三丁目の夕日の乗車記

新しい物好きの主が乗り撮りしまくります
公式Twitter稼働中!

「Laview」1番列車乗車記

2019-03-31 18:20:55 | 私鉄

毎度ご覧頂きありがとうございます!!

今回は西武鉄道の新型特急「Laview」の1番列車に乗車してきましたのでその様子をレポします。ここは池袋駅東口です。日時は2019年3月16日の朝6時30分…

普段は歓楽街として賑わう池袋の街も土曜日の早朝という事もあり、人通りが少なく静寂に包まれていました。そんな早朝の池袋駅にやって来た理由は他でもありません。

本日(2019年3月16日)運行を開始する新型特急「Laview」の1番列車に乗車する為にやってきた訳です。「Laview」は東京都と埼玉県に路線を有する西武鉄道の新たなフラッグシップトレインとして「いままでに見たことのない新しい車両」のコンセプトのもと開発された新型特急車両で、既存の西武特急「ニューレッドアロー」を置き換える為に導入されました。運行区間は池袋〜飯能・西武秩父間で平日は5.5往復、土休日は5往復運行されます。そんな「Laview」の初列車は池袋を7時30分に発車する特急「ちちぶ」西武秩父行きです。電光掲示板にはご丁寧に「この電車は、ラビューです。」との表示があり既存車両のニューレッドアローと区別されていました。今回の2019年春のダイヤ改正の中でも特に注目度が高い新型特急の1番列車という事で、当該列車の座席は1か月前の販売開始当日に即完売してしまいました。当日、池袋駅の改札内の特急券売り場には1番列車の特急券のキャンセル待ち列が形成されていましたが、実際に並んでいた方の中でチケットを入手出来た方は殆ど居ないと思います…汗まだ、発車時刻までは時間が有りますが色々見ておきたいポイントがあるので早めですが改札内に入る事に…特急ホームには既に先発の6時50分発の特急「ちちぶ」西武秩父行きが停車していました。こちらは既存車両の「ニューレッドアロー」での運転で、車内は秩父に向かう観光客などで賑わっていました。通常は、この様に特急列車は専用の特急ホームから発車しますが、当日のみ「Laview」の1番列車である特急「ちちぶ」5号のみ出発式が行われる関係で7番線発に発着番線が変更されていました。出発式は6.7番線のホーム練馬寄りの先端部分に特設の式場を設置し盛大に執り行われました。注目の新型特急の出発式という事で沢山の報道陣が朝早くから詰めかけていたのが印象的でした。ちなみに私は乗車していたので見ていませんが、出発式には「Laview」のデザインを担当した建築家の方やCMに起用されている女優の方、西武鉄道の会長さんなどが参加されたそうです。西武鉄道の新型特急に対する気合いの入りようが分かりますね…駅構内が同業者の方などで混雑してきたので、特急ホーム側に戻り撮影を続ける事にしました。暫くすると飯能6時6分発の急行池袋行きが7番線に入線してきました。

この急行池袋行きは西武鉄道としては現時点(当該列車池袋駅到着時点)で定期運行を行っている最新型車両である40000系での運行でした。まだまだ登場間もない気がするS-TRAIN向け車両としてデビューした40000系にも遂に「後輩」が出来ると思うと感慨深い物があります。そんな40000系は乗客を降ろすと回送列車として発車していきました。すると、電光掲示板に乗車電の7時30分発特急「ちちぶ」5号西武秩父行きが遂に表示されました。通常は特急列車が乗車扱いを行うことが無い7番線発着という事や、既存車両のニューレッドアローは7両編成なのに対しLaviewは8両編成の為、特急なのに8両と表示されている所がポイントです。ドア数の部分が表示されていないのも小さなポイントでしょうか…暫くすると7時5分発快速急行長瀞・三峰口行きが入線してきました。

今回、乗車するLaviewはこの快速急行の次発便で両列車間には池袋発車時点で25分の差が開いていますが、西武秩父到着時点での差は4分差に縮まっています。ちなみに、Laviewでは所要時間短縮が図られていて、池袋〜所沢間の所要時間が従来の20分から最速19分に1分短縮しています。(一部列車のみ)そして先発の快速急行が発車すると表示が切り替わり乗車電の7時30分発特急西武秩父行きが表示されました。「この電車は、ラビューです」と、表示され既存車両のニューレッドアローと差別化が図られています。続いて池袋止まりの飯能6時29分発の特急「むさし」64号が入線してきました。この、特急「むさし」64号は本来はLaviewでの運行ですが、運行開始初日のみ運用が変更されて既存車両の10000系「ニューレッドアロー」での運行となっていました。おそらく西武鉄道の新型特急としての1番列車を池袋〜西武秩父間を走る特急「ちちぶ」にしたかったという意向も有ったのだと思います…列車は7番線を通り過ぎて特急ホームに停車…

ちなみに、特急「むさし」64号に使用されたニューレッドアローはLaviewの後続列車として臨時回送されていました。7時15分過ぎには、あと少しでLaviewが到着するという事でホーム上は多くの鉄道ファンで溢れかえっていました。一応、電光掲示板類の表示を記録しておきます。

 

そして電光掲示板に列車接近を知らせる「電車がまいります。ご注意下さい。」との表示が出て…7時12分に西武鉄道の新型特急「Laview」がゆっくりと入線してきました。他の方の手や頭が少し映ってしまっていますが、これも運行開始初日ならではの光景と言いましょうか…笑列車が到着するとドアが開き乗車が始まりました前面の行先表示もしっかりと記録しておきます

 

