バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

孤高であること

2010-03-01 23:37:58 | 感動
 ご多分に漏れず、オリンピック閉会式見ましたよ。競技ほどつぶさに見たのではなく、適当にかいつまんで見た感じ。
 昨晩のインタビューで真央ちゃんは、旗手をを務めるのかと聞かれたら、少しとまどい先輩達に遠慮している風に「みんなで持てたらいいなと思います」と謙虚に答えていた。しかし実際はみんなで持つのではなく、1人だけでの入場となってしまったのです。そして大仕事を終え、後から入場して先に席に着いている選手団の所にウロウロキョロキョロ捜しながら向かうと、なんと真央ちゃんの席が確保されていなかった(様に見えたよね)。その場のみんな、「やべ、真央ちゃんの席とっとくの忘れた」と少しうろたえている風なんだけど、閉会式のお祭り気分の方が強く、そんなバツの悪さも上の空になってしまったみたい(に見えた)。「真央ちゃーん、ここ、ここー」なんて仲間の真ん中に席用意してあるのが普通なんて思うのは一般人の甘さかな。エースの孤独を見た、なんてね。
 もし野田ジュニアでこんなことあったら、「おい、席空けて待ってるのが普通だろ!」なんてHコーチがどなった事でしょう。世界で戦うアスリートはそんなみみっちいことを云々する精神性はどーでもいいことなのかもしれない。肝心の本人も。そんなこと気にしているから、県大会レベルなのかもね。


自己採点は深い

2010-03-01 08:38:34 | Badminton
 先日の野田ジュニア新潟遠征後の選手達のしおりをチェックした。選手のコメントを読むというより,新人Oコーチの指導メッセージのチェックなのです。それはさておき。
 個性的な子ども達の文字もだいぶ読み慣れてきたから名前見なくてもだいたい誰だか分かるし、なにより内容でその子がわかる。文は人なり。相変わらずだなーって子や,立派な心がけだねーッて子達。字の間違いは極力直さないようにしてます。フォームがホームでもそのままスルー。感想記入欄に,自己評価で点数付ける欄があるんだけど、だいたい60点くらいを付けている。なかには30点もいる。感想にしても点数にしても,随分自分に厳しいんだね,子ども達。皆ストイックでネガティブなA型気質になっているよ。これは指導者が作ったチームカラーか?っていうほど反省モード全開。文章でそこまで自分追いつめるなら,日頃の行動もそうであってほしいと思うのだけれど。しかーし、ただ一人自己採点100点がいた。これはすごい。こどもたちに自分に100点付けるってどう思う?って聞くと、「自分にあまいんじゃねぇ?」とか,「超完璧ってこと?」と100点満点付けることに少々否定的でありながら,じわじわそれはすごいことだと肯定する空気がウエイブ。
 毎日の練習を自己採点して,堂々と100点ですっ!て言えるような練習してご覧と言い練習を始める。さて練習後、じゃ今日は何点?と聞くと。100点はいなかった。最低点は9点。「なに、そのビミョーな点はー」って笑われていたけど、この子試合練習後アドバイス聞きに来ても目を合わさずストイックな目をしていた。採点には自己肯定につながる希望あり。