揚子江ラーメン 総本店＠梅田

さ、〆でやんす

大阪はキタ、梅田のソウルフード

超老舗の揚子江ラーメン 総本店

1964年創業

梅田駅からすぐなのに30分迷ったのは仕方ないこと

入ると、中華料理屋のような雰囲気でオバチャンがオーダーを取りにきたので

ラーメン(550円)
を

提供はすぐ

澄み切ったスープは鶏ガラ豚骨の清湯で、じわ～っと癒される味わい
東京で言うとこの、昔ながらのラーメンの塩味
油っこさはなく、等身大のアプローチをくれる優しい旨味に溢れたスープは何度でも飲みたくなる
インパクトはなくても、それ以上に大切な何かに気付かされる普遍的な味

麺は白いストレート細麺
柔らかめでするする～と
ちょっと柔らかすぎな気もするんだが、このスープには不協和音鳴らず

具はチャーシュー3枚、水菜、もやし
チャーシューはペラロースだけど、しゃぶしゃぶ喰う感じでイケるｗ
水菜ともやしも優しさ全開

とにかく骨の髄に染み渡る、大阪の良心

ミナミにはない、キタの優しさ溢れるラーメン

ほっこりぴーすでやんす

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ぺいす

★★★★★

住所 大阪府大阪市北区角田町7-17
電話番号 06-6312-6700
営業時間 10:30～22:45
定休日 第2・第4木曜日

宗家一条流がんこラーメン十八代目＠難波

さほど大阪のラーメンは知らないけど

今まで食べたラーメンの中でもトップクラスで好きなのがここ

宗家一条流がんこラーメン十八代目

まあ、去年1度来ただけだけど
しかも結局東京がんこはまだチェリーなもんで

なんと、昨日は限定やってたみたいだけどブログチェックしなかったもんで、難波いたのに喰い損ねたorz

なんでも鯛とサザエを使ったみたいで、その残りなのか、今日は鯛飯なるものがあったのだが、胃袋と懐に相談したところ「ダメ、ゼッタイ！」とのこと
自重

塩ラーメン(赤唐辛子とにんにくの油)(700円)
を注文

提供はすぐ

スープは鋭利な塩ダレがギュワーッ！と斬り込んできながら、シッカリと重厚な動物出汁を感じる骨太なもの
そして、魅惑の唐辛子とにんにくのキレがまたいい！
強めの塩分と、旨味十分の出汁、そして唐辛子の鮮烈な辛味とにんにくの香り
ハンパなく攻撃的で、それでいてスタイリッシュ
ガンガンオフェンシブな塩ラーメン、好きです
ホント、素晴らしいスープ！

麺は中細縮れで、スープに負けない強烈な存在感
伸びにくく、シッカリ強さのあるこの麺、コシ、啜り心地、絡み、全てが抜群

具はチャーシュー2枚、刻みネギ、メンマ、海苔
チャーシューは長く大判のバラ、ヒジョーに柔らかく、それでいて旨味の溢れるジューシー仕様！
ぶひうま！
そして、太く厚みのある刻みネギはザクザク！とした歯応えが絶妙！
メンマは黒胡椒のスパイシーな味付けが美味い！

やっぱめちゃくちゃうめえ！

大阪来たら是非食べて欲しい一杯ですわ

サインもたくさん


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ぺいす

★★★★★+

住所 大阪府大阪市中央区難波千日前10-13
電話番号 非公開
営業時間 11:30～16:00 17:00～20:30(スープ切れ次第終了)
定休日 不定休

龍旗信 堺本店＠石津川

日本を代表するスラム、西成をさすらってきました

いやー想像以上にパンチがあった

寿町も凄かったけどレベル違いますわ

そんな西成で一杯
と思ったら、目当てのラーメン屋潰れてたorz
町の中華料理屋行くのもなあ～

ってことで堺市に戻り、<龍旗信 本店/font>へ
堺の塩専門ラーメンってことで、市内に数店舗あるみたい

津久野も総本店を名乗るが、確認したところ創業はこちら石津川のようらしい

龍旗信ラーメン(700円)を注文

すぐにきた

澄んだスープは、かなり淡白な味わい
出汁感はあるのだが、湯切りが甘いのか少し薄く感じた
カエシにムール貝使用とのことだが、もーちょっと主張が欲しい
決して不味くないのに、どーも全体的に弱い

