バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

生きている言葉

2011-01-28 17:47:26 | ライフスタイル
 どういうわけか、この時期いつも髪を切る。年末年始忙しくて美容院に行きそびれて伸び放題になり、さらに冬の乾燥により髪がバサッて感じになるから、そろそろ美容院行かなきゃねってなるの法則だと自己判断。伸びた分だけちょこっと切ってもらえばいいのに、数ヶ月ぶりに行くから、たいてい少し多めに切ることになり、その結果あー切り過ぎちゃったとなる。 どうして美容師さんって多めに切るかなー、っていつも思う。ほんの少しだからねって念押ししておかないと、1ヶ月後だったら調度いいかなって長さになってしまう。それでも最近通っているところは非常に慎重に少しずつ少しずつ鋏をいれる人なので、ほとんど失敗はなかったから今回は油断してしまった。というわけで、要するに切り過ぎちゃったのです。
 こういう時人に会うのはちょっと照れる。他人ってそれほど人のこと見ちゃいないってわかっているけど、人に見られるのに慣れるまでの少しの期間はちょっと照れくさい。そしてやって来た第一バネ生。男子中学生なり。靴脱ぎながら「先生、髪型変えた?」って一言。それ以上の言及はないから、男子って気が楽。
 バネ生はさらりと流し、次の関門は家族。でも男の人って髪型変えても気づかないこともある。しかしこれでチャー何も言わなかったら、すかさず『どんだけー!』って言ってやろう。こういう類の言葉って使いたくないんだけど、この状況にはあまりにもピッタリだから是非使ってみたい。チャーを前にして、どんだけー!って叫んでいる自分をイメージするだけで可笑しさがこみ上げてくる。
 モクレン終えて帰ってきた。気づくかなってキッチンの隙間から様子をうかがっていると、ふと目が合った瞬間、「髪切ったんだ?高校生みたい。」気づいたことはいいことなんだけど、もちろん何も言われないよりはいいけど、ある意味ちょっとがっかり。どんだけーってこのタイミングで使いたおしたかったー。
 さて遅れて女子高生の娘が帰宅。テーブルについても何も言わない。何か気づかないかと促すと、「切ったんだ。ドンマイーって感じ。」
 次はドンマイを使い倒そう。


記憶点検のためのカード

2011-01-27 09:43:24 | バネ
 ある時カードゲーム「神経衰弱」が苦手になったことに気づいた。それは唐突な発見であった。大人になるとトランプで遊ぶ機会すくなくなるから、発見遅れたんですね。こんな言い方するとまるで病気みたいだけど、案外これは脳みその衰退の第一歩であると思うから、この場合発見遅れるという表現でもふさわしいと思います。
 高齢者になると、昔のことはよく覚えているのに直前のことは思い出せないという現象。そんなことってあるのかと思っていたけど,今ならリアルにわかる。これは脳みその表皮が固くなってあるいは全体の水分が抜けて、新しいものが浸透しにくくなっているような感じ。それともう一つ、色々な経験してきた脳は、多少のことにはビックリしなくなって印象に残らないのかもしれないとも考える。
 さてこういう脳の老化とは別物のはずの小中学生の脳みそ。何度繰り返し説明しても,次ぎの日来るとまた解き方忘れているこの現象。どう解釈すればいいの?なんで中に記憶として入っていかないの?まったく覚えていないというわけではない。途中まで説明すると、「あー,思い出した」と言うから記憶の引き出しがぐちゃぐちゃか,脳みそっていう部屋の中が散らかっている状態かな。だからこういう子にはまず、部屋の片付け方から教えないといけない。部屋が整ったら,収納整理にかかる。一緒に分類し引き出しに納める。ようやく整ったとしても、最初はどこに入れたかうまく見つけ出せないから,しばらくは手伝ってあげる。そのうち場所を覚え、なめらかに学習できるようになる。ここまで来るとバネ作成のカードが生きてきます。整理した引き出しの場所をしっかり覚えているか点検作業のためのカードです。だからやみくもにカードだけ勉強していれば合格するって言うわけじゃない。カード学習に到達するまでの時間や労力が必要なんです。
 こうやってその子の進み具合に応じて活用してきたカード。中学生版、改訂中。

