三丁目の夕日の乗車記

新しい物好きの主が乗り撮りしまくります
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【土休日便】京王ライナー15号乗車記

2018-10-30 19:20:20 | 私鉄
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2月22日より運行を開始した京王電鉄初の座席指定列車「京王ライナー」の土休日便に初めて乗車してきましたのでレポします。ここは京王線新宿駅です。今の時刻は20時6分特に予約などはせずに新宿駅にそのまま出向き、「空席があれば乗車しよう」という軽い気持ちで券売機に向かうと発車時刻15分前ですが、20時20分発の15号橋本行きに空席があったので座席指定券を迷わず購入…で、何でいきなり土休日便に乗ったかというと取材日当日(10月28日)から土休日限定で京王ライナー利用者に「京王ライナー乗車記念トレーディングカード」を配布されるとの報せを受け乗車してきた訳です。京王ライナーは以前から平日の乗車率は高いが土休日はイマイチとの意見をネット上でもよく見かけていたので、乗車率向上に向けたソフト面の対策と言った感じでしょうか…配布時間は1号発車時刻(17時00分)の30分前の16時30分から19号発車時刻(21時20分)の5分前の21時15分までで、配布場所は新宿駅JR連絡改札口の近くの1.2番線への階段の側となっています。なお、受け渡しの際には座席指定券またはネット購入画面の掲示が必要で、購入座席分のカードを受け取ることが出来ます。
カードの種類は選ぶ事が出来ず、全て銀色の袋に入っているのでどれが当たるかは完全な運ゲーとなっています。そんなカードの種類ですが、様々な種類があり常時配布されるレギュラーカードや時期によって配布される季節限定カード、絵柄も公表されていないレアカードなど、多くの種類が揃えられているのでコレクションするのに最適な内容となっています。時間も無いのでパパっと記念トレカを受け取りホームに向かいます。細々とした所で配布しているので、新宿駅の位置関係が分かってないと場所を探すのが少し大変な所では無いかなぁと…また、トレカ引換に時間が掛かり万が一指定列車に乗り遅れてしまった場合でも座席指定券の払い戻しは出来ませんので注意が必要です。そんな所で、トレカを受け取りホームに向かうと既に乗車予定の京王ライナー15号が停車していて客扱いが始まっていました。早速、購入した1号車の指定座席に座り発車を待ちます…気になる車内の様子ですが、1号車はチラホラ空席が見受けられる程度で、ほぼ満席と言っても過言じゃない乗車率となっていました。そして新宿20時20分に定刻通り発車しました。終点の橋本到着時刻は20時54分、次の停車駅である京王永山までの総通過駅数は20駅…
二つの意味で長くて短い「小旅」の始まりです。列車は新宿を出ると爆音がする急カーブを曲がり長い地下トンネルを超え高架の笹塚駅を通過します。
ここの地下トンネルの騒音どうにかならない物かといつも思いますが、もうどうにもならないんでしょうね…
(これでも他車両より軽音化されている)

そして井の頭線との交差駅である明大前
20時25分
に運転停車しました。
明大前駅のホーム上は後続の列車を待つ客で溢れていました。
渋谷と下北沢、吉祥寺を結ぶ井の頭線との接続駅で京王ライナーを除く全列車が停車するが、調布方面の優等列車に着席する事がほぼ不可能な当駅でこそ始発駅の新宿より座席指定で必ず座れる京王ライナーが求められている気がしますが、他列車と比べて乗車率の少ない列車だけでも明大前からの乗車が出来るようにすれば便利になる気がするんですけどね…

なんて事を快適な座席に座りながら考えていると、列車は既に明大前を発車していて桜上水手前に差し掛かっていた所でした…
車内も静かですし時間を忘れてしまいます。

そんな所で、放送が入りこれから車内検札が始まるとの事。
しかし、車内検札と言っても購入履歴が無い座席に着席している乗客のみに声を掛けていくスタイルなので、事前に購入している座席に座っている場合はチケットをその場で掲示する必要は特に有りません。
(掲示を求められた時に直ぐにチケットを出せる事が出来る状態にはしておきましょう。)

