三丁目の夕日の乗車記

新しい物好きの主が乗り撮りしまくります
公式Twitter稼働中!

千代田線北綾瀬支線直通運転開始

2019-05-01 06:40:56 | 地下鉄・メトロ関連
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2019年3月16日のダイヤ改正日から代々木上原方面への10両編成による直通運転が開始された北綾瀬駅の様子などを撮影してきましたので紹介します。ここは北綾瀬駅です。北綾瀬駅は東京都足立区にある駅で東京メトロ千代田線の終点の駅でもあります。駅の先には東京メトロ綾瀬車両基地があり、綾瀬駅〜北綾瀬駅間は車両基地への引き込み線を営業運転する形となっています。その為、1979年に北綾瀬駅が開業して以来、全列車が10両編成で運行される千代田線の本線と言うべき代々木上原〜綾瀬間に対して、引き込み線を申し訳程度に営業運転している綾瀬〜北綾瀬間は3両編成の列車が2駅間をピストン運行する形となっていました。なので、北綾瀬駅利用者が綾瀬から先の北千住・大手町・霞ヶ関などの都心方面に行く場合は綾瀬駅で乗り換えなければならない状況が続いていました。この状況を打破する為に東京メトロは北綾瀬駅の大規模な改良工事を実施し、ホーム延伸に伴う都心方面への10両編成での直通運転開始と新出入口開設による利便性向上を行う事になりました。
今回はそんな改良工事が進められている北綾瀬駅の様子を紹介していきます。と、言うことで環七通りに面する既存の出入口にやって来ました。元々、北綾瀬駅の出入口はこの中央口の1箇所のみで改札口も1ヶ所のみとなっていました。改札口付近の一部などが仮囲いで囲まれていて改良工事が進められていました。
2020年12月の駅全体リニューアル工事完成までには下図のような洗練されたデザインの駅出入口に生まれ変わる予定です。このように改良工事の目玉でもあるホーム延伸に伴う都心方面への直通運転に関しては2019年3月のダイヤ改正と同時に開始されましたが、まだまだ改良工事自体は終わっていない箇所が多く存在しています。横断歩道を渡り環七通りの北側にやって来ました
こちらでは、中央口の上部にあるホーム終端部から環七通りを渡る連絡通路を新設し環七通りの北側に新たな出入口を整備する工事が進められています。なお、この「環状七号線北側出入口」はバリアフリー対応となる予定でエレベーターが併設されます
また、新設される改札口はホーム終端部の環七通りを渡る連絡通路手前に設置される予定です。開業開始予定時期は2020年6月となっています。再び横断歩道を渡り中央口の横にやって来ました。
中央口から線路を挟み向かい側には新たな5階建ての駅ビルが建設されています。こちらの駅ビルですが、一見完成しているように見えますが、実は未完成の状態で予定では2020年12月完成予定となっています。2020年12月の駅ビル完成時には店舗や列車運行の為の変電設備などが入り、駅のコンコースと直結している商業ビルとなる予定です。ですが、現時点では東京メトロ北綾瀬駅建築工事事務所や…中央口付近から改良工事に伴い移転してきた仮の駅事務室が入居している状況となっています。