犬の事情

2011-01-26 07:10:40 | 川上犬
 バンを連れて土手へ行く。近所チマチマ散歩させるより,土手で延長リード使ってダーって走らせちゃう方が互いにストレスたまらない。
 先日土手を下流側に進んだら放し飼いの犬がいたから、上流へ向かう。車を止めたところで,工事車両を通すための道造成工事しているおじさん二人。風が強く,冷たいから、こんな日は工事中おじさん以外は右にも左にもだれーもいない。外で農作業の人もいない。
 強い向かい風でもも上げして走っても前に進まない。関宿城マラソン大会でこんなことあったね。突風の中,立っているのも大変なほどの風で,草むらに置いた荷物だって飛ばされちゃうような日。行きは追い風,帰りは向かい風。子ども達にバドミントンとマラソンどっちが大変かとレース直後に聞くと,全員マラソンに手を挙げたことを思い出しながら走る。進まない。スローモーションみたいな映像だろうな。それでも1キロほど進んだだろうか。視線を感じて左手土手下をふと見ると、土手中腹に犬が寝そべっていた。じっとこっち見ている。これは完璧野犬。しかも見た目はバン風。あっちの方が一回り大きい。幸いにもバンは逆斜面側で匂いチェックしているから,その存在に気づいていない。イヤーな予感。このまま進むと、また帰り道をあいつにとうせんぼされるぞ。前回と違い全く人気はないだけに、ここは何の躊躇もなく引き返す方法を選んだ。方向を変えようとしたその時、バン風野良犬はすくっと立ち上がると、最短距離の作図の線みたいにまっすぐ土手を上ってこちらに向かって来た。その体には強い意志が感じられる。え?まじ?ここは逃げるしかない。匂いチェックに集中しているバンをひきずるように全力疾走した。追い風でよかった。事情知らないままいっしょに走るバンは「ちょっと待って」って途中気になる匂いで立ち止まろうとしたり、飛び立つ鳥おいかけようとする。この場合バンと事情を共有してしまったら,バンは野犬がわに向かってしまうでしょう。ヤツはバンに似ているだけに,バン過剰反応必至。
 数百メートル走ったからもう大丈夫かなと振り向くと、ヤツもまさかの全力疾走でこっちに向かっている。仕方なくまた疾走開始。冷たい風の中走ったから肩の辺りが痛くなって咳がでてきた。そうこうしているうち工事おじさんの姿が見え少し余裕できたからまた振り向くと,後方をとぼとぼこちらに向かって歩いてくるヤツ。
 なんか用があったのかもしれない。ちょっとかわいそうな感じがしてきたから、車にバンを乗せヤツがいた方に向かうけど、みつからなかった。

鳥の事情,人の事情

2011-01-25 08:01:33 | ガーデニング
 久しぶりに日曜オフ。まだ受験生いるけど、ちょっとだけ休憩をいれることにした。それに今やらなきゃいけないことがあるから。
 それはコナラの枝降ろし。この木は元気がいい。切っても切っても切り口からズンズンと枝が放射状に伸びる。コナラは庭木の落葉樹の中でも最後まで葉をつけている。葉が全て落ちた今こそ,思いっきり伐採しちゃわないといけない。タイミングはずすと新芽をふいてしまう。今回は街路樹の剪定風にバッサリいくことにした。
 脚立を木にかけ,勢い良く端から片付けていった。相変わらずなんだけどバンは脚立の下で穴掘ってる。自分もなんか手伝おうっていうわけですか。枝が垂直にバンの上に落ちては危険だから,切り落とす直前に下を確認。下から切り進み、てっぺんの木を取りかかると木の上から全体が見渡せる。しばらくそこで眺望を眺めた。鳥になった気分。
 下に降りると足の踏み場もないほどの枝の山。コナラの枝はまっすぐだから捨ててしまうのはもったいない。乾燥させて何かに加工しよう。良さそうな枝を見つけながら片付けていると,赤茶色の腹でガングレーの羽の小鳥が近くにやって来た。木の下でじっとしている。バンに見つかると危険だから早くどこかへ行くようにと声かけるのに,こんなに近くに人がいるのにいつまでもじっとしている。「え、切っちゃったの?」と茫然自失風。いい加減そのままではバンに気づかれるから追い払うようにすると,低空飛行で立去って行った。
 小鳥図鑑で確認すると「ジョウビタキ」だと思われる。