すぐに乗車しても良かったのですが、せっかくなのでもう少し撮影してから乗車する事に…人が多かったので編成だけを映すのは諦め、電光掲示板などと絡めて記録しておきました。

 

特急ホームに停車しているニューレッドアローとLaviewを絡めての撮影もしてみましたが、微妙な感じになってしまいました…汗側面のLED表示も撮影しておきます。

 

前面・側面ともに表示器のサイズとしては小さめですが、視認性が高いので見やすくなっていました。こんな感じで車外の撮影を終え、さっそく乗車し車内を撮影する事に…明るい車内に入ると白い大きな窓のある壁と、黄色基調の特徴的な座席が目に入ります。座席は、体を優しく包み込むソファーの様な感覚に襲われるほどの素晴らしい物で、乗り心地は史上最高レベルでした…ヘッドレストは上下に可動できる仕様となっていて、可動範囲も広いので自分の頭の位置に合わせて使用する事が出来ます。車内には前後の2ヶ所に23インチの大型のLCD車内ビジョンが設置されています。車内ビジョンでは停車駅案内や車内設備の案内などが随時表示されていました。表示は日本語・英語・中国語・韓国語の4ヶ国語に対応しています。また、駅ナンバリングにも対応しています。デッキ部分もしっかりと観察しておきます。デッキには分かりやすいデザインが施されているゴミ箱が設置されています。ドア上には防犯カメラとLED表示器が設置されています。LED表示器では列車案内と次の停車駅の案内が駅に停車している時を中心に表示されていましたこちらは車内ビジョンと異なり日本語と英語の2ヶ国語に対応しています。駅ナンバリングにも勿論対応しています。グラデーションが多用された中々凝った表示となっていますね…発車時間も近づいてきたので、座席に戻ります。出発式を行った関係か分かりませんが、約2分遅れで始発の池袋7時32分に発車しました。

約1時間20分の長くて短い西武鉄道新型特急「Laview」1番列車の旅の始まりです。発車すると左手に先程紹介した出発式会場が見えましたが、早すぎてよく分かりませんでした(笑)列車は池袋駅を発車すると大きく右カーブしてJR山手線・山手貨物線の線路を越えていきます。カーブ上にある池袋駅先の留置線には先程7番線に入線して回送列車となった40000系が停車していました。暫くすると所定の自動放送が流れた後に手動放送として西武鉄道新型特急001系「Laview」の案内と記念品プレゼントの旨の特別放送が流されました池袋駅発車後の車内ビジョンの表示も記録しておきます。

停車駅案内や車内設備の案内、沿線各所の天気予報やニュース、Laviewの広告など様々な内容の表示が用意されていました。

 

 

 

 

天気予報は観光地に向かう観光特急として有ったら嬉しい情報ですよね…車内ビジョンを中心に撮影しながら「Laview」の旅を味わっていると、黄色い服を着た西武鉄道の社員さんと見られる方が記念品を持って私が乗車している8号車にやって来ました。私も記念品を頂きます。

記念品は透明の袋に入っていて、中身は中々凝った作りになっている乗車記念証明書と「Laview」の公式カタログ、パンフレット類のセットでした。その後も001系「Laview」は東京都内を走り続け、いつの間にか埼玉県に入っていました。

走行音がとにかく静かで長い時間乗っている気がしません。暫くすると車内ビジョンの表示が「まもなく所沢」に切り替わりました。そして自動放送が鳴り始め、列車は所沢駅手前の大カーブをゆっくりと曲がっていきます。「Laview」の窓は沿線の風景をよく見渡せるように大型窓ガラスが採用されている為、大カーブ特有の前の車両が見える状態をいつもよりハッキリと見る事が出来ました。

本来は秩父線内で発揮されるはずの大型窓ガラスですが…笑そして7時52分に初の途中停車駅である所沢駅に到着しました。所沢駅ではお試し乗車組と見られる同業者と見られる方々が少し降車していきましたが、その分新たに乗車してきたので変わらず満席の状態になりました。人気のある列車で、特に1番列車などは全区間で座席指定券を獲得する事は難しいですが、一部区間のみ座席が埋まっている場合などがあるので、どうしてもその列車に乗車したかったら一部区間のみの空席を探してみるのもアリですよね。そして7時54分に所沢を発車すると再び右に大きくカーブしながら川越と新宿を結ぶ西武新宿線の線路を越えていきます。次の停車駅は所沢から6駅先の入間市駅です。ここら辺で目玉の西武秩父線内に入る前に車内探索に出向く事にしました。「Laview」は8両編成で西武秩父・飯能側が1号車、池袋側が8号車となっています。まずは5号車です…

5号車には男女共用トイレが1つ、女性用と男性用のトイレがそれぞれ1つの計3つのトイレが設置されているほか、コンセントやハンドドライヤーが整備されているパウダールームが設置されています。また、AEDも設置されています。

