三丁目の夕日の乗車記

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【期間限定】町14系統運行開始

2019-04-28 10:00:28 | 神奈川中央交通
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2019年4月16日から期間限定で運行が開始された神奈川中央交通町14系統に乗車してきましたのでレポします。ここは町田駅です。この度、町田市中央部に広がる「町田薬師池公園四季彩の杜」の町田ぼたん園で有料開園(ぼたん・しゃくやくまつり)が実施される事から、町田市の玄関口でもある町田駅近くの町田バスセンターから町田ぼたん園最寄りバス停である薬師が丘を結ぶ新路線町14系統が催事期間中限定で運行されることになりました。この、町14系統は既存の町13系統(町田バスセンター〜山崎団地センター)の一部便を開催期間中に限り延長運転する形で運行されています。停車バス停ですが、町田バスセンター〜山崎団地センター間は元々の町13系統と同じ主要バス停のみの急行運転となっていて、延長運転区間である山崎団地センター〜薬師が丘間はノンストップとなっています。運行本数は平日4便、土休日は2便です。
なお、全便が連節バスでの運行となっています。そんな町14系統のバス乗り場である町田バスセンター4番乗り場にやって来ました。最近の町田営業所管内の再編に伴い系統一覧が物凄いことになっていますね…一番下に表記されていますが、野津田公園内にある町田市陸上競技場で大型催事が実施される時に運行される臨時系統も同じ4番乗り場から発車します。さすがに町14系統の表記がバス停に追加される事は無く、運行案内の貼り紙が掲示されるのみに留まりました。また、町田バスセンター付近に2台設置されているバス運行情報案内表示機も町14系統にしっかり対応していました。【町14系統 薬師が丘 急行・ツインライナー】と表示されていました。
「薬師が丘」の行き先表示が新鮮ですね…なお、英語表示には対応していないようで、時刻と系統番号のみの表示となっていました。バス運行情報案内表示機の下部にある系統一覧に関しては変更されていません。
かなり前に廃止された路線の表記がこんな感じで残っている以上、期間限定の路線を追加する事は無いとは分かっていましたが…汗他の町田バスセンター内にあるバス乗り場案内図に関しても変更無しとなっていました。と、言うよりこちらは既に廃止された路線の箇所にテープすら貼られていません…
貼っていたテープが剥がれてしまっていたのかもしれませんが、、、さて、そんな町14系統の土休日便1本目となる11時46分発の便を乗り場で待っていると発車時刻4分前の11時42分頃に長い車体を大きくカーブさせて乗り場にツインライナーが入ってきました。こちらが、今回乗車する町14系統の全便に充当される連節バス「ツインライナー」です。神奈中町田営業所には、この連節バス「ツインライナー」が4台導入されています。この日は「ま204」が充当されていました。車両側のLED表示は「臨時」かな…なんて思っていましたが、ちゃんと専用表示が用意されていました。側面表示の経由地表示に関しては町13系統のLED表示から木曽入口が削除されて薬師が丘が追加された物になっていました。後面のLED表示も撮影場所の関係から一部が切れてしまっていますが、薬師が丘までの延長運転に対応していました。それでは、早速乗車していきます…車内に設置されている液晶画面も、車外のLED表示同様に延長運転に対応していました。終点が薬師が丘という見慣れない表示です…なお、車内前後の2ヶ所にはバスの運行状況や町田駅で接続する小田急線の運行状況を表示するディスプレイが設置されていますが、こちらは専用表示が用意される事はなく平成24年の連節バス導入時の表示固定となっていました。そんな感じで撮影しているとあっという間に発車時刻になり、11時46分に町田バスセンターを発車しました。町田バスセンターを発車すると途中の山崎団地センターまでは通常時の町13系統と同じように走行していきます。気になる乗車率ですが、全座席の半分が埋まる程となっていました。バスは町田駅前通り・団地いちょう通りを走行しながら境川団地や木曽入口などの大型集合住宅群に停車していきます…
町田市内に点在した団地間輸送としても活用されているので、高齢者の方を中心に日常的に利用しているであろう乗客の方の乗降が途中の各停留所で続きます。そして町田バスセンター発車から約15分で町13系統の終点である山崎団地センターに到着しました。ここ、山崎団地センターから先が今回の延長運転区間です。前記の日常的に利用しているであろう乗客達の多くが当停留所で下車していったので、車内には同業者の方とみられる方々などが主に残りました。
肝心の祭り目当ての利用客は見た感じ少なかったですね…そして山崎団地センターを発車しました。
この先、バスは団地いちょう通りを直進し今井谷戸交差点を左折して鎌倉街道に入り薬師池公園の横を通り終点の薬師が丘まで運行していきます。薬師が丘止まりの液晶画面表示も記録しておきます。



