薔薇貫入釉 本間友幸の陶記

陶芸家 本間友幸が生み出す陶器=薔薇貫入釉の世界
  

陶芸 本間友幸 薔薇貫入釉の陶展‐無限の再生‐

2007-06-29 00:13:44 | 個展
個展のお知らせ

日時 6月29日金曜日~7月22日日曜日

時間 午前9時~午後5時

休館日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)

祝日の翌日

住所 長野県中野市大字一本木479‐5

電話番号 0269224801

会場 信州中野銅石版画ミュージアム

最寄り駅 長野電鉄 中野松川駅下車、約500m




ポスター

2007-06-28 00:36:43 | 個展
今回の個展ポスターは撮影時間六時間かかりました。

器にフラッシュの光が写っています。
これはあえてつけました。
ポスターの紙質を考え、作品のガラス質を伝える事が目的です。

ピンク色の砂の上には、プリザーブフラワーの白薔薇が無造作に落ちています。
これにより、器のフラッシュ反射とバランスをとっています。

時を重ねる

2007-06-27 01:31:01 | 個展
ポスターイメージ。

無機質な砂の川より、命のないバラの花(プリザーブフラワー)と同じく命なき陶器が無造作に並ぶ。
けして命を与えられる事はないが、その姿は長い歴史の中で生き続け、エネルギーを放ち、時間を経たのちに更に違う価値を与えられる。

工芸の最大の魅力です。

なお今回の個展作品で一点のみ、数年間ゆっくりと貫入が入りつづけ、大輪の薔薇を咲かせた作品があります。

二度と出来ないであろうその作品を、探して下さい。


無限の再生

2007-06-26 01:05:49 | 個展
無限の再生 個展チラシより

「命を育む大地のかけらである土と、再生の炎。…無数のひびからなる花が息づくのは、無限に繰り返す終わりのない世界」

陶器には命はないが、その材料である土は、人の手により新たなる価値をもち、人々にエネルギーを与え、永遠に生き続ける。

14年間の無限の再生をご高覧下さい。

一本木公園

2007-06-25 11:13:01 | 個展
いよいよ今週29日金曜日から

「本間友幸 薔薇貫入釉の陶展‐無限の再生‐」

が始まります。
場所は長野県中野市にある一本木公園内、

信州中野銅石板画ミュージアム

です。
通常薔薇公園と呼ばれ200種類以上のバラが咲いています。

先日、個展最終打ち合わせに行ってきました。
殆どのバラ開花ピークは過ぎていましたが、ほぼ年間を通してバラは咲いています。
種類が多いですからね。
本間は個展開催最初の三日間、29日金曜日 30日土曜日 1日日曜日は会場につめます。
是非お越し下さい。

茶碗

2007-06-24 10:31:04 | 穴窯
昨年の引き出しです。
銀色が写真でわからないのが残念です。

常滑風なんですが

2007-06-23 00:20:55 | 穴窯
形が俺らしいとなぜか言われますー。

2007-06-22 00:00:27 | 穴窯
オキの中で窯変した花瓶です。


三筋壷

2007-06-21 10:14:49 | 穴窯
昨年の穴窯テーマは常滑。
作品の形は常滑の三筋壷。
粘土も常滑の原土です。


銀継ぎ

2007-06-20 00:38:46 | 穴窯
写真は昨日の壷の裏です。
一昨年焼いたもので、昨年漆屋さんに銀継ぎをしてもらいました。

赤松100%、2000束、一週間焼いたのですが、窯に作品がくっついてしまい「まっぷたつ」に割れてしまいました。

この窯はお世話になった穴窯仲間がなくなり、絶作を焼いた窯です。

本間の作品も、完全に直したかったので漆屋さんに銀継ぎをお願いし、昨年帰ってきました。