最近の特急列車にはAEDが設置される事も多くなってきましたね続いては1号車です。

1号車には男性用のトイレが1つとオストメイト対応型の多目的トイレが設置されています。多目的トイレは広いスペースが確保されていて、ベビーベッドとベビーチェアがトイレ内に整備されています。また、1号車の一部座席は車いす対応席になっていて車いすが回転できる広いスペースが用意されています。車いす対応席には座席の横に車椅子固定ベルトが設置されています。実際に車いすの方が使用されている姿を見掛けることはありませんでしたが、使用する際はこの固定ベルトを使用して座席と固定するようです。こんな感じで車内探索をしていると次の停車駅の入間市が近づいてきました。そして2つめの途中停車駅である入間市駅8時4分に到着しました。入間市駅では1番ホームと2番ホームに挟まれた線路に入線しましたが、2番ホーム側の進行方向右側のドアのみが開きました。実は前日の2019年3月15日までは特急列車は1番ホーム側のドアを開けて乗降扱いを行っていましたが、1番ホームの有効長が7両までで8両編成の「Laview」はホームからはみ出してしまう為、1番ホームは3月16日から使用が停止され特急列車も2番ホーム側で乗降扱いを行うことになりました。あまり話題にはならない隠れた変化ですね…そして8時5分に入間市を発車すると入間市駅先のS字カーブを抜けて次の停車駅の飯能に向かって走行していきます。飯能駅は「Laview」運行開始日と同じ2019年3月16日に開業したムーミンの世界を体験する事が出来る「ムーミンバレーパーク」がある「メッツァ」の最寄り駅で、終点の秩父エリアに並ぶ観光地として成長しているエリアであり、当日も恐らく「メッツァ」に向かうであろう家族連れが多く飯能駅で降車していました。また、飯能駅は「メッツァ」最寄り駅という事もあり、ムーミンの舞台であるフィンランドのデザインに駅構内がリニューアルされています。そんなリニューアルされた駅のホームでは西武鉄道の社員の方が「Laview」の手持ち旗を振りながらお出迎えをしていました。そして3つめの途中停車駅である飯能駅8時12分に到着しました。

列車は当駅でスイッチバックし秩父方面へと向かうことになります。

進行方向が変わるので座席を手動で回転させる事もスイッチバック駅ならではの楽しみでもありますよね…飯能までは車窓から見える景色は都市部や郊外部のビルや家屋が立ち並ぶ風景が殆どでしたが、ここからは「Laview」の大きな窓ガラスが本領発揮される山や川、森林の光景が眺められる山間部に入ります。飯能駅を発車すると先程走ってきた所沢方面の線路に別れを告げて単線の線路を走って行くことになります。そしてJR八高線との接続駅である東飯能駅を通過します。その後、北飯能信号場から武蔵丘信号場までの僅かな複線区間を挟み池袋線や西武秩父線を走る車両が所属する武蔵丘車両基地の横を通過します。「Laview」の運転台にはカメラが設置されていて、西武秩父線や池袋線の一部区間では運転台からの前面展望が車内に設置されているビジョンに流れるようになっています。武蔵丘車両基地は本線を挟んで左右両側に位置している為、車両基地に並ぶ車両達を見る事も出来ます。武蔵丘車両基地を抜けると急カーブ上に設置されている高麗駅を通過します。高麗駅付近からは5駅先の正丸駅付近まで山間部の限られた平地部分を高麗川に沿って進む事になるので、何度も高麗川と交差しながら走行していきます。なんとも風情のある景色ですよね…そして高麗駅の2つ先の東吾野駅で西武秩父7時55分発の特急「ちちぶ」72号池袋行きと離合しました飯能〜西武秩父間は単線の為、各駅で対向列車との待ち合わせが多く設定されています。東吾野駅の次の吾野駅では西武秩父7時50分発の各駅停車飯能行きと離合しました。池袋から約1時間走ってきた池袋線の線路に別れを告げて吾野駅から西武秩父線に入ります。そして西吾野、正丸の2駅を通過し全長4811mの正丸トンネルに入りました。正丸トンネル内に有る正丸トンネル信号場で停車し西武秩父8時25分発の特急「ちちぶ」18号池袋行きと離合しました。単線区間のトンネル内に信号場があり列車が離合するのは珍しいですよね。

他に代表的な所でいえば北越急行ほくほく線の赤倉・薬師峠・義明信号場などでしょうか…正丸トンネルを抜けた先の芦ヶ久保駅では西武秩父8時28分発の各駅停車飯能行きと離合しました

西武秩父線内は離合する回数が多いので見ていて飽きませんね…

(車種はそんなに多く有りませんが…)そして最後の停車駅の横瀬駅が近づくと手動放送が流れ「本日はLaview運転開始を祝して横瀬町の皆様がお出迎えをしております。どうぞ進行方向左側をご覧下さい」との事…車内の乗客の殆どが左側の風景を注目しながら見ていると、横瀬町の皆さんが「Laview」の手持ち旗を振り歓迎してくれている姿が見えてきました。「Laview」に対する期待と注目度の高さが伺える素晴らしい演出を見させて頂きました。そんな横瀬駅8時48分に到着しました。横瀬駅は西武秩父線内の唯一の途中停車駅で、土休日の日中時間帯は「S-TRAIN」に使用される40000系が駅構内の側線に留置されています。そんな「S-TRAIN」はホーム有効長の影響で横瀬駅には停車しませんが…汗新型特急「Laview」の長くて短い旅も、ここまで来ればあと少しです…列車は横瀬駅を発車すると次の西武秩父駅までのS字カーブを超えるべく最後のラストスパートと言わんばかりの走りを見せてくれました。

 