ちなみに山崎団地センター〜薬師が丘間のルートは他の町37や町55系統などが走行している為、当系統のみの単独区間は存在しません。なお、延長運転区間のルートは全区間が催事開催時に運行される臨時系統町田バスセンター〜野津田公園線と被っていますが、期間限定路線ながら一般系統の路線として乗客を乗せて連節バスが今回の延長運転区間を走行するのは初めての事ですそんな延長運転区間を楽しんでいるとあっという間に終点の薬師が丘に到着しました。町田バスセンターからの所要時間は約25分でした
ここまで乗車してきたツインライナーは薬師が丘に到着後は乗客を降ろし表示を変えて少し先にある野津田車庫にすぐ回送されていきました…バスも居なくなってしまったのでバス停の様子を見ていきたいと思います。
ここ、薬師が丘バス停には全長が18mある連節バスの臨時便発着開始に伴い連節バス対応のバスペイが整備されました。ちなみに、薬師が丘発町田バスセンター行きの連節バスは運行されていないので、反対側のバスペイに関しては未改良のままとなっています。 バス停付近には祭り開催を知らせる旗が至る所に立っていました。ちなみに町田ぼたん園ですが、薬師が丘のバス停から徒歩7分ほどの場所にあります。祭り開催中のぼたん園の開園時間は午前8時30分〜午後16時となっています。よって、町田バスセンター15時46分発の平日便と16時46分発の土休日便に乗車してぼたん園に向かっても開園時間内に到着する事は出来ません。薬師が丘まで延長運転を行う土休日便は2本のみしか設定されていないので、祭り会場への有効本数としては私が乗車してきた11時46分発の1本のみとなっています。さて、こちらは薬師池公園です。薬師が丘のバス停から歩いてすぐの薬師池公園は町田市を代表する公園です。そんな薬師池公園ですが、既存の公園部分を南側に拡張する形で西園エリアの整備が現在進められています。その西園エリアに隣接される形で「町田薬師池公園四季彩の杜 ウェルカムゲート」という大型観光施設が2020年4月のオープンを目指し建設が進められています。この、ウェルカムゲートの開業に併せてウェルカムゲート前の鎌倉街道沿いに薬師が丘バス停のような連節バス対応バスペイが整備される予定ですまだ、ウェルカムゲート部分も工事中の為、完成形をイメージする事は難しいですが園内では来年春の開業に向けて工事が進められていました。気になる連節バス対応のバスペイ新設に関してはまだ準備工事も行われていません。今後はバスペイ新設工事も進められていくものとみられます。ちなみに新設される予定のバスペイは完成予定図にもしっかり描かれています。こちらのバスペイが新設される2020年度以降は薬師が丘の連節バス対応バスペイと併せて更なる臨時便が運行される予定です。今後の動きに期待しましょう…そして、バスに乗り山崎団地センターに戻ってきました。ここ、山崎団地センターは先程も紹介したように町13系統の終点で町14系統の延長運転区間が始まる場所でもあります。余談ですが、今回山崎団地センターから薬師が丘まで延長運転を行う便に使用されている系統番号「町14」は、2016年5月30日に実施されたダイヤ改正まで運行されていた町田ターミナル〜急行〜山崎団地線で使用されていました。区間こそ一部違いますが、これで町田駅方面と山崎団地エリアを結ぶ急行路線として期間限定ながら「町14系統」が復活した形になりました。山崎団地センターには小規模のバスターミナルのような降車場が設置されています。降車場と言っても使用用途は限定的で山崎団地センター止まりの便のみが使用する形となっています。かつ、現在は山崎団地センター止まりの便が町13系統しか存在しない上に町13系統は全便が連節バスでの運行となっているので、この降車場は連節バス専用の降車スペースとなっています。ちなみに、山崎団地センターを越えて各方面に走行していく他の路線に関しては路上のバス停を使用して発着しています。 なお、この無駄に広い降車場スペースを使用して野津田公園輸送の臨時バスに運用されている車などが時間調整の為に留置されている事もあります

そして、今回山崎団地センターから薬師が丘まで延長運転を行う連節バス新路線が運行を開始したことに伴い降車場のバースに新たに町14系統用のバス停が設置されました。視力検査並の小さなサイズの字で…
「山崎団地センター
次は薬師が丘
町14 急行 薬師が丘」と表記されています。町14系統単独の時刻表も貼られています。他にもバス停には町14系統の運行内容などを知らせる多数の掲示が有りました。

町14系統だけが路上のバス停ではなく降車場のスペースから発車するので乗車場所の地図も添付されていました。山崎団地センターから町14系統に乗車している方を見かけることはありませんでしたが…今後も2020年春の薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲート前の連節バス対応バスペイ整備完了などで動きが見られると思われる町田市内を走る連節バス「ツインライナー」の様子を見守っていきたいと思います。以上、町14系統期間限定運行開始でした!!

「S-TRAIN」104号乗車記

2019-04-23 23:10:18 | 私鉄
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は西武鉄道などが運行する有料座席指定列車「S-TRAIN」の中で、2019年3月16日のダイヤ改正で廃止された平日夕夜間帯に走る所沢発豊洲行きの便にダイヤ改正前に乗車してきましたのでレポします。ここは平日夕方16時の所沢駅です。今回は、埼玉県所沢市にある所沢駅から西武鉄道池袋線、西武有楽町線、東京メトロ有楽町線を走行し東京都江東区にある豊洲駅までを結ぶ有料座席指定列車「S-TRAIN」に乗車する為にやって来ました。さて、さっそく乗車する前に今回乗車する「S-TRAIN」の時刻などを確認しておきましょう…「S-TRAIN」は2017年3月25日から運行されている有料座席指定列車で、平日は所沢〜豊洲間で土休日は西武秩父〜元町・中華街間で運行されています。所沢〜豊洲間を走る平日便に関しては朝に所沢発豊洲行きが1本運行されていて、夕方から夜間帯にかけては概ね1時間間隔で5往復が運行されています。このうち、夕方の上り豊洲行きの5本に関しては下り列車の送り込み便としての役割が強く、都心から郊外方面への帰宅の足として運行される下り便に対し夕方の上り便に関しては回送列車を営業運転している感覚に近い物となっていました。ラッシュとは逆方向ですし、空席が殆どといった状況がザラだったのでこの度実施された2019年3月16日のダイヤ改正で夕方の上り便5本がバッサリと全列車廃止されました。 なお、本来設定されるべき朝の上り便に関しては今回のダイヤ改正で所沢を8時台に発車する1本が増発され計2本体制になりました。さて、そんな訳あり「S-TRAIN」に乗車していきたいと思います。今回、乗車するのは夕方上り便1本目でもある所沢16時18分発の「S-TRAIN」104号豊洲行きです。ちなみに所沢を6分前に発車する16時12分発の各駅停車池袋行きが設定されていますが、この各駅停車を7駅先の石神井公園までの複線区間で追い抜く事はありません。
追いつくのは複々線区間を走り終わった練馬です
無料優等列車である快速急行などは先行電の各駅停車などにひばりヶ丘や石神井公園で接続しますが、「S-TRAIN」の平日上り便に関しては全列車が西武線内で先行電を追い抜く事はありません。
こればかりはダイヤの設定上、仕方ない事なのでしょうが冷遇されてる感が否めませんね……汗下り便に関しては保谷やひばりヶ丘で準急列車などを追い抜くダイヤになっています。改札階には2019年3月16日のダイヤ改正日から運行が開始された西武鉄道新型特急「Laview」の特設コーナーが設けられていました。同改正で人知れず無くなる列車に今から乗車する私にとって複雑な気持ちになる展示です…
(展示自体の内容は素晴らしいんですけどね)出発番線は3番線です。
奇しくも、2番線側の発車案内には同改正で休止にされた西武新宿線〜国分寺線を直通運転する新所沢始発の国分寺行きが表示されていました。さっそくホームへ向かうと列車待ちをしている乗客がチラホラホーム上で列車を待っていましたが、しかし殆どの乗客は暫くしてやってきた先発の各駅停車池袋行きの車内に吸い込まれていきました。案の定の結果です…
一応、ホーム上に設置されている「S-TRAIN」指定券売り場の様子も見てみましたが、、、券売機の上の指定券発売状況案内は「〇空席あり」の表示になっています。この発売状況案内の空席表示は発車時間まで変わることは有りませんでした。一応、ホーム上のLED表示器の表示も記録しておきます。

