昨年末から開封済ボトルのご紹介が滞っておりましたが、
年も明けたことだし、新たに封切されたボトルもたまってきたので
また出来る限り精力的にご紹介してまいりたいと思います。
新年最初にご紹介するのは私が以前勤めておりました信濃屋食品の
オリジナルボトルです!
「スキーアナハ11年(1996)」 700ml、56%
「スキーアナハ」とは聞き慣れませんが、これは蒸留所名ではなく
「スカイ島にまつわる女神の名」をゲール語で記したものだそうです。
スカイ島といえばタリスカー。
もちろんこのボトルの中身もタリスカーなのですが、蒸留所との契約の
問題でラベルに直接表記することが出来なかったためこのように名付
けたとのことでした。
熟成はリフィルシェリー樽ですが、色合いからしてかなり濃厚。
一樽まるごと買ったようで、記載はありませんがボトル総数は280本
らしいです。
もしっかりと感じられ、飲む前からかなり
のボリュームを感じます。
口当たりの甘みの強さは驚くほど!
ドライ レーズン系の甘みが口中に広が
ります。中盤でややスモーキーさを感じ
始め、そしてフィニッシュに向けて段々
とドライに仕上がっていきます。
個人的な好みとしてはもう少しシェリー樽
の影響が穏やかな方が良いかな。
アルコール度数も高く、重厚な味わいで飲
み応えもバッチリなので、一杯目よりは締
めの一杯にお薦めしたいモルトです。
開栓日:2011年1月7日
ワンショット価格:1,400円