バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

高校入試を終えて、バネ一休み

2024-03-07 11:18:53 | 学習教室バネ
最後まで諦めないで、なんて言い古されたありきたりな表現だけど、実を伴うと、とても重い。

今年も受験生と共にその実を求めて過ごした。
1.2月はずーっと授業だった。土日祭日、朝から夜まで。
5教科の予想問題を入試形式で何度もやった。
点数の記録を取ると、少しずつ上がっていくのがわかる。受験生達はその変遷を励みに最後まで乗り切った。
明日は受験という日の残り15分。何か気の利いたことを言うよりも少し神がかったことをしてみようと思い、
「明日の問題あてるから。ここが出る」
などと言い、プリント1枚出した。それは全くのヤマカンではなく、過去問や出題傾向から判断したものだが、「これやればいいんだね」と溺れる者は藁をもつかむ心境の受験生達はカツカツと問題を解き、答え合わせし、それが最後のエールとなり送り出した。
結果を言うと、その問題が大当たりだったのだが。

合格発表の日。
連絡を待つ。
「先生、受かりました-」
この瞬間のために、塾やっていると言っても過言ではない。
全員から合格の連絡もらい、ぽかぽか陽気の清水公園へブランを連れて出かけた。
公園内は犬連れが多く、フレンドリーなワンちゃんと飼い主としばし談笑し、時間を気にすることなくゆったりと散歩した。

自宅で塾を始めて28年。
「先生がみんなに暗算勝てなくなったら塾辞めるから」と生徒達に公言しているように、それなりにぼんやりしてくるまで続けるつもり。
4月からまたどんなドラマがあるのか。
新規入塾生の顔を思う浮かべて学習計画を立てながら、「受かりました」の弾む声を聞く日を楽しみにして1年を過ごそう。

春期講習、暗算からのスタート

2023-03-28 17:42:51 | 学習教室バネ
3月長期バネは休講していたので、昨日は久しぶりの授業でした。
まず、受験終えた中3生、顔見せに登場。
その脇をすり抜けるように、春期講習に参加する中学生入室。
本当はせっかくきた卒業生とゆっくり話したかったけど、慌ただしく授業スタートするのでした。

1週間くらい休講した後は頭が冴えない。回転が遅くなり、言葉が上手く出なかったり、文字がスラスラ書けなかったりする。
なかでも長期オフの影響を顕著に受けるのは、計算力。

1週間オフでそうなんだから、今回みたいに26日間も休んでどうなるのか。
ということで、春期講習スタートは、全員で暗算。
あまりのあるわり算42問。
制限時間3分。

「先生が小中学生に暗算勝てなくなったら、バネやめるわ」
と常日頃言っている。今回は負けるかもしれない。

最初の一問。
まずい、数字がでない。
頭ギシギシする。
2問、3問とまごついているうちに、4問目あたりからリズムが出てきた。
ほい、ほい、ほいと直感で進め、90秒で終了。
この時点で皆はまだ半分程度。
良かった、まだ負けない。

こんなもんへのカッパと鼻息荒く授業スタート。
しかし、やはり全てが順調というわけにはいかなかった。
ホワイトボードに文字が上手く書けない。
板書見えやすいようにと体を横にしながら書くし、ボードマーカーだから文字が滑る。
それにしても、字が汚い。丁寧に書けない。画数多い字はぐるっと丸めて書いてしまう。
書くことにイラッとする。
板書の方がリハビリハードル高し。
そう言えば、普段もあまり文字書いていないかもしれない。
自分で直接書かないと覚えないよ! って子ども達に言っているのに、そうだ自分もあまり書いていない。

新年度から気分新たに、紙の手帳使おうかな。
メモ書きとして。


対面型オンライン授業

2022-08-09 06:43:20 | 学習教室バネ
鍵盤断裂手術終え、ようやく10週が経った。
3ヶ月間は黒板に字を書いてはいけない、小さいペットボトル以上の重さのものを持ってはいけない、等と言われていたから、3ヶ月が完治の目安かと思うとそうではなく、
3ヶ月経てば再断裂の危険が少なくなるのだという。
とりあえずあと2週で3ヶ月。

とはいえ、つい右手使ってしまう。
左に荷物を持ち、玄関ドアを右手で開ける。
少しひねりながら手前に引く。この動きは肩に来る。
車のドアも同じ。ひねりながら力を入れる動作はあやゆい。