放送の直後に1号車の前の乗務員室から車掌の方が出てきて、「本日も京王ライナーをご利用いただきありがとうございます。」の挨拶が有り、その後車内検札が始まります。

そんな中、京王ライナーは走り続け発車から約9分の20時29分には八幡山を通過しました。
ここまで、概ね爆速を保ったまま順調に走っていましたが京王アプリを見ると1分延との事…
どれだけダイヤがキツキツに作成されているか分かりますね。

八幡山通過からわずか1分、20時30分に千歳烏山を通過…
ここで新宿を6分前に出た先行電の準特急京王八王子行きに追いついてしまいましたが、減速のみで止まることなく千歳烏山を出ると再加速して元の速度を取り戻しました。

その後、つつじヶ丘で新宿を19分前に出た各停高尾山口行きを追い抜き、1駅先の柴崎を通過すると地下区間に入りました。前方の調布駅に先ほど千歳烏山で詰まった準特急か停車している関係で国領通過後から減速し始め布田通過時には朝ラッシュ時のようなノロノロ運転になりましたが、ここでも止まる事はなく前の準特急が調布を出てポイントが切り替わり信号が青に変わった直後に加速して20時35分調布を通過しました。調布を通過するとポイントを曲がり相模原線方面に入り一気に地下から高架に上がり多摩川を越えます。

暫くするとホーム上が煌びやかにライトアップされている京王よみうりランド駅と若葉台検車区がある若葉台を通過し、京王ライナーの主要顧客エリアである多摩ニュータウンがある多摩市に入りました。約20分ぶりの自動放送が流れ始めLCDも「まもなく」表示に切り替わりました。そして20時44分京王永山に定刻通り到着しました。京王永山からは座席指定料金不要な区間となりますが、乗車もなければ降車もほぼ無く、増減無しで発車しました。続いては多摩ニュータウンの中心駅である多摩センターです。
京王永山の一駅先なので、慌ただしく自動放送が流れすぐに到着…京王永山発車から約2分後の20時46分
京王多摩センター
に到着しました。
京王多摩センターでは区間急行橋本行きと接続する為、この先の通過駅である京王堀之内と多摩境の利用客は当駅で乗り換えとなります。
乗り換え目的かは分かりませんでしたが、降車が少し、乗車が少しと結局元の状況に戻り発車…発車後すぐにあるトンネルをくぐり八王子市に入り京王堀之内を通過すると3駅目の停車駅である南大沢に到着します。南大沢でも京王多摩センターのように乗降車が少しづつと結局新宿発車時からほとんど変わらない状態で発車…南大沢を出ると800m以上ある長いトンネルを抜けて一瞬だけ東京都町田市を通り終着の橋本が位置する神奈川県相模原市に入ります。横浜線と並行に作られている橋本駅のホームへのアプローチ路のように大きくカーブしている部分に差し掛かった辺りから橋本到着の自動放送が流れ始めました。そして20時54分に定刻通り終着の橋本に到着しました。反対側の1番線には新宿を17分前に出た準特急橋本行き(多摩センターから各停)として運行されたラクビーワールドカップラッピングの7000系が停車していました。こちらの7000系は折り返し準特急新宿行きに、今乗車してきた5000系は折り返し回送として若葉台に戻りこの日の運用は終了となります。回送発車を見送っても良いんですが、時間も無いので改札口へ…普段はJRとの乗り換え客で賑わっている改札口もこの時間になると落ち着きを取り戻しています。連絡通路に設置されている時計を見ると針は時刻は21時ちょうどを指しています。
すると5000系の回送が「寝床」の若葉台に向けて発車していく音が遠くのホームの方から聞こえてきましたさて、そろそろ私も5000系と同じ様に寝床に帰宅しましょうかね…
最後に新宿駅で頂いた乗車記念トレカを紹介して終わりたいと思います。

「京王ライナー×夜景」「京王ライナー×ステンドグラス」「京王ライナー×8ビット」裏面は全カード共通で黒地に「京王マーク」が書かれている物となっています。以上、京王ライナー15号乗車記でした!!

