称後の様子 後編

2019-08-22 22:50:43 | 私鉄
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2019年3月16日に2駅の駅名が改称された「ゆりかもめ」の各駅の様子を撮影してきましたのでレポします。

前編はこちらからご覧下さい。

さて、前編では駅名が変更された2駅のうち1駅目の「東京国際クルーズターミナル」駅の様子などを中心に紹介しました。今回の後編では前編に引き続き残った「東京ビッグサイト」駅の様子などを中心に紹介していきます。
前編の終了地点である「東京国際クルーズターミナル」駅での撮影を終えて「ゆりかもめ」に乗車して今回の目的地でもある「東京ビッグサイト」駅を目指します。一駅手前の青海駅を発車して約2分で次駅である「東京ビッグサイト」駅が見えてきました。見逃しやすいホーム端の外部分にある駅名パネルもしっかり記録しておきます。合わせて、車内LCDの駅名表示も記録しておきました。


















そして
東京ビッグサイト駅
にやって来ました。前編同様に新駅名表記をどんどん集めていきますまずはホームドア上の駅名と次駅表示です。次は番線ごとの停車駅案内です。

こちらは駅名が長すぎて2段の表記となってしまっている東京国際クルーズターミナル駅とは違って1段の表記で収まっています。

ホーム上の新駅名表記はこんな感じですかね…徹底して駅名変更作業が行われているようで、旧駅名である「国際展示場正門」の文字をホーム上で見つけることは出来ませんでした。ホームを降りて「のりこし精算機」の所にある普通乗車券運賃表を撮影します。ついでに「東京国際クルーズターミナル」駅でも配布されていた振替輸送時などに使用される「りんかい線国際展示場駅」までの地図も撮影しておきます。こちらもしっかりと新駅名表記となっていましたそして改札口までやって来ました。さすがはコミケ開催地でもある東京ビッグサイトの最寄り駅ということで改札口の規模も大きく、3レーン分しか自動改札機がなかった「東京国際クルーズターミナル」駅と比べて倍以上の7レーン分の自動改札機が設置されています。改札外の自動券売機の設置台数も多く計6台設置されています。
(のりこし精算機は計3台設置)と、言うわけで「きっぷ売り場」の運賃表などを見ていきます。運賃表に関しては他駅と同じで、既存の物にテープを貼り付ける事で対応されていました。自動券売機の表示もあわせて記録しておきます。

駅構内案内図の駅名表記もしっかりと変更されていますね。

駅周辺案内図も同様に変更されています。但し、1ヶ所だけ違う点があり、「東京国際クルーズターミナル」駅の物は下の地図部分の変更のみテープによるものでしたが、この「東京ビッグサイト」駅の案内図は全て新調されていました。恐らく「東京国際クルーズターミナル」駅の駅周辺案内図は、2020年7月に開業予定の新駅名にもなっている東京国際クルーズターミナルが完成したら一斉に変更する考えなのかもしれません…その他の改札口付近にある始終発時刻表や運賃比較表などを一通り記録します。








改札口付近の新駅名集めを終えて、駅の外に出てきました。ここからは駅の外側で新駅名をどんどん撮影していきます。













続いては駅周辺施設などの駅名表記集めです。まずは駅の下を通る東京都道484号線上にあるバス停です。このバス停は都営バスが使用していますが、「ゆりかもめ」の駅名改称に合わせ2019年3月16日に旧バス停名である「国際展示場正門駅前」から「東京ビッグサイト駅前」に名称が変更されました。路線図では「東京ビッグサイト駅前」と「東京国際クルーズターミナル駅前」の名前が並んでいました時刻表部分のバス停名表記を見てみると、「東京ビッグサイト駅前」表記になっているものと、「国際展示場正門駅前」表記のままのものが混合した状況になっていました。








次は駅前の歩道上に設置されている案内板ですこちらの案内板の駅名変更対応は中々特殊なものとなっていて、駅名表記自体は「国際展示場正門駅」のままですが、別途で「国際展示場正門駅は東京ビッグサイト駅に名称変更しました」という英語表記付きのテープが貼られていました。敢えて、旧駅名部分に新駅名が描かれたテープを貼らない理由は何なんでしょうか…
続いて駅から連絡通路で結ばれている東京ファッションタウンビル(TFTビル)の入口にやってきました。設置されている案内板を見てみると、しっかりとテープによって新駅名表記に変更されていましたそれも日本語、英語、中国語(繁体字と簡体字)、韓国語と充実の5ヶ国語表記です。
こんな感じで東京ビッグサイト駅周辺の駅名表記集めを終えて、「ゆりかもめ」に乗り込み隣の有明駅に寄りながら終点の豊洲駅に向かいました。




