バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

片づけもトレーニングのうち

2009-08-27 18:14:19 | Badminton
 夏休み中入れていた朝練が終わった。やると自分で言って予定組んだものの、結構タイトなスケジュールになってしまい、自分としては「自殺行為」だった。だけに、どうせやるなら気持ちよくやりたいんだと初日に子ども達と話した。ダラダラ集まるのではなく、定刻にスッキリ集合整列してほしい。片づけは全員で走ってキビキビと終え、予定通りに体育館を出たい。口に出して言わなければ伝わらないと思うから、こうしたいと最初に言ってみた。
 最後の片づけ。コートやシャトル片づけだけでなく、パイプ椅子をステージの下に仕舞ったり、カーテン開けまで完璧に小学生だけで、それも10分以内でやるように言った。最初は全然できなかった。みんな急ごうとしない。半分以上は、誰かがやるのを待ってさぼっている。1人でできる仕事に3人くらいで固まっている。だから0点。その翌日は、片づけはだいぶ手際よくなった。それでもまだだめ。重いものを小さい子が運んでいる。適材適所で働いていない。よって65点。そして最終日の本日朝。
 終了10分前に「片づけー」と言うと、バーッと子ども達が散る。そして最後の体操と円陣を終えて整列したときにはあと2分残していた。なかなかやるジャン、小学生。「今日は何点?」って嬉々としているのが約1名。シャトルゴミをいくつか残してしまったので、95点くらいかな。でもこの成長ぶりはすごい。ご褒美に女子にはミルキー、男子にはアンパンマングミ、一つだけバイキンマンバージョン混在を渡す。順番に配ったのに、ズバリ、バイキンマンはテツにいく。偶然っておもしろいね。

土に生きる作家

2009-08-26 11:26:48 | バネ
 好きなことをやる。こうやって生活できれば最高なんだけど、なんだかんだいって、結構その通りにしているかもしれない。好きなモノを引き寄せて、あるいは好きなモノのために、その段取りとして何かをこなしている。がまんとか、苦労とかは、究極には好きなことをやるためにあるということを忘れない限りは、全ては好きなことにつながっている、と思う。
 そんな思いに満たされてしまうのは、常田健さんの画集を見ているとき。この方は、本当に絵を描くこと、というより「生きる」ことが好きなんだなぁと思う。実家に行き、ホイと本棚から抜き出して以来、この画集はいつも近くに置いている。
 朝練入れて、朝から晩まで夏期講習が続くと、愚痴のひとつ、どころか「ツカレタ」の連発になってしまうが、ほんの少しの休憩時間、常田さんの絵を見る。いいねー、この絵、この生き方。

ただいまリハビリ中

2009-08-25 07:01:59 | バネ
 しばらく大会、合宿でOFFにしていたバネを再開。
 授業やっていると、小中学生の勉強内容は、通常の生活では使わないパーツへの働きかけが大きいことを実感。暗算も文章読解も、ホワイトボードに文字を書くことすらも、しばらく離れていたら少しギシギシいっている。朝9時の授業では英語のロレツがまわらず、ようやく昼過ぎの計算教室で緩やかにアップし、午後2時の中3クラスに入る頃に油がのってきた。
 家をしばらくあけると、もっとリハビリ期間が必要となるのは、家事。特に料理。上げ膳据え膳の生活送っていると、「何作ろう」と冷蔵庫開けてため息をつくことになる。子供の頃描かれていた未来の生活では、食べたいメニューボタンを押すと、できたてのものが出てきた。冷凍食品をチーンすることで、当時のイメージは実現化されているわけだけど、子供ながらに思ったのは、片付けはどうするんだろう。チーンの手軽さでゴミの始末はできない。朝練に行っていたために、週2回の燃えるゴミ出しをしそびれる。どんなに便利になっても、結局家事は毎日のことで、それなりに手がかかるということです。