なお、駅事務室の移転予定期間が2020年11月末までとなっている事から、同時期に駅事務室が仮設場所から本設場所へと移転しビル内が改装されて商業施設が建設されるという流れのようです。詳細な移転時期などが公表されていないので不明な点が多いですが…汗駅ビル内には改良工事用とみられる多数の資材が置かれていました。また、駅ビルの後ろのホーム延長部分の高架下では2020年3月の完成を目指して高架下店舗の整備が進められています。そんな高架下店舗整備予定地の隣には足立区立の「しょうぶ沼公園」があります。しょうぶ沼公園は園内に5つの菖蒲田があり、約140種8100株のハナショウブが植えられていますまた、園内には約200本の桜が植えられていてちょうど見頃の時期だったので綺麗な桜の姿を見ながら歩いていると、花が咲き誇る園内には似つかない人工的な大型建造物が見えてきました。こちらが、ホーム延伸に伴いしょうぶ沼公園側に新設された南口出入口です。地上から2階にある改札口へは階段か1基設置されているエレベーターを使用して向かう事が出来ます。階段を昇り2階の改札口エリアへとやって来ました。2019年3月16日のダイヤ改正日と同時に併用が開始された出入口の為、まだまだ出来たてホヤホヤで明るくとても綺麗でした…バリアフリー設備はエレベーターが設置されているのでバッチリですが、それ以外の設備面に関しては極力省略されている感じです。券売機は2台設置されていて、うち1台は定期券を販売する事が出来る多機能券売機となっています。続いては改札口部分です。改札機は合計3台設置されていて、内訳は一般1台、車椅子対応が1台、交通系ICカード専用が1台です。ちなみに全てのレーンが入出場用となっています改札機の横には窓口があり基本的に駅員の方が常駐しています。改札内の窓口横には精算機が1台設置されていますまた、車椅子対応の多機能トイレも併設されています。最後に改札口に掲示されている時刻表を見ながら運行体系の紹介をしたいと思います。まずは平日ダイヤからです…日中時間帯は3両編成の綾瀬行きと10両編成の代々木上原行きが交互に9〜11分間隔で運行されています。
土休日も日中時間帯に関しては平日と同様の運行形態となっています。続いては朝ラッシュ時間帯です。
平日朝のラッシュ時間帯には最短5分間隔で綾瀬止まりの区間運転列車や千代田線、小田急線直通列車などの様々な行先の列車が運転されています
また、霞ヶ関行きや明治神宮前行き、小田急多摩線唐木田行きなどの「レア行先」の列車も運行されています。夕ラッシュ時〜夜間帯の時間は半分以上の列車が綾瀬止まりの区間運転列車ですが、合間を縫って代々木上原行きや小田急線直通の準急列車や急行列車などの小田急線内優等列車の列車が運行されています。
優等列車のうち18時24分発の急行伊勢原行きは経堂を通過します。続いては土休日ダイヤの朝時間帯です。
基本的には綾瀬止まりの区間運転列車での運転ですが、9時〜10時台には小田急線直通の優等列車も運行されています。最後は夕時間帯〜夜間帯です。
基本的には朝時間帯と同じように綾瀬止まりの区間運転列車が運行本数の多くの割合を占めていますが、小田急線直通の列車も1時間に1本〜3本設定されています。
ちなみに20時7分発の各駅停車本厚木行きは全区間走破時間が2時間超というロングラン列車ですそして、こちらが10両編成の列車に対応する為に既存の3両編成用ホームを綾瀬駅方面に約135m延伸した新ホーム部分です。 延伸部分のホーム(7両分)は既存部分のホームとは全く異なるデザインで作られているので、延伸部分のホームと新設された南口改札のみを見ると新駅と勘違いしてしまいます。延伸部分のホームには先ほど紹介したしょうぶ沼公園のしょうぶの葉をモチーフとした柱構造の膜屋根が設置されています。北綾瀬駅の構内配線自体は複線ですが、ホーム自体は1面1線なので棒線駅のような感じになっています。暫くすると綾瀬駅から列車がやって来ました。列車は南口がある3号車部分を通過していきますそして車両の姿が見づらいほど遠い位置に停車しました。これは決してオーバーランしている訳ではありません。現在止まっている3両編成の列車は10両編成に比べて編成長がとても短いので、10両編成対応のホームを持て余します。かつ、3両編成の停車位置が中央口側のホーム終端部3両分となっているので、新設された南口からは約80mホームを移動しなければ乗車する事が出来ません。同様に綾瀬駅から3両編成の列車に乗車して北綾瀬駅で南口を利用する場合も降車した後にホーム上を移動する必要があります。その為、南口の改札口付近やホーム上には3両編成の乗車位置を示す様々な掲示が設置されています











3両編成の列車が発車する直前には南口からホーム上をダッシュして列車に乗り込む利用者の方を見かけることもありました。※駅構内を走るのは危険です。
余裕をもって乗車出来るようにしましょう。
また、10両編成による都心方面への直通運転開始に伴い北綾瀬駅を発車する一部列車に女性専用車が設定されるようになりました。これは元々、綾瀬〜代々木上原間を平日朝のラッシュ時間帯に走行する列車に女性専用車が設定されている関係で、同区間に乗り入れる北綾瀬〜綾瀬間を走る列車にも設定する必要が生じたからだと考えられます。女性専用車としての対象車両は10両編成の綾瀬寄り先頭車両である1号車で対象区間は北綾瀬〜代々木上原間です。対象列車は北綾瀬を7時10分に発車する代々木上原行きから9時22分に発車する向ヶ丘遊園行きまでの「10両編成で綾瀬以遠に直通運転を行う5本」です。なお、女性専用車の設定は終点駅に到着していなくても9時30分で一斉に終了となるので、北綾瀬9時22分発の向ヶ丘遊園行きに関しては綾瀬駅発車後に女性専用車の設定が終了します。
(運行状況により変更になる場合があります。)その為、新設ホーム部の1号車部分には女性専用車関連のステッカーや掲示がなされています。