ここは豊洲駅です。特に豊洲駅まで来る予定は無かったのですが、一日乗車券を持っているならば折角なら終点まで乗ってしまおう精神が働いてしまった結果、豊洲駅までやって来てしまったので最初の新橋駅同様に今回駅名変更が実施された2駅の駅名表記などを中心に紹介して記事を締めたいと思います。まずはホーム上の案内表記を収集していきます。番線ごとの停車駅案内…そして「東京ビッグサイト」と書かれた方面案内などを撮影します。事実、新橋駅で撮影したものと殆ど同じなのでサラッと取り扱っていきたいと思います。「のりこし精算機」の所にある普通乗車券運賃表を撮影しながら改札口にやって来ました。まずは「きっぷ売り場」の運賃表です。豊洲市場の開場日案内が貼られているのが「ゆりかもめ」らしい光景ですよね…ちなみに先ほど紹介した一日乗車券は大人820円ですが1往復と1回乗車すれば元が取れるようになっています。もはや見慣れた存在となってしまった運賃比較表も記録しておきます。果たして、本当にこれを見て切符を買うかICカードでそのまま乗るかを決めている人がいるのか疑問ではありますが…最後に色分けされていて、とても見やすい定期旅客運賃表を記録…こういった掲示物まで、しっかりと新駅名に変更されていました。
以上、前編と後編に渡ってお送りしてきた「ゆりかもめ」駅名改称後の様子でした!!

駒込駅に導入された新型LCD式発車標

2019-08-10 21:30:01 | JR
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今回は山手線の全29駅の中で駒込駅に初めて導入された新型LCD式発車標を早速撮影してきましたので紹介します。ここは山手線駒込駅です。JR東日本各線の多くの駅のホームには列車の時刻や行先などを知らせる為の「発車標」が設置されていますが、2019年8月7日から山手線の駒込駅において新しいタイプの発車標の使用が開始されました。それが、こちらのLCD式発車標です。
番線表記と路線名、行先(方面)が外枠の部分に描かれている従来型のLED式発車標とは異なり、LCD式発車標は横に描かれている番線表記以外の全ての情報を大きな画面で表示してしまうという優れ物となっています。日本語以外にも英語による表示に対応していて、2020年東京五輪開催を見据え増加する訪日外国人旅行客への案内手段としても導入された「駅ナンバリング」にも対応しています。
駅名標などは日英中韓の4ヶ国語に対応している中、この発車標は日英の2ヶ国語のみに対応していて中国語や韓国語に対応していないのが、何というか意外な気もしますが表示スペースの関係なども有るんでしょうか…あと、現時点では3段のうち下1段を使用せず上2段のみを使用した表示となっていますが、先に導入された京浜東北線蒲田駅なども稼働開始直後は上2段のみの使用で後の更新で3段使用に変更された過去などが有るので恐らく同じようになるのだと思います。
列車が接近している時はこの様に黄色文字で「電車がまいります」と表示されます。
文字の両脇では電車の形のピクトサインが配置されているのもポイントです。また、列車が駅に停車している時は駅ナンバリング付きの次駅案内がスクロール表示されるようになっています。と、言っても山手線は優等列車の運転が無く各駅停車のみの運転なので、停車駅の確認というより誤乗防止に効果が有りそうな機能ですね…
また、上記の表示の他にLCD式の特徴を生かした様々な表示が用意されています。
まずは列車走行位置の案内表示です。
2駅手前までの区間を走行している列車の位置が表示されています。山手線という事で本来の11両編成から先頭車と後尾車のみの2両編成に短編成化された新型車両E235系が描かれています。
なんか小さくて可愛らしいですね…笑上下線とも同じ表示スタイルです。もし、このLCD式発車標が数年前に導入されていたらE231系500番台が2両編成になって表示されていたかもしれませんね…
続いては輸送障害発生時の運行情報表示です。
取材日当日は総武本線が八日市場駅付近で踏切内安全確認によって一部列車に遅れが発生していましたが、その内容が黄色文字でスクロール表示されていました。
最後は駅や車内の警戒体制強化の案内表示です
運行情報表示と同様にスクロール表示されています。
しかし、こちらの表示は運行情報表示よりも流れる事が少なく、列車接近時以外の次列車案内や列車位置表示の合間に稀に流れる程度の表示となっています。
駒込駅には発車標がホーム前方と後方の2ヶ所に上下線分の2台がそれぞれ設置されていますが、今回の更新では2ヶ所計4台が一斉に旧型のLEDタイプの物から今回紹介した新型のLCDタイプの物に交換されました。それも、既存のLEDタイプの発車標の近くに並ぶように新型のLCDタイプの発車標が設置されたので、稼働開始ホヤホヤの新型発車標と長い活躍を終えて稼働が停止され調整中の紙が貼られた旧型発車標の言わば「発車標の新旧並び」を見ることが出来ました。ただ、近いうちに旧型発車標は撤去されるはずなので、過渡期ならではのこの光景も見納めとなります。この視認性が高く優れ物な新型LCD式発車標が、他の駅にもどのくらい導入されていくのか楽しみな所です。以上、駒込駅に導入された新型LCD式発車標でした!!