仙台市交通局乗り継ぎ旅前編

2018-10-28 16:30:40 | バス
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は仙台市交通局乗り継ぎ旅と称し仙台市営地下鉄の2路線全線完乗と仙台市バスの全営業所巡りをしてきましたのでその様子をレポします。ここは仙台駅前です。
先に地下鉄2路線を完乗してから市バス営業所巡りに移っても良いのですが、効率が悪いので市バスの営業所を巡るついでに地下鉄を攻めていった方が良いだろうという事で、まずは仙台駅から地下鉄に乗らずに市バスに乗車する事に…記念すべき第1ランナーは仙台駅の離れにある51番乗り場(アイリス青葉ビル前)から発車するX210系統です。このX210系統(東仙台営業所線)は仙台駅から国道45号線や県道8号線を通り仙台市北東部の宮城野区に位置する東仙台営業所までを結ぶ路線で、営業所に向かう路線という事もあってか時間帯によって運行本数が極端に変わる路線です。そして発車時刻1分前の9時27分に東仙台営業所所属のエルガがやってきました。
第1ランナー
X210系統(仙台駅前9時28分発)
仙台駅前→市営バス東仙台営業所前

バスは仙台駅を発車すると、右左折を繰り返し国道45号線に入り宮城野区方面へ北上していきます
その後、途中停留所でこまめに乗降を繰り返しながら走る事約25分…記念すべき1ヶ所目の営業所最寄りバス停である
東仙台営業所前に到着しました。ここ、東仙台営業所は仙台市東部の宮城野区や泉区の路線を管轄している営業所で、今では貴重となったCNG車が多く在籍している事でも知られています。平日朝のラッシュ明けという事もあってか、撮影している間も多くの車両が入庫していったほか、前記のCNG車も多くやって来ました。さて、続いての便の乗り場は営業所の敷地内に設置されているので、合法的に敷地内に侵入…もとい敷地内に入りバスを待ちます。バス停の前には立派な待合室が整備されています。そんな中々な大きさの待合室の中にはベンチや時計が設置されていました。この後は、仙台駅に一度戻ってリスタート…なんて事も考えましたが、無駄が多いのと様々なルートの路線に乗りたいという事で仙台市東北部を横断し地下鉄南北線方面に向かう路線に乗ってみる事にしました。という事で与兵衛沼公園経由で東仙台営業所と台原駅を最短距離で結ぶ65系統に乗車します。65系統も先程のX210系統レベルで本数が少なく乗車する際は時間を確認しないと大変な事になる路線です。
(休日の台原駅始発は1日2本のみ)そして待つ事10分…
新型エルガが大量に導入されている仙台市バスでもまだまだ主力車種として頑張る日野ブルーリボンがやって来ました。
第2ランナー
65系統(東仙台営業所10時10分発)
市営バス東仙台営業所前→台原駅

バスは東仙台営業所を出ると東仙台2丁目交差点までは先ほど乗車したX210系統と同じ経路を走り、同交差点で右折しその先の枡江交差点で再度右折して仙台圏の交通体系の骨格として高規格で整備された都市計画道路台原南小泉線に入ります途中停留所での乗降もあまり無かったので、高速域で走る日野ブルーリボンをたっぷり味わうことが出来ました。そして13分で終点の台原駅に到着しました。バスは降車を終えると直ぐに待機場に移動していました。クーラーの部分などを見るにやはり経年劣化が酷いですね…
こちらの車も新車に置き換えられるのは時間の問題でしょうか…さて、ここからは一旦市バスに別れを告げて、もう1つの目的でもある地下鉄全線完乗に向けて市営地下鉄に乗車することにします。仙台市営地下鉄は南北線と東西線の2路線があり今回台原駅から乗車するのは前者の南北線です。まずは北端の泉中央まで向かい折り返して南端の富沢まで乗車し完乗する感じで行きたいと思います。ちなみに南北線の仙台〜富沢間は既に過去に乗車した事があるのですが、キリが悪いので再度乗り直し全線完乗という事にします。先に来た富沢行きをやり過ごし泉中央行きを待ちます…そしてやって来た1000系に乗車して泉中央方面へ
第3ランナー
地下鉄南北線(台原10時33分発)
台原→八乙女