できるだけ無理な動きをしないで3ヶ月乗り切ろうとここまで来たが、危ない時もあった。
それは黒板。
どうしても書いて説明したい。
術後4週の頃。右手は肩まで上げられるからできそうだと板書説明した。3日続けて。
その後不穏な痛みが続き、板書は絶対ダメだと判明した。

「この時期に黒板書くなんてとんでもない。また切れたら何のために手術したかわからないでしょ!!!」
と医者に激怒され、
「左手で書きなさい」との指示。

この際左手使える用にトレーニングすっかと左手書きに何度かチャレンジしたけど、話しながらスラスラ書くには到底至らず、イライラが募るだけで断念した。
それならと、机に広げたノートに書くことはできるのだからオンライン授業の時のように手元をカメラに写し、各自スマホを見ながら学習することにした。
ハウリングを避ける為に、全員がミュートにして。

対面型オンライン授業初日。
「先生、ギガ使っちゃいます。ママに怒られます。」
教室内Wi-Fi使える様に変えると、
「先生、スマホ充電してくるの忘れました。」
なんて日もありながらなんとか夏期講習2クール最終日。

肩180度上がるし、いけそう、大丈夫そうと。久しぶりに板書した。
ひねりが入ると危険なので、腕を左右に動かさないで書けるよう小さめの文字で体移動しながら書く。これならストレスフリー。
説明しながらジャンジャン書ける。
体に隠れた板書が見えないと子ども達が身をくねらせている。
前回はそうならないようにこちらが身を反らせて書いたのがいけなかった。
今回は同じミスはしない。子ども達がよく見えないことは承知で書き続け、「さぁ、写して」と脇によると、
「先生、眼鏡忘れてきたから全く見えません」
だって。

これじゃドリフのコントじゃん。
等とやりながらあと10日で3ヶ月が経つ。
「あー、あの時黒板書けなくて不便だったけど、色々工夫したよね」
と後に笑い話となり、想い出を共有できるかな。


部活万歳

2022-07-27 16:05:31 | 学習教室バネ
バネの朝自習で小学生の夏休み読書感想文のお手伝いをするにあたり、各自が選んだ課題図書を借りて読む。
小学生の読み物だからたいした時間かけずに読破できる。
それに、自分では選ばない本を読む機会に恵まれるから、それはそれで楽しい。

子ども対象の物語良書は、「チャレンジ、克服、成長」が3点セットになり、大人だってワクワクしながら読み、主人公と共に達成感を得ることができる。
「読書感想文きらい」とか「何書いて良いかわからない」って子多いが、まずは「あーおもしろかった」とか「どきどきした」、「ほっとした」等と心が動けばそれで十分だと思う。
でもそこから一歩進んで、その気持ちを言葉にまとめることができれば更に思いは深まるから、そこで感想文書きましょうとなり、そもそも本読む機会を作るために宿題にするのです。
自分も小学生の時、そう理解して感想文書いていた訳ではない。
大人になってわかること多いね。

部活動はまさにこれ。
「チャレンジ、克服、成長」の3点セット。
大人になってわかる、その成果。

毎週通っている肩リハビリの担当に高校時代の部活を尋ねると、
「朝5時から夜10時まで、あんなにきついことはなかった。でもおもしろかった。」「実家帰るのはチームメイトに会うため」
日頃言葉少ない青年が、部活ネタを振ったら饒舌に話してくれた。

インハイTVでバドミントンを観戦した。
ここにもいるよ。青春ど真ん中が。

指先トレーニング

2022-03-26 13:04:22 | 学習教室バネ
バネ入塾説明や三者面談の折に繰り返し伝えていることがある。
それは、
「文房具にはこだわりましょう」
特に筆記用具は書きやすいものを意識して選ぶようにと。
100円ショップで安易に買うのではなく、良いものを買うようにと。
さすがに毎回言っているので,キティちゃんなんかがジャラッってなる、余計なものが付いたシャーペン使う子はいなくなりましたね。
以前はいました。観光地土産のキャラシャーペン使っている子。字を書く度に手にキティちゃんがあたる。
芯も薄い子が多かった。
大げさだけど、書く度くらいに芯が折れる。これってストレスでしょと指摘しないと、意外とこだわらず無頓着に使いにくい筆記具使い続けている。
最近は芯は軟らかく濃い目を推奨し、実際に先生愛用の1.3㎜ 2Bのシャーペンを試し書きしてもらいながら持ち物説明するから、小学生は皆1.3㎜使うようになっています。
近所のホームセンター文具コーナーに行くと、1.3㎜シャーペンだけ欠品しているから、先日の三者面談後皆さんこちらでお買い求めでしたね。