あと少しで入線時間ということで、乗車位置案内の所に並び入線を待ちます。
(私以外誰も並んでいませんでしたが…汗)そして発車時刻の4分前である16時14分に「S-TRAIN」104号に充当される40102Fが入線してきました。停車してからドアが開くまでの時間で側面のLED表示を記録しておきます。

暫くするとドアが開き乗車が始まったので、私もさっそく乗車します。そして、ご覧下さい!!この開放感(笑)クロスシート状態にされた40000系の座席(全て空席)がズラーッと並んでいます。この、40000系の座席地味に好きなんですよね…何となくデザインがかっこいいです。所沢駅停車中のLCDの表示も記録しておきます。





そんな感じで撮影しているとあっという間に発車時刻になり、16時18分に所沢を発車しました。
約1時間の「小旅」の始まりです。ここで始発駅発車時点の車内を見てみましょう…もはや気持ちが良いレベルで私の座っている座席以外は全て空席です。車端部のロングシート部分も勿論空席です。
ちなみに隣の5.7号車も全席空席となっていました
(他の号車には乗客が居たようですが、見た感じ同じ乗り納め目的の同業者の方の様でした)所沢駅発車後のLCD表示も記録しておきます。この「S-TRAIN」豊洲行きは途中、保谷、石神井公園に停車し西武有楽町線を経由して東京メトロ有楽町線に入り飯田橋、有楽町の順に停車して終点の豊洲まで運行していきます。なお、保谷や石神井公園は乗車専用駅で飯田橋と有楽町は降車専用駅となっているので、西武線内・メトロ線内のみの利用は出来ません。列車は埼玉県所沢市の新鮮な空気を都内に運ぶべく都心方面にひた走ります…所沢を発車して快速急行も停車するひばりヶ丘などを通過しながら走り、10分ほどすると16時28分に初の途中停車駅である保谷に到着しました。ドアが開き乗車が始まりますが、保谷から乗車する人はお察しの通り居ませんでした。ちなみに保谷を1分後の16時29分に発車する保谷始発の各駅停車新木場行きが設定されているので、通過駅となる大泉学園を利用するお客様はお乗り換えです…と、書きたい所ですが前記の通り乗車専用駅なので降りる事は出来ません()そんな事で乗客数に変化は無く、空席だらけの状態で保谷を発車しました。次の停車駅は2駅先の石神井公園です。
走行時間は約3分とかなり短い為、すぐ到着しますと、言う事で西武線内最後の停車駅である
石神井公園
16時31分に到着しました。保谷同様にドアが開きましたが、お察しの通り乗車してくる利用者は誰一人居ませんでした。また、石神井公園を出ると終点の豊洲まで全停車駅が降車専用駅なので、本日の「S-TRAIN」104号の乗車人数がこれにて確定しました。石神井公園駅発車後に軽く車内を探索しながら乗客数を数えてみましたが、まさかの10名弱という結果でした…
10両編成で総座席数が約450席なので、約440席が空席という物凄い座席指定列車です。ちなみに「S-TRAIN」の平日便の指定料金は均一510円なので5000円程度の儲けにしかなっていない訳です。
これで、運転士と車掌の人件費や運行費用などを考えると廃止されるのも無理はないでしょう…さて、乗車記に戻ります…
列車は石神井公園を出ると次の停車駅である飯田橋まで約30分間の長い走行が続きます。西武鉄道のLCD表示スタイルで「つぎは飯田橋」と表示されているのが違和感を覚えます。石神井公園から練馬までの複々線区間を快走し、16時37分練馬に到着しました。練馬はATSからATCへの保安装置切り替えの為の運転停車なので、ドアは開きません。約30秒ほど停車した後に発車しました。
ここからは所沢から走ってきた池袋線に別れを告げて西武有楽町線に入ります。西武鉄道唯一の地下路線である西武有楽町線内をガラッガラの「S-TRAIN」が走行していきます…途中、西武有楽町線内唯一の途中駅である新桜台駅を通過します。
新桜台駅は西武鉄道の駅でありながら歴史的な経緯から営団仕様の駅になっているという中々面白い駅ですよね…そして16時41分小竹向原に到着しました小竹向原は乗務員交代の為の運転停車なので、練馬同様にドアが開く事はありません。反対側の1番線には副都心線直通列車が停車していましたが、運転停車している間に先に発車していきました。そして、到着してから3分後の16時44分に和光市方面から有楽町線新木場行きの列車が1番線側に到着しました。この各駅停車新木場行きが「S-TRAIN」の後発電となります。なお、小竹向原〜豊洲間の有楽町線内に退避設備は存在しないので、終点豊洲までのこの先の区間で列車の運行順序が変わることはありません。そんなメトロ10000系の各駅停車新木場行きと交互発着する形で小竹向原を発車し、東京メトロ有楽町線に入りました。ちなみに土休日便は小竹向原から副都心線に入り東横線・みなとみらい線を経由して元町・中華街方面へと運行していきます。ドア上のLCDも東京メトロ線内に入ったのでメトロ仕様の表示デザインに変わりました。