これだからやめられない

2011-01-24 12:58:37 | バネ
 毎回おもしろいシーンを体験できるのは,合格発表の日。結果わかったらとにかく電話下さいと伝えてあるので、その時間になると電話がジャンジャン鳴る。電話来ないからおかしいなーって思っていると,直接バネに報告に来てくれる人もいる。やっぱり、できれば直接報告がいいですね。報告に来るときの第一声、そしてその顔面。全身の表情。これらを見ると、また1年バネがんばろうって気になるのです。
 さてそうやって迎えた報告の朝。川間小で練習しているから、ダメなら電話で,合格だったら直接体育館に来るとの約束なので、どっちに転ぶかわからないハラハラの気持ちで外に立って連絡を待つ。一人で待つのは不安なのと、OKだった時の喜びの瞬間を見せてあげようと思い、O川コーチを誘う。と,その時電話が。一瞬,ヤベッ。それは別の受験生のお母さんからの合格報告でした。そして顔を上げると駐車場から親子で歩いてこちらに向かって来るTの姿が。フードかぶってうつむいて歩いて来る。こちらは手を振っているのに,お母さんもうつむいている。Tのヤツ、泣きながら登場。で、なんちゃってー報告なのでした。ありえない!このごにおよんで、合格報告でギャグとる?しかも親子で。
 さっきの電話でTの合格も友人から聞いていたので,知っていたよって言うと、「なんだーっ」て母。合格通知ちゃんと見た?それこそ見間違いかも?小さく不って前についているかもよ。なんちゃってーって書いてあるかもよ、って口早にたたみかけると、書類もう一度見直す母。こういう見間違いする可能性全くなくはない親子だし、母は一瞬ドキッとしたのを見逃さなかったよ。封筒から「ホラーっ」て差し出す紙には確かに合格の二文字がありました。
 とうわけで今年は新パターンの報告劇を体験できたのでした。

あいかわらず空間図形は悩ましい

2011-01-19 11:03:09 | バネ
 水曜日で不燃ゴミの日なのでバックヤードの片付けをした。発泡スチロールが溜まっているから指定ゴミ袋に入れる。かさばる。こんなスカスカ状態で袋1枚使用するのはもったいないし、発泡スチロールのリサイクルってないのかな?と思う。細かく砕いて捨てようかと思うが、袋も,発泡スチロールそのものももったいないから捨てるのをやめた。
 算数、数学ともに今は図形シーズン。展開図、ねじれの位置、空間の対角線、断面図、さらには断面積。どれをとっても女子は苦手。さいころの展開図すら書けない子もいた。かくいう自分も苦手。特に断面図。空間が読めない。だからバネを始めた頃は四苦八苦だった。授業で説明するには箱を切ったりした。でも箱は中が空洞だからわかりにくり。スパンと切れる何か。豆腐とかチーズを活用したこともあるけど,最近は生け花で使うオアシスを重宝している。さてこの発泡スチロール、空間図形学習に使える。とにかく何かに活用してから捨てることにしよう。
 女子脳は点と点を線で結べない。ナビがあるからどこでも自由に行かれるようになったけど,ナビがあっても困ることがある。ショッピングセンターの駐車場等に停めると,一般道に出るまでナビが反応しない。こんなときは駐車場出てからどっちに進むのか全くわからないときがある。とりあえず出ると、あー逆だったとなる。しかしこんなに方向音痴でも、いざとなるとナビに頼らず何とかなるときもあるから不思議。たいていそんなときはピンチの時。焦っているときは,ナビを無視して直感で突き進むと、たいていあっている。論理を排して感覚に頼るという感じ。だから空間図形問題のときは、しのごのいわず、とりあえずエイって線を入れてしまう。「なんでここは垂直なんですか?」って理屈から入ってよくわからないときは,そう見えるからだけでもよいのではないだろうか。いいのかな?
 先日のラスト問題。中学入試の面積問題なのに中学生も誰も解けない。見た目で正解した人にどうしてこうなるのかと聞いたら「たぶんここは三分の一だから。」と答えたので、この正解は却下。やっぱり見た目じゃダメですね。

