バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

がっけっぷちの勉強

2008-04-09 06:38:51 | バネ
 NHKの「もう一度 学びたい 夜間中学校はいま」を見ながら、思い出してしまった。

 以前バネに生徒のお兄さんが入塾したことがある。
 どうしても夢を叶えるために入りたい学校がある、今度の受験が、年齢的に最後のチャンスだからなんとしても合格したいとのこと。
 中学数学を教えてほしいということで、数ヶ月間バネで勉強した。
 教材はこちらで用意し、必要箇所に説明を加えながら、彼のペースで自学してもらった。 必要があれば中3授業を一緒に聞き、妹と同じ問題解いたりしながら。
 中学生の脇で勉強させてもらってますという、遠慮があったけど、さすが状況が逼迫しているだけにピンポイントで質問してきて、ほぼ1回でマスターしてました。
 それから数ヶ月後、合格!
 
 将来の夢の入り口のために勉強する。しかもこれがラストチャンス。

 見た目はすっかりおっさん。
 こんな生徒、また入ってこないかな。

学食はみんなのオアシス

2008-04-09 06:28:33 | ライフスタイル
 娘の学校の食堂が最近変わったらしい。
 リニューアルしたわけではないのだけど。

 少し前に、「若めのおじさん」が入って、その人が来てから雰囲気や気配りが良くなったのだそうだ。その人は仕事楽しそうなんだって。学食に音楽が流れるようになったり、クリスマスには飾り付けされたり、全体に生き生きしてきたというのです。夫まで、「だろー、弁当の蓋あけた瞬間、いつもと違う、って思ってたんだよ」。盛りつけや味も変化を生んでいるのでしょうか。
 娘の口から、楽しそうに働いているという言葉が出るなんて、この子も随分大人になったなーと思って聞いていると、「今度見に来たら」と夫。すると間髪をいれず「突然学校来ないでよ!」と娘。
 はい、はい、わかりましたよ。今度そーっと見に行きますから。そしてあんたさんのこと見つけたら、「Hello!」って大きい声でやってやるよ。
 以前を知らないから、見に行ったところでbefore after を実感できないけど、活力ある学食とそれをオアシスにしつつある生徒達の雰囲気はそこはかとなく感じ取ることができるかもしれない。文は実感と勢いで書くものだから、体験できたら後日報告しまーす。
 そんなにいいなら、今日から学食弁当でもいいよねと、夫の弁当作りながら言うと、「全然うちのがいいよ」だって。娘のついでで作っているのに? 心入れて作らないと、若めのおじさんに負けちゃうね。その方がイイケド。