終点の西武秩父が位置する秩父市の街並みが見えてきました。すると、再び「西武秩父駅でも秩父市の皆さんがお出迎えをしております。」という旨の車掌による手動放送が流れました。降車の支度をしながらの撮影だったので、あまり上手く映っていませんが… 多くの方々が「Laview」の手旗や横断幕を掲げてお出迎えをしていました。そして終点の西武秩父駅8時54分に到着しました。車内ビジョンには終点到着用の専用表示が用意されていました。 デッキに設置されているLEDの表示も記録しておきます。フルカラーで視認性も高く分かりやすいデザインになっているので良いですよね…そんな事で、埼玉県秩父市の中心駅である西武秩父駅に到着です。降車した西武秩父駅1番ホームには先程到着時に旗を振って「Laview」を歓迎していた秩父町の方々が1番列車に乗車していた乗客達のお出迎えしていました。この日(「Laview」運行開始日)の為に制作したと見られる立派な横断幕も掲げられていました。また、秩父鉄道の社員の方々も駆けつけていました。秩父鉄道のマスコットキャラクターであるパレオくん・パレナちゃんと「Laview」の文字のコラボが新鮮ですね…ホーム前寄りの先頭車部分に向かってみると、多くの鉄道ファンの方々が「Laview」を撮影していました。私も記録程度で軽く撮影しておきました。そして、ふと列車の側面LEDを見てみると折り返し便となる特急「ちちぶ」20号池袋行きの表示に既に切り替わっていました。特徴的な「Laview」のロゴと絡めて記録…また、池袋駅では撮影する事が出来なかった「Laview」の乗車位置案内を撮影しておきます。これも中々凝ったデザインになっています。一通り撮影し終わったので、この位で1番ホームでの撮影を終えて2.3番ホーム側に移動する事に…そして連絡通路を通り2.3番ホームにやって来ました。それにしても凄いデザインですね…

「Laview」は運行開始前の試運転時から撮影していましたが、未だに見慣れません…汗ここで、間もなく2番ホームに到着する予定の「S-TRAIN」40000系と絡めて撮影する為に待つ事に…暫くすると元町・中華街7時01分発の「S-TRAIN」1号が「Laview」が停車している1番ホームの隣の2番ホームに入線してきました。利用客数不足で廃止が噂されることもある「S-TRAIN」ですが、こちらも中々の乗車率となっていてガラガラという訳では無いようです。さっそく、001系「Laview」と40000系「S-TRAIN」を絡めて撮影します。西武鉄道の誇る最新鋭特急列車と最新鋭通勤型列車の共演です…「Laview」の大きな側面窓ガラスに40000系の特徴的な側面が反射していますね。そして40000系は乗客を降ろし回送列車として隣の横瀬駅横の留置線に向けて発車していきました。これで、ホームでの撮影に区切りをつけ改札口の方に向かう事にしました。駅構内にも「Laview」運行開始を祝する掲示がされていました。また、ポスター類も張り出されていました。そして改札口を通り「改札外」部分にやって来ました。改札口には「お知らせ」のボードが出されていました。そこには当日の「Laview」2番列車となる9時25分発の特急「ちちぶ」20号が満席である旨の紙と…3月9日から一般販売が開始されていた「Laview」のデビュー記念乗車券の案内が掲示されていました。これを見て西武秩父駅でも記念乗車券が買える事が分かった「記念」という言葉に弱い私がすぐに駅窓口に向かって記念乗車券を購入したのは書くまでもありませんね(笑)改札外の特設販売ブースでは「Laview」グッズが特別販売されていました。また、2019年4月11日から一般販売が開始される「Laview」のプラレールが先行販売されている事もあり購入されている方も居ました。大体、こんな感じでしょうか…

上手くまとめられたか分かりませんが、記事はこの辺で締めたいと思います。「Laview」には暫くして落ち着いてきたら、またもう1回乗車してみたいと思います。

以上、「Laview」1番列車乗車記でした!!


【平日便】京王ライナー34号乗車記

2019-03-21 15:30:22 | 私鉄
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2019年2月22日の京王電鉄ダイヤ改正で初登場した上り京王ライナーに初めて乗車してきましたのでレポします。ここは平日朝8時30分過ぎの橋本駅です。2019年2月22日に京王線でダイヤ改正が実施され遂に新宿行きの上り京王ライナーが誕生しましたこの、上り京王ライナーは下り京王ライナーと同じ京王八王子発の京王線系統と橋本発の相模原線系統の2ルートが設定されています。今回は後者の相模原線系統の2本目にあたる橋本8時49分発の京王ライナー34号に乗車する事にしました。と、言う事で座席指定券を事前に購入していないので改札口外の券売機で京王ライナーの座席指定券を購入します。ちなみに券売機で購入する場合は座席は自動で振り分けられてしまうので座席位置を選ぶ事は出来ません。また、座席指定券の販売は発車時刻の3分前に終了してしまうので注意が必要です。早速、座席指定券を購入してホームに向かいます改札口階からホームに向かう階段の場所には京王ライナーの号車案内が有りました。これ、地味に有難いんですよね…逆側には勿論、1〜5号車の号車案内が有ります今回は4号車が指定されたので、こちら側の階段を使いホームへ…ホーム上には各号車の乗車位置に京王ライナー専用の乗車位置案内が設置されていました。これは各号車1つのドアしか開かない為で、乗車位置制限は橋本駅のみならず京王ライナーの全乗車駅で実施されています。暫くすると乗車する京王ライナー34号に充当される5735Fが回送されてきました。運用としては出庫した後に橋本6時20分発の京王ライナー32号として新宿まで運行され、各駅停車桜上水行きとして折返し、桜上水から橋本まで回送されて今回乗車する京王ライナー34号として運行されることになっています。ホーム上のフルカラーLED表示板では京王ライナーはピンク色で表示されています。車両側の前面・側面LED表示も記録しておきます