そして副都心線との線路別複々線区間内の千川、要町の各駅を通過していき…東京メトロの駅の中で最高乗降人員を誇る池袋駅を颯爽と通過していきます。ちなみに池袋駅を通過する定期列車はこの「S-TRAIN」だけです。
また、土休日便に関しては池袋駅に停車するので池袋駅を列車に乗車しながら通過する事は珍しい事と言えるでしょう。有楽町線内は前記の通り、待避設備が存在しないので前の列車を追い抜く事が出来ません。
その為、先行電に追いつかない為に速度を落としながらの運行が続きます。普段は、こんな1両(以上)貸切の状態の有楽町線など中々有り得ませんから、そんな状況で見慣れた各駅を通過していく違和感が凄いです…列車は池袋を通過すると東池袋、護国寺、江戸川橋の3駅を通過しメトロ線内初の途中停車駅である飯田橋が近づいてきました。



そして16時58分飯田橋に到着しました。飯田橋は初の降車可能駅でもあります。停車と同時にドアが開き降車が始まりました。が、しかし当号車にはそもそも私1名しか乗車しておらず私は終点の豊洲までの乗車なので、降車は無くただただ空気の入れ替えを行う時間となっていました。。。
見た感じ他の号車からも、飯田橋での降車は無かったようです。飯田橋では2分停車し、17時00分に発車しました次の停車駅は5駅先の有楽町です。





列車は皇居の周りをぐるっと回るように市ヶ谷や麹町を通過し、永田町や桜田門などの官庁街の地下を走行していきます…そして最後の途中停車駅である有楽町が近づいてきました。駅到着前に若干速度を落とすも完全に停止する事は無く、17時8分有楽町に到着しました。停車した後にドアが開き降車が始まりましたが、飯田橋同様に降車する利用客は居ないので、空気の入れ替えに専念する時間の再来です。ちなみに「S-TRAIN」は乗降車可能な駅に停車している際は各号車1ヶ所のドアのみ開きます。
特に各ドア口に係員が立っているわけでもないので、誤乗がたまに発生してしまうようで停車駅に停車している間は車掌による手動放送が繰り返し流されていました。また、LCDにも降車専用駅に停車中は誤って旅客が乗車する事の無いように、「この電車はS-TRAINです。当駅からはご乗車できません」という表示がされています。実際に私が乗車している際もメトロ線内の停車駅で旅客が誤って乗車してきましたが、車掌による手動放送を聞きすぐに降車していきました。このような光景も座席指定列車ならではですよね列車は最後の途中停車駅である有楽町を発車しました。
次は終点の豊洲です。



有楽町線開業当初の終着駅でもあった銀座一丁目や2018年3月に日比谷線築地駅との乗換駅として設定された新富町、大江戸線との乗換駅である月島の3駅を通過していきます…そして終点の豊洲が近づいてきました…始発駅の所沢から約1時間の「小旅」でしたが、地上から地下へと目まぐるしく変わっていく風景などを眺めていたら本当にあっという間でした…始発駅を発車してから終着駅に着くまで本当に1両を1人で貸切状態だったのは驚きましたが…汗列車は17時16分に定刻通り終点の豊洲に到着しました。降車した際に他の号車から降りてくる乗客の数を軽く見ていましたが、10名程度だったので所沢で乗り込んだ殆どの乗客が豊洲まで全区間乗り通していたようです。ダイヤ改正直前だったので私と同じ乗り納め目的の同業者の方も少なからず乗車していたと思うので、実際の所はもう少し少ない乗車率だったのかもしれません…乗客を全員降ろし終えるとドアが閉まりました。豊洲駅到着後は、豊洲18時00分発の「S-TRAIN」101号所沢行きとして折り返していく運用となっています。その為、豊洲駅到着後は一旦月島駅寄りにある引上線に移動し座席転換や車内整備などが行われた後に3番線に「S-TRAIN」所沢行きとして入線し乗客を乗せて発車していく形が取られています。暫くすると小竹向原で交互発着する形となった「S-TRAIN」の後ろを走っていたメトロ10000系の各駅停車新木場行きが到着しました。その、到着とほぼ同時に乗客の降車を済ませた40000系が次の運用の為に引上線へと入っていきました…今回の記事としては「S-TRAIN」104号の乗車記なのでこれで記事を締めてもいいのですが、せっかくなので豊洲駅の「S-TRAIN」指定券売り場やホームの案内掲示の様子なども見ていくことにしました。「S-TRAIN」に乗車する為に必要な座席指定券ですが、豊洲駅では地下1階にある駅窓口と地下2階のコンコース階にある指定券券売機で購入する事が出来ます。なお、事前に指定券を購入しないで乗車した場合は指定料金に200円を加算した額が請求されるので「S-TRAIN」に乗車する際は乗車前に指定券を購入しておきましょう。さて、そんな指定券券売機ですが、改札階とホーム階に挟まれたコンコース階の若干地味めな場所に設置されています。しかし、有難い事に看板などが各所に掲示されているのでそれに従っていけば迷う事は無さそうです。こちらが、その「S-TRAIN」専用の指定券券売機です。指定券券売機の設置台数は1台で、交通系ICカード対応タイプの券売機となっています。
クレジットカードは使用出来ません。券売機上のモニター(?)では次発の「S-TRAIN」の列車案内と空席状況が表示されています。どこかで妙に見覚えのある表示器ですが、詳しい事は触れないようにしておきましょう…ちなみに指定券券売機では当日分で、かつ次発の「S-TRAIN」分の指定券のみの販売となっています指定券の発売時間も限定されていて、次発の「S-TRAIN」の発車時刻の60分前から発車時刻1分前までとなっています。豊洲駅発の「S-TRAIN」は平日夜の18時から22時まで毎時00分発という1時間間隔で運行されています。先発列車の指定券発売終了時刻の1分後に後発列車の指定券発売が開始されるので、2つの列車の指定券が同時に販売される事はありません。撮影時には既に18時00分発の「S-TRAIN」101号の発車時刻60分前を過ぎていたので、指定券の販売が開始されていました。
と、言ってもまだ発車時刻までは時間があったので指定券を買い求める行列を見る事は出来ませんでしたが、時々指定券を購入している利用客の方を撮影中も見かける事が出来ました。ちなみに指定券券売機は豊洲駅構内の案内図にもしっかりとイラストイメージ付きで表記されています。小さな所にも手が込まれていますね…指定券券売機の様子はこの位にして、次は豊洲駅の時刻表を見てみます。分かりづらいかもしれませんが、18時〜22時に毎時0分発で「S-TRAIN」がしっかりと表記されています。ちなみに「S-TRAIN」の1分後には新木場発の各駅停車小竹向原方面行きが設定されています。
また、先行電となる各駅停車が「S-TRAIN」の発車時刻の5〜6分前に設定されているので、「S-TRAIN」はこの各駅停車2本の間を分岐点である小竹向原まで上手く走っていきます。最後にホーム上の「S-TRAIN」関連表記の様子を見て終わりにしたいと思います。所沢行きの「S-TRAIN」が発車する3番線のホームドアのうち、各号車1ヶ所の乗降口の箇所のみ「S-TRAIN」の乗車位置案内がホーム上やホームドアに表記されています。乗車位置案内は所沢駅のように大きなタイプの物ではなく、小さめのサイズの物になっていますまた、ホームドアには「S-TRAIN」のお知らせが貼ってあり、東京メトロ線内のみの利用が出来ない旨が表記されています。以上、S-TRAIN104号乗車記でした!!