関ブロ観戦記

2009-08-22 18:59:45 | Badminton
 来年の千葉国体のリハーサルを兼ねて、関宿体育館で国体関東ブロック予選が行われたので、本日は特別にジュニア抜けだし応援行ってきました。本番は当然こんな訳にはいかないけど、駐車場も観客席もすいていて、観戦するにはいい環境。
 信州合宿から帰ってきて、ジュニアはシングルスとダブルスで会場分けて練習してきたけど、ここ数日やってきたシングルス練習のお手本が間近で見られるから、とにかく練習終わったらすぐ試合見に来るように連絡したけど、すっ飛んできたジュニアは3名のみ。強制はしないけど、見るのもいい練習なんだけどね。そのなかの一人に、差し入れのゼリーを控え室まで届けるように頼むと、渡されたビニール袋の中にスプーンあるかどうか確認してから走っていくあたり。さすが、この気配り上手!
 暑い中、チーバ君愛嬌ふりまいていたけど、いつもより少し背ちぢんでいない?
 試合に気が入りすぎて、写真撮るの忘れてしまった。

やはりバンがいい

2009-08-22 18:43:01 | 川上犬
 「夏休みにうちで何日寝た?」なんて会話が飛び交うくらい、大会、遠征、合宿と続いている高校生達。それにあわせて動くお母さん達もそれなりに家をあけるわけですが、もっと不在率が高かったのはP-さんちのお犬様のようです。前泊し、さらに飼い主さんの迎えの都合に幅を持たせ後泊するので、夏休みに入って4日くらいしか家で寝ていないと、なかなかハードな生活。
 かくいうバンも、今年は信州合宿に同行したのでした。長野で野山を駆け回り少しはリフレーッシュだなんて思うのは人間の都合で、家を離れた不安で自然を満喫するゆとりはなく、車の長旅にぐったりし、慣れない場所に終始落ち着きなく、やっぱり家がいいバンなのでした。
 帰り途中軽井沢のアウトレットに寄ったけど、平日でもすごい人混み。駐車場からショッピングセンターあたりにいる人、人、人。その中に点在するようにいる、通常より高い割合で遭遇する犬連れ。それも皆ぬいぐるみ系の犬。たいていチョコンと腕に抱かれていたり、チョロチョロ歩いている。バンみたいにハッハッしているのは、まずいない。犬の中の犬はバンのみ。店が気取っていると歩いている人も気取っているんだけど、犬まで気取ることないじゃんと思うけど、場をよまないバンはある意味愛らしくもあります。本来の「犬」が好きと思われる人は、そんなバンに興味を示し、なかには「いい犬ですね」って言ってくれる人もいるのです。
 ああいう空間はディズニーランドと同じで、そこは隅々まで作られた世界であって、人々は何かに憑かれたかのようになってしまうのですね。そこでバンがいつもの声で「ワン、ワン」とやると皆正気に戻り、惜しげもなく消費してしまった自分に気づく、なーんてイメージしそうなので、早々に退散したい空間です。この空間に同化できなかったのはバンだけでなく、男子軍団。どこにどう身を置いていいのかわからず、ただ集団で彷徨っている様はある意味、『いいやつ』達だったかもしれない。

 
 信州国際音楽村にて こんな景色見せてあげたいと思ってしまう場所



 

夏合宿日和

2009-08-19 09:50:37 | Badminton
 第23回信州夏合宿で恒例となったBBQの日。卒業して20年も経つOBがやってきたりして、まさに20年ひと昔ですね。高校生の頃あまり目立たない子だったけど、このBBQで火おこし頼んだら急に生き生きして、それから存在感が大きくなったんだよね。態度も体も2倍くらいに成長してやってきたので、なかなか煮立たないカレー鍋の火おこしをお任せすると、やはりさすがOB。
 20年の間に、脇の木もこんなに成長しました。東屋に覆いかぶさるような木の肌に悪戦苦闘しながら上りきった少年。この子も20年後に倍くらいになって戻ってくるのでしょうか。