さて問題はというと、先生推奨1.3㎜ 2Bですが、あくまでもこれは私の筆記用途と筆圧にあっているのです。その子に合っているとは限りません。
近年子ども達の筆圧が弱くなったので、学校指定の鉛筆が2B,4Bと濃くなり、さらには6B指定となっているそうですが、1.3㎜シャーペン推奨してから、文字が薄くて読みにくい子はいなくなりました。
しかし皆が皆筆圧が弱いのではなく、強すぎる子もいます。
その筆圧強しが右にならえで1.3㎜使ったらどうなるか。
真っ黒です。
大抵筆圧強い子は、小さい文字も書けないし消しゴムも上手く使えない。
だからノートもテキストも、手も、机も真っ黒です。
ちょうど良いが指先でコントロールできないのです。

小3用の教材に、指定されたマスに色を塗るというのがあります
2022年春期講習では新4年生から6年生対象に、マスを鉛筆で塗りつぶしてもらいました。
ミッションは、はみ出さないように、ムラがないように2分以内できれいに塗ること。
「ぼく、こういうの苦手なんだよな」
とか言いながら塗り終え手をブルンブルンしている。


これで終わりと思いきや、次は全てきれいに消すこと。

紙がよれたり破れたりしないように丁寧にしかも素早く、1分以内で消すように。
小学生のいいところは、塗ったものを消すという徒労の作業に文句も言わず懸命に取り組んでくれるところ。
こうして自然と消しゴムを小さく動かしながらコシコシと消すことができました。



帰る際、机の上の消しゴムのカスをこのプリントに乗せてまとめて、ゴミ箱に捨てるようにというと、
「この紙、持ち帰ります」
だって。
しなやかな子ども達よ。いい子だね。

満面の笑顔で万歳を。

2021-06-24 12:43:05 | 学習教室バネ
バネ通信 7月号コラムより
バネ生配布前ですが、先に載せちゃいます。
ちょっと不安が心の片隅にあるから、そんな気分を吹き飛ばせ!って一気に書きました。

■バネの卓上カレンダー、7月号は東京オリンピックです。
これを作ったのは昨年晩秋。7月ならコロナ終息して晴れがましい気持ちでオリンピックを迎えているだろうとの期待を込めてイラスト描きました。
だからブランも両手を挙げ、満面の笑顔です。
開幕までにあと1ヶ月に迫った今、こんな気分で迎えるなんて。なんとかワクチン打って安心したいけど、それだって安心材料なのかもわからない。実に不透明な時代です。

■こんな未来が見えない時代でも、やるべき時にやることは、やる!です。
ノストラダムスの大予言って知っていますか?
1999年7月に世界が滅びるという予言です。中学生の時にこんな予言が巷を賑わし、多感な時期だったこともあり私はまんまと世紀末思想に陥りました。
その不安をツラツラ学習記録ノートに記して提出すると、
「そんな馬鹿なこと考える時間があったら、勉強しなさい」と書かれました。
大人ってどうしてこうなんだろう、とやるせない思いで受け止めましたが、今なら私も同じことを中学生に言うでしょう。
しかしもう少し言葉を足して。

■もし私があの時、どうせ世界は終わるのだからと勉強するのをやめていたら。
努力することをやめていたら。
結局世界滅亡の日は訪れず、1999年は終わり、今頃は学習しないまま大人になった惨めな自分が残っていたことでしょう。

■だから小中学生の皆さん。どんな時代でも学習しましょう。もし明日あなたが死ぬと言われても、学習しましょう。ブランが満面の笑顔で両手を挙げているように、未来を疑わず全力で。

皆既月食の日

2021-05-26 12:31:21 | 学習教室バネ
今日は皆既月食の日。

そうだ、バネの卓上カレンダー作ろう!
どうせならブランシリーズのイラスト付けよう!
と作成した5月分。

ブランが地球に自分の影映そうとして背伸びしてる、っていうイラスト。

もしブランが人間の子どもだったらこんな感じかな?シリーズで12ヶ月分描きました。



むかーし、その昔
青函トンネルが開通した時、「トンネル通るとき魚が泳いでいるの見えるよ」と甥っ子に話したことがあります。
「すっごーい」
「すごいね」
とのやりとりを否定することなく笑って聞いていたご両親。

バネでも小学生にこういったお話します。
最近は先生のちょっとした表情とか口調で「それウソだよね」って気づく子いるけど、なかには本気にする子もいるかも?