麺は中細ストレート
これもフツーだなあ

具はチャーシュー2枚、白髪ネギ、刻みネギ、メンマ、豆苗、海苔
チャーシューは甘辛めのバラ肉でいい感じ
ネギ、メンマも悪くない
豆苗は、スプラウトみたいなヤツだけど、あんまり存在感ないなあ
海苔は磯臭さが個人的にはアウト

うーん、どうも印象が残らなかった
関西は薄口と言われてる通り、ラーメンも出汁をメインにした感じ

ただ、出汁感も後一歩って感じだったんだよなあ

無鉄砲後ってのがミスかなあｗ

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ぺいす

★★★★

住所 大阪府堺市西区浜寺石津町西4-1-19
電話番号 072-245-2040
営業時間 [平日]11:30～15:00 17:00～翌2:00 [土・日・祝]11:30～翌2:00
定休日 年中無休

無鉄砲 大阪本店＠今宮戎

さて今日は朝から無鉄砲

本店の京都は流石に遠いんで大人しく浪速で

恥ずかしながら人生初ムテ

大国町から向かい～

着くと店内5名待ち

とんこつラーメン(700円)
を購入

リズミカルなオバチャンがお好みを聞いてきた
麺の硬さ、油、ネギの量とチョイス出来るらしいんで、ついつい
硬めこってりネギ多めでオーダー

10分くらいで着席出来たよ～
回転はよさげ

さて、卓上には高菜や紅生姜なんかがあって、小皿に取る感じ

た、高菜が届かねえーorz
隣の強面のお客さんの前にガッツリ出ないと取れん
ラーメン来る前に高菜を入力しなくては…

…すっ

！？
隣の強面のお客さん、無言で高菜をこちらにスライドしてきた！
読心術か！ありがたい！

なんつー間にラーメン来ました

スープは噂通りにドロッドロでブヒウマエキスが満ち溢れている！
朝っぱらから胃にドップリ喰らうボディブロー！
塩梅もジャスト、コクのあるスープにドッサリ背脂で、甘味がありつつクドさは極力控えられ、美味い！
ブヒブヒ！ブヒポタサイコー！

麺は中細ちょい縮れ、ブヒポタをガンガン持ち上げてきてたまりゃせん！
この強靭さ、イイネ！

具はチャーシュー4枚程、刻みネギ、海苔
チャーシューは薄めのバラで、しっかり甘味があってブヒウマです！
大量のネギはサクサクして、香りや風味も良く素晴らしい！
海苔は溶けて消えた

高菜や紅生姜、合うね～

ライスもいきたかったが、後を考えて自重

とにかく、胃袋にガツガツとパンチ喰らう！

いやー人生初無鉄砲、気に入った！
こりゃ東京のも行くっきゃない！

ちなみに食後は歩いて、日本屈指のスラム西成に…

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ぺいす

★★★★★

住所 大阪府大阪市浪速区戎本町1-5-21
電話番号 06-6645-0522
営業時間 11:00～15:00 18:00～23:00(売切れ次第終了)
定休日 月曜日

金龍ラーメン 本店＠日本橋

いや、どーもご無沙汰しております

なんやかんや夢見ながら過ごしてたらラーメンから遠ざかっておりましたわ

で、法事で大阪来てます

…ラーメン以外のものたらふく喰ってしまいましたｗｗ

んでまあ、夜中だったんで、〆にこちら

金龍ラーメンへ

ミナミの街の至るところにありますな

この店、全てが掟破り

店内、座敷のみｗ
店舗によっては、外の席もあるが、とにかくなんか東南アジアの飯屋みたいな感じ

実際店員さんも異邦人ばっか

んで、ライス、ニラ、キムチ、ニンニク、無料で盛り放題！
コレは凄いね

ラーメン(600円)