伊豆東海バスの新型レインボー

2019-08-04 20:40:40 | バス
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今回は伊豆東海バスの伊東事業所と熱海事業所に導入された日野レインボーを撮影してきましたので紹介します。こちらが
日野レインボー
の【伊豆230あ1585号車】です。2018年に伊東事業所に投入された車両で、伊東エリアの各路線で運行されています。
また、2規制の最新モデル車となっています。ちなみに今回撮影する事は出来ませんでしたが、伊豆東海バス伊東事業所には新型エルガも合わせて投入されているようです。伊東駅前で撮影していましたが、新東海バスの自転車積載用ラックが付けられた「サイクルラックバス」仕様の車両と並んでいる姿などを撮影する事も出来ました。
なかなか異色な並びです…
続いて、こちらが【伊豆230あ1566号車】です。2017年に熱海事業所に投入された車で、こちらは初期タイプの車両となっています。この初期タイプの車と先程の2規制の車との外見上の差異は殆ど有りませんが、初期タイプの車には国土交通省標準ノンステップバス認可ステッカーが貼られていないので現時点ではこのポイントで見分ける事が可能となっています。
そして、こちらが【伊豆230あ1583号車】です。
2018年に同じく熱海事業所に投入された車で、最初に紹介した1585号車と同時期に導入されたとみられる2規制の最新モデル車となっています。前記のとおり、1566号車には認定ステッカーが貼られていませんでしたがこの車には前面、側面、後面の3ヵ所にピンク色のステッカーが貼られています。以上、伊豆東海バスに導入された日野レインボーでした!!

「京王ライナー 時差Biz93号」乗車記

2019-08-03 17:00:35 | 私鉄
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は東京都が実施する「スムーズビズ」の集中取り組み期間にあわせ時差通勤を促進する為に京王電鉄が期間限定で運行している臨時座席指定列車「京王ライナー 時差Biz号」に乗車してきましたのでレポします。この「京王ライナー 時差Biz号」は東京都が実施する時差Bizなどを推進する「スムーズビズ」の集中取り組み期間にあわせ、7月22日〜8月2日と8月19日〜8月30日までの計20日間運行されている臨時列車で、新宿発の京王八王子行きと橋本行きがそれぞれ1本期間中の平日夕方に設定されています停車駅は通常の京王ライナーと同じで、座席指定券の価格も変わらず一律400円となっています。一般的に時差Bizに伴う臨時列車は朝のラッシュ時間帯前後に運行されることが多いですが、京王電鉄の場合は朝ラッシュ前後に既に定期の京王ライナーが運行されているため、唯一ラッシュ時間帯の前後で設定がなかった夕方に運行することになったのだと思います。
逆に言うと普段から時差Biz推進に努めているとも言えますね…と、言うわけで「京王ライナー 時差Biz号」の始発駅である新宿駅にやって来ました。まず、新宿駅の改札口付近に設置されている京王ライナーの発車案内を見てみます…しっかり「京王ライナー時差Biz○○号」と表示されていますね先発の相模原線系統橋本行きが「京王ライナー 時差Biz91号」で後発の京王線系統の京王八王子行きが「京王ライナー 時差Biz93号」となっています。ちなみに英語表示に関しては「時差Biz」の部分が省略されて「KeioLiner91」、「KeioLinbr93」という風に表示されていました。駅構内に設置されている配布物ラックには「京王ライナー 時差Biz号」のパンフレットや同時に実施されている「楽・得・通勤キャンペーン」のパンフレットなどが並べられていました。