発車時刻が近づいてきたので、乗車する事に…車内LCDも勿論記録しておきます。相模原線系統の新宿行きは今回の2019年2月22日に実施されたダイヤ改正で初めて設定されましたちなみに停車駅は下り京王ライナーと同じで、橋本を出ると南大沢、京王多摩センター、京王永山に停車し京王永山から終点の新宿まではノンストップとなっています。そんな感じで撮影していると発車時刻になり、8時49分に定刻通り橋本を発車しました。
橋本発車時点では車内は空席がかなりある状態で、1両で15席弱が埋まっていました。

列車は橋本を発車すると一瞬だけ東京都町田市を通り、南大沢が位置する東京都八王子市に入りました。
橋本駅発車時点で先行電は2駅先の南大沢駅手前を走行している為、かなり速い速度で走行していました。

そして8時52分に初の停車駅である南大沢に到着しました。
到着の際にドアを開ける前に車掌が車外スピーカーを使用して京王ライナーである旨の放送を行っていました。
南大沢ではかなりの乗車があり、空席が少なくなりました。

南大沢を発車すると京王堀之内を通過して多摩市に入り8時57分京王多摩センターに到着しました。
先行電の快速本八幡行きが遅延していた為、到着の際は交互発着する形となりました。
京王多摩センターでは10名弱の乗車があり空席が殆ど無くなりました。

京王多摩センターを発車すると小田急多摩線と併走しながら走行し9時1分京王永山に到着しました。
京王永山では全ての座席が埋まり満席となりました。
運行開始日から日が経っていたので車内に同業者と見られる方はおらず、通勤客が殆どだったので上手く「朝ライナー」も定着し満席となっているようです。

最後の途中停車駅である京王永山を発車すると次の若葉台で先行電の快速本八幡行きを追い抜きました。
若葉台からの先行電は1本前の京王多摩センター始発の快速本八幡行きになりました。
しかし、こちらは既に5駅先の調布駅手前を走行している為、影響を受けることも無く高速で稲城市内を抜けてJR南武線との乗換駅である京王稲田堤を9時8分に通過しました。
その後も比較的順調に走行し高架で多摩川を渡ってから一気に地下に入り大きく右カーブして9時11分に調布を通過しました。

八王子方面からの京王線と合流し、連続立体交差事業で2012年に誕生した地下区間を走行し柴崎でトンネルを出ると先行電に接近している為、減速し徐々にノロノロ運転となりました。

列車はノロノロ運転をそのまま続け9時19分に千歳烏山を通過しました。
千歳烏山から先も明大前手前を先頭に八幡山の辺りまで遅延している先行電が詰まっている為、停止寸前の速度で芦花公園、八幡山とゆっくり通過していきます。

八幡山では先行電の快速本八幡行きを追い抜きましたが、すぐ先を各駅停車新宿行きが走行していた為、速度を上げることが出来ず加減速を繰り返しながら微速で都心方面に向かって走行していきました。

その先の桜上水で先行電の各停を追い抜くと速度を取り戻し軽快に走行して9時26分に明大前に到着しました。
なお、明大前は運転停車として停車するだけなのでドア扱いは実施しません。
これは下り京王ライナーと同じですね…

明大前を発車すると笹塚を通過し地下区間に入り駅手前で一旦速度を落としながらも順調に進み9時33分に4分遅れで終点の新宿に到着しました当日は安全確認などの影響で新宿駅到着が遅れてしまったので、定時性などに関してはノーコメントとしますが、居住性や快適さは同時間帯の京王線列車と比べると遥かに良く朝のラッシュを避けて快適に通勤・通学をする事が出来そうです。個人的に全席にコンセントとWi-Fiが設置されているので朝から作業が捗りました。
(地味に有難いサービスです…)さて、ここまで乗車してきた5735Fですが、新宿駅到着後は各駅停車桜上水行きとして折り返していく事になります。なお、この際に5000系が一般列車(つまり京王ライナー以外)として運用される際に基本的に座席はロングシート状態にして運行されますが、この各駅停車桜上水行きのみクロスシート状態のまま全区間運行されます。いわゆる「乗り得列車」という訳です。
ちなみに、座席の向きは変わっていないのでそのまま着席すると進行方向と逆方向を向いて座る事になります。
ですが、座席は手動で回転出来るのでご安心を…たまに進行方向に向かって着席しないと酔ってしまう方なども居ますからね…ちなみにこの各駅停車桜上水行きですが、たった5駅先が終点という事や4分前に新宿〜桜上水間を走行し高尾山口へと向かう各駅停車が新宿駅を発車する事などから、殆ど乗客は居ません。回送列車を営業運転している感覚に近い物となっています。そんな感じで撮影していると発車時刻になり、桜上水に向かってゆっくりと発車していきました終点の桜上水までの所要時間も10分弱と短いのでお試しがてら乗車してみようかと思いましたが、今回は時間の関係上諦める事に…また、京王八王子発の京王線系統の京王ライナーに乗車した時にでも乗車してみたいと思います。駅構内には今回のダイヤ改正による上り京王ライナー運行開始と朝ラッシュ時間帯の準特急増発を知らせる広告が至る所に掲示されていました。京王ライナー関連では「Mt.TAKAO号」と高尾山口発の臨時京王ライナーなど他にも色々乗ってみたい列車は有るので、機会を見つけて順に乗車していきたいと思います。以上、京王ライナー34号乗車記でした!!

