薔薇貫入釉 本間友幸の陶記

陶芸家 本間友幸が生み出す陶器=薔薇貫入釉の世界
  

神田純子

2006-12-30 02:54:08 | 工藝と和み
本日ブログ二回目!。
ダブルは初めて!!。これは意味がない!!!

「工芸と和み」の第二弾が公開されました!

二人目の作家さんは、陶芸家神田純子氏。

神田家のホームページ共々、是非見て下さい。


♪コスモ(小宇宙)を燃やせ~。
神田純子はセイント(聖闘士)だ。
恐らくシルバーセイントだな。うんうん。
ゴールドセイントになるように頑張っておくれ。

余談

2006-12-30 02:44:14 | classic
本間友幸クラッシック

三回目の個展にて、薔薇貫入釉を一切展示していない強気の本間氏でした。
さすが勝負師!

シャルドネさんは、ギャラリーが二階にあり、一階は喫茶店です。

木曽に行く国道沿いにあります。

余談ですが、この個展の話しを頂く前に、シャルドネさんで漆作家さんによる金継ぎ教室があり、参加させていただいてます。


更に余談
当日シャルドネさんの近くにラーメン屋があり、多分オープンしたてだったんかな~?
一目店を見ただけで、ここは美味い!と思い、実際食べましたが、やっぱ美味い。
その店は今では長野県を代表するラーメン屋になってます。
早く長野市に出店して欲しいな。

2006-12-27 00:07:51 | classic
クラッシック続き

今回の案内状の写真は、長野市三輪にある写真屋さんに撮って頂きました。

実は過去の写真代で最も高かったです!

しかし写真は高いだけあるなと感じますね。

撮影にも立ち会い、椿の葉っぱや、照明の角度、明るさなどこちらの要望に答えてくれましたね。

・・・ホントは作品の影をかなり作って欲しかったんですが、何故か本番の撮影では影が消えてましたー。

シャルドネ

2006-12-26 10:27:48 | classic
第三回の個展作品は、薔薇貫入釉ではなく粉引中心の個展でした。

初個展より続けていた、御本手と呼ばれる技法(昨日の写真の作品にあるピンク色の斑点)を、シャルドネの奥様が気に入って下さり、個展となりました。

奥様は本間作品を、信州新町に窯を持つ陶芸家、塙幸次郎先生の自宅で見たそうです。
何故塙先生のお宅に作品があったかと言うと、昔から本間はお世話になっており、御本手中皿を先生に買って頂いてたのでした。

たまたま塙先生作品を見にこられた、シャルドネの奥様が、本間作品を見て個展開催となりました。


第三回本間友幸作陶展

2006-12-25 10:55:44 | classic
本間友幸クラッシック

【くつろぎの器 萩・粉引展】
本間友幸 作陶展

平成13年3月1日(木)~31日(土)

AM10時~PM6時(最終日4時迄)

シャルドネ
ギャラリー沙羅の花

長野県塩尻市宗賀床尾1792‐3




美の発見

2006-12-13 10:11:33 | 工藝と和み
最後

美しいと思える心はいつまでも持っていたいですね。

美しいと思う感性は、個々に違います。

青山二郎の言葉を借りれば

「美とは見る人間が生み出すものだ」

「我が眼のちからによって美を創造する」

「美とはそれを観た者の発見である」

本来「美」に、技術や作家の名声・価格なんか関係ないと思います。
しかし、一般に何が美しいのかを知っておく事は必要でしょう。
特に日本人の感性は伝えていきたいですね。

核の傘

2006-12-12 00:58:38 | 工藝と和み
続き

工芸と和みを取材していますと、改めて
工芸とは?和みとは?日々の生活とは?
と考えさせられます。

普段は忙しく、考える時間もないですからね。
この世界も戦争ですから。

核の傘というものがありますが、工芸の世界にもあります。

更に悪くいうと、しがらみもあります。

伝統工芸界の若手は、そういうものを嫌って無所属の方が多いです。

現状では、若者を引っ張っていくのは、若者なのかも知れません。
工芸と和みは、若者同士では不足な部分を、補足する事は難しいですが
お手伝い出来れば良いかとおもいます。

なお、このホームページの名前は「工芸と和み」です。
「工芸の和み」ではありません。

これ重要~。

工芸の技

2006-12-11 00:23:44 | 工藝と和み
続き


工芸とアートの違い。
自分を表現している点は共通していますが、話しをすると考え方は全く違い、戸惑ってしまいます。

我々工芸家は確な、そして高度な技術を大切にしています。
その神業は一生をかけなければ、身につきません。
いや、一生かけても身につかないかも知れません。
日々の地味な作業を繰り返す事でしか、身につかないです。

工芸と和みは、その技を皆さんに解説するテキスト的な役目も果たせるかもしれませんね。

晴れ舞台

2006-12-10 00:15:39 | 工藝と和み
続き


個展とは、この地味な作業の積み重ねでやっと立てる晴れ舞台です。


しかし、お客さんはそんな事は知りません。

その晴れ舞台を見て、工芸家になりたいと思う方もいます。
特に雑誌では、そういうライフスタイルをみせる為、工芸家って素敵!と思う方がいます。
もちろん素敵ですよ!!!
しかし、裏舞台を知らずに安易に工芸家になる方もいます。

我々の工芸と和みは、工芸家とは何者なのか?工芸家の理念とは?も、伝えたいと思っています。

からひね会

2006-12-09 01:27:48 | 工藝と和み
続き


我々工芸家は普段は独りで黙々と作業をしています。

ずっと誰とも喋る事がないと、内気になります。

工芸家は孤立しています。特に若手は。

会社という、自分を守ってくれるものも、ありません。
社会的地位もありません。
工芸家は作るのが仕事で、それをどう発表していけばいいのか解らない方も沢山います。

発表という事に限定しても、個人のチカラでは限界があり、日本の経済システムではどうする事もできないのが現状でしょう。

我々三人は作家さんに少しでも発表の場を提供し、作家同士のつながりを持ってもらいたいと思っています。

いずれは作家が連携して個人では解決できない問題を対処し、後継者の発掘をしていきたいと考えます。

そしておおいなる野望!
数十年後には長野から全国に発信する

現代版「からひね会」
を結成したいですね~。