そして10両編成の列車が入線してきました。
JR東日本所有のE233系2000番台ですね…北綾瀬〜代々木上原間の東京メトロ千代田線内完結運用にもJR車が入る事があります。いわゆるアルバイト運用と言われる物ですね…もちろん、東京メトロ所有の16000系も北綾瀬駅に乗り入れます。また、取材時に発着している姿を見かけることは出来ませんでしたが、小田急所有の4000形も北綾瀬駅に乗り入れます。先程からチラチラ見えていますが、新設ホーム部の案内板はナンバリング付きの最新スタイルの物となっています。個人的には平日朝に1本のみ設定されている唐木田行きの為に小田急多摩線のナンバリング「OT」が表記されているのがツボです。そして新設ホーム部分を中央口方面に撮影しながら移動していると新設ホーム部と既存ホーム部との境目までやってきました。明らかにあらゆる物の雰囲気が違いますよね…既存ホーム部分は1979年12月の北綾瀬駅開業時のほぼままで昭和の雰囲気を残したホームとなっています。その為、既存ホーム部分には直通運転開始前の掲示がそのまま残っています。これらも今後の改良工事の進展によって見られなくなっていくものとみられます。









ホーム上の一部箇所には仮囲いが設置されています。

発車標に関しては最新型の物となっています。3両編成の列車と10両編成の列車が交互に発車するという中々見かけない組み合わせですよね…ホーム上で紹介すべき点はこの位でしょうか…ちょうど16000系の代々木上原行きがやって来たので乗車して隣駅の綾瀬に行く事にしました。北綾瀬駅始発仕様のLCD表示を記録しておきます







ちなみにJR所有のE233系2000番台ではこのような表示を見ることも出来ます。そして隣駅の綾瀬駅にやって来ました。ここ、綾瀬駅は東京メトロとJR東日本の共同使用駅です。綾瀬駅を境に東京メトロ千代田線とJR東日本常磐緩行線が相互直通運転を行っています。北綾瀬駅への区間運転列車は離れ小島的に1.2番線ホームの先にある切欠きホームの0番線に発着しています。この北綾瀬行きの列車のみ独立した0番線から発車している状況は1985年の0番線ホーム使用開始から最近まで約30年以上続いていましたが、この度の10両編成による直通運転開始に伴い状況がガラッと変わりました。今まで北綾瀬支線の列車が使用していた0番線のホーム長は3両編成分しかなく、10両編成の列車が0番線に発着する事は出来ません。また、0番線は行き止まりとなっているので都心方面に直通運転を行う事が不可能な状態となっています。その為、元々本線系統の列車が使用していた1〜4番線に北綾瀬支線の列車が発着するようになりました。これに伴い、北綾瀬行きは3両編成が0番線発車、10両編成の列車が3.4番線発車という風に列車によって発車番線が異なる状況が発生しました。なので0番線のホーム上には列車毎の発車番線を知らせる掲示が貼ってありました。時刻表も0番線発車か3.4番線発車か区別出来るようになりました。日中時間帯に関しては運行本数にして半分の列車が3.4番線発車に変更されたので0番線発車の列車に関しては大幅に本数が減り20分間隔で3両編成の列車が折り返していくだけのホームになりましたここだけ見ればローカル線感凄いですよね…実際は10両編成の列車が都心方面まで直通する立派な路線ですが…汗また、3.4番線から北綾瀬行きの列車が発車する様になった事から3.4番線関連の案内表示にも変更が生じています。





























それらの殆どが、かなり無理やりな方法で変更されていましたが…汗
なかには間に合わなかったのか、それとも変更する気がないのか従来通りの表記のまま残っている箇所も存在していました。