小田急電鉄 8両編成の通勤急行

2019-03-15 23:59:56 | 私鉄
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2019年3月16日の小田急電鉄ダイヤ改正で消滅してしまう平日朝に1本のみ存在している8両編成の通勤急行を撮影してきましたので紹介します。ここは平日朝8時の多摩センター駅です。2018年3月のダイヤ改正から平日朝のラッシュ時間帯に多摩線から小田原線に直通する通勤急行が9本運行されています。通勤急行は基本的に10両編成で運行されていますが、小田急多摩センター8時10分発の通勤急行新宿行きのみ8両編成で運行されています。この、1本のみ存在する8両編成の通勤急行が2019年3月16日のダイヤ改正で10両編成化される事になりました。と、言う事で消滅してしまう8両編成の通勤急行を撮影しにやってきた訳です。通勤急行は唐木田発と小田急多摩センター発の2種類が運行されていますが、この8両通急は後者の小田急多摩センター始発となっています。その為、ホームに上がると「座席取り」の為に各ドアの列には既に多くの乗客が並んでいました。ちなみに2018年3月の通勤急行運行開始以前は同時間帯には唐木田8時10分発の急行松戸行きが設定されていました。
この急行松戸行きは10両編成で運転されていたので実質的に両数は減ってしまいましたが、そもそもの多摩線から都心方面への直通優等列車の本数が増加した事や小田急多摩センター駅始発に変更になった事から同駅の着席チャンスが増加するなど利便性は向上していました。これで、今回の2019年3月のダイヤ改正で通勤急行が全て10両編成化する事で更なる混雑緩和や着席チャンスの拡大が期待されています。暫くするとお目当ての8両通急がやって来ましたこの日の8両通急は小田急1000形の更新車4両を2本繋いだ編成が充当されました。
なお、固定運用ではないので、その日の運用次第で3000形や2000形、1000形の未更新車など様々な車両が入ります。入線時刻が8時9分で発車時刻の1分前なので直ぐにドアが開き乗車が始まります。私も列の最後尾に並び流れに沿って乗車します。LCDには「8両編成」という表記は無いので記録になる物はありませんが、駅の出口案内の際のみ車両数の部分で8両編成という事が分かる表示が出ます。4連と4連を連結した8両編成なので、号車表記が「7〜10.7〜10」となっているのも特徴です。そして列車は初めての停車駅である
小田急永山駅に到着します。先程の小田急多摩センター駅の電光掲示板はサンリオピューロランドの最寄り駅でもある事からサンリオキャラクターの装飾が施されていたので、一般的な電光掲示板の8両通急の表示も記録しておきます。最近では登戸駅も藤子・F・不二雄ミュージックの最寄り駅である事からドラえもんの装飾が駅構内に施されていますねここで、時刻表を見てみましょう…ダイヤ改正直前に取材したので、ダイヤ改正後の時刻表の上にダイヤ改正前の現行ダイヤの時刻表が貼られてしまっています。見づらいかもしれませんが、よく見ると8時13分発の8両通急のみラッシュ時間帯を走る優等列車にも関わらず最後尾車両である1号車が女性専用車となる事を指すマークが付いていません。これは1号車が女性専用車になる対象列車の条件として小田急が「平日朝7時30分〜9時30分に新宿駅に到着する上り10両編成の快速急行、通勤急行、急行」としている為で、8両通急は10両編成の通勤急行では無い為女性専用車が設定されていません。しかし、今回の2019年3月のダイヤ改正で10両編成化されると、女性専用車になる対象列車の全ての条件に当てはまる為、同日から最後尾車両である1号車が女性専用車として運用される予定です。よって、この女性専用車が設定されていない通勤急行も見納めとなります。
(輸送障害発生時などは女性専用車が取り止められる事は有りますが…)8両通急は小田急永山を発車すると多摩線内は栗平にのみ停車し次の新百合ヶ丘から小田原線に入り都心方面を目指し走行していきます…ここは下北沢駅です。
日を改め撮影の為に再びやって来ました。小田急小田原線の新宿〜町田間を走る優等列車は基本的に全て10両編成の為、主に優等列車が専用で使用している下北沢駅2番線で電光掲示板に8両と表示されている事自体がレアな状態となっています。と、言っても上の3.4番線には8両編成の各駅停車がバンバン発着しているので、「8両」の表示自体に珍しさはありませんが…汗下北沢駅特有の壁と一体化された液晶画面の表示も記録しておきます。そして列車は下北沢駅を発車すると最後の途中駅である代々木上原駅に到着します。代々木上原駅の電光掲示板は5段のフルカラー仕様で大型の物が使用されています。ちなみに気になる8両通急の混雑具合ですが、ラッシュ時間帯の終わりがけという事や前後に快速急行が運行されている事などから積み残しが発生するレベルの混雑にはなっていません。
10両編成化して、この混雑具合がどう変わっていくのかも気になる所です。そして8両通急は代々木上原を発車して代々木八幡の急カーブを抜けて終点の新宿に到着していきます。最後におまけみたいな感じですが、多摩線の8両急行の様子についても軽く触れたいと思います。と、言う事で最初の小田急多摩センター駅に戻ってきました。小田急多摩線には急行列車が1日中通して運行されています。
多摩線の急行は基本的に10両編成で運行されますが、新百合ヶ丘7時51分発の急行唐木田行きのみ8両編成で運行されています。何を隠そう、この8両編成の急行唐木田行きの折返し運用が当記事で今までひたすら紹介してきた8両編成の通勤急行となっているのです。運用としては朝、出庫した後に伊勢原5時53分発の各駅停車新宿行きとして新宿まで運行し、新百合ヶ丘まで回送して新百合ヶ丘始発の「8両急行」唐木田行きとして唐木田まで運行し回送列車として一区間だけ折返し小田急多摩センター始発の「8両通急」新宿行きとして運行されることになっています。この8両急行の後運用である8両通急が2019年3月16日のダイヤ改正で10両編成化する為、この多摩線唯一の8両編成の急行が消滅してしまうとみられています。これで、この急行も10両編成化される予定なので輸送力増強が期待されます。しかし、新百合ヶ丘〜唐木田間と走行距離が短い事やラッシュ方向と逆の下り列車である事などから、現行の混雑度も改善しなければならない程酷い訳では無いので、大々的に10両編成化する事が告知されていないのだと考えられます。
(ダイヤ改正のプレスリリースには前記の8両通急10両編成化のみ記載されていました。)そんな8両急行が新百合ヶ丘からやって来ました小田急多摩センター駅の発車時刻は8時01分です折り返し便となる小田急多摩センター始発の8両通急の発車時刻が8時10分なので小田急多摩センター〜唐木田間の往復時間を考えるとかなりタイトな時間設定となっていることが分かりますね…以上、8両編成の通勤急行でした!!

