薔薇貫入釉 本間友幸の陶記

陶芸家 本間友幸が生み出す陶器=薔薇貫入釉の世界
  

光彩シリーズ

2009-01-27 10:34:11 | 薔薇貫入釉
画像の作品は泥粧で化粧をしたうえに、二種類のバラカン釉薬をかけた作品です。
光彩シリーズは人気がありますが、お皿で真ん中だけが色が違う作品はこの作品のみ。
鉢のような立体タイプ、または全て平らな板皿にしか使えなかった技法です。

縁が立ち上がっていて平らな面積が多い形の真ん中に違う釉薬をかけると…一工夫必要なんです。

昨年の記念展では一番人気の作品です。
この技法と炎芸術さんに紹介される作品を組み合わせて、今年は大物作品を作っています。

二重に自然釉

2009-01-24 01:50:36 | 穴窯
続き

裏面は雑木自然釉100%
画像では解りにくいですが乳濁した自然釉です。

二回楽しめるお得な徳利です。

この原因は、昨年の穴窯で徳利を焼き直しする際に火裏を火表にした為です。
つまり180度ひっくり返して焼いたんです。
通常はこういう事はしていませんが(一般的にはします)、これはこれでなかなか良いです。

ホントは売らないつもりでしたが、東京ドームに展示即売します。

二重に自然釉

2009-01-23 23:33:18 | 穴窯
一昨年&昨年と二回穴窯で焼いた徳利です。
大振りで酒豪好みでしょう。

画像面は赤松の自然釉100%。

裏面は…続く

赤志野2

2009-01-22 09:41:29 | 穴窯
つづき

裏面です。赤いでしょ?

赤志野

2009-01-21 09:10:54 | 穴窯
昨年穴窯で焼いた志野のフリーカップ。
灰がかかり緑色が出ています。

赤い炎色が見どころです。
こちらのカップは数点あります。

これから平成20年

2009-01-17 09:17:47 | 薔薇貫入釉
バラカンホームページに掲載している東京ドーム・テーブルウェアフェスティバルの〆切まで9日~となりました。

テーブルウェアフェスティバル用バラカン作品は現在0個。

でも昔と違い焦せらなくなりました。
(いいのかな…)

今回は平成20年に開発したバラカン釉薬の一つを本格的に発表します。…たぶん

昨年は新バラカン釉薬をいくつか発表しましたが、おわかりになりましたか?

本人はわかりません…。
今までのバラカンと同じバラ模様が入いり、発色が安定する 新バラカン。
理想は完成作品が今までバラカンと全く同じ事。

なかなか良い平成20年バラカン釉薬ですが廃盤します。
この釉薬は昨日紹介した『燃ゆるバラ』ができないんです。

このバラカン作品とは、松屋様での個展では壁にかけてあった陶板がそうです。
薄くピンク色になっているのは調合がわかるように色付けしています。

特徴は透き通る釉薬に薔薇模様の貫入。
透き通る具合はかなりお気に入り。
より神秘性が増しました。

残っている新バラカン釉薬で小物を制作します。

限定版バラカン作品をお楽しみに。

燃ゆる薔薇

2009-01-16 09:57:25 | 薔薇貫入釉
燃ゆる薔薇シリーズの第一号作品

長野県工芸展入選作です。

大物作品はこの一点のみでしたので昨年花器を作りました。

図録

2009-01-15 00:54:02 | 穴窯
昨年開催した記念展の作品です。

お花は草月流嶺風会様によるものです。
花器は穴窯で5日間焼いたものでサシの燠で窯変しています。
自然釉がたっぷりかかってます。

割れずに生還した赤土の花器です。

現在、記念展作品をおさめた手の平サイズの図録を制作中です。
池坊・草月両流派様のお花が見所です。
図録をご希望の方はご連絡下さい。

花器

2009-01-13 00:07:13 | 薔薇貫入釉
このピンク色の花器シリーズは2点作りました。
1点は長野県工芸展入選です。

赤志野しのぎ筒茶碗

2009-01-12 01:43:55 | 穴窯
写真家金井真一さんに撮って頂いた写真をしばらく紹介します。

この写真は仕事で使う予定はありません。
作品も今は売る気なしです!

気にいった作品は、今後の作陶データになります。
写真はもし作品を手放す時がきた時に備えてのものです。
作品はデータとしての役割を果たせば売る事はあるでしょう。
ご希望の方はお問い合わせ下さい。


画像の作品は昨年6月に穴窯で焼いたものです。

関係者以外誰にも見せてません。
かなり気にいってます。