最後に代々木上原駅にやって来ました。北綾瀬支線10両編成直通運転開始に伴い東京メトロ千代田線本線系統の代々木上原〜北千住駅間の各駅から北綾瀬行きの列車の運行が始まりましたダイヤ改正以降、代々木上原駅の行先案内表示機で北綾瀬の文字が表示されている姿を見ることが出来るようになりました。小田急線新宿行きの表示と北綾瀬行きの表示が並んでいるのもダイヤ改正以降見ることが出来るようになった物の一つです。ホームに上がってきました。
千代田線の時刻表を見てみます…北綾瀬行きを示す「北」印が追加されています。ホーム上の発車標の表示も記録しておきます。

暫くすると引上線からJR所有のE233系2000番台がやって来ました。側面表示を記録しておきます…
JR車による北綾瀬行き表示はダイヤ改正以降初めて登場しました。ドアが開き早速乗車が始まりました。ドア上LCDの表示を記録しておきます。JR車のLCDで北綾瀬行きの表示を見る日が来るとは…といった感じです。
違和感満載ですね…汗北綾瀬の「支線感」もしっかり再現されています。そして列車は代々木上原駅を発車しました。都心エリアを他の行先の列車と同じように走行していきます。ですが、まだ運行開始から日が経っていない事もあってか北綾瀬行きの表示を見たり放送を聞いて停車駅を確認したり乗車を躊躇っている利用者の方の姿を見かけました。そして北千住を発車し分岐点の綾瀬が近づいてきました。常磐緩行線の乗換案内が表示されていましたが、これは綾瀬止まりの列車でも表示されそうな内容ですよね…
(見た事ないので分かりませんが…)そして綾瀬に到着しました。北綾瀬行きならではの注意喚起表示などを期待していましたが、特に設定されている訳ではないようです。JR車による北綾瀬行きという事を更に表現する為に「次は北綾瀬」と表示されている側面LED表示も記録しておきます。

ちなみに代々木上原からの北綾瀬直通列車はダイヤの都合上、綾瀬駅で時間調整を行う列車があります。綾瀬駅の駅名標などと絡めながら撮影…そして列車は綾瀬を発車し北綾瀬支線に入りました。元々、北綾瀬駅の先の綾瀬車両基地に入出庫する為にJR車も頻繁に回送列車として走行していた区間ですが、やはり実際に営業列車としてこの区間をJR車で乗車するのは新鮮です…北綾瀬駅の特徴的な駅構造もしっかり再現されていますね…そして終点の北綾瀬に到着です。今は見慣れない光景ではありますが、半年もすれば10両編成の北綾瀬行きも慣れていくのだと思います…以上、北綾瀬駅直通運転開始でした!!

銀座線線路切替工事による運行変更の様子【後編】

2018-05-12 14:10:59 | 地下鉄・メトロ関連
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は5月3日〜5日にかけて行われた東京メトロ銀座線渋谷駅の線路切り替え工事に伴う運転変更の様子紹介の後編です。

