薔薇貫入釉 本間友幸の陶記

陶芸家 本間友幸が生み出す陶器=薔薇貫入釉の世界
  

汝窯(じょよう)

2007-12-20 01:34:48 | 青瓷
青磁といっても様々あります。
色だけでも、水色・緑・黄色…が有名ですが更にグルーや薄茶色・白…などがあります。
胎土も磁土と陶土があります。

少し前ですがNHK「美の壷」で青磁特集がありました。
青磁作品の価値の解説をはじめ、いかに作ることが難しいか一般の方にもわかって頂けたかと思います。

青磁は至極の技であり、陶磁器の頂点にたつ焼き物の一つです。

その青磁で最も至極の技は汝窯(汝官窯)の青磁。
北宋時代に20年間だけ焼かれた青磁です。
世界に70点もない青磁だそうです。

汝窯の青磁を全て見る事は100年かけても見れないとされています。
美術館では理由はわかりませんが、めったにお披露目されません。
個人コレクター所有作品も見れません。

自慢ですが、本間は12年間で半分以上作品を見た事があります。
恐らく100年間で見れる作品は全て見ています。
残すは個人コレクター所蔵作品だと思います。

全て見てみたいので、あと200歳生きようと思ってます。