相鉄12000系デビュー記念撮影会in相模大塚

2019-04-19 07:35:38 | 私鉄
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は相模鉄道の新型車両12000系が2019年4月20日から営業運転が開始される事を記念して4月13日に相模大塚駅構内で開催された「新型車両デビュー記念撮影会in相模大塚」に参加してきましたのでその様子をレポします。ここは相模大塚駅です。相模大塚駅は神奈川県の県央地区にあたる大和市に位置する駅で相鉄本線が乗り入れています。相模大塚駅の駅構内には10両編成対応の電留線が9本あり、広い構内を使用した撮影会などのイベントが時々開催されています。記憶に新しいところだと、2018年2月10日に開催された相鉄20000系デビュー記念撮影会でしょうか…
こちらも同じ相模大塚駅の電留線で開催されました。さて、今回の会場マップはこんな感じでした。昨年実施された20000系デビュー記念撮影会では南口の特設会場でも記念グッズが販売されていましたが、そのスペースに大手チェーンのドラッグストアなどが建設されている為、今年の12000系デビュー記念撮影会は北口側の電留線のみでの開催となりました。それでは、さっそく北口の電留線横の会場入口から入場し12000系の撮影を行いたいと思いますちなみに20000系の際は入場まで長蛇の列に並ぶ形になっていましたが、今年は殆ど並ぶ事なく入場する事が出来ました。ちなみに会場入口の横には仮設のトイレとベビーカー置き場が整備されていました。入場すると早速今回の撮影会のメインである相鉄線新型車両12000系が見えてきました。いやー、かっこよすぎませんかね…
事前に公表されていたイメージ図で何度か見ていましたが、実際に生で見てみるとその「かっこよさ」が分かります。それではゆっくり見ていきます。まずは、この特徴的な前面の部分ですよね…12000系の「顔」は代表的な能面の一つである「獅子口」をイメージした力強いデザインとなっています。印象的な「口」の部分もかなり高い再現度となっています。
また、20000系でも採用されていた自動車のグリルのような金属製のシンボル(?)も中央部分に配置されています。ライト部分も一部が金色に塗装されています。点灯時はこんな感じでLEDライトが点灯します。前面部のLED式行先表示機ですが、20000系は貫通扉が中央部に配置されている関係で種別部分と行先部分が離れていましたが、12000系は貫通扉が設置されていないので種別部分と行先部分が併せて表示されます。私が会場に到着した際の表示は【特急 湘南台】となっていました。特急湘南台行きは定期設定がありますから、運行開始後に度々見る事が出来る行先表示だと思います。側面表示も一応記録しておきます。最後に、12000系の前面窓の右下には【ID-91】と書かれた表記があります。これはJR埼京線池袋〜大宮間に導入されている保安装置「ATACS」のID番号です。
12000系は2019年11月30日の都心直通が始まると西谷から相鉄新横浜線、JR東海道貨物線を経由してJR埼京線に直通するとみられていて、池袋以北に直通する為にJRの保安装置「ATACS」のIDが付与されているのだと考えられています。ここからは簡単に車内や側面車外の説明をしていきたいと思います。まず、ドア周りですが空調効果を高める為に個別のドアスイッチが各ドア左横に設置されています車内設備としては相鉄線の特徴でもある「車内の鏡」が20000系に引き続き設置されているほか、空気清浄機や時間帯で光が変化するLED照明、Wi-Fiなどとなっています。ドア上には三菱製の17インチLCDが設置されていて稼働している状態で展示されていました。ちなみに20000系のLCDは日立製で21.5インチだったのでJR側に合わせたのでしょうか…
LCDの大きさも少し小さくなりましたが、視認性としてはそこまで差は無いと思います。撮影会当日は中央快速線が踏切内安全確認の影響で上下線に遅延が発生していましたが、LCDは運行開始後を想定して稼働しているせいか【運行状況】として表示されていました。
相鉄の撮影会でJRの遅延情報を流すのは如何なものかという意見もあったようですが、こればかりは仕方ないでしょう…9号車は弱冷房車の為、ドア横や窓部分に「弱冷房車」との表記があります。2000系の弱冷房車マークは爽やかなデザイン付きの物となっていましたが、12000系ではシンプルなデザインの物に変わっています。そして4号車は女性専用車の為、弱冷房車と同じようにドアや窓ガラス部分に「女性専用車」との表記があります。仕様はもちろん都心直通線開業前の物なので、それに関する表記はありません。ちなみに直通先とみられているJR埼京線は平日朝夜のラッシュ時に10号車が女性専用車として運行されています。
もし仮に実施時間帯中に埼京線・川越線(大崎〜川越)間を走行する運用が設定された場合は10号車にもステッカーが貼られる事になるかもしれません。また、当日は停車している12000系の2号車〜6号車の車内を見学する事が出来る車両内覧会も実施されていました。かなり人気のようで、親子連れなどを中心に多くの見学希望者の方が列を成していました。車内では12000系の写真パネルや甲種輸送・試運転の際のダイジェスト動画が放映されていたようです。営業運転開始前の新型車両という事で靴カバーの着用が義務付けられていました。12000系の横では記念グッズ販売ブースが設けられていて、多くの方が12000系デビュー記念のグッズを購入していました。新型車両効果ホント凄いですね…この記念グッズを1会計につき3点以上購入した方の中から抽選で40人に12000系の運転席に入り記念撮影を行うことが出来るという購入特典も設けられていて商売上手だなぁ…と感心していました運転台で記念撮影が出来る的な企画って親子連れの方などに人気ですからね…運転席での記念撮影会は時間を区切って実施されていたようです。その他にも12000系の顔出しパネルを使用した撮影スペースや…