↓前編はこちらからご覧下さい…
銀座線線路切替工事による運行変更の様子

さて、前回は表参道〜青山一丁目駅間で単線折り返し運転形式で運行された区間を紹介しましたが、今回は浅草〜溜池山王間で運行された通常の銀座線短縮ver部分を紹介します。ここは溜池山王駅です。切替工事当日は渋谷駅方面最後の折り返し設備を有するここ溜池山王駅と浅草駅の間で折り返し運転が行われていました。ホームに着くとさっそくお目当ての溜池山王止まりの列車が停車していました。青山一丁目〜表参道間は約12分間隔と非常に少ない本数で運行されていましたが、こちらは通常時の短縮折り返し運行のような扱いで約3分間隔と高頻度で運行されていました。なので、駅に着いたと同時に急いで客を説明しながら降ろし折り返し場所まで発車させるとすぐに後続が来ている感じでした。貴重なLED表示も撮影しておきます。溜池山王駅のホームには多くの警備員が立って案内していましたが、これだけでは足らないと踏んだのか、イスにも案内が付けられていました。これなら座る時に必ず目に入りますもんね…
よく考えられているなぁ…と。そして待っていると3月から5月末まで運行予定の期間限定で走る「くまモンラッピング電車」がやって来ました。今後、何回かまた切替工事が行われる予定なので溜池山王表示は出ると思うのですが、期間の関係上5月末までに輸送障害でも発生しない限り「くまモン」と溜池山王表示のコラボこれが最後と見られます。その後も「撮影地」と化した先頭車前で先客の方に混じり撮影していると…くまモンに続き銀座線開業当時に運行していた「1000形」をモチーフに作られた「特別仕様車」がやって来ました。銀座線40編成居る中で特別仕様車は2編成のみなので「小レア」的な編成です。そして反対側には先程の「くまモン」が停車していました。ただ、こちらのLED表示は普段と同じ終点の浅草行きなので珍しくも何ともないですが…しかし、駅の発車標には始発という本来この駅で見ることが少ない表示が見れるので別の列車で撮影…駅名標と合わせた方がわかりやすいですねさて、溜池山王駅での取材はこの位にして始発の列車で移動…溜池山王の隣の虎ノ門駅にやって来ました。溜池山王駅では撮影出来ない「溜池山王行き」の発車標表示を撮影する為に改札を一旦出て1番線へ一部の駅は発車標が稼働すらしていなかったりしていたので、稼働しているか少し不安でしたが、見てみるといつも通り稼働していたので安心…そして表示が変わるのを待って撮影…あまり話題になっていませんでしたが、この表示もなかなか見れませんよね。そんな表示を撮り終えて来た列車に乗車…溜池山王行きのLCDも見ておきましょう。こう見ると約3分の1の区間が短縮されている事が分かります。
それほど大規模な工事という事です。ただ、銀座線のLCDは全駅表示タイプなので区間運転時も全区間分の情報が出てしまうのが少し難点ですね
軽く区別されていますが、もう少し分かりやすければなぁ。と感じます。
考えすぎでしょうか…こういうLCDのレア表示を見るのは2016年のクリスマスに運行された日比谷線13000系特別運行以来でしょうか
懐かしいです。そして終点放送が流れ始め溜池山王駅に入線…
自動放送後も車掌の方が何度も放送していましたそれほど折り返し時間に限りがあるのでしょう…本日2度目となる溜池山王駅に戻ってきました。これにて浅草〜溜池山王間の短縮区間運転の取材は終了…
今回は、最後に今回の大規模工事の現場である渋谷駅を除いた唯一の「休止駅状態」となった赤坂見附駅を紹介して終わりたいと思います。ここは半蔵門線永田町駅です。赤坂見附駅へは永田町駅から改札内で移動出来るので移動しようと思ったら、半蔵門線のホーム案内から既に銀座線の存在が消されていました。改札内連絡が出来ることを案内する表記も不自然な感じになっていました。銀座線の各駅・ホームの案内表記を変えるのは当然かもしれませんが、他路線の案内表記まで変えるとは…そんな赤坂見附駅へ行くべく通路を進んでいきます…まるで銀座線が廃線になったかの様に存在が消されていました。本当に銀座線が廃線なったら多分都心の交通網がパンクするでしょうね…汗こんな張り紙も貼ってありました。そんな多種多様な表記類を見ながら進んで行くこと赤坂見附駅に到着しました。赤坂見附駅は銀座線と丸ノ内線が1面2線で向かい合い方向別に2層構造となっています。で、丸ノ内線は通常通り運行していますが、銀座線に関しては終日運休中…それを知らせるためにホームドアや柱に多くの紙が貼られていました。乗り場案内も他の駅だと何らかの役割がありましたが、赤坂見附駅に関しては何の役割もないので全面をテープで隠していました。ここだけ見るとホームドア完備の廃線跡に見えます。
今は乗降客数が多い路線・駅のステータスとなりつつあるホームドアですが、近い将来ホームドア完備の廃線が出てきたりしますかね…汗また、配線上銀座線単独ホーム部が有るのですがそこは閉鎖されていました。2層構造の赤坂見附駅ならではの表記も撮影…こういうエレベーターの隣とかにも撮りポイントが眠っているんですよね。今回は、こんな所でしょうか…
なお、今後も何度か同様の工事が行われる予定なのでこのレアな状況もまたお目にかかる時がいずれ来ることでしょう…以上、銀座線線路切替工事による運行変更の様子【後編】でした!!