スープは、チョーインスタントな豚骨系
マジでチープな味

麺はストレートの細麺でふにゃふにゃ
乾麺でしょうかｗ

具はチャーシュー3枚、刻みネギ、もやし数本ｗ
チャーシューは何故3枚も？ｗ
わりとフツーの味

テキトーにキムチ入れてライスシバいて帰りました

なんかやるせない気持ちになりました

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ぺいす

★★

住所 大阪府大阪市中央区道頓堀1-1-18
電話番号 06-6211-3999
営業時間 24時間
定休日 年中無休

宗家一条流がんこラーメン十八代目＠難波

本日、午後は法事で大阪へ

二郎、大勝軒ときて

またまた未食の有名なラーメン一派が

一条流がんこラーメン

一条安雪氏が高田馬場に開いたラーメン屋の流れを汲む店
いろーんな所にその分店がありますな

歴史を話すととっても長くなりそうだし、何より恥ずかしながら受け売りの知識なんで説明は割愛

要はがんこラーメンが大阪にあったので来ましたよって話です

宗家一条流がんこラーメン十八代目
大阪ミナミの繁華街、難波でございます

吉本なんば花月劇場のすぐ横

一条流の店は黒塗りの外装に、営業中は牛骨がぶら下がっているとの前情報通り、そんなお店を発見

かなり細長い店

店内はカウンターのみの小狭い店
更に何処かで見た類いのこんな貼り紙ｗ


ラーメンは塩と正油があって、それぞれ
エビ油、ネギ油、赤唐辛子とにんにくの油のどれかが乗る
後は辛塩、背脂正油がある

一番人気は塩のエビ油らしいが、ここは自分の感情に素直に

塩ラーメン(赤唐辛子とにんにくの油)(700円)
味つけ玉子(100円)
をオーダー

若い店主さんがお一人で切り盛り
写真撮影にも快く応じてくれ、店内の貼り紙とは裏腹に愛想の良い感じ

5分ちょいでラーメンが出された

膨らむ期待

スープを一口
………噎せたorz
で、気を取り直してもう一口
うまし！(´∀｀)
なるほど評判はダテじゃない
鶏豚をメインにした清湯スープは、所謂神奈川端麗系とは違い、塩ダレがキリッ！と主張するタイプ
散々各所でしょっぱいと言われていたが、正直週4で家系直系のラーメンを喰う俺としては、むしろ心地よい塩梅ｗ
出汁がジンワリ沁みると言うより、鋭利な塩ダレが出汁を際立たせている感じ
何より一口目で俺を噎せさせた赤唐辛子とにんにくの油！
これは素晴らしい！
辛さとガーリックパンチが合体して口内に侵入してくるわけだが、何せ辛さが洗練されている！
辛い塩ラーメンって何杯か喰ったけど、どうも野暮な辛味が裏目に出てスープの繊細さを邪魔することが多い
その点、この油はスープの邪魔どころか、ナイスアシスタントになっているのです！
うめーっ！

麺は中細縮れで多加水のプリプリ
強靭で伸びにくく、それでいてスルスルイケる
コシ、喉越し、食感、茹で具合全てバッチリ！
量もそこそこあり、満足

具はチャーシュー3枚、刻みネギ、メンマ、味玉、海苔
チャーシューは細長く、箸で摘まむとホロリと崩れるバラ肉
薄味ながらも肉の旨みはシッカリ残し美味な上に、デフォルトで3枚も乗るという気前の良さが素晴らしい！
刻みネギは太めの輪切りで、5mmくらいの厚みがあるのでザックリとした食感がアクセントになる
メンマはやや柔かめで味付けも抜かりなく美味い
味玉も同様で黄身も適度な硬さで仕事の丁寧さが窺える

やはり、期待は間違ってなかった
とても美味い！

スープまで飲み干した

そーいや、こっちでは食べ終えた丼をカウンターの上に上げる習慣ってあんまりないみたいで、何気なく丼上げてダスターで軽くカウンター拭いたら凄く感謝されて
ついでに店内の写真とか撮ってると「ブログですか？^^」と話しかけてくれて