これまた昔の話。
小学生引率して北海道の大会参加するとき、小遣いは自己管理してもらおうと人数分の小遣い帳を買いました。
そして渡すとき、
「これから飛行機に乗るから、これはパスポートだから大事だよ」

小遣い帳を大事にするというよりも、北海道に行くにはパスポートが必要だとしっかり記憶にインプットした子がいて、それを苦々しくなのか微笑ましくなのか正しくはわかりませんが、
「そうか、そうか」
と笑って聞いていた家族がいたそうです。

今日月に向かって背伸びしてくれる小学生がいるかどうか、ですね。

換気の見える化

2021-05-23 16:03:33 | 学習教室バネ
1年前の今頃バネはオンライン学習だった。
7月は長野に滞在していたこともあり、7月いっぱい長野からオンラインで授業していた。
8月から教室で対面授業始めた。
最初は生徒間の距離の取り方、消毒は、換気はと試行錯誤し、ジアイーノ導入し「本当にこれで大丈夫なのか?」と一抹の不安を抱えてのスタートだった。
その後マスク着用、消毒徹底の他に換気が重要とわかってきた。
じゃ、換気だと換気扇付け窓開けると、冬場は寒い!
寒くてたまらない。
換気が重要なのはわかったけれど、どれだけ換気すべきなのかを数値で知るためにCo2 検知器置いた。
どうやら数値1000以内ならクリーンな空気らしい。

びっくりしたのは、ファンヒーター付けると無人でもマックス5000になること。
最初、これ不良品?と思ったけど、リビングで試してもファンヒーターついていると5000たたき出してしまう。
ファンヒータ付けたまま換気扇付けて窓少し開けると1500くらいに落ちる。
エアコンだと数値上がらない。
ファンヒーター無しなら教室内8人くらい居ても、換気扇付けておけば窓開けなくても500程度になる。
換気扇の効果はかなり高いことがわかった。
これまでほとんど作動させることのなかった換気扇だけど、教室ミニキッチンに付けて置いて良かった。
こうやって寒さと換気のバランスとりながら冬を越した。

さて初夏のような気温の今日。
エアコン付け、換気扇、扇風機、窓開け併用、在室5名で484。



これからグッと暑くなってきたら窓開けなしで、エアコン+換気扇で大丈夫だろう。

こんな風にコロナウィスルが数値で見える化できれば良いのにね。

何時代を生きる? バネ通信1月号より

2021-01-08 16:10:32 | 学習教室バネ
毎月バネ生に配布するコラムを掲載します。

【バネ1月号から】
■新年あけましておめでとうございます。コロナで明ける年となりました。
共通の敵がいると皆の結束高まるものですが、ウイルスという目に見えない敵だけに、人類が皆力を合わせ心一つにして立ち向かうと言う結束感に欠けているように思います。
常勝強豪校に対し「打倒○○校!」などのスローガンでチームがまとまるように、わかりやすいスローガンを政府が打ち立てて欲しいと切に願います。
お願いとか協力してと言う文言では弱い!「○○校に、勝って下さい」でやる気高まりますか?

 さて、本日夕方政府が緊急事態宣言詳細発表と言っておりますが、その数時間前にこのお知らせ文作っております。
1/7夕刻からの授業で配布するからです。政府がどのようなスローガンを打ち立ててくれるのか見届けてからバネの出方を決めたいのですが、タイミングがあいません。
よって今、このお知らせを作っている段階では、1/7は予定通り授業を行います。そして週末の休みを挟み、1月の対応を検討します。