銀座線線路切替工事による運行変更の様子【前編】

2018-05-10 19:30:06 | 地下鉄・メトロ関連
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回はGW期間中に実施された銀座線渋谷駅移設工事による一部区間終日運休の様子を撮影してきましたので紹介します。まず、工事の概要を簡単に紹介します…
今回の銀座線渋谷駅の大規模工事は2019年度下期に併用開始が予定されている現ホームから新ホームへの移設準備として線路切り替えを行うもので、当該区間の渋谷〜表参道間と青山一丁目〜溜池山王間が5月3日〜5日の計3日間に渡り終日運休となりました。
なお、同区間での工事は2016年以来の2回目で今後何回か同内容での運休が予定されています。で、運転区間ですが溜池山王〜浅草間は溜池山王止まりで折り返しになった程度で普段とそこまで差はありませんが、表参道〜青山一丁目間は両駅とも折り返し設備が無いため2本の路線を2本の列車がピストン輸送する単線折り返し運転の形式で区間運転されました。その為、表参道〜青山一丁目間は日中約12分間隔という普段の4分の1という少ない本数で運行されていました。
しかし、この区間は全区間が半蔵門線と併走していて途中駅の半蔵門線が停車しない外苑前駅の為に運行しているようなものだったので、ガラガラでした。今回、そんな特殊運行パターンで運行された銀座線の様子を余すこと無く撮影して来ましたので紹介します。ここは表参道駅です。
ここ、表参道駅と渋谷駅の間の地上区間で工事が行われていて、工事区間を含まない表参道〜青山一丁目間が前記の通りの単線折り返し運転区間です。
表参道駅は普段は4番線が渋谷行き、5番線が上野・浅草行き乗り場ですが、当日は4番線が降車専用で5番線が青山一丁目行きの乗り場になっていました。その際に各案内表記も3日間と長期の運休という事もあってか全てそれ仕様に変えられていました。降車専用ホームという表記は普段の表参道駅では絶対に見られないので貴重ですよね。
今後も見れる回数は僅かでしょう…で、この路線図も渋谷駅部分がシールで消されていました。
が、これなら降車専用なのだし銀座線の表記ごと消せば間違える人も少なくなるだろうし…と思ったのですがなにか事情があるんですかね。そして移動して5番線への階段下へ…こちらも同じ様に表記が変えられていて青山一丁目方面となっていました。にしてもいつの間にか銀座線ってこんな短距離ローカル線になったんですね〜(大嘘)半蔵門線が異様に長い路線に見えますね(笑)それではホームに上がってみましょう…ホーム上には普段の倍くらい案内係のスタッフの方々が至る所に立って乗客らに案内していました。また、各案内電光板も「調整中」扱いにして紙が貼られていました。
ホームの路線図も大部分が真っ白になりだいぶ寂しい感じに…渋谷を消さなかったのが少し謎ですが、細かい事は気にしたら負けです。時刻表を見てみましょう。
朝から夜間帯まで早朝と深夜を除き完全な12分間隔で運行されていました。
なお、運用に関してですが、表参道発青山一丁目行き列車は青山一丁目駅到着後に表参道まで回送で折り返し再び表参道発青山一丁目行きとして運行されます。
で、反対側の線路を全く逆の運用方法で使用していました。これにより各駅での乗り場を行き先別に固定できて案内しやすいという…
よくある単線折り返し運転時は番線が確定されておらずホーム案内がしにくい場合が多いですが、今回の様にホームが固定されていれば案内しやすいですし運行上も管理しやすいのでしょう。そんな事を考えていると乗車する青山一丁目行きの列車が回送で折り返してきました。普段定期設定がない行先なのでLED表示を記録しておきます。ちなみに銀座線の1000系には全駅分のLED表示が収録されているのでこの様な普段と異なる運行パターンでも対応出来るようになっているらしいです。
なお、前回実施時も青山一丁目行きでしたが、ナンバリング未表記時代でしたので、ナンバリング付きの青山一丁目行き表示は今回が初とみられます。(他のレア行き先に関しても同様)そして車内に入り期待の3画面LCDを見てみるとまさかの2画面ロゴ表示…残った一画面はいつも通り広告を放映していました。で、気になる車内放送ですが1000系にしては音質が異常な程悪く音割れも酷い…
と思っていながら車掌の動作を見ているとまさかのiPadの音源を車内放送マイクで拾って放送していました…汗
また、いつもの森谷氏は育休の為か新英語担当の亀井氏が日本語部分も担当していました。そして1駅だけ乗車し単線折り返し運転区間唯一の途中駅である外苑前駅に到着しました。この期間だけ、立派なホームドアが付いたこの駅も12分に1本というローカル線の途中駅に変身です。外苑前駅の発車標も表参道駅と同じように紙で隠されていました。すると「ゴゴゴゴゴ…」という音と同時に手動放送が入り目の前を回送が通過して行きました。この列車が表参道駅に戻り折り返し営業運転で再度外苑前駅に来るのを待ちます。にしても回送ではありますが逆走運行してるのは違和感ありますね汗
そして待つこと5〜6分…
先程外苑前に来る時も乗車した列車に乗車し、単線折り返し運転区間の終点となる
青山一丁目駅に到着しました。到着したのは2番線の降車専用ホーム…
ホーム上の案内も「それ」仕様に変わっていましたなかなか見れない表記ですからね…
降車専用ホームの入口にはこのような柵も設置されていました。何となくですが渋谷駅の階段を思い出します。それではせっかく一日乗車券で取材しているので表参道まで折り返してみます。乗車ホームの1番線まで移動する為には少し歩かなければ行けなかったのですが、その道中の案内表示も殆どのものが変えられていました。
短期間限定とは言え3日間の為にここまでするとは東京メトロさんすごいマメですね…そして表参道行きが発車する1番ホームに到着…少し待っていると乗車電が表参道から回送でやってきました。一応幕も撮影しておきます…
貴重なLED表示ですからねそして乗車してみると…あっ、表参道行きはLCD対応してるんですね…汗ちなみに自動放送もiPad音源ではなく通常通りの自動放送でした。で、この乗車した列車なのですが、今メトロが推し進める「Metro Ad Creative Award」の広告ジャック編成で車内はそれ関連の広告で溢れていました。なので、広告用LCD部もその広告が延々と流れていました。撮影していると発車時刻に…朝早くの取材だった為か乗車した車両には私以外に1人居るだけでした。そしてゆっくり進み発車から3分で、
本日2度目の外苑前駅に到着しました。降りたは良いものの、次の列車が来るまで12分間する事がないので改札口方面へ…1回目に来た際にはホーム上しか撮影してなかったので改札口の方も撮影していましたが、ホントにどこの表記も変えられてます…汗青山一丁目方面は消え過ぎてなんか寂しくなっていました()さて、こんな所で外苑前駅の撮影は終了…
再びやって来た列車に乗り込み外苑前を去ります表参道止まりの表示も珍しいので撮影しておきます。
と、言うか殆どの表示が珍しいのでキリがない気もしますが…汗そして表参道に戻ってきました。折り返しの回送を見送ります…こちらの4番線も降車専用ホームと化していました単線折り返し運転区間の取材はこれにて終了です。
次回の後編では溜池山王止まりの様子を中心に紹介します。
今月いっぱいで運行終了の「くまモンラッピング電車」と特別仕様車も登場します。
是非ご覧ください!!以上、銀座線線路切り替え工事による運行変更の様子でした!!