芸能人のサインもたくさん


味もさることながら、一条流がんこラーメン
という一つのオリジナリティを感じて満足出来た！

大阪のラーメンも侮れないぜ！




ぺいす

★★★★★+

住所 大阪府大阪市中央区難波千日前10-13
電話番号 非公開
営業時間 11:30～16:00 17:00～20:30(スープ切れ次第終了)
定休日 不定休

ラーメン みつぐ＠堺東

通夜で堺東へ

人間ってのは実に脆いもんですね…
しかしまあ、地震で身元さえ分からず棺桶にも入れぬ方が沢山いるなか、こうして皆に見送れるというのは感謝すべきかもしれません

自分も生きている人間として精一杯力強く生きようと改めて感じました

で、2軒目のラーメンを食べる訳ですが

流石に事情が事情で、リサーチもしっかりしてなかったのでテキトーに選んだお店がこちらです

なんでも美味くて激安ってのが売りらしく

店内に入ってメニューを確認すると醤油ラーメンが280円だった！

むむむ…確かに安い…
しかし、ここは敢えて70円高い
塩ラーメン(350円)
を注文

店員は中華系で、常連と中国語でくっちゃべっていてうるさかったが、土地柄諦めた

ほどなくしてラーメンが出された

丼がプラスチック…

とりあえずスープ
……イ、インスタントオオオオオ！
いや、ビックリした
フツーにインスタントラーメンのスープ
化学の味満載、しょっぱさ満載で500円以上取ってたら丼ブン投げてたなあーとｗ
けどまあ、俺はインスタントラーメン大好きなんで、店で喰ってると考えなければ全然美味いっすね
安いし

麺は自家製の中細ちょい縮れだが、これも全くもって特徴が無い

具はチャーシュー1枚、メンマ、白菜、味玉半分
チャーシューは完全なる脂身
メンマは全くもって味無し
白菜はまあフツーで、味玉は唯一美味かった！

ってことで、完全に値段相応のラーメンでした

〆ならアリかも
もう来ないと思うけどｗ




ぺいす

★★★

住所 大阪府堺市堺区中瓦町1-3-6
電話番号 072-222-3008
営業時間 11:00～23:00
営業時間 不定休

麺屋 どとんこつ＠北野田

叔母が亡くなったので、急遽大阪へ

まさかの婆娑羅麺遊記大阪編です！

祖母の家に泊まるってことで、最寄り駅の南海線北野田ってとこで一杯

豚骨ラーメンの店

とりあえず
どとんこつ煮玉子ラーメン(830円)
九条ねぎ(100円)

麺が細麺か太麺選べるので太麺
硬さも聞かれたんで硬めで

待つこと5分程

スープはハイパードロドロ豚骨スープで、超高粘度！
天一に匹敵するコッテリ感だが、豚骨と香味野菜を8時間煮込んだと謳われるこちらのスープはより濃厚で豚の旨味を最大限に発揮していると思う
タレの輪郭もハッキリしていていい感じ

麺は中細ちょい縮れ
これは無難な印象ながらもスープを引っ張りながらいい役割を担ってますね
これは細麺のが合うのかも？

具はチャーシュー2枚、ネギ、メンマ、味玉
チャーシューは薄めであまりインパクトがない
ネギは九条ねぎで、新鮮でシャキシャキかつ厚みがありかなり美味い！
メンマはフツー
味玉は無難に美味かった
卓上に紅生姜、ゴマ、ニンニクがあったりと九州豚骨系なんだが、ちょっとオリジナルか

会計の時に、「おおきにぃ～」と言われたのが何とも印象に残っております

でまあ、こんな時にラーメン喰ってブログなんか書くのも不謹慎かも知れませんけど、僕はラーメン喰うしブログもいつも通り書きますんで、よろしくっす！




ぺいす

★★★★☆

住所 大阪府堺市東区北野田1084-107
電話番号 072-234-1477
営業時間 11:00～翌3:00
定休日 年中無休

ラーメン すがわら＠旭川

小樽日帰り観光を終え、もう5日目の旭川

さあ、5日目ともなると、この景色も流石に見慣れたものへと変わっていた
もう初日に見た、あの景色は無いのだと思うと、無常を感じずにいられない

声を大にして言いたい

旭川!!!!惚れたぜ!!!!!!!!

