三丁目の夕日の乗車記

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品川駅使用番線変更前の様子

2019-11-15 22:00:40 | JR
毎度ご覧頂きありがとうございます。
今回は品川駅改良工事による使用番線変更前の様子を撮影してきましたので紹介します。来たる2019年11月16日に品川駅の駅改良工事・高輪ゲートウェイ駅開業に向けた品川駅線路切替工事が実施されます。この線路切替工事によって品川〜田町間の山手線内・外回りと京浜東北線北行の線路が高輪ゲートウェイ駅を通るルートに移設されるほか、京浜東北線北行の品川駅の使用番線が従来の3番線から4番線に変更されます。気になる当日の列車の運行計画ですが、11月16日の初電〜夕方16時頃まで山手線は大崎〜東京〜上野駅間で運休、京浜東北線は品川〜田町駅間で運休となります。
※15時頃〜15時20分頃までは作業のため京浜東北線田町〜東十条駅間も一時的に運転を見合わせます。
運転区間である山手線上野〜新宿〜大崎駅間は日中約5分間隔、京浜東北線蒲田方面〜品川駅間は日中約6分間隔、田町〜赤羽方面は通常通りの本数で運行されます。
(京浜東北線の快速運転は終日中止となります)
また、山手線・京浜東北線の区間運休に伴い上野東京ライン品川〜上野駅間、埼京線・りんかい線新木場〜(大崎)〜赤羽駅間で増発されるほか、東京メトロ全線・都営地下鉄全線・東京臨海高速鉄道(りんかい線)全線・東急電鉄全線・京急電鉄全線を対象とした振替輸送が実施されます。
山手線は16時頃から通常の7割程度の本数で大崎〜東京〜上野駅間の運転が再開され18時以降は通常通りの運行となります。
京浜東北線は16時頃から蒲田〜品川駅間で約6〜10分間隔、田町〜東十条駅間は約10分間隔で運行されます。
※同時間帯の京浜東北線では東十条駅で大宮方面に折り返し運転を行う列車が運転され東十条〜南浦和駅間は約5分間隔での運行となります。
JR東日本発足後初となる山手線の運転見合わせを伴う大規模な工事のため、品川駅を含め都内各駅では工事の実施を知らせる掲示で溢れていました。そんな線路切替工事に伴い、前記の通りに品川駅の使用番線が変更される京浜東北線ホームを撮影してきましたので紹介します。ここは品川駅です。今回、品川駅の京浜東北線北行(東京・大宮方面)の使用番線が従来の3番線から4番線に変更されます。これに伴い3番線を発着する京浜東北線が見納めとなるほか、使用が停止されている4番線の姿を見ることも見納めとなります。まずはコンコース上の案内サインなどを記録していきます。品川駅の案内サインに関してはほぼ全ての更新が既に終了していて、4番線部分に貼られている隠しシールを16日の終電後に剥がすとそのまま17日の初電から使用出来るようになっています。ちなみに、今回移る先の4番線は2018年6月16日まで京浜東北線南行が使用していました。どういう事かと言うと、いま品川駅では京浜東北線の発着番線を1つずつ変更する工事が行われています。まず、2018年6月に京浜東北線南行の使用番線を4番線から5番線に移動させました。
そして今回、2019年11月に京浜東北線北行の使用番線を3番線から空いた4番線に移動させます。
これで、空いた3番線の線路が撤去されその部分を使用して3.4番線のホームが拡幅されたうえで山手線外回りが使用している2番線を3番線に改番します。これにより2022年頃から新4番線(京浜東北線(北行))と新3番線(山手線(外回り))が同一ホームで乗り換えることが可能になるだけでなく、現1.2番線ホームが山手線(内回り)の専用ホームとなり混雑緩和が図られます。
※品川駅2番線は欠番となります。


撮影している時は京浜東北線の方に気が取られていたので気付きませんでしたが、3年後には2番線が欠番となっている予定なので2つの意味で貴重な画像になりますね…









他にも色々記録していきます…








そして、3.4番線ホームにやって来ました。
画像右側が現在使用されていて11月16日で役目を終える3番線で、左側が11月17日初電から使用される4番線です。コンコース上と同様にこちらも殆どの案内サインが切替に対応した形となっていました。

そんな今しか見ることが出来ない案内サインなどを記録していきます。
まずは現在使用中の3番線です。









そして11月17日初電から使用が開始される4番線です。実際には2018年6月まで京浜東北線南行が使用していたので「開始」ではなく「再開」と言った方が適切なのかもしれませんね…4番線には2018年10月から京浜東北線蒲田駅で使用が開始され各駅で導入が進んでいる最新タイプのLCD式発車標が設置されました。これにより、あと少しで使用が停止される予定のLED式発車標と使用が開始される予定のLCD式発車標が同一ホーム上で並ぶという過渡期ならではの光景を見ることが出来ました。品川駅3番線を京浜東北線E233系が発着する姿も見納めとなります。








4番線ホーム上の様子を紹介していきます。
ホーム上には既に点字ブロックや整列乗車位置案内などが設置されています。また、各ドア部分にはホームドアの準備工事が実施されており2020年度第1四半期までに整備される予定です。ITVモニタや関連装置なども新設されています。
また、取材日時点ではホーム上の一部に仮囲いが設置されていました。




東海道線上りと京浜東北線南行が発着する5.6番線から4番線を見てみます…ホームや線路が綺麗なのでさながら新駅のように見えますね。最後に山手線が発着する1.2番線から3番線を見てみます…実は品川駅で山手線と京浜東北線の車両が並んで停車する姿は今回の切替工事で見れなくなる光景なんですが、品川〜田端間の並走区間で両路線の車両が並んで走っている姿は幾らでも見れますし品川〜田町駅間に新駅として開業する予定の高輪ゲートウェイ駅でも見ることが出来る予定の光景なので珍しさなどは皆無ですね…以上、品川駅切替工事前の様子でした!!