薔薇貫入釉 本間友幸の陶記

陶芸家 本間友幸が生み出す陶器=薔薇貫入釉の世界
  

思い出いっぱい

2007-08-31 13:13:25 | classic
クラッシック第一部最後

この記念展は色々な事がありすぎて書ききれないです。
そして何をどう書いていいのかわからないです。

遠くからお越し下さったお客様。

個展のお手伝いをしてくださった方々。

朝から一日かけて軽井沢から山野草を届けてくれた方。

薔薇貫入釉に花を生けてくださった二人の先生。

会場を引き立てくれた裂き織り。

個展開催を沢山コマーシャルしてくださったマスコミの方々。

ギャラリー82さんも私の個展企画は不安だった事でしょうが、沢山のお客様に来てていただきました。
文化財団様、お客様ありがとうございました。

最後に。
色んな場所でゲ○吐いてごめんなさい・・・。


2007-08-29 00:17:24 | classic
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この個展から蒼い薔薇貫入釉を発表しました。
青は本間が一番好きな色。なので記念展に発表しました。
水色ではなく紺でもなく…。
一番難しい薔薇貫入釉だったかな。

私の先生が象嵌を得意としている方なので、記念展で
釉象嵌灯りとりを作りました。



会場

2007-08-28 00:29:10 | classic
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ギャラリー82さんは、大変広いギャラリースペースです。

記念展では、移動式の壁で4部屋に区切りました。


1.公募展入選作品を中心とした大物の部屋
2.釉象嵌灯りとりの部屋
3.日本陶芸展初入選作品と、陶芸を始めて初めて制作した花瓶の部屋
4.粉引・青磁・黄磁・御本手・鈞窯・薔薇貫入釉の小品の部屋



釉象嵌

2007-08-27 10:52:34 | classic
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この記念展では「釉象嵌」の技法を発表しました。
貫通した穴に薔薇貫入釉を埋めてしまうという荒業です。

通常陶芸では作品に溝を彫り、その溝に本体とは違う粘土を埋め込みます。
象嵌は絵の具とは違い、本体との一体感があります。
粘土はそれぞれ収縮率が違う為、象嵌はヒビとの戦いです。

釉象嵌は焼くと釉薬が流れてしまう為、穴をふさぐ事が難しいです。
その前に釉薬をかけたくても、肝心な生地がないので釉薬を埋める事ができませんし…。

薔薇貫入釉釉象嵌灯りとりは、ステンドグラスの灯りとりの魅力も表現できます。

パンフレット

2007-08-25 23:45:32 | classic
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個展案内状の写真は林写真事務所さん。
薔薇貫入釉大鉢で厚生労働大臣賞を受賞し、その撮影をして頂いたのがきっかけ。


デザインは旧姓牧野さん。ちなみにテイク爺さんの奥さん。
こちらは以前のblogを読んでください。

印刷はオノウエ印刷。以前、社長さんにおごってもらいました。



メリット&デメリット

2007-08-24 10:01:07 | classic
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ギャラリー82とは 長野県の地方銀行である八十二銀行が運営する八十二文化財団のギャラリー。

県外の方にはわからないと思いますが、長野県では最も有名かつ格調高いギャラリーです。
長野県の作家でしたら、一度は個展をしたいギャラリー。

名誉な事に10周年記念個展の会場を、多分最年少で開催する事ができました。

…では具体的に何がいいのか…。
名誉がつく位でしょう。(それで十分ですよね~!)


会場が広いく、長野駅前にある点も良いかな。

デメリットは、
作品を即売できない。
価格を表示できない。
来客人数が作家の成績になる。
時間に厳しい。
花を生ける事が制限される。
ギャラリー代が若干高い。
顧客を自分で呼ばなければならない。
道行く人の流れから、若干外れている。

…お世話になりながらこんなblogを書いてはいけませんね…。

プロである以上、作品を売って生活しなければならない。それが制限されるギャラリーは、プロからみると使いにくいギャラリーに感じます。

しかしここで個展ができた事は名誉。
このギャラリー82の名前は、水戸黄門の印籠くらい力があるかも…ないか??!

二つの個展

2007-08-23 08:52:19 | classic
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この記念展と先日行われた美術館での回顧展。この二つが薔薇貫入釉を代表する個展です。
しかし内容は全く違います。
記念展は最新作ばかりでほぼ全て販売。

気持ち的にも美術館はまた企画をして欲しい。
記念展はあまりにも大変だったので、あの規模を個人でやる事はないかな…。






作陶10周年

2007-08-22 10:10:27 | classic
クラッシックシリーズ。

今回は四年前に開催した大個展です。
このシリーズも,ついにこれがきたかって感じですね。


作陶十周年記念

本間友幸新作展

~薔薇貫入釉 釉象嵌~

2003.9.9(火)~14(日)
長野市岡田
ギャラリー82

薔薇貫入釉小品展 続報

2007-08-15 09:39:02 | 個展
先月から薔薇貫入の小品が、安曇野市有明の松風さんに展示されています。

写真はクリームあんみつ。
長野県ではかなり珍しい甘味処専門店です。
今の時期、かき氷もあり是非味わいたいと思っています。

作品は今月いっぱい展示されています。

松本地方の方に、是非きて頂きたいです。
デパートさんでは小物は売りませんので。

〒399-8301
長野県南安曇郡穂高町有明3613-46
TEL:0263-83-8113
交通アクセス
長野道豊科ICよりR147、県道308経由、穂高町温泉郷方面へ20分

質問してみました

2007-08-11 11:30:55 | classic
クラッシック続き

シャルドネさんでは今回が二回目の個展になります。

前回は粉引・萩系の作品。
今回は薔薇貫入釉の作品。

光彩の薔薇の大鉢は二点ありました。
あと小物もかなり展示したと思います。

この個展の搬出日にシャルドネさんのスタッフと食事に行ったのですが、…美人です。

一回目の個展では聞く事のできなかった質問があり、伊藤氏に質問させました~。

奥様はハーフではなかったです。

おわり。