必ずやまた来てやるぜ

まあ、おセンチに浸るのはこの辺で止して

早いもんでついに北海道最後のラーメンになった

8日間の旅、12軒目である

非常に感慨深い

この店は、地元では評判が良く、また昨日知り合ったマサトもオススメしていた

店内はノスタルジックな香りの中に、黙々とした職人の空気を感じる

塩チャーシュー麺(800円)
をオーダー

ここは全体的に価格設定が良心的(基本のラーメンは550円)で、丼ものも充実している模様

ラーメンはすぐ到着した

独り身の寂しさをグっと堪えて、喪に服すように最後の一杯を見つめた

スープは透明で美しく、表面には油が漂う
物悲しさを胸に仕舞い、一口啜ると、嗚呼…なんと滋味に溢れた味なんだろう
北国の寒さ、そして出逢いの美しさ、別れの儚さ、8日間の思い出が走馬灯の如く脳内を駆け巡っていく
寒い日のラーメンって美味いよな…まるで羊水の中に戻ったかのような包容感…
動物の味が強い…やっぱ俺にゃこれだよ大将…
アッサリしてるけど、コクが深い
うめえよ…

麺は中細で若干の縮れを持ち、卵を一切使わない白い麺で、シコシコしててスルリスルリと胃の中へ収まっていくのが分かる
うめえよ…

具は、チャーシュー、ネギ、メンマの旭川スタンダード
俺は具なんてこんなもんでいいと思うんだよな
妙にゴチャゴチャして値段が張るなら、シンプルで安い方が素敵だろ
チャーシューはデフォルトの2枚に＋3枚
大判だが、脂身が無くややパサついているのが難
味付けも薄めだ
ネギ、メンマはいい感じにスープと麺にマッチしている

店構えもラーメンも決して派手じゃない
だけど、間違いなく美味しい

心の芯から温まる

なんだか人間っていいよな

生肉喰うだけじゃねえ
こんな素敵な料理を丼一つの中で作り上げてしまうんだからな

俺ってただの筋金入りのバカだ

でも、近いうちにまたこの土地に足を踏み入れたい

素敵な出逢いがあった

素敵なラーメンを沢山食べた

これ以上何かを求めたら罰が当たりそうなくらいさ

本当に素敵な8日間をありがとう、北海道

必ずまた来るぜ！


ぺいす

★★★★★

住所 北海道旭川市七条通7丁目右32
電話番号 0166-22-4710
営業時間 10:30～22:30 [日・祝]10:30～20:30
定休日 第1・3・5火曜日

自然派ラーメン処 麻ほろ＠小樽

今日は始発で旭川から小樽へ

ぶっちゃけ三年前の夏に来てるので、特に感想はなしｗ

ただ、もう札幌はうんざりなんで、暇潰しがてらです

さあ、お昼は海鮮にしようか迷ったが、やはり懐具合も気になり、食べログで評判だったここへ

謳い文句は"完全無化調"
俺はこの言葉に弱いタイプのラーメン好きではない
むしろ「で、美味いの？」ってなる

ただ小樽にはここくらいしかラーメン屋もなかったので入店

かなり辺鄙な場所だが、店内は活気もあり良い雰囲気だ

1日30食限定の
麻ほろ(980円)
をオーダー

俺は、店名がついたラーメンや、限定のラーメンに弱い

他には醤油、塩、味噌があり、味噌以外は"こってり"と"あっさり"が選べて、麻ほろは醤油のチャーシュー麺なんで"こってり"で

更に"こってり"は別皿にて生にんにくと豆板醤がサービスされる

5分程でラーメン登場

臭みがない

スープを啜ると、ブシが全面に…
正直好みではない味
されど、豚骨と昆布の旨みもあって悪くはない
業務用のタレも一切不使用とのことで、塩分は控えめ
無化調の運命、整ってはいるがパンチが足りない…