 
 1年生は準備隊

バンの沐浴

2009-08-13 20:31:20 | 川上犬
 やっとスッカーンと暑い日になったので、バンを外で洗った。ジャバジャバ水かけると、もうしょんぼりしちゃって、とにかく早く終わって欲しいと身を小さくして待つだけのバン。ほぼ洗い終え、作業が終盤になると急にシャンとしはじめ、ブラッシングを終え放すと一目散にダーッと庭を走り回り、これ見よがしに土の部分に体中こすりつけて戻ってくる。「なんか、文句ある」って挑戦的な態度で立ちはだかるその顔面は、瞳が見いだせないくらい、茶色。体中みごとに土まみれ。
 日本犬はたいてい水が嫌いらしい。そんなことにならないように社会化期にやさしくお風呂トレーニングしたけど、1回目から水は怖がっていた。バンとなかよく風呂はいるなんて、あり得ない!


コインランドリー事件

2009-08-11 21:09:03 | ライフスタイル
 台風直撃が予想されたので、昨晩のうちに朝練中止を決め連絡回しておいた。だから少しゆっくり寝ていても良かったのだけど、緊急地震速報で目が覚めた。これから大きな地震がやってくることを告げられても結局何もせず、二階で寝ている娘をどうするか、外にいるバンどうするか、なんて頭の中だけ右往左往しているうちに、各地の震度速報が流れたから、地震は終わったことがわかった。結局、自分としてはわさわさしていたから揺れを感じなかった。
 せっかく中止にしたものの、台風の影響はほとんどなく、朝練やっても良かったかなと思いながら早めの時間にコインランドリーへ。いつもの乾燥機は空いていないので、洗濯乾燥がセットになっているので乾燥だけする。一旦家に戻るとすぐに、コインランドリーから自動配信メールが。トラブルのため運転中断しているとのお知らせ。「なぬっ」と駆けつけても、途中でレバーが開かないタイプだから時間になるまで洗濯物取り出せない。回転はしているけど、温風は出ていなかったそうで、ほとんど乾いていないからもう一度別の乾燥機へin する。なんとも徒労な時間。
 昨日はこのコインランドリーでちょっとしたトラブルがあった。乾燥機に入れ、カードにチャージしている間に、後ろに置いた洗濯カゴがなくなっていた。誰かが間違えて持っていってしまったらしい。風呂から上がったら、靴がなくなっていたような状況。うちから別の洗濯物入れを取って戻る。もしかしたらこの間にカゴが戻っていやしないかという淡い期待もむなしく、台の上にはやはり持ち主の決まったカゴしかない。あれは1000円くらいした。なんだかすごく損した気分。が、それから数時間後、そのコインランドリーの前を通りかかると、台の中央に置かれた水色の洗濯カゴが視界に入った。家に戻りその映像を反芻すると、どうもうちのカゴに見える。すぐさまコインランドリーに確認にいくと、人気のないガランとした中に、ポツンとまるで置き去りにされたように、まぎれもないうちの洗濯カゴがあった。間違えて持って行った人が返しに来たとみえる。こんなこともあるんだ。なんだか少し得したような気分になるから不思議。

後からいいものが来ることもある

2009-08-10 11:54:56 | Badminton
 若葉カップでは、予選リーグの対戦チームと手紙を添えて土産を交換するのが習わしとなっている。野田だったらせんべいとか醤油を用意する。その時の手紙交換が縁で、数年間文通したりすることもある。もっとも昨今ならメールでとなるのでしょうが。
 先日の若葉大会。おみやげをもらった女子チームを見て、「いいな、次の試合はなんかもらえるかな」とイジイジしていた男子選手。試合より、何かもらえることのウエイトが大きいらしい。その対戦相手から、当日用意できなかったのでと「いいもの」が男子選手宛に送られてきましたよ。お楽しみに。

