薔薇貫入釉 本間友幸の陶記

陶芸家 本間友幸が生み出す陶器=薔薇貫入釉の世界
  

絵画的に

2009-06-30 16:22:26 | classic
クラッシック最後

千代田画廊さんは、県外の画廊&ギャラリーで一番お世話になっています。
個展回数はわずか2回だけですが、作陶するうえで千代田画廊さんをはずす事は出来ません。
おそらくこれからも同じでしょう。

いつか3回目の個展を開きたいです。
内容は少数精鋭!最強の作品群でのぞみたいです。
しかし客層を考えると、銀彩またはゾウガンが最有力候補かな。
もしくは…未知の技法、金彩展か?!

画廊

2009-06-26 00:20:18 | classic
クラッシック続き

今回は前回展示しなかった作風の作品を陳列しました。

穴窯作品とカイラギ作品も少量ですがありました。

ただこちらの画廊では過去に陶磁器の展示は二人の作家さんのみでしたので、薪の窯や釉薬の縮れ(カイラギ)をお客様に理解して頂くのはちょっと難しかったです。
また常連様は年配の男性が多い画廊ですので、灯りとりよりぐい飲みに興味があったようです。

展示内容を地域や客層に合わせる事が重要だと改めて思いました。
自分の飾りたいものだけを飾る展示会は美術館だけ可能かな…。

暗室

2009-06-25 00:28:23 | classic
クラッシック続き

千代田画廊さんで個展を開催するのは二回目。
ガラス張りの画廊で明るい店内です。

この画廊で灯りとりを展示するのは大変難しいです。
バラカン灯りとりは部屋が暗くないと釉象ガンの効果が出せません。
しかし前回の千代田画廊さんでの個展時には制作していなかったバラカン作品を代表する灯りとりを展示したいと思いました。

そこで壁側に布や材木で簡易な小部屋を作り暗室を作りました。
そこに灯りとりを展示しました。

この暗室を作るのは非常に大変でした。

続く

陶の灯

2009-06-24 00:00:09 | classic
本間友幸クラッシック

過去の個展を紹介します。

今回は平成18年2月に静岡で行われた個展です。

本間友幸・陶展
薔薇貫入釉 陶の灯(ともしび)

平成18年2月18日(土)~26日(日)
AM11:00~PM6:00(最終日・26日のみPM3:00まで)

千代田画廊

静岡市葵区鷹匠3-20-8 アークヴァリュー2F

期間中無休

TEL・054-271-8800

薔薇貫入釉の食器・灯りとり等を展示即売致します。

完成

2009-06-05 02:07:04 | 穴窯
中1日おき、肩を均一な硬さにしました。
ここからは一気に作ります。
理由は口を変形させたいからです。
この位の高さと直径は、腕が固定できず難しいです。

線彫りも入れ完成しました。
高さ75センチ位かな。

作品の乾燥には数ヶ月かかります。

皆と話しあった結果、作品用途は貯金箱となりました。

個人的にはお賽銭箱がいいなー

2009-06-04 08:52:20 | 穴窯
6日目

高さを出したいので口を作りはじめました。

甕と壷の違いは口の直径。
用途の違いです。

水甕は水をすくいやすいように口が大きく、茶壷やお酒などは空気に触れて酸化しないように口が小さいのです。

この甕に口はデザイン的に難しい…。
結局甕を辞めて壷にします。
肩を補強し、1日寝かせます。

2009-06-03 11:33:52 | 穴窯
5日目

いよいよ肩です。
技術的には一番難しいです。
見映えも肩と口で決まりますし。

肩を作る時は左利きなら楽なのにな…と思います。
肩は慎重に高くします。
前回の壷をふまえ、厚く作ります。

口を手直しすれば、完成!といいたいですが、更に高くします。
なかなか良い形かな。

肩の下

2009-06-02 01:56:27 | 穴窯
4日目午後。

かなり高くなりました。
でも40センチちょっとです。
直径があるのでデカく感じますが…。

いよいよ肩を目指してヒモを積みます。
ここからは高さもデザインも試行錯誤です。