それでは私が乗車する「京王ライナー 時差Biz93号」の座席指定券を購入します。京王ライナーの座席指定券は新宿駅では改札口や駅構内に設置されている券売機でも購入する事が出来ます。券売機上には各列車の空席状況が表示されています。こちらは特に号数などは表示されていないので他の定期列車と同じように表示されていました。ですが、券売機の購入画面の方を見てみるとしっかり「時差Biz」表示がありました。文字数ギリギリですね…各列車の欄をタッチすると画面が切り替わり購入人数が選べるようになっています。列車の号数に注意し乗車予定の93号の座席指定券を購入しました。ちなみに座席ですが、券売機で購入する場合は号車を指定することしか出来ません。そして、発車案内を見てみると既に先発の時差Biz91号橋本行きが表示されていました。気になる列車名表記ですが、こちらは「京王ライナー91号」となっていました。改札内に設置されている大きな発車案内も同様の表示となっていました。まぁ、号数が違う訳でも無いので特に問題は無いとは思いますが…続いては改札内に設置されている座席指定券の券売機です。こちらは改札口に設置されている券売機とは異なり先発1列車分の座席指定券しか購入する事が出来ません。また、号車の指定も出来ませんので悪しからず…券売機上の空席状況の表記はしっかりと「時差Biz」仕様になっていました。
(英語表記は相変わらずですが…) そして京王ライナーが発着する2番線にやって来ました。まだ入線まで時間があるので電光掲示板の表示を記録しておきます。新宿駅を16時44分に発車する京王ライナーは平日・土休日合わせて定期設定がありませんが、何となく見慣れている表示なだけで珍しさは感じませんね…当たり前のように「京王ライナー91号」表示でした。暫くすると電光掲示板に接近表示が現れ…発車時刻4分前の16時40分に「京王ライナー 時差Biz91号」が入線してきました。京王ライナー専用のミュージックホーンを鳴らしながらの優雅な入線です。最初はこの光景も見慣れないものでしたが、運行開始から早1年半が経ち馴染み深い風景になってきましたね…降車専用ホーム側からも側面中心で撮影しておきます。通常の京王ライナー同様に回送列車として新宿駅に入線しているので到着しても降車専用ホーム側のドアは開きません。正面からも撮影しておきます。臨時列車として設定された京王ライナー(Mt.TAKAO号や平成→令和号)などは特製のHMを装着して運行されることが多いですが、今回の時差Biz号では特にそういった装飾はありませんでした。前面・側面ともにLED表示器の表示は通常便と変わりません。まぁ、変わらないだろうなと予想していましたし想定内です。乗車ホーム側のドアが開き利用客が各号車パラパラと乗り込んでいきます。空席状況を確認するため、ホーム中程の座席指定券券売機に向かってみるとまだまだ空席があるようで係員の誘導のもと座席指定券を購入している利用客の方の姿を見かけることが出来ました。ですが、平日のこの時間は中々厳しいようで満席になることはなく16時44分にドアを閉めて発車していきました。「京王ライナー 時差Biz91号」は終点の橋本まで42分掛けて運行していきます。次の京王ライナーは私が乗車する「京王ライナー 時差Biz93号」です。発車案内を見ると分かりますが、各駅停車高尾山口行きの後を2分続行で走るという中々鬼畜なダイヤとなっています。臨時列車という性質上仕方が無いことですが…先ほどと同じように改札内の座席指定券券売機にやって来ました。発車時刻約10分前ですが、変わらず空席有り表示でした。先にネタバレしてしまうと、ご想像の通り発車時刻までに93号も満席になる事は有りませんでした恐らく運行期間中に余程のことがない限り満席になる事は無いんじゃないかなと思います。ホーム上の発車案内の表示も記録しておきます変わらず「時差Biz」の文字は現れませんでした。しばらくの間、暇だったので駅構内を散歩していると物凄い勢いで主張している掲示を見つけました。これは今回の東京都が実施する「スムーズビズ」の集中取り組み期間にあわせ運行されている「京王ライナー 時差Biz号」の紹介と「楽・得・通勤キャンペーン」、「楽・得・京王ライナーキャンペーン」のキャンペーンポスターです。「楽・得・京王ライナーキャンペーン」は京王チケットレスサービスの優先予約サービスに登録している方が対象で、キャンペーン期間中に京王ライナーの座席指定券を4席分購入するごとに、通常のポイントに加えてボーナス400ポイントがプレゼントされるというものです。「楽・得・通勤キャンペーン」は京王パスポートカード会員の方の中で「京王PAS✕PASポイントサービス」に登録されたPASMOを使用して朝のラッシュ時間帯を避けて通勤した方が対象で、京王グループ共通ポイントがプレゼントされたり福引ゲームによる商品がプレゼントされるものです。
(後者はポイントサービス登録有無関係無し)ポスター群の横には同キャンペーン用の専用端末が設置されていました。朝の時間にはPASMOをタッチするための行列が出来ているんですかねぇ…そんな感じで時間を潰しながら撮影していると発車時刻が近づいてきました。ホーム先端部分で到着を待っていると電光掲示板に接近表示が現れ…発車時刻4分前の17時00分に「京王ライナー 時差Biz93号」が入線してきました。先ほど同様にミュージックホーンを狭い地下の駅構内全体に響かせながらゆっくりと入線してきます。奇しくも運行開始直後の2018年3月に私が初めて京王ライナーを利用した時に乗車した5731Fでした。到着すると直ぐにドアが開き乗車が始まりました3線しかない新宿駅のキャパの問題などで入線が発車時刻の4分前となってしまっているのでかなり慌ただしく事が進んでいきます。私も早速乗車していきます。車内LCDの表示や自動放送などは全て通常通りで「時差Biz」の表記等は何処にもありません。車内では洒落た京王ライナー専用BGMが新宿駅停車中のみ流れています。 そして新宿17時04分に定刻通り発車しました。
終点の京王八王子到着時刻は17時49分、次の停車駅である府中までの総通過駅数は20駅…
二つの意味で長くて短い「小旅」の始まりです。