一気に泉中央まで行ってしまおうかと思いましたが、時間に余裕があるので途中下車する事に…台原駅から約5分で八乙女駅に到着しましたここ、八乙女駅は仙台市北部の泉区に位置する駅で某有名アイドルのメンバーの一人の名字と同じという事で一部の界隈では有名で聖地巡礼としてファンが訪れる事もある事で知られている駅ですそんな八乙女駅の前にある宮城交通が主に使用しているバスターミナルを横目に…駅前の道を市名橋方面に少し歩くと…七北田出張所が見えて来ました。こちらが実沢営業所管理下の市バス七北田出張所です。ここ、七北田出張所は1960年代に仙台市北部と泉町(現仙台市泉区)エリアの急激な発展に伴い開設された営業所で、地下鉄開業まで同エリアと仙台市中心部を結ぶ路線の拠点として重要な役割を果たしていましたが、地下鉄開業に伴い大幅縮小及び出張所に降格された形で現在も細々ながら泉区と宮城野区を走る路線を管轄しています。
なお、七北田出張所は文字通り出張所なので、今回の全営業所巡りの対象にはなっていませんが、近くなので立ち寄ってみる事にした訳です。さて、そんな訳で再び八乙女駅に戻り北端の泉中央駅を目指します。
第4ランナー

地下鉄南北線(八乙女11時1分発)
八乙女→泉中央

乗車する事、1駅2分で終点の泉中央に到着しました。ここ、泉中央駅は泉中央副都心の中心駅として機能していて利用客数では仙台駅に次ぐ仙台圏有数のターミナル駅です。駅前には大きなバスターミナルがあり、泉中央副都心各地への宮城交通バスや実沢方面への市バスが発着しています。ここから一気に実沢営業所まで市バスで行ってしまってもよかったのですが、良い時間にバスが無かったので地下鉄で仙台方面に折り返し南端の富沢まで行き完乗する事にしました。今回は記事が長くなってしまったのでここまで。
次回は南北線を全線完乗した上で仙台市南部に点在している市バス営業所達を巡っていきます。以上、仙台市交通局乗り継ぎ旅前編でした!!

ブログ改正&お知らせ

2018-10-26 07:35:25 | お知らせ(ブログ改正含む)
毎度ご覧頂きありがとうございます。
今回はこのブログに関するお知らせという事で何点かご案内する事がございます。

・コメント機能について
10月23日にgooブログの仕様が変更され、
ブログ運営者が事前に各記事のコメント設定を
「gooユーザーのみ許可」にしていた場合、従来はgooIDを所持していれば誰でもコメント可能でしたが、仕様変更によってgooブログユーザー(gooブログを開設したユーザー)のみがコメント出来る設定に変更になりました。
ですが、当ブログではgooIDをお持ちでない方のコメントも受付出来るよう事前に設定してあるので、従来通りコメント機能をご利用頂けます。
お間違いのないようご注意ください。

なお、コメントに関してですが事前承認制を採用している為、公序良俗に反するコメントやブログ運営者がコメントに対して不適切だと認識した場合は公開されませんので予めご了承下さい。
また、公開後も予告なく削除する場合があります

・gooブログリニューアルについて
来年3月で15周年を迎えるgooブログが2019年春に大規模リニューアルされる予定で、これにより記事の閲覧ページなどを中心に多くの機能に変更が生じる予定です。
現時点で、まだリニューアルの全貌が明らかになっていませんが、Twitterの「いいね」などに似た記事へのリアクションボタンが新設されるなど新機能が登場する予定です。
この大規模リニューアルに関しては新しい情報が入り次第、またお伝え致します。
なお、現時点でこのリニューアルによるブログ移転などは検討していません。