麺は中細縮れ
こっちはこればっかだ
だけど麺自体はやや硬茹でコシもあり美味い

具はチャーシュー(デフォルトの肩ロース二枚と、プラスでとろ肉)、ネギ(普通のと白髪ネギ)、メンマ、ナルト
どれも個々のクオリティは高いが、上品過ぎる印象

総合的にどうもまとまり過ぎてる一杯

やはり俺は化学調味料万歳側の人間なんだと再認識した


ぺいす

★★★☆

住所 北海道小樽市色内1-7-7
電話番号 0134-32-0140
営業時間 11:00～20:00(16:00前後に45分間休み)
定休日 月曜日・第1火曜日

生姜ラーメン みづの＠旭川

さて、今日は小樽に行こうと計画していたんだけど、朝飯シバいてマックで爆睡カマしちまって、電車がだいぶ遅れるのでやめといた

旭川の駅周辺じゃすることも無いので、かの有名な"旭山動物園"へ独りで…

く、くそつまんねぇ…

結局腹ペコになりやして、駅から1.5キロ弱離れたラーメン屋に突撃

ここは雑誌にこそ載っていないものの、食べログで高評価だったので気になった

何より気温が20℃を下回る旭川の夜には"生姜"の魅力が絶大だ

店はいかにもレトロな佇まい
中には数々の著名人のサインや写真

故橋本龍太郎氏の写真もあった

雰囲気は札幌のめんこいに似ている

俺の考える素敵なラーメン屋の佇まいが三つある

一つは、家系のようなガテンチックな野郎臭さと活気や威勢が溢れる店

二つ目は、ひたすら寡黙な店主が、まるでアートを生むかのような気迫を持ってラーメンを作る職人気質な店

最後の一つは、ここみたいな、柔らかく、"実家みたいな"(俺は実家暮らしだが…ｗ)雰囲気を持った店

甲乙はつけられないが、旅先での最後のタイプの店は、寂しい男やもめの仮初めの拠り所になってくれるからありがたいものだ

さて、オーダーは看板の
生姜ラーメン(630円)

価格設定も良心的

すぐにラーメンはやって来た

鼻腔を擽る生姜の芳醇な香り
スープを飲むと、まさに口内は生姜畑
うおーっ…ホッとする…
異郷の地での疲れが一気に癒されてゆく
ベースは鶏ガラが強く、タレもちょうどいい塩加減で最高に美味い！

麺はわりと白くて、中太でちょい縮れがある
ちゃんと小麦の味わいがありながら、適度にスープを吸ってくれてグッジョブだメ～ン

具はチャーシュー、メンマ、ネギ

チャーシューは小ぶりなのが二つで、ギュッと旨みが凝縮されたハムみたいな味わい
メンマは細めだがシャキシャキと存在感を発揮
ネギも新鮮で美味

箸を休めることなく、スルリと俺の胃の中へ消えていった

会計を済まし、最後に親父さんに「店内の写真撮ってもいいですか？」と聞くと、「当たり前じゃないですかあ」と素敵な笑顔

嗚呼、こんなラーメン屋がもっと増えてくれたらなあ

これ見よがしに、雑誌の切り抜きばっか貼って、肩肘張ってる都会のラーメン屋にはない、"人ガラ"が出てる名店だった


ぺいす

★★★★★

住所 北海道旭川市常盤通2丁目
電話番号 0166-22-5637
営業時間 10:00～20:30 　
定休日 年中無休

らーめんや天金 四条＠旭川

ついに旭川ラーメン巡りも、最後の4軒目に辿り着いた

青葉、蜂屋に次ぐ旭川ラーメンの老舗

店内は中華料理屋風

店員はホール金髪高校生風二名

職人気質のおっちゃんが厨房に二名

前者二名がまあ、やる気なくてしょーがない

金髪、ピアス、髭、俺は見てくれどうこうは言う気さらさら無いが、ラーメン屋たるもの活気だけは持ってほしい！

オーダーは
正油チャーシュー麺(945円)