都営フェスタ2017in浅草線

2017-12-10 18:00:27 | 地下鉄・メトロ関連
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は12月9日に西馬込の車庫で開催された、
「都営フェスタ2017in浅草線」に参加してきましたのでレポします…

ここは西馬込駅前です…今回、都営浅草線の終点の西馬込駅近くの車庫で開催された「都営フェスタ」ですが、私はあろう事か東急バスで現場入り()バス停から西馬込駅を横目に歩くこと10分…住宅街の中に突如現れた車庫の出入口…ここが今回の舞台である
東京都交通局馬込車両基地です…さすが都営さんって感じで、多くの来場者で車庫内はごった返していました。会場内に入るといきなり各社の車両の並びが…!が、こっちは「親子専用撮影場所」となっていて、「一般撮影場所」は反対側となっていました…

なので、一般撮影用の列に並び大江戸線の
12-000形を見ながら待ちます…地上で見る大江戸線車両は違和感あります…また、離れに停車していたE5000形も撮影…こちらの車両が一般の目に触れる時はなかなか無いですからね…「高電圧注意」の文字がこの車両っぽいです…ふと線路を見るとやはり線路幅が広いのが分かります…普段間近で見れないので、より分かりやすくなってますねそして20〜30分待ち、やっと撮影タイムに…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
すごいすごいすごいすごい(語彙力)