丸腰の散歩は危険である

2011-01-14 13:24:23 | 川上犬
 最近はまっているのはバンとの土手ラン。
 いつもの場所に車を止め,土手まで駆け上がると後ろから自転車を押しておばさんが上がって来た。競技として自転車を走らせている風の人が多い中,農作業風の年配女性がママチャリで土手に来るのはちょっと?な感じ。どこまで行くのかと聞くと,「この先の公園まで。もっと先の目吹橋まで行く時あるよ。」この先の公園?そんなのあったかな?そんなに遠くないということなので、いつもと逆向きだけど私も公園を目指すことにした。1キロほどバンと走ると、こっちでもラジコン飛ばしている人が数人いた。前方に小さくなって行く自転車のおばさんを追いかけるように更に進むと、土手下の家から犬が2匹飛び出して来た。つながれていない。野犬かも。そういえばこのあたりは野犬が多く,以前バンが子犬だった時にここで追いかけられたことがあったのを思い出した。その時は石を投げつけ追い払い事無きを得た。2匹は吠えたりヒソヒソ相談しているから、そのスキにダーッと走り抜けた。今思うとここを走り抜けたのは失敗だった。
 犬どもは土手を駆け上がって来た。ひたすらバンが通った匂いをチェックしながら、通り過ぎた我々をじっと見ている。そのうち土手を降りて家に戻るだろうと思うのに、その辺りをウロウロしながらずっと土手で仁王立ちしている。完全に我々は二匹によって通せんぼされてしまった。さてどうするか。車に戻らないことには帰れないから、あの立ちはだかる犬どもを突破しないことには帰れない。もうこの先にあるはずの公園とか小さくなってしまった自転車おばさんのことなどどーでもよくなってしまった。とにかくどうやって車に戻るか。
 その時背後からランニングお兄さんがやって来た。あの人と一緒に一気に駆け抜けてしまえば大丈夫かもしれない。しらばっくれて勢いで走り抜けてしまおうかなどと思うが,ほんの少し躊躇しているうちにお兄さんは犬の脇を走り抜けてしまった。犬どもはお兄さんが近づくと脇によけて道を空けてやり、そのままこっちをじっと見ている。ジャンパーのポケットに石を詰めた。遠くまで飛ぶように大きめの石を選んだ。さらにコントロールが利くように手袋を外し左のポケットに詰めた。もう行くしかない。土手を河川敷側に降り,一気に走り抜けることにした。もし何かあってもこの先にラジコンおじさん達がいるから,何かの時はなんとかしてくれるだろう。土手上に犬がすっと姿を現した。まるで戦国時代の絵図。あっちは一気に土手を降りて責めてくるのか。右手に石を握りしめる。犬の真下を通り過ぎる時。「ワン、ワン」と二度吠えた。とりあえず握りしめていた石を投げつけるが、まったく届かなかった。一目散に走り,ラジコンが飛ぶ中も走り抜け、犬の姿が見えなくなったあたりで土手に戻ると前方に停めておいた車が見えた。ポケットに詰めた石ころを捨てながら歩くと,折り返して来たさっきのランニングお兄さんとすれ違った。
 

聞く耳を持つ時

2011-01-14 12:50:53 | バネ
 何度も説明しているのに、「あーそうなんだ。初めて聞いた」って言われることよくある。たいていこう言った子はその時理解できていない。だから何度聞いても,初耳ってことになるのです。それでもめげず機会ある毎に同じ説明繰り返すと、あるときすっと理解して「あー、わかりました。そう言えばこの説明何度も聞いています」と言うようになる。この瞬間が本当にわかった時。こんなことを1問毎にやっているんじゃたまったもんじゃないけど,案外1問突破するとあちこち同時に突破し始める。何度も説明を繰り返さないといけない理解足踏み期は、脳みその踊り場状態なんですね。
 ようやく踊り場での休憩を終え,次ぎの階へ登り始めようとしている子らよ、ダッシュしないと。

バンとランニング

2011-01-13 06:38:32 | 川上犬
 あったかい陽射しの中,バンを車に乗せ土手まで散歩。到着待ちきれないバンは「早く,早く」ってヒャンヒャン鳴きながら足踏み。もういい年なのに、いつまでたっても子どもみたいなんだから。土手に着き散歩というよりダッシュ気味のランニングを1キロくらいした頃,誰もいない遠方河川敷に人影発見。ディレクターチェアーと道具箱がいくつか見える。絵描いているのかな。バンに引っ張られながら近づくと、ラジコンいじっているおじさんであることが判明。近寄るとラジコン飛行を見せていただけた。飛行を見ながらラジコンのことやら犬の話をしばらくした。いつもだったら「まだー」って立ち話に付き合いたがらないバンなのに,脇でじっと待っている。話が一段落し、おじさんがバンに愛想見せると、バンはひょいっとおじさんに飛びついてニコニコしている。バンの頭をなでるおじさん。そこまでは良かったんだけど、おじさんの手はなぜかバンの背中へ。その瞬間「ウワオオ」と怒るバン。いきなりバンの背中に手の乗せるなんて絶対ダメでしょ。おじさん曰く、おじさんの飼い犬は背中なでられるのが大好きだったとのこと。
 犬が産まれたから来て下さいと連絡があったから川上村に向かうと、子犬が数匹ワーッとよって来た。その中でいつまでもまとわりついてきた子犬を選んだ。その後犬育書を手にいろいろ勉強すると、まず犬の選び方として、子犬の背中に手を乗せて確認せよとあった。背中に手を乗せられると反射的に手を噛もうとする犬はアルファシンドロームだから、要するに気が強いから飼いにくいので避けた方が良いとのこと。試しにバンにやってみると、超反射的に手を噛もうとした。いいやつなんだけど、これだけは直らない。いまだについやっちゃう。
 こんな気持ちのいい日に河川敷に弁当持参でのんびりできるっていいねー。しばらく立ち話をしたけど、昼までに家に戻りたかったのでおじさんと別れ車までランニング。