総武線6ドア車座席格納時の様子

2019-03-15 11:25:41 | JR
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は総武線の一部編成に連結されている6ドア車で平日の朝ラッシュ時に実施されている座席収納が廃止されると言う事でその様子を見納めをしてきましたので紹介します。中央・総武緩行線(三鷹〜千葉)を走るE231系0番台の一部編成には通常の4ドアから6ドアにドア数を増やした6ドア車が1両組み込まれています。
そんな、6ドア車の座席は混雑緩和を目的として平日の始発から朝10時頃まで格納され、同車両のみ立席専用となります。しかし、2019年3月16日のダイヤ改正日から座席格納が廃止され、終日6ドア車の座席が使用出来るようになります。これによって、座席が格納されている姿が見られなくなってしまうので、その姿を見納めしてくる事にしたわけです。こちらが平日の始発から10時頃まで見られる全ての座席が格納された状態の6ドア車の様子です。ドア間の3人がけの座席が見事に収納されています。座席の横には平日朝10時まで座席が使用できない旨の案内と、ランプについての案内が貼ってあります。また、2019年3月16日以降は終日座席が使用出来る旨の案内も貼ってあります。これらの表記もダイヤ改正日以降は剥がされてしまうのでしょう…そして朝10時を過ぎると座席がこの先使用出来る旨の車掌による「名物放送」が掛かり、座席の使用が解禁されます。なお、この際に自動で全ての座席降りる訳ではないので、座席を使用する乗客が手動で降ろすことになります。なので、この様に格納されている座席と格納されていない座席が混合して存在している姿が見られます。ちなみに一度降ろしてしまった座席を乗客によって再度格納する事は出来ません。朝ラッシュ時は座席を格納し立席専用車両として混雑緩和に尽力した6ドア車ですが、その役目が今終わろうとしています。
6ドア車自体はダイヤ改正日以降も走り続けますが、山手線からのE231系500番台が転属されてくることに伴い数年後には引退する事が予定されています。首都圏の慢性的な混雑を緩和する為に苦肉の策として山手線や京浜東北線、埼京線、横浜線、東急田園都市線に導入された6ドア車の歴史もあと少しでピリオドを打とうとしています。そんな過酷な通勤ラッシュを改善しようと誕生した6ドア車の勇姿を最後まで見届けていきたいと思います。以上、6ドア車座席格納の様子でした!!

ちばきたライナー乗車記

2019-03-14 11:20:42 | 高速バス
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は千葉北IC周辺地区と東京駅・東雲車庫を結ぶ京成バスが運行する近距離高速バス「ちばきたライナー」に乗車してきたのでレポします。
乗車便データ
京成バス「ちばきたライナー」
いきいきプラザ16時40分発東雲車庫18時20分着
ここはいきいきプラザ入口です。と、いきなり言っても全く場所が分からないと思いますが、ここは千葉県千葉市花見川区の東関東自動車道千葉北ICの近隣で千葉市北部に広がる鉄道空白地帯のど真ん中に位置する所です。ちなみに「いきいきプラザ」と言うのは隣接している千葉市花見川いきいきプラザの事で、温水プールも併設されている千葉市営の大型施設です。そんな大型施設の近くを走る片道1車線の道路にポツンと設置されているバス停が東京駅方面への高速バス路線の始発点となっています。今回、乗車する「ちばきたライナー」は京成バスが千葉県内各地と東京駅を結ぶ通勤高速バス「マイタウンダイレクトバス」のうちの1路線で、いきいきプラザ入口〜東京駅間で運行されています。運行本数は平日8往復(土休日6.5往復)で、午後の2本が幕張メッセを経由するほか、朝夕の2本が東京駅から東雲車庫まで延長運転する形となっています。今回は幕張メッセを経由し更に東雲車庫まで延長運転を行う、言わば「最終形態」となっている16時40分発の最終便に乗車します。運賃は1030円(幕張メッセ発着のみ820円)で交通系ICカードで決済すると通常運賃から150円引きとなります。なお、このいきいきプラザ入口バス停には京成線八千代台駅と大和田駅から千葉市が運行するコミュニティバス「花まわる号」が2時間に1〜2本運行されています。また、先ほど紹介した「いきいきプラザ」には総武線新検見川駅や稲毛駅からのバス路線も運行されているので沿線各駅から極端にアクセスしづらい場所ではありません。バス停には待合室どころか椅子も用意されておらず、冬場などは冷え込むので長時間バスを待つ際は近くにあるコンビニなどでコーヒーなどを購入しイートインスペースで少し休むのもアリかもしれませんね…そんな感じでバス停付近で待っていると発車時刻の1分前の16時39分に乗車する便に充当されるバスがやって来ました。こちらは長沼営業所所属のN807号車です。
2014年式の日野セレガで、車庫から回送されてきました。ちなみに長沼営業所には日野セレガハイブリッドが1台だけ配属されているので、運がよければ来るかもしれないな…なんて思っていましたが現実はそう甘くありませんでした()バスが到着するとすぐに乗車が始まりました。
ちなみに側面表示が「東京駅・国際展示場駅」となっていますが、国際展示場駅は過去に経由していた停留所で現在は経由しません。
昔の表示データをそのまま使用している様です。車内は一般的な4列シートで座席も京成バスとしては標準的な物となっています。また、車両後部には化粧室が設置されています。その他、Wi-FiやAEDが搭載されています。結局、発車時刻までに私以外に乗車してくる利用客はおらず16時40分に定刻通り
いきいきプラザ入口
を発車しました。
バスはこの先、千葉北IC付近の各停留所で乗客を拾い高速に乗り東京駅方面に向かう事になります