・カテゴリ新設について
12月の春の全国一斉ダイヤ改正のリリース発表に向けて「2019年ダイヤ改正の様子」カテゴリを新設しました。
2019年1月〜12月までに行われたダイヤ改正に関連する記事と2018年12月から順次発表されるリリースに基づいたまとめ記事を中心に当カテゴリを例年通り使用していく予定です。

以上です。

登戸駅1番線新設工事レポート26

2018-10-14 14:00:17 | 登戸工事レポート集
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は内容的にタイトル詐欺感溢れてきてしまった登戸駅1番線新設工事レポート26です。
大きな動きがいくつかあったので紹介します。ここは登戸駅です。
この工事レポートのメインとなる1番線は2018年3月3日始発から使用が開始されましたが、その1番線新設に伴う工事用地の後処理がまだ終わっていないのでそちらの方をレポしていきます。私がいつも通り現場に向かうと1枚の張り紙が貼ってあるのに気付きました。見てみると目立つ赤字で
登戸第4駐輪場新設工事のお知らせ
と書かれていました。遂に1番線新設工事に伴う工事用地として重機などが入り作業をしていたこの場所の今後の使用用途の一部が判明しました。工事は明日(2018年10月15日)から始まり11月30日までの予定となっているので、早ければ年内には併用開始されてもおかしくないスケジュールとなっています。紙にはご丁寧にも工事箇所の地図が添付されていました。今回、駐輪場が新設されるのはこの柵で囲まれている左半分の範囲だけの様で依然、舗装されていない右半分の範囲の用地の使用用途は今の所分かっていません。また、向ヶ丘遊園寄りの高架下部分にも行ってみると同じような張り紙が1枚追加されていて…これまた目立つ赤字で
小田急登戸第1駐車場復旧工事のお知らせ
と書かれていました。ちなみに気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらの高架下駐車場は元々工事前から存在していた物で、工事に伴い用地捻出の為に閉鎖された為、復旧扱いとなっていますが、先ほど紹介した駐輪場の部分は元々商業施設(※移転済)が位置していた場所の為、新設扱いという訳です
なので、文面が微妙に異なっています。こちらの工事は2019年2月28日までの予定なので年度内には併用開始と言った所でしょうか…ちなみに高架下部分赤枠で囲まれていない範囲がありますが、その部分は元々ある小田急登戸第3駐輪場で、こちらは工事に支障が無いエリアだった為か駐車場の様に使用不可にならず工事前から変わらず稼働しています。土休日のデータイムでも稼働率は高く需要の高さが分かります。復旧工事が行われる元駐車場部分も出入口部分の機械などは撤去されず残っていますし、奥の方の一部を除いて現状維持されている印象なので、思ったより早く工事が進むかもしれません。全面リニューアルの可能性も無きにしも非ずですが…こちらも今後に注目ですねちなみに今回の駐車場・駐輪場部分の更に向ヶ丘遊園寄りの高架下にも大規模な駐輪場があり、こちらも常時高い稼働率で運用されているのを見ると今回、更に駐輪場、駐車場が増設される形となりますがガラガラで空間の無駄遣いとなる状況となる心配は無さそうです。今回は話題がもう一つ…
それは1番線新設工事と並行して行われていた出口専用北口改札口新設工事部分のお話です。登戸駅多摩川側に1番線併用開始と同時に使用が開始された北口改札口ですが、中二階部分にある改札口真下の部分中心の高架下部分に「オダクル登戸第2」駐輪場が8月30日開業しました。ちなみに先ほどまで紹介した駐輪場とは名称が異なっていますが、仕様は基本的に同じです。小田急系列の駐輪場は登戸駅周辺には計4箇所整備されていますが、3箇所がまとまって向ヶ丘遊園寄りに整備されているので多摩川寄りの北口付近としては初の小田急系列駐輪場開業となりました。定期利用などの設定はなく時間貸し限定となっていますが、10時間毎に100円という通勤・通学利用が出来る価格設定からかこちらも高い利用率となっていました。複々線部分の高架下の殆どが駐輪スペースとして使われている為、かなりの台数が収容出来るようになっています。小田急線利用なら帰宅時に北口からそのまま利用出来るのでその点もメリットの1つでしょう。
〜余談〜
取材日当日(10月13日)は奇しくも特急ロマンスカー7000形「LSE」のラストラン当日で、時間もちょうど良かったので1番線と合わせて撮影してみました。この日はラストランを惜しむファンが詰めかけ沿線各地の有名撮影地は大変な混雑になっていました。運行開始から今まで何百回と通過してきた登戸駅も客を乗せて登戸を通過するのは今日が最後…
そんな貴重な瞬間を見届ける事が出来ました。引退するLSEと今後の小田急を微力ながら支えていくことになる登戸駅1番線…
なんだか感慨深い物がありました。以上、登戸駅1番線新設工事レポート26でした!