今年最初の通常バネ

2011-01-12 08:06:36 | バネ
 バネ生達、受験が近いからあいかわらず教室は混んでいる。今日は全員席あるかな、などとバクバクするけど、毎日なんとかギリギリセーフ。
 小学生の時間が終わり,中学生がゾクゾク入って来る。それぞれに学年も課題もレベルも異なるので、各自が自主的に学習を始める。
 「今日なにやるんですか?」って声がかかるまで何もしないで待っていたような子達も、「今日、この勉強したいです」と主張してきた。数学であったり,理科であったり。なかには「この問題教えて下さい」と具体的な質問があちらこちらで飛び出す。一つの説明が終わるのを待ち,目を合わせると別の子が次ぎの質問して来るこのタイミング。なかなかよろしい。そして気がつくと,夜9時を過ぎていた。もう時間過ぎているから今日ラスト問ないよと言うと、「あれ,もう時間ですか?」との声があがる。
 みんなの呼吸があった2時間半。いつもこうなら満室でもやりやすい。

行列を極められない

2011-01-11 09:40:52 | ライフスタイル
 みんなが行くだけあって佐野厄除け大師はすごい。
 祈祷してもらうに行列。入口で見たらすぐ順番来そうな感じだったけど,奥で列が蛇行している。これじゃまるでディズニーランド方式。TDLのおかげで大人も子どもも行列に慣れたから,誰も無駄口たたかずじっと並んでいる様は,ある意味これもすごい。今年は元旦から行列参集する機会に恵まれていますね。そういうば先日は車の行列、つまり渋滞にはまってしまいました。前方遥か彼方まで車の列が続いている様子が見える道だけに、さらに成田迎えの時間が迫っているしで、そんな中にじっとしているわけにはいかない。道はどこかにつながっているからとテキトーに迂回しながら進むと,空港通りに出た。これにより一件落着。
 この行列現象とはおもしろいもので、まったく人が並んでいないと並ぶ気になれない。さりとて長蛇だと敬遠したくなる。札幌でラーメン店がひしめくビルに行ったときのこと。どこの暖簾くぐろうかと迷ってしまった。ガラガラの店や長蛇の列ができている店は敬遠。そこで手頃な行列ができている店に並ぶことにした。数えるところ10番目くらいだから少し待てば席に着けそう。列が進み始めるとスッと前の5、6人が列を抜け,お先にどうぞと譲ってくれたのでほとんど待つ事無く席に着けた。ん?と思い観察すると、その集団は別の店で行列に加わっていた。そうだったんだー、と気づいたときはテーブルにラーメンが。
 佐野まで来たからラーメンでもと思うが、どこにしようかやっぱり人の入り具合は気になる。適当に見つけて入った店に、そのあと客がバラバラ入って来たのでなんだか得した気分になってしまう。が、食べ終えた帰り道、もっと良さそうな店発見。あっちのが良かったんじゃないかなどとちょっと口惜しい気持ちになる。買い物した後、同じものを安く売っている店発見したときのような気分。これではキリがない。こんなんだから口コミ情報が貴重なんだけど、これとてサクラであることが多いんだよね。