 今日のことが今決められない。こんな時代を生きているのですね。

 歴史学習するにあたり、西暦、世紀、元号等で時期を表記しますが、もう一つの表記に時代区分があります。
 時代区分とは、政治の中心地によって分ける、例えば奈良時代や鎌倉時代等です。もう一つは、社会の仕組みの特徴によって一つの時代に見立てる、例えば戦国時代、南北朝時代です。社会情勢俯瞰し後付けしてネーミングするのですが、今は後生に何時代と呼ばれるようになるのでしょうか?「感染症時代」と一区切りされることのないよう、早々にコロナ収束して欲しいです。

 話は飛びますが、先日中学生と歴史学習をしていてふと思いました。22世紀まで後何年?
 22世紀は2101年からですから、あと80年です。
 ということは、なんと今バネに来ている小中学生のうち何人かは22世紀を体験できる!ということです。
 当たり前のことですが、大発見した気分になりました。今接している子達が、二つの世紀をまたいで生きるというダイナミックなイメージ。

 小中学生よ、目の前の小さなウイルスに翻弄されるのではなく、今から続く22世紀の未来に夢を描こうではありませんか。

バネ 1月カレンダー

2021-01-01 15:05:44 | 学習教室バネ
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
昨年末に生徒達に配ったバネ卓上カレンダー。
今日から皆さん使っているかな?

ブランが小学生だったら、というもしもシリーズで12ヶ月のイラストを描きました。
1月はブランの書き初めです。
ちなみにブランは左利きです。




冬休みの宿題で書き初めあるよね。
先日の冬期講習で小学生に宿題は書き初めかな?と聞いたら、「ない」とのことでした。
本当かな?
間違えていないかな?
じゃ何が宿題なのかときくと、「なわとび毎日五分間やること」だって言うので、
じゃこの休憩時間中に今日の宿題やっちゃおう!とテラスで小学生がなわとび始めると。
子どものぴょんぴょん動きにテンション上がったブランが飛びついてしまい、ひっくり返りそうになり、これにて1分なわとびにて終了となるのでした。

さて書き初めです。
ブランは「必」という文字を書いています。
この字は書き順が難しい。
バネでは「そしは」と教えます。カタカナの「ソ」、ひらがなの「し」、カタカナの「ハ」と書くと正しい書き順になります。

これは漢字クイズ「合体漢字」の一例です。
書き順通り崩しているからね、「そしは」と書いて漢字1文字作ってね、と言うと皆あーでもない、こーでもないと騒ぎだし。
「先生、ヒント!」
「何画の字?」
「何年生の字?」
とじわりじわりとヒントもらいながら正解ににじり寄っていきます。

授業残り5分でラスト問と称して一問出題し、できた人から退出!とする、『ラスト問タイム』
終わり時間が近づくと、
「今日ラスト問ありますか?」
とか
「先生、合体漢字出して!」
とラスト問に合体漢字リクエストかかることが多いです。


「そしは」はこれまで誰もノーヒントで解けていません。

バネの卓上カレンダー2021年版

2020-12-10 13:48:38 | 学習教室バネ
知人宅へのサプライズ手土産にしようと、市販のカレンダーキットに池田輝作品をはめ込んで2021年卓上カレンダー作りました。
これが好評いただきまして、それでは皆さんへのプレゼントとしてまとまった数作ってみようと思い、いろいろ模索しました。

先のカレンダーキットを使うのであれば、手間とコストの問題が…。
数百という数作るには現実的ではないということで。
ネット印刷や町の印刷屋さんを検討したけど、あまり自由度がなく、思うようなイメージにならない。
じゃ、うちのレーザープリンターで作ろうとなり、それに対応できる紙、ケース、保存袋、これらを探しお試し購入し、そこそこ納得いくラインで全て買いそろえることができました。

さて、まずはギャラリー輝バージョンを作成。
次はNPO会員グッズ用に作成。
そして、次は。
学習教室バネ用。
生徒達へのクリスマスプレゼントにしよう!

これがおもしろい。なにがって、作る過程が。
1月から12月まで、バネ関連時節イベントをブランで表現したのです。
もしブランが人間の子どもなら、こんなことするでしょうとほくそ笑みながら、人らしく犬らしい体の動きをイラストにしていく作業が楽しい。文字や季節の色合わせも楽しい。
面白さを倍加させたのは、これを受け取った子ども達が喜ぶだろうとの期待感。



今週はプレゼントお渡し週間。
ぼちぼち子ども達に渡っています。
家でお父さんやお母さんとも一緒に楽しんでもらえれば、いいな。