鷺31系統運行開始

2018-10-08 23:00:30 | バス
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は10月1日に開業した東急バスと小田急バスと川崎市バスの計3社が合同で運行する鷺31系統(鷺沼駅〜聖マリアンナ医科大学)を運行開始当日に早速撮影しましたので紹介します。ここは東急田園都市線鷺沼駅です。この度、ここ鷺沼駅から犬蔵、清水台、長沢を通り聖マリアンナ医科大学へ向かう新路線、鷺31系統の運行が10月1日から開始されました。そんな鷺31系統は鷺沼駅改札口の目の前にある二番乗り場から発車します。二番乗り場は元々、グリーンハイツ経由で宮崎台駅に向かう鷺11系統や鷺12系統だったり江田駅、市が尾駅を経由して青葉台駅へと向かう深夜バス鷺22系統が発着する乗り場で、新たに鷺31系統が共用で使用する様になりました。表記にある通り、東急バスと小田急バスと川崎市バスの共同運行路線となっていて、二番乗り場に発着する系統の中で唯一の共同運行系統でもあります。また、これまで二番乗り場は東急バスが独占して使用していましたが、今回の鷺31系統運行開始により小田急バスと川崎市バスも発着するようになりました。バス停には運行開始を知らせる紙が掲示されていました。また、バス停上部の行先一覧にも「鷺31 聖マリアンナ医科大学」の表記が増えました。鷺沼駅で聖マリアンナ医科大学行きの表記…
やはり違和感凄いです。ここで、時刻表を見ておきましょう…今回、運行開始した鷺31系統は日中のみの運行で30分間隔、一日12往復運行されます。
その12往復のうち各社が4往復ずつ担当しています。また、鷺31系統の他に入出庫路線として鷺沼駅〜鷲ヶ峰営業所間を走る鷺32系統も鷺31系統の最終便の30分後に1日1本新たに設定されました。そんな感じで撮影していると、鷺31系統初便となる車が鷺沼駅にやって来ました。こちらが鷺31系統初便となる鷺沼駅10時32分発の東急バス担当便に充当されるべく回送されてきた虹が丘営業所所属のNJ1773号車です。聖マリアンナ医科大発の初便が10時35分発なのでこのNJ1773号車が正真正銘の鷺31系統初便に充当された車となります。そして発車時刻2分前の10時30分に待機場から発車場所の二番乗り場に移動し乗車扱いが始まりました。平日昼ということもありバスファンと見られる方も殆ど居ない状態だったのでガラガラで発車してしまうのかな…なんて思っていましたが、車内の座席が埋まる程度の乗車があり驚きました。
乗客の殆どの方が聖マリアンナ医科大へ向かうとみられる高齢者の方だったので改めて大病院の集客力の強さを実感する初便の乗車率確認となりました。そして10時32分に定刻通り鷺沼駅を発車して聖マリアンナ医科大学へと向かっていきました…続いては聖マリアンナ医科大学から入れ違いでやって来る鷺沼駅行き初便を撮影する為に駅前で待ち構える事に…鷺沼駅到着予定時刻は10時58分となっていますが、11時を超えてもバスは姿を見せる事はありませんでした。折り返し便となる鷺沼駅発第2便の発車予定時刻が11時2分発なので余裕の無いダイヤになっている事が分かります。そして11時2分頃に遠くからでも目立って見える青色の川崎市バスのエルガがやって来ました。こちらが聖マリアンナ医科大学発の初便で鷺31系統2便目でもある便に充当された川崎市バス鷲ヶ峰営業所所属のW-3422号車です。折返し便の発車時刻後の到着になってしまった為、到着するなり急いで降車扱いが行われ車内点検が始まりました。この時点で発車予定時刻3分後の11時5分に…そして二番乗り場に移動し乗車扱いが始まりました。結局、乗客全員の乗車が完了し発車したのが11時6分…
約4分遅れで鷺沼駅を発車していきました。鷺沼駅付近は道路が渋滞する事も多く、見ている限り定時性に難があるかなぁ…と。
あと、2分くらい余裕時分が有った方が良い気がします。今後、改善されていく事を期待します。そんな事を思った約30分後…
鷺沼駅発第1便として最初に見送った東急バス虹が丘営業所所属のNJ1773号車が聖マリアンナ医科大学から戻ってきました。こちらはさっきの市バス担当便と違い、ほぼ定刻通りの到着となりました。
便によって差が大きいですね。見た感じ聖マリアンナ医科大学方面からの利用も多いようで、沿線の菅生、犬蔵エリアから鷺沼駅への需要の高さが分かります。
そして所用を済ませ1時間後の12時32分発の東急バス便で、聖マリアンナ医科大学に移動します。