新年、上を向いて歩こう

2011-01-09 23:45:26 | Badminton
 先日の川間ジュニアの新年会のこと。
 前回コーチの余興で笑いの渦となったので、それに気をよくしてサザエさん第二話を作成。
 第一話はキャスト紹介的な展開で、内容はそっちのけで変装したコーチが登場するだけで大笑い。そこそこのオチだってあったんだけど,ストーリーよりもビジュアルに笑いをとったという感じ。では第二話は。2回目ということもあり同じ笑いはとれないから、ここはひとつドタバタと真面目をからめ、さらにもう一つサプライズをいれた脚本でいくことにした。そして何より、この劇の中にみんなへのメッセージをこめた。
 冬期講習で忙しくなるからと、脚本は数日前にコーチにメールで配信。前回のように前日配信でなかっただけに、それぞれが役作り時間があったのが良かったのか悪かったのか,皆「えー」とか言いながらも、それなりのこだわりの準備でやる気満々で集合した当日朝。第一話のビデオを見てその反省点を今回に活かそうと思っていたけど、結局は「勢い」ですよ、何事も。
 新人Tパパのノリノリ芸、Gコーチののど自慢級の熱唱、Mコーチの変装等。そして皆で歌った「上を向いて歩こう」。
 更に何が良かったって、子ども達の余興が女子チームはちびまる子ちゃんで,男子はドラえもんだったこと。コーチの芸がこうやって子ども達に感化しているんだということ。何度もこの路線で行くと「安易に真似するんじゃない!」って一喝することになりそうだけど,今回はOKということで。

プラスαに力を入れる

2011-01-07 09:08:38 | Badminton
 冬期講習にあけくれているけれど,いつのまにか巷は通常の生活を取り戻しているようです。溜まっていた要件をまとめて済まそうと,銀行、市役所、公民館と回ると,何事もなかったかのように業務が行われている。かろうじてこの間まで正月だったことを証明してくれるのは、辻辻で新年の挨拶が儀礼的に行われていること。
 そんな正月気分が幻になりつつある頃,川間ジュニアの新年会が行われます。結構これが大事な行事。子ども達はここで余興を披露します。たかがバドミントンの集まりで,全員が揃うのは週に1回あるかないか。そんな集団でも、それなりに準備して芸を披露することになるのです。川間ジュニア当初は、たいてい子ども達は恥ずかしそうになぞなぞか歌を披露。それが少し発展して体力系へ。1分間に腕立て何回できるか的な。これを更にビジュアル系に発展させ「二人羽織」。これはしばらく男子が好んで採用していたけど、準備はお母さん,演じるのは指名された観客と言うあまりにも他力本願かつ安易な選択が続いたので、これにより二人羽織は封印。2年ほど前から男子は芸に磨きがかかり、コントを披露。がんばって練習した様子が伺えるようになって来たので、それなりにチームの成熟を感じるのです。
 バドミントンとは関係ないこと。こういうことに懸命になる。案外そういう子が結果をだしたりするのです。今年はどんな芸が披露されるのか。コーチもそれなりに準備中ですから。

 
 強風に怯え家に上がり込んだバン。安心したらとにかく眠いのです。

元旦を満喫

2011-01-03 00:13:33 | 別所温泉
 元旦、10時頃家を出てまずは別所神社へ行く。この神社は縁結びの神様とのことでその手のおみくじとかお守りが並べられていたけど,この筋は今のところとんと感心ないので、お神酒をいただき,無料の絵馬にメッセージを書き込むまでにしておいた。ここの舞台からの眺めは最高。景色を切りとった絵のよう。できることなら近くの木がなければ、浅間や烏帽子岳まで見渡せるのだけど、眺望のために不自然に木に手をいれないのはそれはそれで良いことでしょう。別所神社をでて保育園前を通り北向観音へ。石段入口でスッと自然な形で参拝の行列に合流してしまったけど、石段を下りてからお賽銭あげるまでに30分はかかった。こうやって並んで待たされるからこそご利益があるっていうのかもしれない。参道は一方通行にしているから道幅一杯に広がって無秩序にぎゅう詰めに並びがちなのに、道幅の半分を通路として空け横4人に整然と並ぶこの様は,ド日本人な長野県人なのです。さてそうやって参拝を終え,行列を逆流する形で戻ると、やはりどこまでも横4人を守って延々と続いている。元旦とはいえ午前10時頃でこんなに行列できるのはめずらしいですね。これまともに下から並んでいたら参拝に2時間かかったことでしょう。
 参拝後に近くの温泉「大師湯」に飛び入り入湯しようかと一瞬迷うが,ここで湯にはいるとさすがに湯冷めしそうなのでを一旦帰宅。午後2時に開く「あいそめの湯」へ行くことにした。元旦なのにすいてる。休憩所もガラガラ。元旦の温泉に人が少ないって意外なこの状況、すっごいラッキー。外は参拝客の車の列が延々と続き,駐車場は満車状態。これじゃ参拝することも温泉入ることもできず、とりあえず皆さん車中監禁状態ということなのですね。この上ないゆったりを満喫できた2011年元旦。