12000系デザインのサンバイザーを無料で工作する事が出来るコーナーなどが設けられていました
また、当日(4月13日)から相鉄線全駅で販売が開始されている「12000系デビュー記念入場券セット」のシリアルナンバー1番〜300番の限定販売が会場内の特設ブースで実施されました。こちらは相当な人気かつ数に限りがあった事から私が会場に入場した際には既に売り切れとなっていました。そんな感じでグッズコーナーなどの撮影を終えて再び12000系を撮影していると…相模鉄道の広報担当として各種イベントなどで活躍しているキャラクター「そうにゃん」がやって来て新型車両12000系との撮影会が始まりました。これは予め設定されていた物で、各20分程度の「そうにゃん」撮影会が開催時間中に計3回実施されました。ちなみに、当日の撮影会には「そうにゃん」は作業着をモチーフとした衣装を身に付けて参加していましたが、この衣装はこの日の為に作られた物で初お披露目だったようです。流石は老若男女問わず大人気な「そうにゃん」です
撮影会中は多くの観客の歓声に包まれていましたまた、車両側のLED表示も撮影会に合わせて「そうにゃん」仕様の表示に変わっていました。【そうにゃん単体ver1】



【そうにゃん単体ver2】







【そうにゃん 臨時ver】【そうにゃん 貸切ver】

【そうにゃん 試運転ver】



また、「そうにゃん」関連のLED表示以外にも12000系撮影会開催時間中は時々表示が変更されていて俗に言う「レア幕」も表示されていました。
その中から撮影出来たものを紹介していきます。

※掲載順は実際の表示順とは異なります。
各停西谷







各停二俣川







各停大和







各停相模大塚







快速星川







快速瀬谷









快速大和





快速相模大塚







快速かしわ台

快速いずみ野







急行瀬谷





急行大和







急行相模大塚









急行海老名







急行いずみ野







急行湘南台

特急西谷













特急二俣川







特急海老名







特急いずみ野






今回の撮影会のメインでもあった相模鉄道新型車両12000系の営業運転開始予定日は2019年4月20日となっています。 今後、11月30日のJR直通線開業による都心方面直通運転開始に向けて徐々に数を増やしながら相鉄線の顔として開業に向けた準備が進められるものとみられます。
直通運転開始が楽しみですね〜以上、相鉄12000系デビュー記念撮影会in相模大塚でした!!

金沢八景駅移転・延伸後の様子

2019-04-08 19:10:18 | 私鉄
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2019年3月31日に暫定駅から延伸する形で新駅が開業した横浜シーサイドラインの金沢八景駅の様子を撮影してきましたので紹介します。ここは金沢八景駅です。この度、横浜シーサイドラインの金沢八景駅が延伸する形で移転し新駅が開業・併用開始されました。横浜シーサイドラインの金沢八景駅は開業時から京急の金沢八景駅と接着する予定でしたが、駅周辺の土地買収が難航してしまった事から京急の金沢八景駅から離れた位置に暫定的に駅が設置されて開業時から約30年間使用されていました。その後、駅周辺の土地区画整理事業にあわせてシーサイドラインを延伸し京急の金沢八景駅に接着する場所に新駅を設置する事になった訳です。そして、こちらが2019年3月31日に開業した新駅です。新駅は土地区画整理事業で新たに整備された金沢八景駅東口の駅前広場の上に跨る形で設置されています。この新駅下の駅前広場は2019年3月26日に1歩早く併用開始されました。駅前広場には神奈川中央交通と京浜急行バスの2つの会社のバス路線が乗り入れていて、こちらは国道16号線上に設置されていた従来のバス停から延伸・移設する形で乗り入れています。乗り場は1〜3番乗り場の3バースが整備されていますが、3番乗り場のみAとBに分かれていてAを神奈中バスが使用しBと1〜2番乗り場を京急バスが使用しています。また、降車場と待機場が設けられているほか、タクシー乗り場も広場内に整備されています。広場からは新駅と京急の金沢八景駅が、字の通り見事に「接着」している様子を見る事が出来ます暫定駅時代には撮影難易度が高かったシーサイドラインと京急の共演も、少し見づらいですが容易に撮影する事が出来るようになりました。そんな京急電鉄の金沢八景駅ですが、こちらも土地区画整理事業にあわせて駅舎改良が実施されていて、ひと足早く2019年1月26日に橋上駅舎が開業しました。新改札口は3階部分に設置されている為、駅前広場からは階段やエスカレーター、エレベーターが整備されています。
 