ラーメンはおぼんに乗って登場

スープはお馴染みの獣臭に、表面を覆うラード
啜ってみると
オッ！塩分のさじ加減がいい具合で、豚骨出汁のコクがヒシヒシと伝わる！
ここは旭川としては珍しく、魚介出汁でなく動物出汁一本
それによるワイルドなピッグインパクトがビシッと口内に響く！
とにかくタレを抑えてるために、豚のコクが上手く出てる逸品のスープ！
うまぁ

麺は藤原製麺の低加水率の中細縮れなんだが、丁寧な湯ぎりと茹で加減のおかげで、適度にスープに絡みつきつつも歯ごたえがあり最高！
こっち来て久しぶりに麺に存在感を感じた

具は余計な飾りを省いた、チャーシュー、ネギ、メンマのシンプルな構成

チャーシューはパサッとしていて臭みがあるんだけど、ネギと喰うととても美味い！しかも7枚も入ってる
メンマもシャキシャキした太めのやつでいい感じだ

わりと初盤に胡椒を投入したのが吉と出て、スープの臭みを打ち消し、ピリッとスパイシーに引き締めてくれる！

グイグイ喰えちゃう一杯だった

旭川でやっと素敵なラーメンに出会えた

今回の助演賞はネギと胡椒だね

ふと、思ったんだけど、昔横浜吉野町の"ぺーぱん"で喰ったラーメンに、味も見てくれも何処と無く通づるものがある
"ぺーぱん"のルーツはここな気がする


ところで、この時期の北海道の夜はクソさみぃ

アホな俺はTシャツしか持ってきていなくて辛い…

しかも今からネットカフェ入ったら朝早く出なきゃいけないから入れない…

すげぇ人肌恋しい


ぺいす

★★★★☆

住所 北海道旭川市四条通9丁目1704-31
電話番号 0166-27-9525
営業時間 11:00～21:00
定休日 不定休

山頭火 本店＠旭川

さあ、切ない１日を越えて11時頃ネットカフェを出ました

向かうは山頭火の本店

昨日は21時前になって、ラーメン屋探したら9割以上閉まっていた…

やむを得ず
とゆーか喰いたかったからだが、ジンギスカンを食すことにした

美味

ま、それはさておき山頭火本店

すみれと違って本店らしい厳かさのない店だ

とろ肉ラーメン塩(1100円)を頼んだ

こちらは通常のラーメンと肉の質が違い、更に具が全て別皿盛り

すぐラーメンが来た

正直寝起きすぐで喰えるのか心配だ

スープを一口
あーケミカルな味わい…
所謂"塩豚骨"というジャンルだが、残念ながら、高校時代しょっちゅう喰ってたセブンイレブンのカップ麺とほぼ同じ味だ
セブンイレブンがすごいだけだろうか…(六角家に至っては、カップ麺の方が美味かったｗ)
不味くは無いが、変な甘みがあってクドい
なんとゆーか人工的な感じがすごい…

麺は中細縮れで、加水率は旭川のメジャーな麺に比べて少々高めな気がするが、あまり特徴がなくインスタント風な味

具は、とろ肉(チャーシュー)が8枚に、ネギ、メンマ、キクラゲ、ナルト、お馴染みの小梅
ちょっとずつ入れてみた

とろ肉はタレの味が強く、別皿にする意図を理解したが、そんなに「うめぇ！」って訳ではなく、ただの柔らく脂っこいチャーシュー
多分こいつがスープの味のバランスを崩しているのかも…
確実にラーメンより白米に合う味付けだ

