バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

作文教室あれこれ

2018-03-06 12:36:18 | バネ
昼前に気づいた。
冷蔵庫電源入っていない。庫内真っ暗。
コンセント抜けてる?
いや、ぬけていない。抜き差し何度かするが、電源入らない。
ついに壊れましたか。使い始めて10年くらいあるいは10年以上選手か、いずれにせよ新しい代物ではない。

ガックリ。今結構いろいろ入っている。冷凍庫も満杯。どうする。すぐ冷蔵庫買いに行って届くまでの数日間、中身どうする? そもそも家具の隙間にぴっちり入れているこれをどうやって動かす?更にここに入るサイズの新製品あるかな? とりあえず珈琲でも飲んで落ち着くか、とポットに移動するが、そういえばキッチンの自動点灯ランプが付いていないことに気づいた。もしかして、停電? しかし部屋の電気もテレビもさっきから付いたまま。でもエアコンは吹き出し口開いたままで作動していない。
すぐにブレーカーを確認。何も変化ない。
家中チェック。すると電気が付く部屋と付かない部屋がある。同じ部屋でもコンセントが使える場所と使えない場所がある。バネも確認すると、こちらもブラーカー落ちてないけど、半分電気が使えない。
東電に相談すると1時間後に点検にやって来た。
なんでも、外から電気を送る部分のヒューズが切れているとのことでヒューズ交換して一件落着。こちらの問題ではない、東電側の問題ですとの説明。
こうして昼間の数時間バタバタして時を過ごした。

そして今朝。
ノートパソコンを立ち上げメールチェックし、スリープになったので再度ログインしようとしたら、指紋認証の画面が出ない。さっきまでできていたのに。
なんだ、なんだといろいろやるも改善せず、サポートに電話。
指示されるままにいろいろやったら元通りになった。
これにて午前中の数時間が飛ぶ。

いつも通りのことができなくなった数時間の不安と焦り。さらには元通りになったときの安堵感。そして対応してくれた方への感謝。
どちらも当方の問題ではないと思うが、今まで通りのことができる幸福感を再確認させてもらったと思えば、無駄な数時間ではなかったかもしれないけれど、2日連続こんなことに時間取られてしまったことは事実ですね。

今年度のバネ中3生は2月末日で終了した
教室内混雑は緩和され、新しい学年のスタートをゆったりした気持ちで始められる一方で、そこはかとなき空疎感。
そんななか小学4年生から来ていた子のお母さんが、夕方の授業が始まる前に挨拶に訪れた。調度東電の修理が完了し、バネの電気が付いてほっとした頃の来訪だった。
この子は姉妹が卒業した後、勉強ではなく作文を指導してほしいとのことでバネに連れて来られた。
たいていは算数や国語の指導を希望する親御さんが多い中、国語とは言わず「作文」を指定してきた。勉強は見なくても良いのですかと確認すると、「うちの子は作文をみてほしいのです」と作文に絶対的な期待を寄せてきた。
とはいうものの果たして本人は作文に興味あるのだろうか、嫌々通っているのではないだろうか、そんな思いから、その子の顔色を伺いながらの授業だった。

簡単な課題作文からはじめ、週1回の授業で一つ書き上げ、書くことに抵抗がなくなってきた頃全国規模の作文コンクールに応募した。原稿用紙5枚の創作。亡くなった祖父母が登場する心温まるお話。これは残念ながら何の賞も取れなかった。その1年後、5年生の時は原稿用紙20枚の創作に挑戦し、こちらは見事日本一に輝いた。2作目は、少年の成長物語。少年を支える家族、とりわけ母親が印象的なお話で、古き正しき小学生とその家族の様子がえがかれていた。

お母さんとこれまでのことを振り返ると、やはり作文の話になった。

「今でもあの作文読むとどきどきします」
とお母さん。「賞はとらなかったけど、実は私は4年生の時の作文も大好きなんです」とのこと。

また作文教室開こうかと思っている。
一応スケジュールは組んでいる。ひっそりと募集案内にも載せた。でも一切広報していない。
本格的に作文教室再開しようかなと思うものの、授業コマを増やすことに躊躇している。そもそも生徒集まるかどうかわからないし。

「うちの子にとって小学生時代の作文授業、あれはドンピシャリでした」
ドンピシャリとはその子にとって何がどうだったのかあやふやな表現だが、おっしゃりたいことはよくわかる。
子どもの成長にとって作文授業の意義は大きい。作文教室を多くの子どもたちに門戸広げるべきだとは思う。しかしこの思いも経験も今につなげていないのだから、私にとってはドンピシャリとはなっていない。
























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