 
 
なお、取材日時点(4月2日)では新改札口がある3階とホーム階を結ぶエレベーターが工事中で使用が開始されていなかったので、暫定処置として駅前広場がある1階とホーム階を結ぶ既存のエレベーターを使用したエレベーター専用の「地上改札口」が設けられていました。工事の進み具合にもよりますが、この光景もあと少しで見られなくなる「今だけ」の姿だと思われます。さて、話が脱線した気がしますがここからは本題のシーサイドラインの新駅について紹介します。こちらが、横浜シーサイドライン金沢八景駅の改札口への入口にあたる部分です。京急の改札口があるフロアとは一段階高い位置に改札口及びホームが設けられている為、階段・エスカレーター・エレベーターで結ばれています少々分かりづらいですが、シーサイドラインの改札口から京急の改札口へは徒歩20秒くらいで到達する事が出来ます。
元々、暫定駅から京急の改札口へは徒歩で約5分掛かっていたので大幅に短縮されたと言っていいと思います。そして、こちらが新駅の改札口です。
天井がかなり高いので広々とした印象を受けますコンコース部分には列車の発車時刻を表示する2段式の電光掲示板や…計3台の券売機が設置されています。なお、3台の券売機のうち1台は定期券を発売する事が出来る多機能券売機となっています。また、交通系ICカード対応のコインロッカーと清涼飲料水自動販売機が設置されています。続いては改札口部分です。改札機は合計4台設置されていて、内訳は一般1台、車椅子対応が1台、交通系ICカード専用が2台となっています。ちなみに一番左の車椅子対応のレーンが入場専用、一番右の一般レーンが出場専用、真ん中の交通系ICカード専用2レーンが入出場用として使用されていました。改札機の隣にはご案内カウンターを兼ねた窓口と7時〜20時まで営業している定期券取扱窓口があります。改札口エリアは大体こんな感じでしょうか…ちなみに改札内の窓口横には精算機が1台設置されています。そして、こちらがホーム部分です。1面2線の島式ホームで、横浜シーサイドラインでは新杉田駅のホームと似たような構造になっています。改札口から見て右側が1番線で左側が2番線です。ホーム上には延伸開業直後という事で、胡蝶蘭などの花が飾られていました。個人的に気になるホームドアですが、両番線とも開業時から設置されています。ちなみに、一部箇所のホームドアには非常停止ボタンや駅係員と通話が出来るインターホン、消火器が埋め込まれる形で設置されています。
 
 
また、ホームドア上のスペースは駅名標や停車駅案内として活用されています。
 
トイレはホーム先端の新杉田寄りの線路間に設けられています。なかなか珍しい配置ですよね…

今回、紹介している横浜シーサイドラインは沿線にある工業団地等への通勤客などが多く、平日の朝ラッシュ時間帯などには画像のように乗車待ちの列が形成されます。この為、各ドア部分には2列分の乗車位置案内が設けられています。
 
ちなみにホーム上には横浜シーサイドラインと鉄道むすめがコラボしたキャラクター「柴口このみ」がデザインされた清涼飲料水自動販売機が設置されています。また、改札口に設置されている物と同タイプの電光掲示板がホーム上にも1番線用と2番線用の計2台設置されています。ですが、1番線側の電光掲示板には列車の発車時刻が表示されていません。実は現時点で金沢八景駅を発着する全列車は2番線のみを使用しています。1番線を使用していない理由は列車の前面展望を見ると分かるので、早速乗車してみましょう…こちらは2番線から発車する列車の前面展望です
配線としては駅を発車すると、直ぐに分岐があり軌道が直進と右の1番線側の二方向に分かれています。この右側に分岐した軌道は1番線に通じる軌道とカーブの途中で合流しています。しかし、1番線側の軌道はカーブの先にある構造物で寸断されてしまっています。この「構造物」こそが、開業から約30年間使用されてきた暫定駅のホーム部分です。列車は暫定駅のホーム・改札口部分と地上を結んでいた連絡通路跡をくぐり抜けます。そしてホームドアで覆われている旧ホーム部分の横を通過していきます。シーサイドラインは全列車普通列車で駅を通過する定期列車が設定されていない為、廃止されてるとはいえ駅を通過するという中々違和感のある感覚を味わいました。そして暫定駅部分を通過して直ぐに単線から複線に変わります。列車はこの先、海の公園や横浜・八景島シーパラダイス、工業団地地帯などを走行して終点の新杉田駅まで約25分掛けて運行していきます…今後の予定ですが、暫定駅部分の撤去と新設される走行路の整備が進められ2019年度中に新駅まで複線化される予定です。なので、最後にあと少しで見納めとなる暫定駅の様子を紹介して記事を締めたいと思います。と、言う事で暫定駅付近にやって来ました。暫定駅は文字通り暫定的な仮駅の為、設備は最小限に抑えられていました。約15年前にバリアフリー対策として設置されたエレベーターも封鎖されただけの状態で残っていました。このエレベーターも暫くすると跡形もなく撤去される事になるのでしょう…また、改札口に通じる階段の入口部分もフェンスが設置されていてしっかり封鎖されていました。地上の道路部分にはフェンスで囲まれた位置には資材や工事用車両が置かれていました。今後、順次工事が進められていくのでしょう…旅客案内用の駅名標などは一部の箇所のみ見えない様になっていましたが…駅移転前の姿を残している箇所もありました。
過渡期感が凄いですね…暫定駅を新杉田駅寄りから見てみます。
複線分の高架橋の一部をホームにしているのが分かりますね。こちら側には工事用のホーム部分まで繋がる仮設階段が設置されていました。最後に平潟湾を挟んだ洲崎町側の橋上からの暫定駅を見て記事を締めたいと思います。入江を挟んだ先の廃駅という中々無い環境での撮影だったので新鮮味がありました。塩害による影響か分かりませんが、汚れによってだいぶ年季の入った駅舎感が出ていますね…この、地点からでは分かりづらいですが階段部分の一部は平潟湾にはみ出ているので暫定駅として仮で作られた駅舎にとってはだいぶ過酷な環境下に置かれていたのでしょう…ホーム部の案内掲示などは駅移転前のままのようです。以上、シーサイドライン金沢八景駅移転後の様子でした!!