と、言うことで詳しく見ていきます(笑)まず一番右に止まっていたのが先ほども見た
大江戸線12-000形

その隣には今回の開催地である西馬込を走る
浅草線5300系のスカート無しverが展示されていました…表示は【57T 普通 浅草橋】となっていました…

そして次が今回の目玉の浅草線向け
新型車両5500系が展示されていました…今回の都営フェスタはこのお披露目の為にあると言っても過言じゃないでしょうね…なお、5500系は来春デビュー予定で当日が初お披露目となりました…この車両をデザインする際に「歌舞伎」をイメージしたらしいですが、前面はものすごい特徴的ですよね…なんとも言葉では伝えられないデザインです…個人的には左右上面のこの曲線具合や…スカートを巻き込んだデザインなどが高評価ですね…ちなみに、運転席に東京都交通局のマスコットキャラクターの「とあらん」が乗車していたのですが、運転席にマスコットキャラ置くのって最近流行ってるんですかねぇ…(笑)多くの人に撮られ、それがSNSで拡散されると運転席に座っているとあらんも目に付きますし、それだけで宣伝になりますよね…子供ウケも良さそうですし…側面に関しても、隣に車両がいたため、見えずらかったですが、色々確認することが出来ました…このドア窓の形や…このデザイン…どれも営業運転後にじっくり見たいところですね…ロゴも撮影出来ました…
個人的にはこのLEDライトも気になります…

そんな新型車両の隣にはスカート有りverの
浅草線5300系が展示されていました…表示は【49T 普通 押上】でした…
これにより浅草線新型車両を既存車で挟む形となっていました…こう見るとまったく面影ないですよね…

ここまでの計4編成が都営車の展示です…

ここからは相互各社の車両展示…

まず泉岳寺を介して相互直通運転する
京急1000形が展示されていました…表示は【1H 快速 京急川崎⇔小島新田 】という京急らしさ溢れる設定となっていました()まぁ、割とよく(イベントで)見る幕ですよね…

京急の隣には北総鉄道が管理している
千葉ニュータウン鉄道9200形が展示されていました…トップナンバー車が来ていました(一編成しかいないから当たり前)表示は【普通 印旛日本医大】でした…割と詰め込んでますよねこの表示…

そして最後に京成3000形が展示されていました…やはり京急と京成は定番ですよね…表示は【01k アクセス特急 成田空港】でした…また、【アクセス特急 成田スカイアクセス線経由】も交互表示されていました…なかなかのネタ表示ですよね…まぁ、本願を言えば【アクセス特急 新鎌ヶ谷】とか見てみたい所ですが()
展示はこんな感じでした…

あと見える位置に5300形が4編成(車庫内に2編成)居ましたが、展示はされませんでした。

車両展示以外には車庫内見学なども賑わっていました…まぁ、混みすぎて私は入ってませんが…汗時間が無かったというのもありましたが…

物販の方も見た感じすごい賑わっていました…

以上です…

大江戸線新宿駅の新型電光掲示板の清澄白河行き表示

2017-08-23 19:00:44 | 地下鉄・メトロ関連
毎度拝見ありがとうございます!!
本日は大江戸線新宿駅に導入された、新型電光掲示板で清澄白河行きを撮影してきました!!ここは大江戸線新宿駅です…
こちらに先日設置された新型電光掲示板を撮りに来たのですが、普通の行先を撮っても面白みに欠けるかと思い、微レアな清澄白河行きを撮影してきました…まだこの電光掲示板も見慣れてないですが、やはり清澄白河表示は違和感有りますねぇ…ちなみに、下段の大門方面行きが通常便なのですが、経由地としては六本木は同じなんです…しかし、「方面と経由」の差で表示が異なっています…この六本木経由表示はデータイムは見れない物という事です…ちなみに今回撮影している「清澄白河」行きは新宿駅起点で平日朝夕と深夜に走っています…基本的には撮りやすい行き先ですが、関東近辺に住まわれてないときつい所もありますね…って言うか、中国語でも「清澄白河」は同じ字なんですね…てっきり違う表示が撮れるのかとおもっていました…汗

そして列車が到着…一応方向幕も記録しておきます…そして発車…
新車ですね、まぁそこまで気分高まりませんが
以上、大江戸線新宿駅に設置された新型電光掲示板でした!!