脳のミステリー

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ストップ・ザ・エイジング:手っ取り早い「老化現象防止」

2010-11-19 17:12:35 | Weblog
人が「老化」を意識するのは先ず「目」=老眼鏡
次に人々は足腰の衰え、上げたつもりの足がうまく上がっていなくてつまづく
だから「歩け!歩け!」運動が盛んになる
でも ここに落とし穴が・・・
「目は口ほどにものをいう」とか「目と鼻の先」とか「眉をひそめる」とか、高齢・老齢者は「目に入れても痛くない孫」ともいう。
「赤面する」とか、顔の様々な個所を引き合いに出す表現はいっぱいある。
それなのに高齢化してもあまり顔面の事は比較的気にしていないように感じる。
無論、美容関係では「皺」が問題にされるが・・・

ペンフィールド博士の脳との法則をチョッと思い出して欲しい。
脳の運動野の隣に体性感覚野には、頭、腕、手、指、親指、眼、鼻、顔面、口唇、歯、舌の順序で並んでいる。
確かに 自分の痺痛覚から考えると、先ず舌が痺れて歯しかも奥歯が異常感覚を捉え、口唇半分、鼻の辺りまでの右顔面が激しく歪んでくるような気になって、滅多に上がらないけど眼にきた時は最悪状態になる、という訳である。
同時に親指を含む指、それから手、腕、という順番で耐えられない感じが襲ってくるのである。
数秒で頭に駆け上がるのだから堪ったものではない。
地から勢いよく上がってくる足・脚の話は次回にしよう。

「目は口ほどにものいう」から重要視されているのかもしてないが、「口は目にも勝る重要な機能を持っている」と言いたい。
一番、簡単な対処法は「い・う」を正確に何度もはっきり声に出して「言う」事である。
これは洒落でも何でもない。
人の表情は「い」と正確に発音すると口角が上に上がる。
「う」は当然、口が尖がる。
これをはっきり続けると口の中に「唾液」が溜る。
唾液は水、電解質、粘液、多くの種類の酵素からなるのは周知の事である。
正常では一日1~1.5l程度(安静時唾液で700~800ml程度)分泌されるのだが、
成分の99.5%が水分で、無機質と有機質が残りの約半分ずつを占める。
デンプンを麦芽糖へと分解するβ-アミラーゼを含む消化液として知られる他、
口腔粘膜の保護や洗浄、殺菌、抗菌、排泄などの作用を行い、
また緩衝液としてpHが急激に低下しないように働くことで、う蝕の予防も行っている。
緩衝液とは、外から酸や塩基を加えても、水素イオン濃度(pH )をほぼ一定に保つ溶液で、
生体の原形質や血漿などにも、生体内の水素イオン濃度を一定に保つ作用がある。
う蝕とは、口腔内の細菌が糖質から作った酸によって、歯質が脱灰されて起こる、歯の実質欠損のことである。
歯周病と並び、歯科の二大疾患の一つである。
因みに、う蝕された歯は一般的には虫歯と呼ぶ。

また、犬などの汗腺を持たない動物では、汗腺を持つ動物が汗で体温調節を行うのと同様に唾液で体温調節を行っている。

唾液はこのようにとても大切な分泌液であって「い」と「う」を始終口から吐き出す事によって、口内に溜るので、
それをゴクンと飲み込む事によって、高齢者は健康が保てると言っても過言ではない。

60代までの人間の死は癌とか高血圧が俄然多いのだが、70歳を超すと肺炎を起こして命を落とす事が多くなってくる。
唾液が肺に影響して肺炎をストップさせる事は医学的にも証明されている。

皆さん、率先して「い」と「う」を一日に何度も言うようにしましょうよ。
「い」は特に口角をあげるので顔の皺予防にもいい筈です。

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