三丁目の夕日的3月のハイライト2019年

2019-04-05 13:35:09 | お知らせ(ブログ改正含む)
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2019年3月分の記事をまとめてみたいと思います。
なお、詳しくご覧になりたい記事があれば、その記事のタイトル(下線部)をタップして頂けると当該記事に移りますのでどうぞご覧ください。

ちばきたライナー乗車記
京成バスの通勤高速バス「マイタウンダイレクトバス」の内の1路線で、東京駅・東雲車庫と千葉市花見川区の東関東自動車道千葉北IC周辺地区を結ぶ「ちばきたライナー」の全区間乗車記です。
始発のいきいきプラザ入口バス停から幕張メッセ中央・東京駅八重洲口を経由してりんかい線東雲駅近くの東雲車庫まで運行する最も長距離を走る便を選択して乗車してみました。
マイタウンダイレクトバスは「ちばきたライナー」の他にも千葉県内各地への様々な路線が運行されているので機会があればまた他の路線にも乗車してみたいと思います。
機会があれば……
(大事な事なので二回言いました)

総武線6ドア車座席格納時の様子平日朝ラッシュ時に総武線で実施されていた6ドア車の座席格納が2019年3月15日をもって終了するということで終了前にその様子を撮影してきました。
混雑緩和策の切り札として関東圏では山手線や横浜線・東急田園都市線などの混雑が激しい線区を中心に導入されていた6ドア車ですが、様々な要因から徐々に引退が進み、今では総武線の一部編成に1両が連結されるのみとなりました。
6ドア車の座席格納は平日朝のラッシュ時に字の通り全ての座席を格納し乗客を詰め込むだけ詰め込むという混雑緩和の最終手段とも言える対策で、座席が格納された「異様」とも言える車内の様子は首都圏の朝ラッシュの名物と化していました
そんな光景も今となっては過去の物になってしまったと考えると少し悲しいものですね…
まだ、6ドア車自体は一部編成に数を減らしながらも連結されて運行されているので6ドア車最後の瞬間まで見守っていきたいと思います。

小田急電鉄 8両編成の通勤急行
2018年3月の小田急電鉄小田原線代々木上原〜梅ヶ丘間の複々線開業などに伴う大規模ダイヤ改正で誕生した新種別「通勤急行」の中で運用の都合から1本だけ8両編成で運行されていた通称「8両通急」が2019年3月16日のダイヤ改正で10両編成化に伴い消滅するという事で改正前に撮影してきました。
平日朝に1本のみ運行される列車という事で、運行区間の各地で撮影する為に何度も小田急線沿線に通いました…汗
記事中では、「8両通急」の陰でひっそりと消えていった新百合ヶ丘〜唐木田間を走る多摩線内完結の8両編成の急行も紹介しています。
この「8両急行」は平日朝に新百合ヶ丘発で1本のみ存在していた多摩線唯一の8両編成で運行される急行でしたが、今回の改正で「8両急行」も10両編成化された事から多摩線を走る優等列車から8両編成の定期設定が消滅してしまいました。
そんな多摩線8両編成の優等列車の記録です。

京王ライナー34号乗車記
2月22日に実施されたダイヤ改正で初登場となった上り京王ライナーの乗車記です。
この新宿行き上り京王ライナーは既存の下り京王ライナーと同じ京王八王子発の京王線系統と橋本発の相模原線系統の2ルートが設定されていて今回は後者の橋本発の便に乗車してみました。
平日朝ラッシュ時間帯直後で、かつ当日は京王線一部区間で遅延が発生してしまっていた関係で一部区間ではノロノロ運転が続いてしまっていましたが、着席出来ていて走行音も静かなので特に気になりませんでした。
いずれは京王八王子発の京王ライナーにも乗車してみたいと思います。

「Laview」1番列車乗車記
2019年3月16日に運行開始された西武鉄道の新型特急「Laview」001系の1番列車である特急「ちちぶ」5号西武秩父行きの全区間乗車レポです。
情報量がとても多い記事なので、正直記事の執筆にかなりの時間を費やしてしまいました。
本当は乗車直後になるべく早く投稿したい記事のうちの一つなんですけどね…
時間が掛かった分、量は多めになっていますのでぜひゆっくりと読んで頂ければ幸いです。

以上が3月中に投稿した記事の簡単な紹介と感想です。

なお、3月中(もしくはそれ以前)に取材した物でも投稿時期が4月であれば、まとめ記事は4月分になりますのであらかじめご了承ください。

以上、3月投稿記事まとめでした!!