薔薇貫入釉 本間友幸の陶記

陶芸家 本間友幸が生み出す陶器=薔薇貫入釉の世界
  

ドームやきものワールド 2012

2012-11-15 02:08:59 | 個展
明日11月16日(金曜日)からナゴヤドームにて「やきものワールド」が開催されます。
本年より長野県の作家を紹介するブースが新設され、初代代表として私の作品が展示されます。
期間中は毎日会場におりますのでお越しの際はお声をおかけ下さい。

ドームやきものワールド

会期 2012年11月16日(金)~21日(水)
会場 ナゴヤドーム
時間 10:00~18:00
入場料 大人800円

なお、先日中日新聞さんが取材にみえました。


ぐいのみ

2012-11-13 01:40:31 | 穴窯
志野ぐいのみで今回1番良かった作品です。
やや大ぶりです。
こちらはナゴヤドームに持っていきます!

志野を作り続け、ようやくぐいのみから大物作品まで完成しました。
珈琲カップ、ご飯茶碗、ビアマグ、湯のみ、小鉢、豆皿・・・。
来年からは伝統的な形から離れた作風の志野を作ってみようと思います。

紅志野花入

2012-11-12 08:58:25 | 穴窯
花瓶を1点焼きました。
志野の緋色は小物以外は、なかなか出てくれません・・・
黒壁美術館展示作品は奇跡的な作品です。

なおこちらの作品は売約となりました。
花瓶は珍しいからね。
抹茶茶碗もかなり嫁?婿?に出ました。
ぐいのみは常に大量に作っているのですが、その中で3点傑作?があります。
都内と、長野市、そして俺んち!にあります。本間三大紅志野ぐいのみです。


紅志野茶碗

2012-11-11 08:45:25 | 穴窯
今回の志野で最も気にいった作品です。
高台を二重高台にしてるのですか、へら目をいれました。
土も新型を導入してます。鉄分が入っている方が好みです。
どこかの公募展に出品しようかな。

新材料

2012-11-10 10:49:58 | 穴窯
志野の材料は昔から購入しているのですが・・・今使っているもので満足しているので未使用の材料があります。
今年は新材料を使ってみました。
様々なんですが、画像の作品は緋色がとても出ています。
ただ、ここまで赤いと着色したようですね・・・。

紅志野

2012-11-09 09:04:52 | 穴窯
穴窯シリーズもいよいよ最後です。
今年も志野を入れました。
今回も良かったのですが真っ白に焼けたものも多かったです。
画像は抹茶茶碗。
志野にはめずらしく総ぐすりです。

化粧土

2012-11-08 14:21:37 | 粉引
粉引の材料となるカオリン類ですが、一生陶芸をやっても余る量を確保してあります。
世界中の材料を使ったため、こうなってしまいました。
知り合いに使っていただくようにプレゼント大作戦中なのですが、その前に改めてテストをしています。
画像の化粧土は、ほぼ同じ材料なのですが微妙な調合で色合いが変わります。
窯変粉引の難しいところは焼き方で全く異なる色になる事です。
窯変する材料を見つける事は根気がいります。

来年にむけて

2012-11-06 01:51:51 | 穴窯
毎回穴窯にはテストピースを入れているのですが、画像の作品の技法は安定してきました。
来年はこの技を中心に作ります。
ピンクに見える箇所は釉薬ではなく緋色です。なかなか綺麗です。

どべ

2012-11-05 08:46:14 | 穴窯
最後に穴窯に窯詰めした作品はこちら。
薪を入れる口元に入れました。
粉々になるかと思いましたが無事生還。
余った土(ドベを集めました)で作った花瓶なのですが、胴木間に入れるとは思ってなかったので薄手なんです。

施釉前

2012-11-04 13:03:23 | 穴窯
湯のみですが、通常は志野釉をかけます。
今回は釉薬をかけず、焼き締めにしてみました。
画像ではわかりにくいですが、へら目やしのぎが入っています。