台風接近中

2009-08-10 08:41:10 | Badminton
 昨晩の地震と今朝からの大雨といい、困ったこの自然状況。電車通勤の人はさぞ大変でしょう。
 以前に川間小で夜練習したとき、大雨でも気づかないでいたら、外は大変なことになっているから練習中止にした方がいいと、夫が駆けつけた。連続的に屋根を打つ激しい雨音の騒音に麻痺してしまうと、途中気にならなくなるんですね。もっともそれに負けずと子ども達が大きい声出して練習に熱が入っていたのだけど、それ以来安全を考え、天気予報によっては事前に中止を検討するようになった。無理は禁物。
 大きい声と言えば、練習試合で、試合中の声が「大きくて集中できない」と他チームに言われた選手がいたけれど、これまで大きな声を出すように指導してきているだけに、なんとも苦笑いです。悪気があって出しているわけでなく、声量があるからそれなりの音量になってしまい、またそこに気持ちがドッシリ乗っているから、結構腹に響いたのだと思います。それでどうしたと本人に聞くと、「すみませんと謝り、声を小さくしました。」けなげなんです。負けて報告来たときに、大声に1ポイント、さらに試合中泣かなかったからもう1ポイントと積み重ねたけど、それでも腐らず次も大きな声で頑張っていたから、さらに1ポイント進呈です。



物語はハッピーエンドでないと

2009-08-07 10:53:26 | バネ
 どうしたものか、最近なかなかつながらないこのサイト。原因不明の不具合が発生中とのことで、うちのパソコンの問題ではなさそうなので、少々安堵だけど、接続できないでいる間にも、結構アクセス伸びていたり、コメントも入っているではないですか。皆さんどうやって入った? 
 というわけで、今はたまたま運良くつながったのか、直ったのかわからないけど、とりあえず本日分を大急ぎアップです。
 夏期講習に入れた小学生の読解コース。題材はわかりやすく、小学生ネタを採用。最初に、主人公は自分だと思って読むようにと説明し、深読みに寄り添っていくと、主人公の弱みのシーンでピンチ顔になり、辛いシーンでは、同化しちゃってるから泣き目になっている。そして気持を読み解くうち、チラホラと本音が出始めた。まずは読みの第一段階終了です。同化して、心が動けばOK。さらに自力でシーンを描けるようになれば、もうあとは個読みできるようになるけど、それにはまだまだですね。この夏に、読むおもしろさを発見して欲しい。

地元ぶりたい

2009-08-05 12:21:57 | Badminton
 さむーい若葉が終わった。内容が寒いというのではなく、体育館が寒かった。近畿地方はその時まだ梅雨明けしていなかったということで、朝は肌寒く、メインアリーナの観客席に吹き下ろす冷風は椅子をも冷やし、小学生にすらこう言わせた。「寒い若葉なんて初めてだ!」この子そう何度も若葉出場しているわけじゃないのに、ちょっと聞いたところ玄人ぽいじゃん。試合内容は接戦を制されたという感じかな。プレイ以外の部分で負けたので、負け惜しみじゃないけど「紙一重」でした。結果は予選落ちだけど、それなりに楽しめたのであまり悔しくないのでした。せっかく京都来たのだからなにかプラスαが欲しいなと思い、試合終了後の自由時間の合間に京都散策。バスに飛び乗り適当に歩いていくつか寺巡り。最後に鴨川べりを散策しようと思ったその時夕立が。鴨川コースは来年にもちこしですね。

 
 恒例となった京都駅大階段を登った朝練。
 3年ぶりだったので、一応前日の昼頃下見しておく。階段途中で本読んでいる人が点々といて、蒸し暑い屋上には寄り添うカップルが。名所なのにあまり人が行かない、地元の人の白い空間かもしれない。

 翌日ちょっとハプニングがあり、朝から京都~長岡京~京都~大阪と非常に無駄な動きをして大阪のインハイ会場入り。着くやいなや娘の試合のコールが。なんとジャストタイミングよ。関西弁のヤジというか声援を真似しようと思うけど、その場でメモしなかったから今となっては思い出せない。味方だったら心強い言葉の響き。
 会場からホテルに向かうタクシーで運転手がどさくさの中で発した「ちゃいまんねん」だったか「ちゃいまんがな」だっかた語尾ははっきりしないけど、このフレーズをゲット。やっぱり言うんだ。