富田朝彦・元宮内庁長官の昭和天皇”A級戦犯合祀”メモが波紋を
呼んでいる。小泉政権交代を控え、いわば、わが国にとっては政治の
曲がり角。これを狙い撃ちするかのような"昭和史大発見”と僕には映った。
富田朝彦(以下人名敬称略)は東京帝国大学(東大)卒業の内務官僚
出身、戦争中は海軍短期現役(短現)10期出身の主計大尉、警察庁を
を経て宮内庁長官を約10年勤めている。赤軍の”浅間山荘事件”の時
は後藤田長官の下で警備局長であった。
後藤田正晴も東大卒業の内務官僚、戦争中は陸軍の主計大尉であった。
警察庁長官を経て政界へ。同じ内務官僚出身の中曽根康弘が総理大臣
の時官房長官と総務庁長官を務めている。宮内庁は総務庁管轄下である。
中曽根康弘も東大卒業の内務官僚。戦争中は富田朝彦と同じ海軍短現8
期出身の主計少佐であった。海軍短現は当時”秀才”の集まり、戦後は
政財界の指導者を輩出しており、団結力が強い。
天皇陛下の靖国参拝中止、そのあとの中曽根総理自身の参拝中止など
今回の”富田メモ”で僕にはある程度読めててきたが、いま、何故この
時期を狙って新聞一社だけに発表したのだろうかー。だれが新聞社にこの
”メモ”を持ち込んだのだろうかー。
呼んでいる。小泉政権交代を控え、いわば、わが国にとっては政治の
曲がり角。これを狙い撃ちするかのような"昭和史大発見”と僕には映った。
富田朝彦(以下人名敬称略)は東京帝国大学(東大)卒業の内務官僚
出身、戦争中は海軍短期現役(短現)10期出身の主計大尉、警察庁を
を経て宮内庁長官を約10年勤めている。赤軍の”浅間山荘事件”の時
は後藤田長官の下で警備局長であった。
後藤田正晴も東大卒業の内務官僚、戦争中は陸軍の主計大尉であった。
警察庁長官を経て政界へ。同じ内務官僚出身の中曽根康弘が総理大臣
の時官房長官と総務庁長官を務めている。宮内庁は総務庁管轄下である。
中曽根康弘も東大卒業の内務官僚。戦争中は富田朝彦と同じ海軍短現8
期出身の主計少佐であった。海軍短現は当時”秀才”の集まり、戦後は
政財界の指導者を輩出しており、団結力が強い。
天皇陛下の靖国参拝中止、そのあとの中曽根総理自身の参拝中止など
今回の”富田メモ”で僕にはある程度読めててきたが、いま、何故この
時期を狙って新聞一社だけに発表したのだろうかー。だれが新聞社にこの
”メモ”を持ち込んだのだろうかー。