私が乗車した10号車には10人以下の利用者が乗車していて、内訳は夏休み中という事もあるのかベビーカーを持った親子連れや1人で乗車する女性客などが大半で通勤客と見られる方の姿は殆ど見かけられず車内の雰囲気としては平日朝夕の「通勤ライナー」というより土休日の「休日ライナー」感がすごい列車となっていました。

列車は始発駅の新宿を発車すると爆音をトンネル内に響かせながら急カーブを抜けて長いトンネル区間を走行していきます。

普段ならトンネル内でも速度を上げて爆走しながら最初の通過駅である笹塚を通過しますが、新宿駅を2分前に発車した各駅停車が前を走行しているので速度を上げる訳にもいかず、速度を徐々に落としていき笹塚駅手前では停止寸前の速度にまでなりました。

そんな状況の中、「本日は京王ライナー 時差Biz93号をご利用下さいましてありがとうございます。」という旨の初の車掌による手動放送が流れました

この調子で各駅到着前の手動放送でも「時差Biz」と言うのかなぁ…なんて思いましたが「時差Biz」のワードが手動放送の中で出てきたのは後にも先にもこの放送1回のみでした。
まぁ、一般の乗客からすれば「いつもの」京王ライナーと何ら変わりませんからね…

先行電の各停が発車したのか、停止寸前の速度から徐々に速度を上げて新宿駅発車から5分後の17時9分に笹塚を通過しました。

が、しかし先行の各駅停車がすぐ先の代田橋に停車しているため笹塚駅を通過し終わる前から減速し始めて徐々に速度を落としていきました。

京王線アプリを見てみると乗車電の2本先を走る区間急行が3分遅延して明大前に停車しているようで先行電の各駅停車も巻き込まれてしまっているようです。

乗車している京王ライナーも代田橋を通過したところで停止信号により停止してしまいました。

30秒ほど停車すると、ゆっくりと動き出しましたが明大前手前で再度停車しました。

もうこの区間でノロノロ運転になってしまう事は仕方ありませんね…

15秒ほど停車すると、再び動きだし17時14分に明大前に運転停車しました。

この時点で乗車電の京王ライナーも2分延となっていて、後ろには新宿駅を3分後に発車した準特急京王八王子行きが迫ってきているので慌ただしく明大前の駅を発車しホームを空けました。

明大前発車後は先行電の各駅停車に詰まらないようにゆっくりと走りながら下高井戸を通過して、次の桜上水で各駅停車が待避線に入り本線が空いた瞬間にフルノッチで加速して17時17分に桜上水を通過しました。

