薔薇貫入釉 本間友幸の陶記

陶芸家 本間友幸が生み出す陶器=薔薇貫入釉の世界
  

窯詰め2日目

2009-08-31 17:39:58 | 穴窯
30日日曜日は穴窯窯詰めの2日目。

予定では本日中に窯詰め終了予定ですが 、ここからが大苦戦します。

終了時間は夜7:30過ぎでした。
画像は窯閉じ直前画像。
先生の生徒さんの作品ですが、皆さん期待してるでしょう。
本間作品も数点見えます。
引き出しスペースシャトルがカウントダウン体制に入りました。
皆さんには子供のいる彼女でもできたかと言われました。

なお大カメは持参しましたが、入りませんでした。

窯焚きは今週2日水曜日夕方からです。

穴窯窯詰初日

2009-08-30 00:56:16 | 穴窯
昨日朝より自分の先生主催の穴窯の窯詰めがはじまりました。
本間作品も少し入ります。

作品はなんとか前日に乾燥させ、一部は素焼きをし志野釉をかけました。

けっこう作品がたまっていてビックリでした。

全体の作品量は過去最少量。
よって…

灯油窯で焼く予定でした大カメを山にあげます。
入るかな…

終了

2009-08-26 23:58:54 | 穴窯
穴窯作品作りが先程終了しました。
窯詰めは3日後です。
作品は乾いていませんが、ま~気合いと愛で何とかなるでしょう。

作品はスペースシャトル・UFOを導入し過去一番変な作品群です。

薪の種類も予定が変わった為、やっぱり志野か!って感じです。
ついでに瀬戸黒・粉引も入れてしまえって感じです。

楽しみですが作品乾燥不足で爆発かもな。

とりあえず一安心です。

盆栽

2009-08-16 01:52:07 | 個展
続き

今回は新型釉薬が3種類導入され、更に粉引は新型化粧土10種類位によるロックグラス又はそば猪口が展示されています。
新型化粧土は只今研究中の為、様々な材料で作られています。
珍しい色合いの粉引もありますのでご覧下さい。

今月いっぱい展示即売しております。

8月12日(水曜日)~31日(月曜日)まで。

ミニ盆器と植木のコラボレーション展

2009-08-12 11:28:53 | 個展
作品展のお知らせ

春にお世話になりました「横文(よこぶん)」さん主催によるミニ盆栽の器と植木のコラボレーション展を下記の日程で開催されます。

出展は北信濃焼・陶窯薔炎彩です。

陶窯薔炎彩は
黒土しのぎ三角盆器(画像)
飴釉しのぎミニ盆器
鼠志野面取りミニ盆器
を展示致します。

同時開催と致しまして小林陶春一門の器も展示致します。

なお期間中、盆器に入っています植木は無料にてセット販売致します。


横文
長野市表参道(中央通り)北野文芸座隣
0262322522
午前10時~6時まで
本日8月12日~31日
期間中無休


HCA企画事務室は年内の販売個展は終了予定でしたが、横文さんの企画に参加させて頂きます。
ミニ盆器展は数年前から作りたかったので、ありがたい企画です。

穴窯はじまります

2009-08-11 00:37:14 | 穴窯
毎年恒例の穴窯が月末よりはじまります。
8月の窯は自分の先生と門下生が窯焚きをします。

今年は雨が多いので心配です。
雨で作品と薪が濡れる事と、低気圧で温度があがらないからです。

作品作りは全くやってません。
今年は作品を作っている時間がないのは解っていましたが…さすがにヤバイ。
しかし盆明けまでは作業できませんし~盆あけたらもっと出来ないような不吉な予感が…。

今週は形に工夫をした作品を穴窯に入れたいなーと思っています(毎年の事ですが)。

今年は薪の一部が通常とは異なる木ですので楽しみです。

なおblogは恒例の窯焚き通信を通常の2倍に拡大して送信します。
既に人生ゲームは借りてきました。初窯以来ですが頑張るぜ。

クラッシック終了

2009-08-10 04:57:49 | classic
過去の個展を紹介したクラッシックシリーズは、先日の美術館個展を最後に全て紹介が終了しました。

個展のみの紹介で、二人展・グループ展は紹介できませんでした。
現在個展回数は30回を超えています。
毎月個展を開催していた時期もありましたが、来年からは薔薇貫個展は1年に1度のペースにしようかと考えています。

二人展では作家さんに大変お世話になりました。
絵画が多かったですね。

青山の二人展では野村先生のお付き合いのある画商さんがみえ、その後銀座の個展にお越しくださり新宿のグループ展が決まりました。

「縁」は大切にしなさいと自分の先生に言われますが、特に二人展では強く感じる言葉です。

二人展は八戸・柏崎・青山・名古屋・多治見・岡部・地元長野県で開催しました。

お世話になった作家の皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

叩き割ってくれた!

2009-08-09 17:51:58 | 薔薇貫入釉
旧技術による薔薇貫作品の整理をしました。

先月完成した新薔薇貫釉による両面薔薇貫入作品を見ていると…旧作を見ているのが辛くなってきました。
新技術の作品は薔薇模様がよりはっきり出ている為です。

なので旧作品、叩き割って捨てました。
車一杯分の不燃物を焼却場に持っていきました。

来年からの薔薇貫個展はより良い作品を少数精鋭で発表していきます。

挨拶

2009-08-04 01:06:22 | classic
クラッシック最後

案内状には作家のコメントも出ています。
学芸員さんのコメントが素晴らし過ぎて、こちらは学がないのがバレバレです。

土に魅せられ、早いもので14年の月日が流れました。
高校時代に作陶を始め、24歳で初個展をさせて頂きました。
以後個展28回・二人展10回、青森県から沖縄県まで創作活動を発表する機会を得、作陶一筋に今日に至っております。
陶芸は工芸の一つでなりますが、他の工芸と異なる事は焼くという行為です。
自然との一体化=自分の思想・感覚を炎によって自然の物質と化かす事が陶芸です。
色彩美を作陶理念の一つにしておりますが、薔薇貫入釉は焼く事によりはじめて生まれる文様です。
薔薇貫入釉は青磁の伝統技法の一つです。伝統とは古くから伝わる技法を中心に、完璧な技の中に美しさを求めています。
それぞれの時代の最高の技術と、その時代の価値観・世界観が年々と積み重なり現代に受け継がれています。
大切な事は積み重なる事です。
この言葉には現代も含まれています。
伝統とは常にその時代の最先端の技と価値観・世界観が重なりあい今に至ります。
薔薇貫入釉を通した土の神秘性。
そして、現代の技術・価値観を取り入れ、古典を超える作品を作る事ができるように日々土に向かっています。

そして東京へ

2009-08-03 21:36:45 | classic
クラッシック続き

お客様から薔薇貫入釉作品をお借りした回顧展は今回が初めてでした。
大変苦労した個展でした。
主催の中野市及び美術館の学芸員・職員の方々には感謝感謝です。

中野市主催でしたのでスムーズに作品をお客様からお借りできたと思います。

作家主催では個展規模も予算も限界がありますので…。

この頃より薔薇貫ホームページも開設され、ホームページトップの画像はこの回顧展ポスター写真です。

回顧展の詳しい内容は当時のblogをご覧下さい。


ホームページが開設され、回顧展が開催され…その両方を見てくださった広尾にあるギャラリー旬さんが、薔薇貫東京初個展の企画してくださいました!!!


続く