バスは鷺沼駅を出ると左折しグリーンハイツ方面に向かう鷺11.12系統が走る土橋方向へ…
その後、道なりに進み土橋交差点を左折し尻手黒川道路に入ります。
なお、土橋交差点付近の各所には他系統が停車する土橋バス停が設置されていますが、鷺31系統のみ停車しません。
そして東名川崎IC横を通りながら犬蔵エリアを通過します。
土橋交差点付近からは東急バスとしては当系統単独区間となりますが、この東名川崎ICから先は虹が丘営業所→渋谷駅間で平日朝のみ運行されている通勤高速バス「TOKYU E-Liner」も同じ尻手黒川道路を運行していますが、「TOKYU E-Liner」は渋谷駅方向への片道運行の為、聖マリアンナ医科大学方向には運行されていないので、鷺沼駅発便に限ってはある意味単独区間とも言える微妙な区間を走行します。
その後、清水台交差点を右折し尻手黒川道路に別れを告げ浄水場通りに入り菅生エリアへ…
途中停留所の乗降も多く起伏の多いエリアという事もあり、エンジンぶん回しで走行していて中々乗りごたえがありました(笑)
バスは長沢交差点を左折して浄水場通りから離れると車窓左側の丘の上に目的地である聖マリアンナ医科大学が見えてきました。
そしてマリアンナ医科大前交差点を左折して急な坂道を登ると終点はすぐそこ…鷺沼駅を発車して約25分で目的地の
聖マリアンナ医科大学に到着しました鷺沼駅では折り返しの際に降車扱いを済ませるとすぐ乗り場に移動し乗車扱いを始めていましたが、聖マリアンナ医科大学では折り返しの時間までに余裕があったので降車扱いを終わらせると待機場に移動していました。にしても、聖マリアンナ医科大に東急バス…
違和感が凄いです。医科大の施設と絡めて記録しておきます。撮影しているとあっという間に時間が経ち、折り返し便となる発車予定時刻(13時5分)の約6分前の12時59分に乗り場である百01系統が発着するバースに移動しました。車が乗り場に着き乗車扱いが始まると既に乗り場で待っていた乗客達が続々と乗車していきましたそして13時5分に定刻通り鷺沼駅に向けて発車していきました。バスは聖マリアンナ医科大を発車すると中々に急勾配な坂道を下っていきます。東急バスがこの坂道を下るのは今日が初めてでしょうか…この後は約30分後にやって来る小田急バス便を撮影しますが、少々時間があるので坂を下り小ネタを撮影しに行く事に…ここは聖マリアンナ医大入口です。10月1日、鷺31系統の運行開始と同時に複数のバス停で名称変更が行われ、このバス停も【聖マリアンナ医科大グランド前】から【聖マリアンナ医大入口】に名称変更されました。バス停の表記も全て新しい物に変えられました。反対側の聖マリアンナ医科大学方面も同様ですちなみにバス停に名称変更の報せなどは見かけること無く、乗客達の混乱なども見られませんでした。