他の具はどれも悪くない
ネギもキクラゲもメンマもいいと思う

恐らくコンディションのせいもあるが、喰ってるうちにどんどん胸焼けしてくる…
正直キツい

デフォルトの塩を頼むべきだったかも知れないな

ランチタイムサービスで、小さなおにぎりと小梅を一個ずつくれた

おにぎりはカチカチで冷たかったが、口直しに役立ったし、チャーシューと喰うと豚丼みたいになったｗ

されど、完食した頃には苦しさだけが残った

やはりチェーン店のケミカルな風味は俺には向いてないようだ…

今は近くの宮越屋珈琲でアイスコーヒーを飲みながらくつろいでる
レトロな雰囲気で落ち着く

更に氷がコーヒーなので、最後まで薄まらぬどころか、飲むにつれてミルクの比率が減って味わい深くなる

初めは「甘ったる！」と思ったのだが、こんな粋な計らいがあったとは…
斬新だぜマスター！


ぺいす

★★★

住所 北海道旭川市一条通8-348-3
電話番号 0166-25-3401
営業時間 11:00～21:00
定休日 年中無休

らぅめん 青葉 本店＠旭川

予想外ハプニングにより、親に二万借りるという本日ｗ

そして、蜂屋と同年創業の旭川ラーメンの元祖、青葉本店へと向かった

行列だ…

気さくな店員のおばちゃんが「どっから来たの？東京？」と

俺「はい、東京ですね」

おばちゃん「ああ、神奈川ね」

俺「はい！神奈川です」

見透かされたorz

15分ほど並ぶ

すると「はーい！神奈川さん空いたよー」

神奈川さんｗ

ちなみに俺の後ろの客でラストだった
あぶねっ

オーダーはチャーシュー醤油らぅめん(950円)
たまご(100円)

ラーメン来た

うぉ！獣臭っ

スープを啜ってみると、しょっぱ～い…
昔ながらの中華そばライクな見た目と裏腹に、かなり重厚な動物の味と醤油ダレの濃さハンパない
表面にはお決まりのラード
旨みはあるんだけど、タレの主張が強すぎて困ったもんだ

麺は旭川定番の中細縮れで、加水率の低さ故、スープを吸収しまくり茶色…
麺までしょっぱい
スープ吸いすぎて、重いししょっぱいしで喰うのが辛い…

具はチャーシューたくさんに、ネギ、メンマ、海苔、トッピングの玉子

チャーシューは臭みが強く、あまりジューシーさがない
ネギ、ナルト、海苔、玉子も普通

正直

「たいしたことねえ…(´Д`)」
っつーのが本音ですね…

申し訳ないが…

過度な期待はするべきじゃないねｗ


ぺいす

★★★

住所 北海道旭川市二条通8丁目左8
電話番号 0166-23-2820
営業時間 [月～土]9:30～19:50 [日・祝]9:30～18:50
定休日 水曜日

蜂屋 五条創業店＠旭川

昨日は夢のような１日を過ごした

ここにも書きたいところだが、趣旨が違い過ぎるので自重

何はともあれ、たかが一人旅でこんなにもたくさんの出逢いがあることに感動した

昼は二条市場で、奮発して2500円のうに丼と350円のかに汁をいただいた
美味すぎｗｗ

16時頃、札幌を経ち
イリーガルに19時前に旭川上陸

旭川ラーメンの元祖、蜂屋の創業店へ

店内は食堂的な佇まい

チャーシュー正油(900円)
味玉(100円)
をオーダー

油を普通か多めで頼めるらしく、もちろん多めで

店内は満席で、途中で相席に

隣の関東から来た学生四人組が、俺のバイト先のラーメン屋をべた褒めしてくれてて、ちょっと感動ｗ
帰り際に礼言っといた

いやあ、北海道まで来てこんなことあるとはね
自分の勤め先褒めてもらえるのはテンション上がるね！

とまあ、ラーメンは10分くらいで到着

焦がしラードが層を成すスープは、茶黒な色で、お世辞にも決して綺麗ではない
しかし、味は美味い！
コッテリとした重厚な醤油スープ(ちなみに旭川では正油と表記することが多い)

麺は、少し縮れた中太でなかなか美味いが、あんまり麺自体の主張は強くない印象を受けた

具はチャーシューがたくさんの上におろし生姜とネギ、チャーシュー下にメンマ
チャーシューはあんまり特徴がないが、生姜と合わさることで、我が国の国民食"豚肉の生姜焼き"テイストへと変貌し、とっても懐かしい味わい

全体の統一感はさすが旭川ラーメンの元祖！

さあ、この旭川という不毛の土地でネットカフェを探さなければ！


ぺいす

★★★★

住所 北海道旭川市五条通7丁目右6
電話番号 0166-22-3343
営業時間 10:30～19:50
定休日 年中無休(年末年始除く)