いきいきプラザ入口を発車すると道なりに進み、花見川消防署前を通過し犢橋交差点を左折…

69号線を四街道方面に進み長沼を通過し長沼原町交差点を右折しその先のヴィルフォーレ稲毛で初めて停車し1人が乗車しました。

発車すると、再び道なりに進み萩台入口手前の交差点を右折し国道16号に入りました。

その後、ワンズモールで3人、草野車庫で1人が乗車しました。

そして始発のいきいきプラザ入口発車から27分後の17時7分千葉北ICから東関東自動車道(E51)に流入しました。
ちなみに逆方向の千葉北方面行きのバスは千葉北ICで流出すると、最初にいきいきプラザ入口に停車した後は東京駅行き便と同じルートを通り、草野車庫で終点となります。

流入直後から少々渋滞気味だったものの、京葉道路(E14)とのJCTである宮野木JCTを超えると渋滞も解消しスムーズな運行に変わりました。

その後、道なりに進み17時17分に幕張メッセに寄るために湾岸千葉ICで一旦、東関東自動車道を流出しました。

しかし、渋滞の影響で湾岸千葉IC流出に時間が掛かり定刻から5分遅れの17時27分幕張メッセ中央に到着しました。

が、しかし幕張メッセ中央では乗車はありませんでした。
わざわざ高速を降りてハマった渋滞を抜けた意味は…と言ってしまいそうですが、こればかりは仕方がありません。
別に急いでいる訳でもないですからね…汗

また、これで当便の乗客数が6人で確定しました
この便だけで考えたら多分赤字ですね…汗

バスは幕張メッセ中央を発車すると、京成バス天国と化している千葉市美浜区内を走り17時32分湾岸習志野ICから東関東自動車道(E51)に再流入しました。

その後は順調に走行し外環道(C3)とのJCTである高谷JCTからそのまま首都高湾岸線(B)に入りました。

そして17時53分に辰巳JCTから首都高深川線(9)に入り、その先も箱崎JCTから首都高向島線(6)を経由して17時58分呉服橋ICで首都高都心環状線(C2)から流出しました。

外堀通りを少し走ると18時00分に定刻より7分早く東京駅八重洲口前に到着しました。
ちなみに東京駅から終点の東雲車庫までは回送区間を営業運転している様な形なので車内放送などもあたかも東京駅が終点かのように案内されます。
そんな事もあり、乗客の大半(というか私以外全員)が降車してしまいました。
私も東京駅で降りてしまっても良かったのですが、また別の私用の為に臨海地区に用があったのでそのまま東雲車庫まで乗車する事にしました。

バスは東京駅を発車すると八重洲通りを佃方向に進み八丁堀交差点を右折した後に入船橋交差点を左折し都道473号新富晴海線に入りました。

佃大橋と朝潮大橋を渡り月島地区を横断し、春海橋西交差点を左折…

その後、豊洲地区や東雲地区の高層マンション群を横目に晴海通りを道なりに進み、東雲駅手前の小さめな交差点を右折して終点の東雲車庫18時20分に到着しました。ここ、東雲車庫は京成バス奥戸営業所の車庫で、「マイタウンダイレクトバス」各線や成田空港への「東京シャトル」、千葉県房総半島方面の高速バスが発着しています。降車する際に運転士の方に「東雲車庫まで乗車する方ってやっぱり少ないですかね…?」と聞くと「たまにいらっしゃいますよ〜」とのご返答を頂きました。付近は高層マンション街ですし、鉄道の駅も近いのでそれなりに営業運転するだけの需要はあるのでしょう…ちなみに東雲車庫への他のアクセス手段ですが、付近には都バスの深川車庫が有り、東京駅や錦糸町駅へのバス路線が発着しています。また、りんかい線の東雲駅や有楽町線の辰巳駅が徒歩圏内の為、東京駅に出るより東雲車庫から乗車する方が便利ということも場合によってはありそうです。私もお台場方面に向かう為に、りんかい線の東雲駅まで徒歩で移動しましたが大通りをまっすぐ進むだけなので分かりやすく充分許容範囲内のアクセスでした。マイタウンダイレクトバスは今回乗車した千葉北ルート以外にも新浦安ルートやユーカリが丘ルート、千城台ルート、千葉市ベイエリアルートなど多くの路線が設定されています。また、首都圏では似たような通勤高速バス路線として東急バスが虹が丘エリアと渋谷駅を結ぶ「TOKYU E-Liner」なども運行されています。また、機会があればその様な通勤高速バスにも乗車して利用状況を確認してみたいと思います。以上、ちばきたライナー乗車記でした!!