あまり大きく名称が変わっていないが故でしょうか…また、今回取材する事は叶いませんでしたが、鷺31系統の途中停留所ではもう1箇所のバス停で名称変更が実施され、労働科学研究所前バス停も菅生中学校に変更されました。そんな所で小ネタ撮影を終えて聖マリアンナ医科大学に戻ります。まだ少し時間があるのでバス停などを詳しく見ていきます。聖マリアンナ医科大学バス停は複数路線の起終点で乗り場もいくつかありますが、番号が振られていないので〇〇行きのバス停という風に案内されています。鷺31系統は前記の通り百01系統百合ヶ丘駅行きが発着するバス停から発車します。
(行先も方角も全然違いますが…汗)また、病院玄関の各発着系統の時刻表一覧にもしっかり追加されていました。「以降の運行はありません」の表記が中々に特徴的ですねそんな感じで撮影していると、到着予定時刻が近づいてきたので病院入口の坂上で待ち構える事にしました。初の撮影となる小田急バス便が鷺沼駅からやって来ました。バスは病院に入ると降車扱いを済ませすぐに待機場へと移動…こちらが鷺沼駅13時2分発の小田急バス担当便初便に充当された登戸営業所所属の07-E9224号車です。東急バスが聖マリアンナ医科大学に居ると違和感凄いですが、小田急バスだと見慣れた風景に一変しますね…笑同じ乗り場を共用して使用している百01系統の車と並ぶ場面も見ることが出来ました。そして行き先が鷺沼駅に変り乗り場に移動…私も乗り込み鷺沼駅へ戻ります…
小田急バス便としては聖マリアンナ医科大学を出て清水台までは向11系統などが運行している区間ですが、清水台から先は当系統単独区間となるのでこの区間を小田急バスで走破するのは中々違和感ありながらも見慣れた風景の中を走り鷺沼駅へ1時間半ぶりに鷺沼駅に戻ってきました。前記の通り、鷺沼駅に小田急バスが発着するのはこれが初の事なので違和感凄いです。そして相変わらずの折り返し時間の余裕が無いのですぐに乗り場に移動して折返し便の乗車扱いが始まりました。その後、待っていた乗客を乗せて聖マリアンナ医科大学へ定刻通り発車していきました。これで鷺31系統を運行する全運行会社(東急バスと川崎市バスと小田急バス)便の撮影が終わりました
最後に各会社別のLED表示を紹介して終わりたいと思います。
〈【東急バス便】鷺沼駅→聖マリアンナ医科大〉



〈【東急バス便】聖マリアンナ医科大→鷺沼駅〉



〈【市バス便】鷺沼駅→聖マリアンナ医科大〉



〈【小田急バス便】鷺沼駅→聖マリアンナ医大〉



〈【小田急バス便】聖マリアンナ医大→鷺沼駅〉



以上、紹介すべき内容はこんな所でしょうか…
今回の鷺31系統運行開始で聖マリアンナ医科大学を発着する東急バスと鷺沼駅を発着する小田急バスという共演の違和感のある光景が誕生しましたが、今後はこの風景も徐々に違和感が無くなりいつもの景色に変わっていくのでしょうね…
ちょうど1年前の2017年10月1日には鷺31系統と蔵敷で交差する新百合丘〜溝口間を結ぶ溝11系統も運行開始しましたが、そちらは今回の鷺31系統運行開始に伴うダイヤ改正で基幹系統として大幅に増発されたので溝11系統のように鷺31系統もどんどん成長して増発を続け基幹系統になっていけばいいなぁ…と思いました。以上、鷺31系統運行開始でした!!※1年前に運行開始した溝11系統(新百合丘〜溝口)の紹介記事はこちらからご覧下さい。