薔薇貫入釉 本間友幸の陶記

陶芸家 本間友幸が生み出す陶器=薔薇貫入釉の世界
  

個展終了

2008-11-27 02:03:40 | 個展
銀座デビューが終了しました。

松屋さんにいくつかあるギャラリーで、最もお客様が通る場所での初個展。
多くの方々に見て頂きました。

そして松屋さんに「来年も個展いかがですか?」と声をかけて頂きました!!

更に業者さんに新宿伊勢丹でのグループ展に声をかけて頂いています。

一番驚いた事は陶芸専門誌「炎芸術」の取材を受けた事です。
次回号に期待の新人コーナーでカラー1ページ特集されます。

炎芸術は私が陶芸をはじめた時から定期購読をしている重要な本です。
夢のようです。


終わってみればめでたいですが…本人的には身も心もボロボロです。

以前blogで書きましたが来年は釉薬調合に専念し、バラカン新作個展は開催しません。

世の中の経済状況・本人の身心状況を考えると釉薬研究は調度良かったかもしれません。

今年は広尾で東京初個展・東京ドームテーブルウェアフェスティバルに出店・地元長野市で15周年記念展・そして銀座デビュー。

さすがに疲れたようで…美容師さんに髪の毛が急に細くなった!と言われてしまいました。

サンタさんー
育毛剤をください。

ゆっくり休みたいです…さらばバラカン

と言いたいのですが明日より3日間、東京神楽坂でグループ展です!

松屋さんの個展を見逃した方は是非神楽坂にお越し下さい。
作品は松屋さんの個展前に郵送してありますので楽チンです。

詳しくは色匂ふさんのホームページをご覧ください。

青瓷

2008-11-18 01:10:00 | 青瓷
青瓷徳利

二本あります。水色の雫が見所です。


いよいよ明日個展がはじまります。
松屋様のホームページをご覧ください。

香炉

2008-11-17 00:39:11 | 薔薇貫入釉








薔薇貫入釉 ワイングラス型香炉

画像はオレンジ色の粘土です。
その他ピンク土と白土に紫バラカンの三つ展示します。


薔薇貫入釉 香炉

外側全面バラカン。奇跡の一品。


薔薇貫入釉 香炉

ほぼ両面バラカンの香炉。この技術15年かかってます。

志野

2008-11-16 00:59:41 | 穴窯
紅志野徳利

九月に焼いた穴窯作品。
炎色が恐ろしく出た窯でした。
徳利の他、盃・ぐいのみ・片口・ロックグラス・フリーカップ・茶盌・茶碗を展示します。

前回同様、売れてしまうと後悔する作品です。二度とできない奇跡の炎色。

三角

2008-11-15 23:51:40 | 薔薇貫入釉
バラカン兄弟…ほんの一部です。

個展準備完了

2008-11-13 10:23:51 | 薔薇貫入釉
昨日松屋さんでの個展納品書を書き終え、案内状も全て発送しました。
あとは無料広告の掲載を待ち、荷造り&発送をすれば完了ー。

今回はギャラリーの都合で作品リスト提出が昨日に延期されたので、ギリギリまで窯を焚く事ができました。

その結果ついに外側バラカンが完成しました。
まだまだ未完成のところはありますが、あと2年後にはよりよい作品ができればな~と思っています。
よって価格は今回のみおさえめにしてあります。

ほぼ両面のバラカン香炉。
外側全面バラカン香炉。
外側一部バラカンの徳利。
新型オレンジ土による酒器(片口)
一昨年の回顧展で人気一位&二位のゾウガン皿&ワイングラス型香炉。
回顧展に展示できなかった銀彩シリーズ。
今回のみ復刻する赤・碧・紫・オレンジ・ベージュ・黄色バラカンシリーズ。
そこに今年秋に発表した藍~モスグリーンの中間色の新型バラカン。
グレーと燃ゆるバラ・淡いピンク色が加わり華やかな作品群です。

過去35回の個展で最小スペースのギャラリーですが、最も鮮やかな個展になりそうです。

作品は選びに選び200点!!
ギリギリまで窯焚きができた事と、非売品の本間コレクション&穴窯で焼いた紅志野作品を展示するため、200点になってしまいました。
会場には100点前後展示します。
一部作品は毎日入れ換えます。

広告・作品・場所、全て万全。

あとは景気が回復して欲しいな…

松屋銀座 陶展作品

2008-11-12 11:18:08 | 薔薇貫入釉
画像の作品は昨年入選いたしました菊池ビエンナーレ入選作品。

この作品は通常非売品で個展に展示される事もありませんが、前回と今回のような特別な個展では販売する事にしました。

本当は売りたくありませんが、自分の力作を展示しないと目利きのお客様が多い東京では勝負できないかと思っています。

読売新聞夕刊

2008-11-11 00:10:16 | 個展
本日、読売新聞夕刊に松屋銀座店でのバラカン個展の案内が掲載されます。
なんと写真つき!!!

素晴らしいです。

東京方面の方々、本日の読売新聞夕刊を是非購入してください。

そしてその古新聞を私にください…。
見たいです。

松屋銀座

2008-11-10 11:12:23 | 個展
あと9日後に迫った銀座デビューです。
本日、最終窯焚きをしています。

画像の色は9月に発表した新型バラカンです。
松屋さんにも5~8点展示する予定です。



薔薇の記憶

信州の陶芸
薔薇貫入釉 本間友幸 陶展
「薔薇の記憶」

日時 2008年11月19日(水曜日)~25日(火曜日)
場所 銀座松屋7階アートスポット

時間 午前10時~午後8時まで
   期間中無休




反省点

2008-11-06 00:45:06 | classic
Classic最後

この企画の主旨は、
デパートでの個展は制約が多い為、デパートではできない事を街のギャラリーでしよう。

というものでした。

ここには個展案内状デザインも含まれています。


反省点は

1、企画やギャラリーなど情報が盛りだくさんの為、案内状が見づらくお客様に内容が伝わりにくかった。

2、新型釉薬「黒カイラギ」の作品を案内状メイン写真にした為に、バラカン作品もある個展だとは伝わりにくかった。

3、各会場が離れている為、お客様とお話しする時間が少なかった。
また作家達も1日中各ギャラリーをクルクル回った為、移動するお客様と一度もお会いできない事が多々あった。

4、笑鬼さんは食べ物屋であり行列のできる蕎麦屋さんの為、作品だけを見るのは入りにくい店だった。

5、長野市地区の朝日新聞に毎週土曜日にはさまれている「あさじゃ」に4週連続でカラー写真付で一面を独占させて頂いたのですが、黒カイラギ作品の写真が掲載された時に、作品タイトルが…薔薇貫入釉だった…

などなど、反省点だらけの個展でした。

次回の個展からは、
お客様の立場から見た案内状を作る事。
何を伝えたいかを案内状&個展内容を明確化する事。
を心がけました。