三丁目の夕日の乗車記

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上賀茂神社バス停・操車場の様子

2020-03-30 23:30:00 | バス
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2020年3月20日より境内への乗り入れが休止された上賀茂神社バス停と上賀茂神社操車場の休止前の様子を撮影して来ましたので紹介します。
ここは上賀茂神社です。京都市北区上賀茂にある神社で、正式名称は賀茂別雷神社です。
上賀茂神社には京都市バスが乗り入れているのですが、乗り場が境内にある関係で神社入口にある鳥居や「賀茂大社」と書かれた石碑と市バスの車両を絡めて撮影する事が出来ます。
そんな上賀茂神社バス停の様子を紹介していきます…
こちらが上賀茂神社バス停の乗り場です。
上賀茂神社の境内入口にあり、1台分のバースが用意されています。

バスは操車場から出てきて乗り場で乗車扱いを行い各目的地に向かって走っていきます。
操車場やバスの動きは後ほど紹介します。

こちらが乗り場の横にある待合所です。待合所の中にはベンチや市バスの路線図などが設置されています。また、外には自動販売機が設置されているほか待合所の隣では賀茂名物の「やきもち」が食べれる焼き餅屋が営業しています。

上賀茂神社を発着する路線を時刻表を見ながら紹介していきます。上賀茂神社バス停には4系統と46系統と67系統の3路線が乗り入れています。まずは北山駅や出町柳駅、四条河原町を経由して京都駅まで向かう4号系統です。
日中時間帯は左京区総合庁舎前経由の便と神殿町経由の便がそれぞれ30分間隔で運行されています。
こちらは千本通を通って四条大宮や四条河原町、平安神宮まで向かう46号系統です。
日中時間帯は12分間隔で運行されています。最後は堀川通を通って四条大宮から松尾橋へと向かう67号系統です。
平日のみの運行で朝夕の時間帯に5本のみ運行されています。系統図も見ておきます…全系統が上賀茂神社始発で、2つ先の下岸町で各方面にそれぞれ分かれていくルートとなっています。

こちらが上賀茂神社バス停の降車場です。公道と奥にある操車場の間に設けられている降車場で、上賀茂神社を終点とする全系統の降車扱いが行われています。

乗客はバスを降りると「降車客出口」と書かれた降車客専用通路を通り、目の前を通る道路に出る事が出来ます。

降車場の入口が「木のトンネル」で覆われている中々珍しい光景です…降車場の入口部分には一般車両進入禁止と書かれた看板や標示が設置されています。

こちらが上賀茂神社操車場です。神社の境内にある操車場は大変珍しく全国的に見てもここだけだと思われます。
操車場内には8台分の駐車スペースが用意されています。また、市バス関係者用の施設が降車場の横に設置されています。ちなみに降車場の降車客通路からも操車場に止まっている車両を見る事が出来ます。

そんな上賀茂神社バス停及び上賀茂神社操車場ですが、神社のそばにある御薗橋の架替工事に合わせ上賀茂神社においても神社前広場等の整備が実施されるため2020年3月20日をもって上賀茂神社操車場の運用が終了される事になりました。
これにより、上賀茂神社を起終点としていた3路線に関しては西賀茂神社まで運行区間を延伸する事とし、延伸区間内には西賀茂橋東詰バス停が新設されました。
また、工事期間中である2021年3月頃までは上賀茂神社内を経由しないルートで運行されます。

ここからは上賀茂神社バス停・操車場を出入りするバスたちの動きを紹介していきます。











まずは各方面からやって来たバスの降車場までの動きです。
御薗橋を渡ってきて狭い1車線道路を通行した後に上賀茂神社前のロータリーを左折し、操車場の入口にある降車場に突っ込む形で停車し降車扱いを行います。






これは西賀茂車庫からの入出庫を兼ねた回送車に関しても同じです。












別視点からもバスの動きを見てみます。
バスは降車場に到着するとドアを開け、降車扱い行います。
その後、ドアを閉めて奥にある操車場に向かって走行していきます。
(市バス特有の高速走行のまま降車場に突っ込んでくるので、中々迫力がある光景を見ることが出来ます…汗)










今度は降車場から操車場までのバスの移動を見てみます。
降車場で降車扱いを終えた車両は、操車場内に入り駐車用スペースに向けてバックして停車します。








上賀茂神社到着後、回送車として西賀茂車庫に直行する場合は画像のように操車場内で停車せずにそのまま乗り場方面へと走行していきます。
























最後に操車場から出発して乗り場で乗車扱いを行い各方面に発車していくバスの流れを見てみます。
バスは操車場を出ると神社入口の広場を大きく円を描くように回り、乗客が待つ乗り場につけます。
そして乗り場で乗車扱いを行い、上賀茂神社前のロータリーを直進する形で御薗橋方面へと走行していきます。










上賀茂神社の入口にある「一の鳥居」と市バスの共演は暫く見納めですね…
神社の入口で音を立てながら豪快に転回を行う市バスの姿は名物でもありました。








別視点からも改めてバスの動きを見てみます。
市バスと神社という京都らしい風景を上賀茂神社では見る事が出来ました。

場所は変わり、今度は鴨川沿いにある
御薗口町バス停にやって来ました。
この度、上賀茂神社の境内への乗り入れが休止された事に伴い上賀茂神社への最寄りバス停となった御薗口町バス停が「上賀茂神社前(御薗口町)」バス停に名称が変更されました。御薗口町バス停には元々は北大路バスターミナルと京都産業大学を結ぶ北3号系統のみが発着していましたが、ダイヤ改正後は四条河原町・平安神宮・京都駅などに向かう主要路線も発着するようになりました。

市バス御園口町バス停には隣接して京都バスのバス停も設けられています。こちらは元々「上賀茂神社前」バス停で、今回の名称変更で市バスが京都バスに合わせる形になりました。ちなみに京都バスは出町柳駅から京都産業大学や市原方面へと向かう路線が発着しています。以上、上賀茂神社バス停・操車場の様子でした!!



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