詰まりの原因となっていた各駅停車が居なくなったことから速度を上げて爆速で上北沢、八幡山、芦花公園の3駅を通過していきます。

途中の八幡山では都営車の回送列車を追い抜きました。

そして17時19分に千歳烏山を通過すると、明大前手前での詰まりの原因となっていた区間急行が依然3分延を保ったまま仙川駅に停車しているため、速度を徐々に落としていきました。

そして低速で仙川を通過すると少しだけ速度を上げるも直ぐに信号に引っかかり減速しつつじヶ丘駅の手前で停止信号のため停車しました。

20秒ほど停車すると、ゆっくりと動き出し17時23分につつじヶ丘を通過しました。
恐らく後続の準特急も遅延の影響を被ってしまっているでしょう…

つつじヶ丘を通過すると速度を急激に上げて柴崎を通過し地下に入り国領と布田の2駅を通過していきます。

調布手前までくると先行電の区間急行が分岐器を渡り調布駅に到着したことから、本線が空き加速しながら17時25分に調布を通過しました。

そのままの勢いで西調布とホームドアが最近追加設置された飛田給と武蔵野台を通過していきます

この頃には明大前発車時点で3分だった遅延も1分に収まっていました。

しかし、あまりに早すぎたのか先行電の各駅停車に詰まりはじめ多磨霊園をゆっくりと通過しました。

そして競馬場線との分岐駅である東府中を17時30分に通過すると京王ライナー専用のチャイム付きの自動放送が流れ17時32分府中に1分延で到着しました。

府中からは座席指定券が不要な区間になります。
府中では5名の乗車があり降車客は居ませんでした

後続の準特急が迫ってきていることから、ゆっくりしている訳にもいかず到着と同時刻に府中を発車しました。

ほぼ90度の急カーブを抜け、列車は続けて分倍河原17時34分に到着しました。

相変わらず1分延のままなので直ぐにドアを閉めて発車し中河原を通過して多摩川を渡り京王電鉄の本社がある聖蹟桜ヶ丘17時37分に到着しました。

この辺りではこまめに停車していくので車内の乗客数の変化が激しいです。

聖蹟桜ヶ丘を発車すると、「京王百草園」で有名(?)な百草園を通過していきます。

百草園から先、長沼までの間はあまり見えませんが浅川と並走しながらの走行が続きます。

そして17時41分高幡不動に到着しました。

高幡不動尊の最寄り駅で動物園線、多摩都市モノレール線との乗り換え駅である同駅では多くの乗降がありました。

高幡不動を発車し1分の遅れを取り戻すべく爆速で南平、平山城址公園、長沼の3駅を通過し最後の途中停車駅である北野17時47分に到着しました。

北野では前を走っていた各駅停車高尾山口行きと連絡しました。

そして、北野を各駅停車と同時発車し左手に横浜線の線路を見ながら高架から地下に降りていき終点の京王八王子17時50分に到着しました。結局1分の遅れでの終着駅到着となりました。やはり京王ライナーのダイヤのキツさが分かりますね。京王八王子駅到着時点で既に「回送」幕に変更されていました。これもいつもの事ではありますが、乗客を降車し終わると直ぐにドアが閉められ折り返し回送列車として発車する準備が進められていきます。そして車内も消灯されて真っ暗の状態に…もうこうなっては特に珍しい光景でもありませんが、記録として色々撮影しておきます。暫くすると17時52分に先発のラグビーワールドカップRPの各駅停車新宿行きが発車していきました。そしてホームに残った5731Fも各停の後に続くように17時54分に発車していきました。高幡不動入庫でしょうか…その5000系が発車した1分後の17時55分には後続の8000系が同じ1番線に入れ替わる形で入線してきました。1面2線の折り返し駅ならではの光景ですねそんな所で、ホームを離れ改札口へ…実際に乗車してみての感想ですが、やはり通勤目的で利用してもらおうというのは無理があった設定だったのではないかなぁと思います。
最初にも触れたことですが、昨今「時差Biz」が徐々に浸透してきていて時差通勤が進んできていますが、現代の働き方的に朝のラッシュ時間帯の前後の通勤は出来ても夕方のラッシュ時間帯前の通勤をするのは厳しいのではないかと考えます。
この列車は利用する為には16時30分には退社する事が出来ないと厳しいですし、新宿エリア以外の場所に勤務されている方は更に早い時間帯の退社が必須です。
現実的な問題としてその時間帯に勤務を終了する事が出来る人がどれだけ居るかということと、ラッシュ前の比較的空いている時間帯に定員制の「ライナー列車」の需要がどれだけあるかという事を考えると乗車率の低さが頷けると思います。この結果が、今後の「時差Biz」運動やライナー列車運行にどう影響を与えてくるかが気になるところですね…以上、「京王ライナー 時差Biz93号」乗車記でした

三丁目の夕日的7月のハイライト2019年

2019-08-01 19:10:04 | お知らせ(ブログ改正含む)
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2019年7月分の記事をまとめてみたいと思います。
なお、詳しくご覧になりたい記事があれば、その記事のタイトル(下線部)をタップして頂けると当該記事に移りますのでどうぞご覧ください。

※2019年7月23日に投稿した「ゆりかもめ駅名改称後の様子 前編」は8月中に投稿する予定の後編と合わせて紹介します。

「らくらくトレイン信越・村上」夜間時間帯に新潟→村上、直江津間を運行している「らくらくトレイン」の撮影レポです。
今回は新潟駅近くの宿を取っていたため時間帯的に乗車する事が困難でしたが、個人的に機会があれば何とかしてでも全区間乗車してみたい列車の一つでもあります。
ちなみに新潟駅から「らくらくトレイン信越」に乗車して直江津駅まで行ってしまうと各方面への最終電車は既に全て終了しているので降車後に直江津を脱出する事は出来ませんが、「らくらくトレイン村上」は終点の村上駅に到着した後に鼠ヶ関行きの普通列車と酒田行きの特急「いなほ」に乗り継ぐことが出来ます。
また、「らくらくトレイン村上」の折返し便となる快速新潟行きに乗車すると始発駅の新潟にとんぼ返りすることが出来るほか、後続の普通列車新津行きに乗車すれば新潟や新津まで戻る事が出来ます。
さすがに何かあった時のリスクが怖いですし、次の日の予定があったので実行する事は出来ませんでしたが…汗

新潟交通の新車たち新潟交通に導入されているMP38ノンステや新型エルガ、連節バス「ツインくる」などの新車たちの撮影レポです。
MP38ノンステと新型エルガはかなりの台数が投入されているようで、新潟駅で撮影している間も多くの車両を見かけました。
ただし、配置営業所別に見るとかなりバラツキがあるようで萬代橋ライン(BRT)を管轄する西部営業所に投入されている車が特に多かったです。
恐らく集中的に新車を配置しているのでしょう…
連節バス「ツインくる」に関しては土休日は4台中の2台しか稼働していないので2日間で全車両を見ることは出来ませんでした。
まぁ、MP38ノンステや新型エルガとは違って「ツインくる」は全車同じ仕様なのでどの車両を撮っても変わりませんが、、、

BRT快速便「東中通」追加停車化2019年3月16日のダイヤ改正から東中通バス停に追加停車化するようになった萬代橋ライン(BRT)の快速便の撮影レポです。
実質的に前記事の続きとなっている記事で、本当は前記事のおまけとして最後に掲載しようと思っていたのですが内容があまりにも違いすぎるという理由で誕生した小ネタ記事となっています。
2015年9月5日の萬代橋ライン開業初日からトラブルが相次いだほか乗降に時間が掛かる連節バスの定時性の悪さが明らかになり、3週間後の2015年9月26日から連節バス運行便全便が今回取りあげた快速便に変更されました。
しかし、連節バスが利用客に徐々に浸透し乗降時間の短縮も図られ定時性も向上した結果なのか2016年3月に本町、第一高校前が2019年3月に東中通が快速便の停車バス停に追加されました。
この調子だと他の通過バス停への追加停車化なども今後実現され、連節バス「ツインくる」の輸送力がより効果的に活用されるのではないかと思います。
いずれは各停便に戻っていたりするかもしれませんね…

以上が7月中に投稿した記事の簡単な紹介と感想です。

なお、7月中(もしくはそれ以前)に取材した物でも投稿時期が8月であれば、まとめ記事は8月分になりますのであらかじめご了承ください。

※2019年7月23日に投稿した「ゆりかもめ駅名改称後の様子 前編」は8月中に投稿する予定の後編と合わせて紹介します。

以上、2019年7月の投稿記事まとめでした!!